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【N003】08/07/27の寺島レコード新譜発表試聴会に行ってきました。 

(お知らせ)偶然テンプレートが巡回している某所の方とかぶっていたので変更しました。

実は私、寺島靖国さん大好きなんです。遅咲きのオーヲタ。

5年前に知り合った友人、私の人生に超巨大なインパクトを与え、生き急ぎながら生き抜いて逝った友人の「生き様」に触れて以来、人の「生き様」に非常に関心が高くなりました。
若くして私にインパクトを与える「生き様」をしている方もいますが、やはり自然と対象は「おやじ」にならざるを得ません。そんな私の興味の対象として、寺島さんはとっても面白く、その「生き様」を感じることは、非常に楽しいことでです。

っと、若干重い話になりましたが、その興味深い寺島のおやじを知るために、積極的な行動は起こしていません。
何となく敷居が高いように感じてしまい、まだ「meg」には行ってないんです。
でも、昨年の12月16日にオーディオユニオン新宿店で行われた寺島レコード発足記念、及び新譜の発表試聴会には参加し、このおやじがもっと好きになってしまいました。

JAZZとオーディオが好きという気持ちがとってもストレートに伝わる軽快な会話、まあ、ケーブルへの執拗な拘りは、ある種偏屈なんでしょうが、下手なオーディオ評論家なんて足元にも及ばない明確な物言いは、とっても気持ちよく、イベント終了時には、極めて爽快な気持ちになったことを思い出します。

JAZZの業界でも、オーディオ業界でも異端児扱いされたり、否定される方も多いようですが、私は、私が知っている範囲でこのおやじの「生き様」がとっても好きです。

ということで、オーディオユニオン新宿店で、寺島レコードの第二弾新譜発表試聴会とあっては行かないわけにいきません。

しかも、足元にも及ばないなんて言ったオーディオ評論家の林正義さんとのトークイベントというではありませんか。
これは面白そう!絶対いこうと決心し、早々に予約を入れようと、1週間以上前にオーディオユニオン新宿店に電話しました。
ところが、「予約は要らないが、参加者が多いので、早めに来てください」との回答。
そんなもんなのかなと、ちょっぴりガッカリ。

今回の寺島レコード第二弾は、前回に引続き「松尾明トリオ」の「Besame Mucho」。 
今回も、8月にはレコードが出るそうです。

何はともあれ、一昨日、秋葉に行った際に入手し、当然予習をしていきました。
期待に違わず、今回ものっけから非常にかっこよく、アグレッシブで、熱い演奏が(寺島さんプロデュースなら当然?)濃く、ガンガン迫ってくる音で納められています。ベースのブリブリ感や痛いほどに弦を弾く音が生々しく、ブラシやシンバルも突き刺さります。

期待でo(^^o)(o^^)oo(^^o)(o^^)oワクワクしながら、約1時間前に到着し、試聴室に入り、席を確保。一番乗りです。\(^^)/

既に席に配付してある資料によると、今日のシステムは、次の通り。
 Esoteric P-03 D-03
 Mark Levinson No.326S
 Jeff Rowland Model302
 Wilson Audio System8
 German Physiks The Carbon 2

SPは、状況に応じて切り替える趣向のようです。
資料に目を通している間も、予習してきた曲が鳴っています。
??なんか、らしくない音だな~と思って、並べておいてある2つのSPのそばに行ってみると、鳴っていたのはGerman Physiksでした。ピアノソロやボーカルならまだ何とかなるのかもしれませんが、寺島さんのCDではちょっとなーっと思っていました。

そうこうするうちに、寺島さんと林さんがやってこられるやいなや「これはないでしょう!この音ではやってられませんよ」と、担当の方を呼びに行って、「何でこんな音なの?」と、「「こんな音」なんてまずいか、でもこの音では駄目だから何とかならない?」

ということで、イベント開始5分前になって、急遽、選手交代。
German Physiksは、台車に乗せられ退場。System8は試聴室の後ろに下げられてしまいました。
代わりに登場したのが(元から試聴室の脇にはあったのですが)、AVALON Isis ペア960万!
繋ぎ直して直ぐ音出し。
「う~ん。いいねー!!」寺島さんもご満足の様子。
「最初の音じゃあ、もう帰ろうかと思いましたよ。これだけ変るとやる気出ますね~。」

ということで、いよいよイベントスタート。
まずは、オーディオ評論家、林さんの紹介から。
えっ!!72歳?(聞き間違えたか?とてもそうは見えない。)実は、今日一番の驚きだったかも?!
※この年齢は、勢い、冗談、ノリでの話(ホンとの年齢は?不明)

そんなことはともかく、まずはノーマルを試聴。
??ノーマル?
そう、ノーマル。
この後、新譜発表試聴会はどこえやら、ケーブル試聴会となっていったのです。

1発目としては、最近寺島さんがお気に入りのエソテリックの電源ケーブル、35万?!
プリの電源ケーブルを変更して再生。
!!すごい!全く別のシステムか、別のCDを聞いているみたいに、低音の量が一気に増えて、ビシッと締まり、合わせて中高音も明瞭になってはずみはじめました。

「変りましたねー!こうでないといけないでしょう!」寺島さんご満悦。
「次はこの音をどうして行きましょうかね?」

ということで、次は寺島さんも林さんもお気に入りのTMDの紹介。社長がミュージシャン(何か複数の楽器ができる方だそうです)で、その確かな耳で音決めをされるのだとか。で、以前は少しは理論の説明もあったらしいのですが、最近はそんなものもなく、音を聴いて選んでくれ!みたいな乗りだとか。
ということで2発目は、TMDのラインケーブル。38万?!
回覧されましたが、片方のひょろひょろの線材(ビンテージ線だとか)には、何か板か棒のようなものが何箇所もくっつけてあって、もう一方の線材は更に細く、それぞれ絹のちょっと透けた(女性の襦袢みたい)ようなものが着せられています。
材料がそんなに多く残っていないため、ペア25組しか作れないのだとか。
DAC-プリ間を差替えて試聴。

