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【490】090919 関西四国行脚(5)Songbird邸-脅威のケーブル実験1! 

さて、昨日は、見た目だけのケーブルセッティングをご紹介しましたが・・・実際の音はどうなのか?(^^;

一昨日のお話で、分かり難い書き方しか出来ませんでしたが・・・

その印象は、非常に特徴的で・・・驚くほどの透明感・・・S/Nの高さ・・・中高域~特に高域方向への抜けの良さ・・・ご本人も仰っていた、まるで3階まで吹き抜けるような音場空間の広がり・・・解像度の高さ・・・情報量の多さには・・・全く参りました状態で・・・

現に、σ(^^)私は、その情報量の多さと言うのか解像度と言うのか・・・微細なレベルにまでピントが合って、まるで音の粒子に包まれる・・・覆い被さって来る音に、感覚的な整理がつかずに、オーバーフロー状態になってしまったくらいです・・・(^^;

そんな再生音が、如何にシビアに構築されているか・・・

最初に、黒檀チップをケーブルインシュレーターとケーブルの間に、左右1枚ずつ挟む実験をご紹介しましたが・・・

試聴曲のボーカルの中域の下辺りが、グッと厚みを増す・・・一方で、この日のSongbird邸の音の特徴であるまるで、3階吹き抜けの中高域が、ストンと天井の少し下までで、抜け切らなくなる・・・

本当に、驚くほどに音が変わりました・・・(^^;

この音の成り立ちは・・・最新の技術によって作られたケーブルによって、これまで遮られていた信号を、マスクされること無く送り出す・・・これによって現れてくるノイズや歪などの粗を、もぐらたたきのごとく、その原因を突き止め、つぶしていく・・・電源系由来のものなど、分電盤の裏の配線の取り回しが原因だった・・・・というような、気の遠くなるような調整を繰り返してその音の環境を作り出されているとのこと・・・

このような、ケーブルそのものの性能と、その性能ゆえに露になる問題をマスクすることなく原因(ノイズ源)そのものをつぶすことで、驚くほどのS/Nのダイナミックレンジ?を得られているわけですが・・・

その過程で必要になったのが、ケーブルの振動処理・・・

特に顕著だったのが、ビオラのプリアンプ~パスのパワーアンプへのラインケーブル・・・

その音を纏め上げるための試行錯誤は凄まじく・・・

【ケーブルセッティング】
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昨日もご紹介した自作のケーブルインシュレーター・・・

画像奥の方は、アルミの丸棒で支えられ・・・以降、手前はアルミブロックの上に同じく三角のアルミブロックを乗せ、その「辺」で、ケーブルを支えると言う構造になっているが・・・これが、実は壮絶な格闘の末に行き着いたものだそうだ・・・

上下のアルミブロックにしても、その接触面は、ご自身が、コンマ数ミリの単位で削って(磨いてか?)調整されていたり・・・

三角のブロックのケーブルとの接点も当初は当たり具合でノイズが乗るため、その「辺」の部分に防振塗装をした所・・・何と!その塗料のビィニャビィニャした音が付いてしまったそうだ・・・

っと言う事で、その凄まじくシビアなセッティングのデモ?(^^;・・・

ケーブルへの振動が、どれほど音に影響を与えているかの実験を・・・

試聴曲は、女性ボーカルで「キリング・ミー・ソフトリー・ウイズ・ヒズ・ソング」・・・これを、ノーマルを聞いてから・・・

【ティッシュを挟む・その1】
http://blog-imgs-32.fc2.com/m/t/t/mtt2/20091129075552187.jpg','','resizable=no,location=no,menubar=no,scrollbars=no,status=no,toolbar=no,fullscreen=no,dependent=no,width=800,height=600'))">490-02ティッシュを挟む.jpg

まずは、ご覧のように、ティッシュを丸めてケーブルと三角ブロックの間に挟んで・・・再生

ぐごお~!(^^;

急に、音が宙に浮いたように軽く・・・ヘロヘロな音になっちゃった!

これが分かるんなら・・・それじゃあ、今度はと・・・

更に、究極の実験!!

【ティッシュを挟む・その2】
http://blog-imgs-32.fc2.com/m/t/t/mtt2/20091129075618769.jpg','','resizable=no,location=no,menubar=no,scrollbars=no,status=no,toolbar=no,fullscreen=no,dependent=no,width=800,height=600'))">490-03ケーブルインシュにティッシュ1枚.jpg

ご覧のように、ケーブルインシュの上下のブロックの間にティッシュを1枚挟んでの試聴・・・

ええええええ!?

音の輪郭が一気に滲んで、角も丸くなったと言うか・・・

ピントがボケた感じ・・・ベールを1枚被ったような音に・・・!!

なんとも壮絶な世界です・・・!!

何と!・・・このケーブルインシュレータで、今の音をコントロールされるようになるまでに、1年以上の悪戦苦闘をされたのだとか・・・その成果は、特許の申請までされているとか・・・(^^;

ここまでの、実演を体験すると・・・

ケーブは、正にコンデンサーマイクロフォンのようなもの・・・

振動処理が如何に重要か!っという、Songbirdさんのお話が・・・

なるほど!!・・・と

理屈と実体験がリンクして、頭が無理なく理解してくれました(^^;

で、実験は、これだけでは終わりません・・・明日はもう1つの・・・

という事で、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/

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