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【743】100516 そして何も聞こえなくなった邸(最終話)SACDでサラウンドを堪能・・・(^^; 

さて、丸棒調音材「森ポール」と音響パネル「凛」で、シンフォニーホールの豊かな響をイメージしてルームチューニングされた成果を体験させていただくオフ会(奈良会議)・・・

その心地良い音響に浸り、様々なソースを次々と聞かせていただいているわけですが・・・

今度は、Minerva2000さんの持参ディスクから、ポピュラーをと言うことで、かかったのが・・・

セリーヌ・ディオンのSACD盤(ハイブリッドじゃないそうです)で、ア・ニュー・デイ・ハズ・カムから1曲目のアイム・アライヴ・・・

リクエストにより、大き目の音量で・・・セリーヌディオンらしい、微粒子感たっぷりの高域への伸びに、メリハリの効いたパーカッション・・・

さすがに、こういうポピュラーを大きな音量で聞くと、少し蝉が鳴く(^^;・・・

中高音のボーカルのサ行に反応するのかな?・・・PAA3での音圧は100.9dB・・・

以前に比べると、低音が出ていないとのコメントに、オフ会冒頭に、σ(^^)私の好みで、SWを絞っていただいていた分を、元に戻して・・・2曲目、ライト・イン・フロント・オブ・ユー・・・

1曲目の時より、低域が膨らんだ感じが・・・

σ(^^)私の座っていたのが、左のSWから1mくらいのところだと言うのもあるようだが、PAA3の特性を見ると・・・音圧は、94.4dBで、40~80Hzは比較的高く、100Hz辺りが少し落ち込む傾向が・・・

っと、お次は、滋賀県ローカルなバンド?(関西中心に活躍の様子)のアルバム・・・

【ピンボケだ~K.K.B. (Kohsaka Katsumi Band)】
743-01滋賀ローカルのバンド.jpg

K.K.B. (Kohsaka Katsumi Band) 高阪勝己バンドから、1曲目、空と海がとけあう場所・・・

透明でクリアなボーカルが心地いい・・・

っと、ソファーの後ろの引き戸を開けるとどうなるかの実験・・・引き戸を開けると・・・

2曲目、ベースとドラムが抜ける感じが・・・素朴でふと聞き入ってしまう歌詞がいいですね・・・

で、引き戸を閉めると・・・

低域の弾力感と量感が増す・・・が、やはり少しダブつく印象が・・・

PAA3の結果を目見当でみると・・・SWを上げると、40Hz~80Hz位が上がる・・・更に、引き戸を閉めると、80Hzが更に持ち上がる・・・引き戸を開けると下がって、抜ける感じになる・・・ちなみに音圧は、92.7dB・・・

っと、ここで休憩タイム・・・

ペンタトーンのマルチチャンネルの調整ディスクを使って、サラウンドSPの位相チェックを試してみる・・・

フロントのL/Rとセンターでは、それぞれ、正相で、SP間の中央に定位するが・・・L/RとSRのL/Rの間では、正相でも逆相でも微妙に真ん中に定位せず、広がったままに・・・

どうやら、ネットワークの特性の違いによるものと思われ・・・皆さんが比較的自然に感じるとのことで、元の正相のままに落ち着いた・・・

時間があれば、SRのエラックは、バイワイヤ可能な端子構成だったので、ウーファーとツイーターを逆相にして試してみれば、また違った結果が得られたかも・・・なんて思っちゃいました・・・

ここで、調音材の効果について、以前は、広がりはあったが、茫洋に広がる感じだったのが、以前よりセンター方向のステージがクリアになって奥行き感も出て良くなったとのコメントが・・・

さて、休憩も終わって再開・・・

プロプリウスのSACDで、ペルゴレシ/A.スカルラッティで、スターバト・マーテルを・・・

【ペルゴレシ/A.スカルラッティ】
743-02ペルゴレシ/A.スカルラッティ.jpg

弦の音色が艶やかに・・・教会録音のたなびくような残響に体ごと包まれるようで・・・いいですね!

さすがに、ルームチューンの効果も相まって、非常に浸れる残響感・・・

以前より響が明瞭で、細かな音が非常によく聞こえる感じがするとのコメントが・・・

っと、今度は、σ(^^)私の大感激したビーバーのミステリーソナタをSACDの2チャンネルで・・・

これは、たたきつけるような演奏で、美音と言うのではないとのこと・・・で、再生・・・

なるほど、かなりONな感じの録音ですね・・・σ(^^)私の好きな演奏とは、逆の方向の印象・・・

人によっては、きつ過ぎて前の音響の時の方が好みの人もいるでしょうねとコメントが・・・

さて、お次は・・・ペンタトーンのSACD、サ・チェンで、ショパンのピアノコンチェルト・・・

ピアノはいいが、ショパンのオーケストレーションは、もっさりしていると・・・(^^;

スケールはあるけど・・・長~いオケの演奏の後、ようやくピアノが!・・・凄くクリアでダイナミックなサウンド・・・ピアノがクッキリ引き立つ・・・いいですね~!

