- | HOME |
【3333】170805 大阪サウンドコレクション2017(終):傅さんの特別講演5・・・(^^;
- オーディオ
- | トラックバック(0)
- | コメント(2)
さて、長らくつづいた大阪サウンドコレクションのおさらいも、これが最終章・・・傅さんの特別講演のラストは・・・YG AcousticsのCarmel 2の登場です!・・・(^^;
【システム全景】3330-01

傅さんからは、オーディオメーカーとスイスの所在地についての解説があって・・・アンプの紹介・・・プリはCH PrecisionのL1(右のラックの2段目)・・・パワーもCH PrecisionのM1(前列左から2番目)で・・・プレーヤーはDcsのRossini(右のラックの2段目)・・・
で、まずは、基準曲Sinne EegのEag(Fonneesbeak)から、Taking It Slowをと・・・
なるほど、ボーニックとは随分違ってソリッドで滲みや緩さはなく、正に信号を可能な限り忠実に音にしているって感じで・・・そのトランジェントのよさが、どの帯域でもうかがえる・・・それゆえ、特に低域の見通しがこれまでよりもいい感じ・・・密閉ってのもあるのかな?(^^;
で、そのサウンドは、ホント信号を忠実に音にトランデュースしているって感じなんですが・・・いわゆる生々しい、その場の演奏をリアルに再現しているって感じは薄くて・・・(汗
もちろん、これだけ微細な音も忠実に再現しているので・・・ハッとするようなところもあるんですが・・・リアリティとはまた違うと言うか・・・ハッとしたり、ドキッと意識を惹く音ではあるものの・・・(^^;
σ(^^)私の思う?期待している・・・生々しく飛んで来る音とか、リアリティを感じる音とはちょっと違う?気がして・・・
待ち望んでる濃さ、厚み、エネルギー感と比べると・・・どこか薄く感じてしまう・・・何でしょう?・・・浸透力?が弱いのでしょうか?・・・(汗
もちろん、一般的な現代ハイエンドらしいサウンドですし・・・流石にその中でも抜き出たところのあるサウンドだとは思うんですが・・・
レコードやテープ音源・・・ヴィンテージ機器の音に耳が馴染んでしまったのか?・・・励磁のWE系SPで聴くレコードやテープの濃さ、実在感、浸透力を思い出すと・・・どうしても物足りなさを感じてしまって・・・とほほ(;_;
ま、それはさて置き・・・つぎにかけられたのは・・・ウィンフィルで、チャイコフスキーの交響曲4番を・・・
うん、ホント癖をほとんど感じない、忠実な再生って感じで・・・非常に安心して心地よく聞いていられる感じかな?とは思うんですが・・・(^^;
と、ここで傅さんさから、YGのSPの説舞が・・・全部金属の密閉SPで・・・マジコと双璧に当たると(^^;・・・で、オール金属ゆえ、柔なユニットでは、負けてしまう・・・何と振動板は、8cmほどの厚みのアルミの塊から削り出すそうで・・・99%が屑になるって・・・(@@;
こういう金属のユニットに悪いイメージを持つ方もいらっしゃって・・・味も素っ気もないとか、歪みで聞いてられないとか・・・本体はこんなに真っ黒けですが、目を閉じて聞くと赤い木の楽器が浮かんできますと・・・先のDUO DI BASSOのProgressive Duoからロンドを・・・
確かに、音の基調はソリッドでタイトですが、音色や響にはちゃんと楽器の音色や温もりがありますね・・・(^^;
で、最後・・・プリアンプをConstellasion AudioのVIRGO III(右のラック3段目)とパワーがCENTAUR II(床置き2列目の左から2番目と右から2番目のモノ2台)に変えて・・・ダイアナ・クラールでQuiet NightsからSo Niceを再生・・・
うん、音数が非常に多く、細かな音も仔細漏らさず出す感じ・・・高解像度ながら情報量が多いので滑らかなサウンドに・・・でお、少し個性のある音調かな?・・・(^^;
で、おつぎは・・・チャイコフスキーのシンフォニー4番の3楽章が全編ピチカートですが・・・似たもので、Simple Symphonyのピチカートを・・・
なるほど、これなんかハイレゾ音源と言うのもあって、滑らかで柔らかさもある音調で・・・先のCHのアンプとの組み合わせとは少し違って、柔らかなサウンドに感じますね・・・
で、最後に・・・カラヤンの74年の録音で、ワグナーのタンホイザーを・・・エソテリックのSACDで・・・
なるほどねえ・・・フルオケが混濁なくす~っと広がってふわっと包まれる感じはデジタルならではって気がします・・・(^^;
