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【326】090515 新「乙+icon」(8)(自立台実験とシステム評価) 

昨日は、怪しい話オンパレードのσ(^^)のお話の中でも、飛びっきりの怪しい・・・危ない話をしてしまいました・・・・

ガハハ(^^;・・・・でも、本当はこの先にまだもっと怪しく危ない話があるんだそうですが・・・・σ(^^)もそこまでは覗きに行ってません(^^;

さて、話を戻して、今日のお話しとしては、同じ「Ge3な夕べ」の続きのお話しなんですが・・・・

ややこしいことに、昨日の怪しく危ない話とは、打って変って・・・・

同じGe3のアイテムや考え方の中でも、σ(^^)にとって、極めて合理的と言うか、理屈が納得できて、大好きな部分のお話しになります・・・・

昨日の怪しい実験の後に、まだ時間的余裕もあったので・・・・

もう一つ実験しようと言うことになり、リクエストがあった・・・・

あれ?・・・σ(^^)が提案したんだっけ?・・・まあいいや(^^;

一体何をやろうとしたかと言うと・・・

乙君は、新ユニット(FE108EΣ)を装着時に、自立台の材質をスプルースに変更しているのですが、丁度、旧ユニット(FE107E)用の桐の自立台も持ち込んでいたので、これを比べてみては?・・・・ってことです・・・

【自立台の構造】197-03
197-03自立台の構造.jpg

上の画像は、「乙」君の強化チューニングのお話しの時の画像ですが・・・

ご覧のように、SPユニットの重心を支える木材を「自立台」と呼んでいます・・・

この「自立台」というアイテムは、σ(^^)が、Ge3的なスピーカーチューニングの際には、必須だと思っているチューニングメニューの1つで・・・

このあたりの「乙」君のチューニングについては、以前書いていますので、以下を参考に・・・

【196】「乙+icon」システムのガンダム化 その2(基本3点チューン)
【197】「乙+icon」システムのガンダム化 その3(基本3点チューン施工)
【198】「乙+icon」システムのガンダム化 その4(黒化&バッフル追加)
【199】「乙+icon」システムのガンダム化 その5(ユニット強化)

まあ、簡単に言うと、スピーカーユニットの振動を抑えるため、マグネットの後ろにカウンターウェイトとして「ヒグラシ」を取り付け、このユニットの重心を、先の角材「自立台」で支える・・・・

極端な話、エンクロージャーがなくても、この状態で自立する・・・それゆえ「自立台」と言うわけ・・・

でもって、ユニットがエンクロージャーと接する部分には、ケブタフェルトシールを貼り付け、SPユニットとの振動と力によるストレスを遮断する・・・

【基本3点チューンの内訳】198-02
198-02自立台とエンガワ真打.jpg

これが、上記参考のお話しでも書いた、基本3点チューンとなるわけですが、参考ページにあるとおり、旧ユニットの「乙」君の時には、「自立台」に桐の角材を使っていました・・・

実は、振動の伝達と吸収の能力から、Ge3が自立台に推奨する木材は、杉なんですが、旧型作成時には、いつも行くホームセンターには、適当な杉の角材が無かったんです・・・それ故、24mm角の桐の角材としていました・・・

で、今回、新ユニット用の角材の調達に行ったんですが、同じく24mm角の杉はなく、桐とスプルースしかなったんです・・・

と言うことで、どちらにするか悩んだんですが・・・同じよりは違う方が面白いだろうと・・・スプルースを選んだわけです・・・

ところが、実は、Ge3の見解によりますと、自立台としては、杉>桐>スプルースの順となるとのこと・・・・トホホ(^^;

じゃあ!・・・得意の開き直り!・・・丁度、新旧の自立台(桐とスプルース)があるんで、自立台の有無と桐とスプルースでの聞き比べをやりましょう!・・・・ってことになりました!

上記の参考ページをご覧いただくと分かりますが、この自立台は、「乙」のエンクロージャーに角材の太さの穴を空けて、角材にフェルト(ケブタフェルトもどき)を巻いて底面からエンクロージャ底面から、SP下のマグネットまで貫通させています・・・つまり、固定してないんです・・・・

【自立台の貫通】197-04
197-04自立台挿入.jpg

と言うことで、ようやく比較試聴・・・・

まずは、少し上向きますが、自立台がユニットのマグネットにくっ付かないよう(自立台無しの状態)浮かせた状態で試聴・・・・

やっぱり、一気にボケた感じになりますね!・・・(^^;

それでは再度、自立台をマグネットにしっかり接触させて試聴・・・

やはり、ピントが合って、見通しが良くなったように感じます!・・・

・・・制限オーバーですが、今日は最後まで・・・

次は、いよいよ自立台の材質をスプルースから、桐に変更すると・・・

【自立台の有無と角材確認】323-03
323-03辺を外してみると.jpg

んん~ん!違いますねぇ!・・・スプルースが如何に硬かったかを感じた気がします・・・桐はスプルースのカンカン・キンキンしたところが聞きやすくなっています・・・なまって丸くなったのとは違い、雑身が取れたような感じですねぇ!

・・っと、言うことで、長かった「Ge3の夕べ」も、お時間となり、これにてお話しはおしまい・・・なんですが・・・

σ(^^)にとっての最大の課題について、全く触れていません(^^;

そうです!・・・新「乙+icon」システムは、満足できる音だったか?・・・と言うこと・・・・

結果は・・・まだ、エージング不足!

流石にフォステクスのΣユニットは、簡単には馴染んでくれないようで、軽く100時間程度では、まだまだ青い果実状態・・・・(^^;

それにめげずに音量を上げて鳴らしたせいもあると思いますが、もう一つの弱点も見え隠れしたようです・・・・

スゴ耳げげげファンからの感想として、まだまだ硬いとか、解像度は上がったが、システムの粗も出るようになったとか、歪んでいる気がするとか、やかましいなどなど・・・(^^;

どうやら、エージング不足だけでなく、システム側にも弱点があるかも?

そんな評価を頂きました・・・ただ、Ge3代表からは、システムとして倶楽部員の能力は備えているとのことで、まだまだ鳴らしこみと手を加える余地があることが分かりました・・・・

この辺は、σ(^^)も若干手を入れる余地を感じましたので、今後、鳴らしこみをしながら、手を入れて行きたいなと・・・・まあ、お楽しみに!

さて、お話しは、ようやく一段落しましたが・・・明日は?

えっと・・・実は、この翌日、法事で大阪・滋賀に帰省・・・当然(^^;

でも、とんでもない騒ぎに・・・・(^^;

と言うことで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/

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