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【4791】221030 TIAS遠征3日目(4)OULNOTEで山之内さんのデモ(後編)・・・(^^; 

さて、TIASの3日目・・・試聴位置や再生音源による聞こえの違いを確認するため・・・しつこくSOULNOTEのブースで、朝から加藤さんのデモを聞いた後・・・つづいて評論家の山之内さんのデモも試聴することに・・・

で、ご自身がコントラバス演奏もされるからか?・・・SOULNOTE製品にサウンドの特徴に合わせて・・・再生曲のレーベルや奏者のこぼれ話、聞きどころなどを交えた興味深いコメントがあって・・・ついついおさらいが長くなっちゃって・・・(大滝汗

と言うことで、週末を跨いじゃいましたが、デモの後半へ・・・

ここで、おつぎはレコードをと・・・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団で、ラヴェル 優雅で感傷的なワルツを・・・1960年ごろの録音ですが・・・この後、マルチマイクになって、逆に少しその空間感は下がってしまうんですが・・・当時のデッカの録音は、現代でも通用する世界観を持っていて、非常に空間を感じられます・・・ステージの奥行きだったり、ホールの遠近感も聞こえてくると思いますと・・・

っと、ここで、A/B面の間違い&スピンドルキャップの抜き忘れ(滝汗・・・で、仕切り直して・・・ラヴェルは、譜面に非常に細かな支持を書いていて、普通に弦押さえただけでは出ない音を特殊な記号で、指を当てただけで倍音だけ出す奏法を指示したり・・・っと、曲がスタート(汗

うん?・・・前日の右の音が小さく超える症状が?(大滝汗・・・うん?高音の強い楽器が左で演奏してるからか・・・ってことは、それだけ空間展開を表現してるってこと?(汗

と、もう1枚レコードで・・・つぎはピアノを聞いていただきますと・・・グレン・グールドのハイドンのソナタを・・・1980年のスタジオ録音で・・・グールドは1960年を最後に演奏会の舞台から退いて録音しかしなくなったのでと・・・

聞いていただかうと分かりますが、グールドは、歌いながら演奏します・・・ピアニストや指揮者にたまにいますが、ここまで歌い続ける人はめったにいません(汗・・・それともう一つの特徴が、左利きだったので、左手の和音が厚い・・・そこを重要視していて、バッハでもハイドンでも低音部の支えをしているので、そこをしっかりと演奏することが、自分の音楽にとって一番重要だと言う思想を持って演奏に臨んでいるそうで、それを聞き取ることが出来ますので、そこも意識して聞いてくださいと・・・

再生までの間に・・・先のラヴェルの演奏の指定について・・・フラジオは、ギターで言うハーモニックスと同じなんですが、通常出ない倍音が出るので、かなり高い領域でバイオリンの分響が広がるわけですが、ラベルはそれを聞いいて・・・普通の基音の3次、5次、7次くらいの上に乗っかって来る倍音の響きが、複数の楽器で重ねた時にどう鳴るか?という・・・そういう譜面の書き方をしている・・・これは、演奏する側は大変で、出すこと自体難しいのに、ちゃんと出さないとラヴェルが狙った響きが出ないわけで・・・また、これを圧縮音源で聞いてしまうと、ラヴェルが意図した響きは、出て来ないということになり兼ねない・・・そういう意味で、このシステムは、ラヴェルの作品を聞き分ける意味で、すごく面白いですねと・・・

で、グールドの1曲目を再生・・・

山之内さんの解説通り・・・低い音の厚みがあるなって・・・左が強いのは、説明の通りなのか?それとも懸念してる私の耳のせいなのか?・・・中心がセンターと左の真ん中あたりなので・・・ま、こんなもんか・・・それと、音色が結構現代的な印象のクッキリした演奏だなと思ったら・・・ヤマハのピアノだそうで・・・(汗