ってわけで、長々とおさらいをして来ましたが・・・今回の大阪サウンドコレクションのお話しは、これにてお終い・・・
ま、これだけのハイエンド機器でデジタル音源をあれこれ聞かせていただけたのは、非常に大きな体験だったかな?と思えるわけで・・・特に、今回は王様席で・・・これまでの端席に比べると、飛躍的にシステムのポテンシャルを聞く事が出来ましたので・・・(^^;
ま、σ(^^)私の様な干乾びたキリギリスに聞かせても、業界の反映には繋がりませんが・・・
是非とも来年以降もまたこのショウを続けて頂きたいですね!・・・(^^;
よろしくお願いしますm(_ _)m
と言うことで・・・明日は?・・・元に戻って息継ぎネタに・・・(滝汗
いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
【システム全景】3330-01

傅さんからは、オーディオメーカーとスイスの所在地についての解説があって・・・アンプの紹介・・・プリはCH PrecisionのL1(右のラックの2段目)・・・パワーもCH PrecisionのM1(前列左から2番目)で・・・プレーヤーはDcsのRossini(右のラックの2段目)・・・
で、まずは、基準曲Sinne EegのEag(Fonneesbeak)から、Taking It Slowをと・・・
なるほど、ボーニックとは随分違ってソリッドで滲みや緩さはなく、正に信号を可能な限り忠実に音にしているって感じで・・・そのトランジェントのよさが、どの帯域でもうかがえる・・・それゆえ、特に低域の見通しがこれまでよりもいい感じ・・・密閉ってのもあるのかな?(^^;
で、そのサウンドは、ホント信号を忠実に音にトランデュースしているって感じなんですが・・・いわゆる生々しい、その場の演奏をリアルに再現しているって感じは薄くて・・・(汗
もちろん、これだけ微細な音も忠実に再現しているので・・・ハッとするようなところもあるんですが・・・リアリティとはまた違うと言うか・・・ハッとしたり、ドキッと意識を惹く音ではあるものの・・・(^^;
σ(^^)私の思う?期待している・・・生々しく飛んで来る音とか、リアリティを感じる音とはちょっと違う?気がして・・・
待ち望んでる濃さ、厚み、エネルギー感と比べると・・・どこか薄く感じてしまう・・・何でしょう?・・・浸透力?が弱いのでしょうか?・・・(汗
もちろん、一般的な現代ハイエンドらしいサウンドですし・・・流石にその中でも抜き出たところのあるサウンドだとは思うんですが・・・
レコードやテープ音源・・・ヴィンテージ機器の音に耳が馴染んでしまったのか?・・・励磁のWE系SPで聴くレコードやテープの濃さ、実在感、浸透力を思い出すと・・・どうしても物足りなさを感じてしまって・・・とほほ(;_;
ま、それはさて置き・・・つぎにかけられたのは・・・ウィンフィルで、チャイコフスキーの交響曲4番を・・・
うん、ホント癖をほとんど感じない、忠実な再生って感じで・・・非常に安心して心地よく聞いていられる感じかな?とは思うんですが・・・(^^;
と、ここで傅さんさから、YGのSPの説舞が・・・全部金属の密閉SPで・・・マジコと双璧に当たると(^^;・・・で、オール金属ゆえ、柔なユニットでは、負けてしまう・・・何と振動板は、8cmほどの厚みのアルミの塊から削り出すそうで・・・99%が屑になるって・・・(@@;
こういう金属のユニットに悪いイメージを持つ方もいらっしゃって・・・味も素っ気もないとか、歪みで聞いてられないとか・・・本体はこんなに真っ黒けですが、目を閉じて聞くと赤い木の楽器が浮かんできますと・・・先のDUO DI BASSOのProgressive Duoからロンドを・・・
確かに、音の基調はソリッドでタイトですが、音色や響にはちゃんと楽器の音色や温もりがありますね・・・(^^;
で、最後・・・プリアンプをConstellasion AudioのVIRGO III(右のラック3段目)とパワーがCENTAUR II(床置き2列目の左から2番目と右から2番目のモノ2台)に変えて・・・ダイアナ・クラールでQuiet NightsからSo Niceを再生・・・
うん、音数が非常に多く、細かな音も仔細漏らさず出す感じ・・・高解像度ながら情報量が多いので滑らかなサウンドに・・・でお、少し個性のある音調かな?・・・(^^;
で、おつぎは・・・チャイコフスキーのシンフォニー4番の3楽章が全編ピチカートですが・・・似たもので、Simple Symphonyのピチカートを・・・