非常にいいですね!・・・細かな音が綺麗に聞こえますね・・・とのコメントが・・・

っと、続けてピアノ・・・ペンタトーンで、児玉マリのピアノ協奏曲・・・3とラック目・・・

実際のコンサートホールさながらの綺麗な響だが・・・σ(^^)私にとっては、少し響が多いと思う部分があるかなあ・・・どうも音響パネルの存在を意識してしまう?・・・(^^;

オフ会の最初に聞いた真空管マイクで録ったのでは?っというピアノのCD・・・

【ピアノのいい響き】741-01
741-01ピアノのマルチのいい録音ですよと.jpg

ピアノの響が非常に心地良く・・・芳醇な余韻と言う感じが・・・部屋の響きが豊かなところで取ったのか、マイクアンプなのか?・・・

っと、ここで、しばし真空管アンプとゴトーユニットのお話が・・・

で、お次は、TACETのSACDで、リアルサラウンドサウンド4ch・・・バッハ・・・

【リアルサラウンドサウンド4ch】
743-03バッハを4chで.jpg

中高域が華やか・・・チェンバロが後ろで聞こえる?・・・っと、はっきり後ろから楽器が聞こえる曲を・・・楽器が周囲をグルッと囲むような鳴り方・・・珍しいし、面白いけど・・・(^^;

高さ方向が、以前より良く分かるようになったとのコメントが・・・

で、最後に・・・前回素晴らしいサウンドだったブルックナーの8番を・・・

【シモーネヤング指揮のブルックナーの第8番】
743-04シモーネヤング.jpg

女声指揮者のシモーネヤングで、ブルックナーの第8番・・・

金管が雄大で、凄い張り出し・・・低域も深くから盛り上がる・・・

以前は、茫洋と広がっていたイメージがあったが、非常に明瞭になたとのコメントが・・・

っと、いう訳で、丸棒調音材「森ポール」と音響パネル「凛」で、コンサートホールをイメージしたルームチューニングをされた成果を、たっぷりと楽しませていただきました・・・

丸棒調音材を多用すると、拡散によって音は広がるが、ボケるんじゃないか?ってイメージを持たれがちですが、実際の効果は全く逆で、1次反射が少しレベルが下がるからか、音楽の主題がはっきりクリアになりつつ、綺麗な響きが伸びるため、クリアさと広がりがどちらも手に入る・・・

そんな印象をより強く感じ、σ(^^)私の暴走も、間違ってはいなかったことを確認できました・・・

ちなみに、そして何も聞こえなくなったさんは、この音響を、更にリビングでの見栄えも満たした上でどう実現するかにチャレンジされ、新たな成果を得られているようですね・・・
(詳細は、氏のHP >> こちら 価格.comの掲示板 >> こちら でね!(^^;)

っということで、そして何も聞こえなくなったさん、とっても楽しくあっという間の時間でしたが、非常に貴重な体験をさせていただいて、たくさんの収穫をさせていただきました!・・・\(^^)/

本当に、どうもありがとうございました・・・また、好き放題書いちゃいましてすみません(^^;

今後も、よろしくお願いいたします・・・m(_ _)m

それでは、また(^^)/~

コメント

My.T2さん、音響的にはまだまだ物足りない装置・部屋ですが、お付き合いいただき有難うございました。またいつものとおり、丁寧な紹介文章も感謝です。

さて音響製品は、最後にはお部屋のインテリアとの調和、という宿命的な問題があります。

音響製品を置くことのプラスと、部屋との不調和と言う、相反する要素を天秤にかけないといけないのですが、このためには各音響製品を置いた効果を正確に把握しないといけないので大変です。私の場合は、やっぱりFAPSの「凛」効果が大きいようで、あと「森ポール」群のうち役立っているものとそうでないものを仕分けしないといけませんが、時間をかけてやっていきます。

また、よろしくお願いします。

そして何も聞こえなくなったさん、今回は、貴重な成果の体験をさせていただいて、大変ありがとうございましたm(_ _)m

新たな方法を模索しつつ、着々とインテリア融合策を進めていらっしゃるようで、素晴らしいですね!
σ(^^)私の方は、一旦、目指すサウンドの方向を、今までと違った方向に向けてみようとしておりますが、幸いにも、森の住人もどきは、この方向で効果を発揮しております。

この後、そんなに間をあけず、トランス編に入りますが、また、よろしくお願いします。

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