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【2510】150503 GTサウンドのゴジラ試聴会?(3)ユニットの鳴き・・・(^^; 

おっと~!・・・やばい(滝汗・・・週明けと言うのに工作疲れで、うたた寝の寝坊!・・・ちょっと大急ぎでおさらいしますが・・・時間が足りない(汗・・・m(_ _)m

ってわけで、GTゴジラの試聴会・・・その愛称とは裏腹に、全く煩い耳に痛い音を出さないSPで・・・それはオンマイクのガチガチのものであっても同じ印象・・・

ゆえに、かぶりつきで修行のごとくに痛い音を浴びたいJazz聞きの方には物足りないってことになっちゃうでしょうね・・・(^^;

代わりに、この巨大なSP・・・まあ、まさにゴジラのごとき巨体を受け入れられる部屋があって、この巨体からは想像できないクラシックの再生を気に入ってしまうと、他の選択はあるのでしょうか?・・・唯一無二な存在のような気がします・・・(^^;

と、そんな柔らかに厚いナチュラルサウンドを、参加者の持参CDで、つぎつぎ聞かせていただいたわけですが・・・

おつぎは、Eliane Eliasのライブ盤・・・

【Eliane Eliasのライブ】
2510-01Eliane Eliasのライブ

1曲目のJust Friendsから・・・

いやいや、このタムのキレ味はいい感じ・・・それにこのベースもシンバルも・・・おそらく、オーディオ的快感系SPなら、相当オンマイクなイメージがガンガン来そうな感じのアルバムですね・・・中古をポチしたんですが、まだ来なくて(汗・・・ゆえに画像は、これも超デジタル拡大で、ボケボケですね(^^;

ライブ盤の拍手も、叩いた時のボディ感ある音ですが・・・σ(^^)私の様にオーディオ的快感を求める向きには、パルス性の立ち上がりのピークは、かなり押さえてある感じも・・・ま、強いて言えば、クラシックのコンサートホールで聞いてる感じになる気が・・・

で、おつぎは、レコードで・・・マンハッタンジャズクインテッドのピットインでのライブ盤を頭から・・・

【マンハッタンジャズクインテッドのピットインライブ】
2510-02マンハッタンジャズクインテッドのピットインライブ

うん・・・冒頭のトランペットやサックスの高域も、耳にくることはなく・・・ドラムも皮の振動をよく伝え・・・バスドラの収束は早い・・・でも、アタック音パルス性の立ち上がりは打音のピークを抑えた感じ・・・

と、ここで社長が・・・ホーンの欠点は、指向性があるから左右のドライバーが見えるところで聞くのがよくて・・・ドーム型のような広がり感は薄くて・・・聞く位置が悪かったりするとせっかくの音が随分変わって来ます・・・SP中央の王様席が一番よく鳴ると・・・

なるほど・・・一番後ろの左SPの前辺りって・・・・おそらく社長の出されたいサウンドの1/3とか1/5とか・・・はたまたもっと少ない程度しか聞けていないのかもしれません・・・

と、社長はつづけて・・・微振動を針が拾って、アンプを通じSPから音が出るわけですが・・・SPから音が出るときにSP本体が鳴いたり、箱が鳴いたり、ホーンが鳴いたりするんじゃ、そう言う音が加味されているので・・・

Jazzを聞いてる方は、アコースティックの楽器の音を直接聞いているというのではなく・・・PAで聞いている・・・SP経由で聞いている・・・狭い空間で音がガンガン跳ね返った音を聞いている方が多いので、勘違いされる方も多いんです・・・(^^;

PAは、いわゆる拡声器ですから、大空間で飛ばすということを目的に作られてます・・・これに対してうちのSPの欠点は、あまり飛びません・・・薄い振動板を隙間を0.5mmにそろえていますし・・・

それと・・・ダイヤフラムに直接ボイスコイルを巻いているのも特徴で・・・他のメーカーはエッジとダイヤフラムが一緒で、ボイスコイルはこのダイヤフラムに接着されている・・・やはりその分動きが悪くなる・・・振動板にダイレクトに巻くのとは似てはいますが、全然音が違ってくるんです・・・それに、エッジはチタンで・・・

PAでは音を飛ばさなきゃいけないので、振動板が厚くなって・・・そうすると高域が伸びなくなるんです・・・なので、ツイーターやスーパーツイーターが必要になって、いきなりシンバルだけ前に出て来て、チン・チャン・ガチャ~ンって聞こえる・・・社長がお若い頃は、それが小気味よくて、これがライブの音だって信じてたけれど・・・実際コンサートの生の音を聞きに行くと、音が違うんですね・・・アコースティックな楽器の音を求めていたら、次第に変わってきてと・・・

【他社のユニットの響きを】
2510-03他社のユニットの響きを

他社のユニットの筐体を叩いて・・・その響きを聞いて・・・更に、これをバックロードにしたりすると更にホーンの鳴きも加わって・・・それに、小型のSPが何台もあっても、コントラバスやベースの音がしっかりでうか・・・バイオリンが10台集まったからといって、コントラバスやチェロの音を出すのは難しいです・・・だから、こういう大きいユニットは、最低必要ですと・・・だから、オルガンとかホントに低い音は、おきなSPでないと出て来ない・・・

っと、お話しが続きましたが・・・こんどは・・・あ、時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日に・・・つものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

ゴジラの拘り

ゴジラの拘りは素材とその使い方ですね。良質のバーチを6cmの板厚で使っていると言っていませんでしたか。この一年間に聴いたなかで、GTサウンドとHarbeth Super-HL5-PlusとJenszenの静電型スピーカーのzA2.1Jが印象に残っています。発音機構のまったくちがうGTサウンドとJenszenが、箱鳴りを抑えたGTサウンドと箱を響かせているHarbeth(さらにオートグラフや木曽アコースティックも)が、アプローチは違うものの同じように良い印象をもったのは興味あることでした。目的に到達するのに違ったルートがあるということでしょう。ホーン鳴きに関しては、昔からピッチで固めるようなことはやられていましたが、木製ホーンの素材と使い方で正攻法で攻められたものと思います。要するにこのスピーカーは相当に経験を積んだ末に到達するもののようです。

Re: ゴジラの拘り

酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
酒仙坊さんも変わることなく、コンサートだけでなく、あちこちサウンドチェックに行かれてて、流石ですね!(^^
今回のゴジラの試聴会で最初に思ったのが、クラシックのコンサートの会場で聞くサウンドでした・・・後で、社長が仰ってましたが、生の演奏会を聞きに行くと、結果的に柔らかい音になるはず・・・アコースティックな楽器のホールでの音は、耳に痛い聞き疲れする音ではないと・・・
でも、まだまだ未熟なσ(^^)私なんか、オーディオ的な刺激のある音も聞きたくなっちゃうんですよね(^^;

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