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【733】100509 SI邸訪問(5)感激!マエストロショウ!・・・(^^;
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さて、KEFのSPのユニークな構造に、リニアフェーズ初期の様々なチャレンジを感じた訳ですが・・・SIさんいわく・・・設計者の意図通り、このSPの上部の首フリ機構も使って、ウーファーユニットの箱は正面に向けて、上部のユニットを内振りにしたりしてセッティングしたこともあったけど・・・
普通のSPのように、下の箱と上部のユニットを同じ方向に向けたまま、SP全体を内振りにすると、音像の実体感が全然違うことが分かったので、設計者の意図とは関係なく、上部の首フリ機構は使わずに、SP本体ごと内振りにセッティングしているとのこと・・・
【KEFmodel-107/2】729-03
なるほどねえ・・・スコーカーの箱の形状からすると、ウーファーボックスの向きによって、スコーカーからの音の回り込みが大きく変わるということなんでしょうねえ・・・
そうそう、このウーファーユニットのエッジをウレタンの劣化のため、セーム革エッジに交換されたそうですが・・・特殊な構造ゆえ、ユニットの取り外しには、大変な手間がかかったのだとか・・・
何でも、箱の上下から大量のドーナツ状のウレタンのような吸音材を順次取り出して、その奥に埋もれるユニットを取り外されたようで、二度とやりたく無いと仰ってました・・・(^^;
初期はラックスが輸入して、その後、ホンの少しテクニカルブレーンが取り扱ってたそうで、お使いの機体は、最後期のころ20年以上前のSPだそうです・・・
それじゃあ、次をかけましょうかと・・・σ(^^)私の持参した中島美嘉のアルバム、朧月夜~祈りの4曲目・・・雪の華のサイレントバージョン・・・そう、昨年の四国行脚で聞かせていただいて、気に入って手に入れたものです・・・
おお!・・・ハイエンドプリならでは?な感じにSNが高く、ピアノの粒立ちやバイオリンの音色が非常に綺麗・・・ボーカルのサ行もいやな音がせず、暖かい感じ・・・超微粒子が綺麗に広がる感じに再現されるのはやはりPCトラポならでは?・・・非常に心地いいオーディオ的に気持ちよい系の少し明るく元気な印象かな?・・・
っと、SIさんから、この曲をどういうイメージで聞きたいの?って訊ねられ・・・こえが裏返るところで、ゾクゾク来たいんです(^^;・・・って、何気に答えたら・・・
なるほど、ちょっと音量が大きかったでしょう?・・・このシステムは、ボリュームで表情がかなり変わるんですよ・・・それに、今日のシステムは、トラブル対応で大急ぎで調整したんで、あるところから音量を上げると、誤魔化しが聞かなくなるんですよと・・・
で、ホンの1~2目盛りボリュームを下げてかけると、丁度いけるんじゃないかな?・・・
あと、これ聞いて思ったんだけど、後で、試しに、マッキントッシュをバッファーにしてやってみたいと思ったんだけど・・・後でやって見ますね・・・
っと、まずは、ちょっとボリュームを下げて再生・・・
うわ~!! 何ですか?この変わりようは!(@@ 曲調が変わった位、違う曲になった!
この位で聞くと、Mt.T2さんごのみじゃないですか?・・・
いきなりバイオリンの音色が、せつなさを帯びた・・・ボーカルにはかなさと危うさが出て来た!
シュワシュワ全開!ゾクゾク!!・・・来ました~!ファルセットに変わるところのゾクゾクが!!
チェロとカウンターポイントのボリューム位置を、片方を上げて一方を下げる・・・と言うように2台のゲインの配分を変える事で、曲の表情、音色がジワッと変わる・・・
こっちのプリが、少し細く、フワッとしてて・・・こっちは少し肉感的なんですね・・・こっちだけだと音が寂しいし、反対にこちら単体だと、フワッとした感じが足りないので、バッファーに入れて、ボリューム・・・要するにゲインの位置で音のミクスチャーが少し違うので、自分の好きな曲を、細かく調整する必要があれば、両方のボリュームをちょいちょいと弄って、一番、フワッとした感じや、ため息感がよく出るところの音圧と並べるんです・・・
音圧上げると、部屋が響き始めて、その音が乗るので、もっとルームアコースティックをちゃんとしないといけない・・・この合成樹脂の壁紙の音は良くないんで布と合わせて貼ってあるんですけど、駄目なんで・・・京都の部屋は、石膏ボードの表面を削って直接ペイントしてもらったと・・・へ~(^^;
で、この部屋は、丁度いい音圧で、調整すると、丁度自分の聞きたい声の響や、ハスキーさが残るトーンになるんですよと・・・
と、この2台の組み合わせをやったんですけど・・・今回、マッキントッシュも(京都から)持ってきたので、ひょっとしたら、こっちの方が合うんじゃないかな?と思ったんで・・・始めてやるんで、辺りか外れか分かりませんけど、1回やってみますね・・・中島美嘉のファルセットに変わるところがどう変わるか・・・と仰りながら、DACからの入力をマッキンを経由してチェロに・・・
【バッファーをカウンターポイントからマッキンに変更】
で、もう一度、中島美嘉の雪の華を再生・・・
どっひぇ~!・・・艶っぽく、潤いが加わった!・・・最初のバイオリンの音色・・・弦が濡れたようになったとの声が上がった・・・ボーカルの粒子感と言ってた部分が、声のかすれに聞こえる!・・・
断然こちがいいですね!・・・いいですねえ、これはいいはと皆さん賛同の声!(^^;
うわ~・・・もう、ゾワゾワ、ゾクゾクの連続!!!