なるほど、これなんかハイレゾ音源と言うのもあって、滑らかで柔らかさもある音調で・・・先のCHのアンプとの組み合わせとは少し違って、柔らかなサウンドに感じますね・・・
で、最後に・・・カラヤンの74年の録音で、ワグナーのタンホイザーを・・・エソテリックのSACDで・・・
なるほどねえ・・・フルオケが混濁なくす~っと広がってふわっと包まれる感じはデジタルならではって気がします・・・(^^;
ってわけで、長々とおさらいをして来ましたが・・・今回の大阪サウンドコレクションのお話しは、これにてお終い・・・
ま、これだけのハイエンド機器でデジタル音源をあれこれ聞かせていただけたのは、非常に大きな体験だったかな?と思えるわけで・・・特に、今回は王様席で・・・これまでの端席に比べると、飛躍的にシステムのポテンシャルを聞く事が出来ましたので・・・(^^;
ま、σ(^^)私の様な干乾びたキリギリスに聞かせても、業界の反映には繋がりませんが・・・
是非とも来年以降もまたこのショウを続けて頂きたいですね!・・・(^^;
よろしくお願いしますm(_ _)m
と言うことで・・・明日は?・・・元に戻って息継ぎネタに・・・(滝汗
いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
- [2017/09/22 07:00]
- オーディオ |
- トラックバック(0) |
- コメント(2)
- この記事のURL |
- TOP ▲
コメント
中流オーディオの復活を!
今回のデモの対象になっていたのは、確かにすごい装置ばかりですが、サラリーマン初任給の数倍程度までなら分かりますが、サラリーマン平均年収の数倍もするようなオーディオシステムの意味は何なのでしょう?聴いてまわった限りでは、実際にコンサートホールや教会で聴くような音源が少なかったので判断ができませんでした。インスタ映えという言葉がありますが、ショウでの聴き映えを狙ったデモが多くて、実際のコンサートとは違った印象をもつものが多かったように感じました。傳さんのデモでかかったというオノフリはコンサートで聴いていますし、CDもありますので、どれくらいバロックバイオリンの技巧を凝らした演奏の雰囲気に迫っていたか聴きたかったです。こういったハイエンドの一方では、スマホとイヤフォンでネットストリーミングサービスを楽しむ人が多いようです。かつて日本は中流社会と言われていました。社会構造が2極化してきたように、オーディオも2極化してきたようです。妥当な価格で本当に音楽を楽しめる装置、自作やキットの組み合わせで良い音のするものがもっと出てきてほしいですね。
Re: 中流オーディオの復活を!
酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
デモの中で、傅さんも仰ってましたが、スイスのものづくりは、日本のように安定した品質のものを大量に安くと言うのと違い、高品質の製品を少数つくるのが前提で、当然その化価格は高額となるとのこと・・・
聞くところによると、日本のハイエンドメーカーも、売れない日本市場から、お金に糸目をつけない海外の富裕層をターゲットにしているとか・・・そのため、開発費や販売経費、利益を売れるだろう数量で割った金額が価格となり、とんでもない高額な製品にならざるを得ないとか・・・
ちなみに、ヘッドフォンアンプやヘッドフォンのハイエンド化も激しく・・・海外製品では、何十万、何百万のものがあるそうで・・・何だかおかしなことになって来てますね(^^;
デモの中で、傅さんも仰ってましたが、スイスのものづくりは、日本のように安定した品質のものを大量に安くと言うのと違い、高品質の製品を少数つくるのが前提で、当然その化価格は高額となるとのこと・・・
聞くところによると、日本のハイエンドメーカーも、売れない日本市場から、お金に糸目をつけない海外の富裕層をターゲットにしているとか・・・そのため、開発費や販売経費、利益を売れるだろう数量で割った金額が価格となり、とんでもない高額な製品にならざるを得ないとか・・・
ちなみに、ヘッドフォンアンプやヘッドフォンのハイエンド化も激しく・・・海外製品では、何十万、何百万のものがあるそうで・・・何だかおかしなことになって来てますね(^^;
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://mtt2.blog.fc2.com/tb.php/3422-e7598a5e
- | HOME |
コメントの投稿