「変りましたねー!」
ということで、林さんと寺島さんの漫談がスタート。(^^;
しかし、ケーブルでここまで音が変ると確かに、「ケーブル」は1つの「機器」だという説も充分納得できる変化でした。
続けて、林さんの番ということで、TMDをもう1箇所。
SPケーブルをTMDに変更して試聴。元はモニターPCの銀のケーブルでしたが、この変更は結構好みが分かれました。
モニターPCの方が広がりがあるとか、TMDの方が集約された音だとか、固まった音だとか、整理された音だとか、色んな意見が出ました。
寺島さん、林さんの掛け合いとともに、寺島さんからオーディオ評論家に何を求めるかなどの質問があり、参加者の意見も多く聞かれ、さながら公開オーディオ討論会の様相でした。

途中、林さんから低音処理のメーカーの方が紹介され、寺島レコード第一弾の松尾明「ALONE TOGETHER アローン・トゥゲザー」が、ノーマル、エコ処理(24時間)、エクセレント処理(48時間)の比較試聴が行われました。試聴後に参加者に手を上げてもらった結果では、8割程度の方が、エクセレント処理が良いと判断され、メーカーの方も、公開で貴重な意見が得られたと感激されていました。

どうも、寺島さんは、現在これを受けて、この処理を施したCDを発売するかどうかを検討されているようで、その場で、これだけの評価を得られるのだから、是非安くしてくれと、半ば強引にいくらまで値段が下げられるか聞いていました。(ちなみに通常、処理のみ依頼すると1枚2000円とのこと。)寺島さんは3500円くらいで発売できたら、みんな買うぞと迫ってました。(^^;

もうほんとに楽しい話が続いて、あっという間で、予定2時間のイベントが、気が付くと3時間にもなっていました。

最後に、寺島レコードから9月に発売される「FOR JAZZ AUDIO FANS ONLY」という、タイトルもまんまのコンピレーションアルバムから1曲がかけられ、楽しいイベントも終了しました。 
(結局新譜の試聴というより、ほとんどオーディオ比較試聴会でした。)

でも、こんなに面白いイベントは他にはないんですよね。
今後も、新譜発売に合わせてイベントすると言ってましたので、次の9月の新譜発売のイベントを楽しみに待とうと思います。

いじょうで~す。

コメント

こんな世界って...

いやいや凄い価格ですね、とてもじゃないけど信じられない金額です。こんなお金をかけずとも工夫と努力で何とかなるんじゃないかと思います。ハイエンドと一般的な価格のものって...あまり大きな違いはないのではないかと思っています。これってへんですかね~

作品の対価

商業的な価格という見方では、全く異常な世界ですね。それでも欲しいと思わせるものがあれば良いのじゃないでしょうか?買える人は買ってくださいですね。
作品として捕らえられるものであれば、その価値は受け取る側の納得如何によるので、お好きな方はどうぞというところです。
私は、製作者の信念、理念、熱意や情熱なんかが感じられる製品が、入手しやすい価格で存在してくれることを望みますが、結局、選択権はユーザーが持っているので、何を選ぶかだけではないでしょうか?
ただし、本来安価であるはずのものが、勘違いや偽りによって作為的な価格設定され、これらに釣られて価格が高騰するのは勘弁して欲しいですね。

それにしても...

高い...ケーブルの話題もありましたね。一時ケーブル類に凝っていた時期があり、かなりのお金を突っ込みました...でもよくよく考えてみると“端末”なんですよね。電源の流れから言えば一部なので最近は産業用ケーブルを加工したものがメインとなっています。ですから電源ケーブルに◎◎万円...考えられません。電源環境を根本的に見直した方がはるかにいいとおもっています。そのあたりはこれらの愛好家には通じない なかなか難しい問題ですね。

情報力と行動力

このイベントで寺島さんは「ケーブルは1つの機器だ」と捉えていました。(^^;
この時代、結局は正しいあるいは有益な情報を入手する情報力と更にその情報を選別から活用に移す行動力が個人に要求されていていると思っています。
雑誌、評論家の記事やネットの記事、直接自分で集めたショップでの視聴結果や店員からの情報などから、最終的に何を信じてどれを選択し、自分の行動に取り入れるかは、自分次第ということです。
私自身は、できるだけ、信頼に足る友人を多く作って情報力を高め、無駄を少なく趣味を楽しみたいと思っていますが・・・・・・あまり無駄は減ってないような・・・・・(地球環境からすると人間の存在自体無駄?)
他人から見ると無駄金を使っているように見えても、本人が満足していれば、無駄ではないわけですから・・・・・・・他人に認めてもらえたり、褒めてもらうと本人の満足度はアップしますが・・・・・難しい。切り無いですね(^^;

他人の評価はあまり気にしません。

>他人に認めてもらえたり、褒めてもらうと本人の満足度はアップしますが


確かに最初はそう思いましたが、結局は自分が満足すればいいとおもうようになりました。結局万人を満足されられるような音はない...というのが結論です。

類友はないよりあった方が・・・

趣味は最終的には自己満足の世界と言うのは納得です。
私も、音波⇒耳⇒脳⇒情報の変換は、人毎に全く異なるという認識をしています。
趣向が一致はせずとも、同じテーマでコミュニケーションが取れる関係は、多く持った方が楽しめると思っています。(まっ、これも逆に苦労することもあり、結局自分の気持ちの持ち方次第ですけどね。)

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