再生のあと、山之内さんが・・・こういうシステムで聞くと、時間の壁を越えて、グールドの体の中を流れていたのはこういう音楽を狙っていたんだなと言うのが、よく聞こえてきます・・・歌はずーっとは聞こえてませんでしたが、微かに聞こえてましたね・・・昔のシステムで聞いていた時は、くぐもった感じの煩いハミングだったんですが、結構綺麗な声だっただなと・・・(汗

【上野通明 IN CONCERT Recorded at Takasaki City Theatre 2022】ネットから(汗
4791-01上野通明 IN CONCERT Recorded at Takasaki City Theatre 2022

つぎは・・・チェロで・・・上野通明さんと言う若い演奏家のSACDで・・・バッハの無伴奏フルートのためのパルティータをチェロに編曲したものを再生・・・

うん?・・・やっぱり左寄り?、耳のせいか?・・・頭の位置を少し左に変えると、あ、センター定位する・・・どうやら部屋の響きのせいみたい・・・ほっ(滝汗

で、再生後の山之内さんのコメントは・・・チェロの録音で、普通演奏を聞いているとなかなか気づかない音が結構入っていて・・・弦を押さえるときの音や、擦弦楽器はみんなそうですが、弓を弾き始めるときに、実はものすごく大きなエネルギーが出ていて・・・弦が止まっていようとする力を弓が圧力で引き起こさないと発音しないので、弾き始めは肘にクッと力を入れて音を出している・・・この発音するところが大事だと、加藤さんと話して、共感したことがあると・・・(^^;

つづいて、もう一つ・・・静かな楽器だけど、音は鋭いって曲をSACDで・・・女性ボーカルとアーチリュートの伴奏で、ロックをカバーした曲・・・リュートの伴奏で大丈夫?と思われがちですが、結構面白い演奏で・・・レーベルはイタリアのフォネと言うレーベルで、真空管を使ってマスタリングすることで有名で、この録音もアナログ録音をDSD変換してSACDにしていますと・・・9曲目、プリンスのロジャーネルソンの曲でNothing Compares 2 Uを・・・

【ペトラマゴーニとイラリアファンティンのALL OF US】
4791-02ペトラマゴーニとイラリアファンティンのALL OF US

おお、冒頭、真空管の響きを思わせるリュートの綺麗な響きから・・・うん?このボーカルの声って聞いたことあるなあ・・・あ、MuSICA NUDAの子じゃん!(^^;・・・いつものチェロがリュートになったってことで・・・ロックがリュートの綺麗な響きとメロディのバラードに・・・(^^;

と、ここでファイル再生の経路、機器、Zero-LinkのDVI選択理由など・・・

【アルベニスのスペイン組曲DSD11.2MHz】
4791-03アルベニスのスペイン組曲DSD11MHz

で、最後に・・・アルベニスのスペイン組曲で、アナログ録音をDSD11.2MHzにしたファイルの再生で・・・

曲の後、山之内さんからは・・・後世に多く残るであろう、1960年前後のデッカの素晴らしい録音の一つで・・・最後の非常に綺麗な和音の響きを聞いただけで、このシステムは、ホントにちゃんと出してるなと言うのが凄くよく分かる・・・トロンボーンやホルンをそれぞれ1本で演奏することもあるんですが、3~4本で鳴らしたときに、下から上まで綺麗に鳴らしたときに、今のような響きが出るんです・・・イントロの激しい金管のアタックと、何事も無かったかのように弾き続ける弦楽器のトレモロが、下の音から上の音まで全部が同時に立ち上がらないと、演奏のテンションや緊張感が伝わらなくなって、演奏のよさが全然分からなくなるんですが・・・今聞いて、このアナログ録音は凄いな、侮れないなと言う、本来のポテンシャルを十分に出していました・・・今回、個々の機器がと言うより、システムで目指しているところが伝わって来たと思いますと・・・

ってわけで、山之内さんのデモが、これにて終了・・・(^^;

と、同時に・・・3日に渡るTIAS遠征のおさらいもこれにて終了・・・(汗

次回は?・・・例によって・・・息継ぎネタに・・・(滝汗

ってわけで・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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