いや~!凄い!参りましたm(_ _)m・・・こんなにこれだ!って音をその場で次々出してもらえるとは!
アンプによっては、ゲインの位置で、音が変わるんで、それを組み合わせて、自分のいい音にする・・・まあ、ボリュームを通すし、色んな回路が入りますからインピーダンスの整合性なんかの問題もあるけれど、両方のアンプの個性を組み合わせられるので・・・チェロは独特の感じがあって、音場はカウンターポイントと組み合わせるとグッとでるし・・・マッキンとだと、ボーカルはよくなるけど、バックは少し団子みたいになるところはあるんですけどね・・・チェロは気に入ってますと・・・
こっちは、細くてホワッと繊細な感じがでて、こっちはハスキーな感じ・・・でも、ただハスキーだと可憐じゃなくなるんで、こっちはカレンな音がするんで、可憐に、年増を足したと・・・(爆
定価があるところを超えるプリには独自の世界があるから・・・ひょっとしたら、これが1番というのがあるのかもしれないけど、パワーは多少ごまかせても、プリは今みたいに随分違うんで、手放さずに、台数増えてもかまわない・・・そんな気分で・・・
なんて仰ってましたので、贅沢な遊び方ですねえなんて言ったところ・・・
でも、ショップの繋がりとかで、以前に出物を入手されているので、かなり安く買ってるんですよと・・・値段を聞いてビックリ・・・そんなに安い時があったんだ・・・っと、再びビックリ(@@
いやいや、凄い、マエストロショウを体験させていただきました・・・
っと、今日は、ここで時間切れ・・・さて、この後どうなるのかな?
と言うことで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ(^^)/
普通のSPのように、下の箱と上部のユニットを同じ方向に向けたまま、SP全体を内振りにすると、音像の実体感が全然違うことが分かったので、設計者の意図とは関係なく、上部の首フリ機構は使わずに、SP本体ごと内振りにセッティングしているとのこと・・・
【KEFmodel-107/2】729-03

なるほどねえ・・・スコーカーの箱の形状からすると、ウーファーボックスの向きによって、スコーカーからの音の回り込みが大きく変わるということなんでしょうねえ・・・
そうそう、このウーファーユニットのエッジをウレタンの劣化のため、セーム革エッジに交換されたそうですが・・・特殊な構造ゆえ、ユニットの取り外しには、大変な手間がかかったのだとか・・・
何でも、箱の上下から大量のドーナツ状のウレタンのような吸音材を順次取り出して、その奥に埋もれるユニットを取り外されたようで、二度とやりたく無いと仰ってました・・・(^^;
初期はラックスが輸入して、その後、ホンの少しテクニカルブレーンが取り扱ってたそうで、お使いの機体は、最後期のころ20年以上前のSPだそうです・・・
それじゃあ、次をかけましょうかと・・・σ(^^)私の持参した中島美嘉のアルバム、朧月夜~祈りの4曲目・・・雪の華のサイレントバージョン・・・そう、昨年の四国行脚で聞かせていただいて、気に入って手に入れたものです・・・
おお!・・・ハイエンドプリならでは?な感じにSNが高く、ピアノの粒立ちやバイオリンの音色が非常に綺麗・・・ボーカルのサ行もいやな音がせず、暖かい感じ・・・超微粒子が綺麗に広がる感じに再現されるのはやはりPCトラポならでは?・・・非常に心地いいオーディオ的に気持ちよい系の少し明るく元気な印象かな?・・・
っと、SIさんから、この曲をどういうイメージで聞きたいの?って訊ねられ・・・こえが裏返るところで、ゾクゾク来たいんです(^^;・・・って、何気に答えたら・・・
なるほど、ちょっと音量が大きかったでしょう?・・・このシステムは、ボリュームで表情がかなり変わるんですよ・・・それに、今日のシステムは、トラブル対応で大急ぎで調整したんで、あるところから音量を上げると、誤魔化しが聞かなくなるんですよと・・・
で、ホンの1~2目盛りボリュームを下げてかけると、丁度いけるんじゃないかな?・・・
あと、これ聞いて思ったんだけど、後で、試しに、マッキントッシュをバッファーにしてやってみたいと思ったんだけど・・・後でやって見ますね・・・
っと、まずは、ちょっとボリュームを下げて再生・・・
うわ~!! 何ですか?この変わりようは!(@@ 曲調が変わった位、違う曲になった!
