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【3553】180224 逸品館&キット屋さんのコラボ試聴会(7)ヴィンテージ的?・・・(^^; 

あちゃ~!・・・すみませ~んm(_ _)m  完全に寝坊しちゃいました(滝汗


さて、3コマ目は迷った末に、キット屋さんの新製品、管球がいろりろ差し替えられるプリSV-Pre1616Dの、管球の差し替え試聴で・・・

SV722のマランツ7タイプのフラットアンプ部の回路を使い・・・12AX7-12AX7-12AX7+シリコンダイオードからスタートし・・・カソフォロ段を12AU7に差し替えて・・・整流部を5AR4に差し替えて・・・最後は12AU7-12AU7-12AU7+5AR4と、全段U7を聞いたわけですが・・・

今日はそのつづき・・・

分かってる人のみに試して欲しい裏技的差し替えと言うことで・・・公式には、シリコンダイオードを5AR4に差し替えられますよとしているけれど・・・

真空管アンプで使う整流管で一番人気のあるのが、WEの274Bですが・・・現在274Bの刻印は30諭吉くらいしますが・・・今、一番それにち赤いのがPSVANE 274Bで・・・

通常、真空管アンプの整流管を差し替えるのは、NGなんです・・・5AR4と274Bは、ソケットはたまたま音字ですが・・・傍熱整流管と直熱整流管と、形式が全然違います・・・

それに、整流管で気をつけなければいけないことが、2つあって・・・ひとつはヒーター電流・・・だいたい5V3Aの管球と5V2Aの管球があって・・・

5V2Aのアンプに、5V3Aの管球を挿すと、1.5倍も電流が流れて、電源トランスがあっちっちになっちゃって、過電流で、下手するとアンプを壊しちゃうので・・・整流管を差し替えられるかを確認するには、まず、ヒーター電流を確認すること・・・

もう一つは、コンデンサインプット容量と言うのがあって・・・5AR4は、47μで受けるようになっているけど・・・WEの274Bは、本来10μ未満でなければいけません・・・ベストは4μなので、約12倍違うことになります・・・

仮に、5AR4の刺さっていたアンプに、274Bを挿すと・・・電源が立ち上がった後の突入電流がめちゃくちゃ多くなるので、寿命が短くなる・・・直ちには壊れないが、10年持つ管球が、2年で死ぬ・・・と言うことでヒーター電流とコンデンサインプット容量は守らないと駄目・・・

このアンププリSV-Pre1616Dは、元々5AR4しか駄目としていました・・・それは、元々5V2Aなので、10VAしか持っていなかった・・・そこへ274Bも挿してみたいなと・・・

なので、設変して、5V2.5Aにして、なおかつコンデンサインプット容量を10μに下げた・・・普通は下げると残留ノイズが増えるので余りやらないんですが・・・もともとSV722の源設計が、よく出来ていた・・・バランスが取れていたので・・・

本邦初公開・・・12AU7-12AU7-12AU7+274Bを聞いてみましょう・・・これが一番ビンテージ的な音で・・・冒頭の12AX7-12AX7-12AX7+シリコンダイオードとは、ある意味対極にある音だと言えると・・・

300Bでは、現行の中国ロシアの管球の品質がかなりよくなって来ていますが、整流管だけは、ビンテージの品質には全然追いついていない・・・他の種類の出力管や電圧管と比べると、何倍もトラブルが多く・・・一番多いのは管内スパーク・・・つまり突入電流に耐え切れなくなるから・・・多分、内部抵抗がビンテージ管よりも低いからで、その管理がまだ出来ていないんだと思う・・・そんな中、唯一PSVANE 274Bだけは、そう言う事故が無いそうな・・・

ってわけで、PSVANEの274Bで聞いてみたいと思いますと・・・シーネ・エイを・・・

なるほど・・・正規の組合せじゃないと断りながらも、わざわざ紹介されるのが分かる、魅力的な音!・・・ちょっと陰も感じさせる妖艶なボーカルに・・・ベースも非常に躍動的でノリのいい演奏に聞こえる!・・・(^^;

5AR4は、整流管としては一番最後の世代で、真空管の中ではかなり高効率で、闊達なパリッとした音がする管球ですが・・・274Bは、1930年代~40年代の管球で、直熱管なのでレギュレーションが悪く、出力電圧が5AR4と比べると低い・・・つまり、管内ドロップ電圧が大きい・・・内部抵抗が大きい整流管なので、トータルの電圧分布が全然変わるので、製品のオプションには入れていません・・・オフィシャルには5AR4だけになっています・・・なのでこれは、ホントに分かっている人のみが使ってもらえればいいかなと・・・

いやあ、これを聞いたらやっぱり・・・とは思いますが(滝汗

で、最後に、この構成で1曲と・・・

【渡辺香津美のギタールネッサンス5】
3553-01渡辺香津美のギタールネッサンス5

かけられたのは・・・渡辺香津美のギタールネッサンス5からHAY JUDEを・・・

いいですねえ!・・・なんとも染みる真空管アンプならではのギターの弦の響き!・・・

ビンテージ的といわれるのは、それだけ中域が濃いからなんだと思いますが・・・こう言うバランスにスなると、より演奏の抑揚がハッキリとして、グイグイ引き込まれますよね・・・(^^;

レンジを広げて、高解像度にソリッドに聞くスチール弦のギターもオーディオ的快感たぷりでいいんですが・・・こう言う聞き方の方が本来なのかなあ?と思う今日この頃・・・(汗

ってわけで、このコマのお話しはこれにてお終い・・・

あすは?・・・逸品館さんのコマの話かな?・・・(^^;

ま、いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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