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【521】090921 関西四国行脚(36)WH邸-チューニングのさじ加減(^^; 

20年近く前、始めてオーディオに触れた頃、よく聞いていたチャックマンジョーネのフリューゲルホーンの音色に、懐かしい、当時の音を思い出しましたが・・・

ふと、あの音は、二度と再現できないでしょうし、超えることもないだろうなと感じてしまいました・・・(^^;

ところが、昔を思い出させてくれたこの曲も、このシステムで聞かせていただくと、全く新しい曲のように感じられ、次元の違う世界のような印象も持ちました・・・

何とも、不思議な体験・・・(^^;

さて、チャックマンジョーネを、次に伺う予定のひでさんち・・・アルテックA5のGe3チューンドサウンド・・・で、聞いたらまた違った良い感じになるんじゃないかなあ・・・なんて、話してたら・・・

ヒジヤンがWHさんに中の感想を話し・・・やはり、人によって求めるところが違うという話に・・・ちょっとややこしそうな話だったので、σ(^^)私の印象を少し・・・

音像、定位の話題・・・録音によるところ・・・なんて話から、ワンポイントだとどう聞こえるかを聞けば、実際のところが分かるということになり・・・TJCの923ビッグバンドのCDを、WHさんがかけようとしてくれたんですが・・・盤面が緑の特殊なCDなので、P-0sが読み込まない・・・

ん~ん、残念!・・・これを確認すれば、σ(^^)私の知りたかったことが、分かるかも知れない・・・って思ってたんですが・・・

で、丁度、話題が近かったんで、直接聞いてしまいました・・・(^^;

何をお聞きしたかと言うと・・・解像度、情報量、定位などのレベルがσ(^^)私には、新次元と感じるほど高さなのに・・・何故か、音像が、うっすらとピントをソフトフォーカス方向に柔らかく持って行ったように感じたんです・・・(^^;

このWHさんちのお話の3話目?・・・今井美樹のアイ・ラブ・ピアノを聞かせていただいたとき・・・

【516】090921 関西四国行脚(31)WH邸-オーバーフロー!(^^;

時折、今井美紀の口が見えるほどに、フッとピントが合うときがあったんです・・・

どうも他の要素のレベルがあまりに高いので、ジャスピンからわざと柔らか方向にずらしてるのかな~?ッて感じたんで・・・録音の粗を隠す方向に、チューニングされてるか?ってのを聞いてみました・・・(^^;

すると、やはり、チューニングを進めてクオリティーを上げていくと、粗がめちゃくちゃ出て、聞けるCDが少なくなってしまうとのことで、少しごまかしを入れていらっしゃるとのこと・・・実際には、まだまだ解像度が上げられるけど、そこまでやると、いろんなCDが聞けなくなっちゃうので、そこでバランスを取っていらっしゃるとのこと・・・

なるほどねえ・・・一度、カリカリチューンの状態で、ワンポイントなんかの上手く録ったソースを聞いてみたいですねえ・・・(^^;

さて置き、残念ながら、ワンポイント録音のビッグ・バンド・ジャズは、聞けないことが分かったので・・・

ヒジヤンが、持参のCDを聞かせてほしいというリクエストが、前倒しになり・・・かかったのは・・・ラトル指揮、ベルリンフィルハーモニー管弦楽団で、ベルリオーズの幻想交響曲、第5楽章・・・

この楽章は、魔女の宴とのことだが・・・って、ついつい音に意識が・・・楽器がそれぞれの位置でそれぞればらけて聞こえ、凄い情報量だということを改めて感じた・・・が、一方で、クラシック、特にフルオケには、低域の締りが良過ぎるような気も・・・(^^;

ステージが容易くイメージ出来て、部屋の響きが、上手くサポートしていて空間の広がりも心地良い・・・
ただ、魔女の宴を連想する、深々と、地下にとぐろを巻いて、一気に湧き上がってくるような、おどろおどろしい低域とは、方向が違う低域のような感じ・・・(^^;

で、長いからと、ヒジヤンが途中で止めてもらった・・・で、ヒジヤンがCDをしまい始めたとき・・・WHさんが・・・こう言うのも良いですねと・・・あっ、これ買いましたよ、でも、まだ封もあけてないと・・・

なるほど・・・普段聞かれないから、音作りの対象に入ってないんだ・・・

っと、モモンガさん第4楽章の断頭台への行進をリクエスト・・・

やはり、凄い情報量で、緻密に丹精にステージと空間を描いてる感じ・・・うわあ!凄いなあ・・・っていう感じ・・・イメージは、部屋の響きが非常に上手くつくんで、本当にホールで聞いているイメージを連想できる気がする・・・まるで、その演奏シーンの映像を意識して、音作りしているような印象・・・

WHさんも、良いですねえ、こういうの・・・モモンガさんも・・・迫力あって良いですね、クラシック聞かない人でも、これは良いんじゃないかと・・・

じゃあ!・・・そろそろロドガブ行きますか!っと、WHさん・・・

ライブ盤は後からという事で、まず、鰐の目玉盤をヒジヤンが王様席で・・・

JEFFのボリューム値を示すLEDの数字が上がる・・・天国へ行ってくださいと(^^;・・・もちろん、かかったのは、6曲目の天国への階段・・・WHさんも、これ買ったときは、毎日これ聞いてましたと・・・(^^;

分かります!(^^;・・・σ(^^)私も、ペッテリサリオラの後にオフ会でこのCDを聞かせていただいて・・・もう1年くらいですね・・・超ヘビーローテーションです!(^^;

・・・それにしても、このギターの音!めっちゃ快感!!・・・指のスライドしたときの弦のキュワッ!って言うの、弦を弾いた時の響き・・・良いですねえ!・・・
ノイズを全く感じず・・・クリアの弦な音、伸び!細かな擦れ音・・・もう、微細漏らさず克明に出し切ってる感じ!・・・(^^;

続いて、同じく1曲目タマクンと2曲目ディアブロ・ロホ・・・

ほっほ~!・・・マルチマイクでの接ぎ合わせや、ボディの音のエフェクトを全く気にする暇を与えない・・・それぞれの音のパート・・・ロドリゲスがメロディーを弾く弦の演奏音、キュワッ、キャッ、爪弾いた瞬間のトッも後に続くトゥンも・・・毛羽立つほどの微細な音までさらけ出してる感じ・・・ガブリエラの伴奏とギターのボディパーカッション!!・・・1曲目最後の弦の余韻が空間に消え行く「音」!・・・もう、背中がゾワゾワです!・・・

2曲目・・・ギターのボディパーカッションが先程とは打って変わって低く太く・・・少し柔らかめのメロディーが始まり・・・カーン!ボディを弾いた音の抜けが、なんとスコーンと抜けるのか!・・・哀愁たっぷりの旋律に移り・・・聞き馴染んだと思っていたこの曲が、違う曲に聞こえるほどの音のクリアさ!・・・ガブリエラのギターのボディパーカッションとロドリゲスの甘く切ないメロディーラインが、絶妙に絡み、次第にクライマックスへと盛り上げていく・・・いつもこれで終わりか?と思わせる無音の間に、最後の決め!・・・

いやあ~~~快感!!   ・・・っと、興奮のまま、今日はここまで(^^;

という事で、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/

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