この位で聞くと、Mt.T2さんごのみじゃないですか?・・・
いきなりバイオリンの音色が、せつなさを帯びた・・・ボーカルにはかなさと危うさが出て来た!
シュワシュワ全開!ゾクゾク!!・・・来ました~!ファルセットに変わるところのゾクゾクが!!
チェロとカウンターポイントのボリューム位置を、片方を上げて一方を下げる・・・と言うように2台のゲインの配分を変える事で、曲の表情、音色がジワッと変わる・・・
こっちのプリが、少し細く、フワッとしてて・・・こっちは少し肉感的なんですね・・・こっちだけだと音が寂しいし、反対にこちら単体だと、フワッとした感じが足りないので、バッファーに入れて、ボリューム・・・要するにゲインの位置で音のミクスチャーが少し違うので、自分の好きな曲を、細かく調整する必要があれば、両方のボリュームをちょいちょいと弄って、一番、フワッとした感じや、ため息感がよく出るところの音圧と並べるんです・・・
音圧上げると、部屋が響き始めて、その音が乗るので、もっとルームアコースティックをちゃんとしないといけない・・・この合成樹脂の壁紙の音は良くないんで布と合わせて貼ってあるんですけど、駄目なんで・・・京都の部屋は、石膏ボードの表面を削って直接ペイントしてもらったと・・・へ~(^^;
で、この部屋は、丁度いい音圧で、調整すると、丁度自分の聞きたい声の響や、ハスキーさが残るトーンになるんですよと・・・
と、この2台の組み合わせをやったんですけど・・・今回、マッキントッシュも(京都から)持ってきたので、ひょっとしたら、こっちの方が合うんじゃないかな?と思ったんで・・・始めてやるんで、辺りか外れか分かりませんけど、1回やってみますね・・・中島美嘉のファルセットに変わるところがどう変わるか・・・と仰りながら、DACからの入力をマッキンを経由してチェロに・・・
【バッファーをカウンターポイントからマッキンに変更】

で、もう一度、中島美嘉の雪の華を再生・・・
どっひぇ~!・・・艶っぽく、潤いが加わった!・・・最初のバイオリンの音色・・・弦が濡れたようになったとの声が上がった・・・ボーカルの粒子感と言ってた部分が、声のかすれに聞こえる!・・・
断然こちがいいですね!・・・いいですねえ、これはいいはと皆さん賛同の声!(^^;
うわ~・・・もう、ゾワゾワ、ゾクゾクの連続!!!
いや~!凄い!参りましたm(_ _)m・・・こんなにこれだ!って音をその場で次々出してもらえるとは!
アンプによっては、ゲインの位置で、音が変わるんで、それを組み合わせて、自分のいい音にする・・・まあ、ボリュームを通すし、色んな回路が入りますからインピーダンスの整合性なんかの問題もあるけれど、両方のアンプの個性を組み合わせられるので・・・チェロは独特の感じがあって、音場はカウンターポイントと組み合わせるとグッとでるし・・・マッキンとだと、ボーカルはよくなるけど、バックは少し団子みたいになるところはあるんですけどね・・・チェロは気に入ってますと・・・
こっちは、細くてホワッと繊細な感じがでて、こっちはハスキーな感じ・・・でも、ただハスキーだと可憐じゃなくなるんで、こっちはカレンな音がするんで、可憐に、年増を足したと・・・(爆
定価があるところを超えるプリには独自の世界があるから・・・ひょっとしたら、これが1番というのがあるのかもしれないけど、パワーは多少ごまかせても、プリは今みたいに随分違うんで、手放さずに、台数増えてもかまわない・・・そんな気分で・・・
なんて仰ってましたので、贅沢な遊び方ですねえなんて言ったところ・・・
でも、ショップの繋がりとかで、以前に出物を入手されているので、かなり安く買ってるんですよと・・・値段を聞いてビックリ・・・そんなに安い時があったんだ・・・っと、再びビックリ(@@
いやいや、凄い、マエストロショウを体験させていただきました・・・
っと、今日は、ここで時間切れ・・・さて、この後どうなるのかな?
と言うことで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ(^^)/
- [2010/07/31 08:30]
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