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【238】090314 TY氏邸訪問④(Trusonic &シーメンスの変身) 

さて、昨日は、TY氏邸の1階のシステムを紹介したところで終わってしまいしまたが、今日は、その音を聞かせていただいたところからのお話しです。

【システムの全体像】
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いよいよシステムの音を聞かせていただきます・・・・

まずは、OJC盤のワルツフォーデビー・・・・

・・・・ちょっとまだ、寝起き状態か?

・・・・おっ、段々はっきりしてきました

高音が少し弱めな感じがしますが、中音の何ともいえない太さがとても好ましいです・・・・ジャズにはやっぱりいいですね!

続いて、おさらい・・・・ケンプのピアノでベートーベン・・・

・・・2階のシーメンスに比べると、少しオフ気味にバッフルの後にステージが展開する感じです・・・・

お次は、ダイアナクラール・・・

んー、アメリカンサウンドって感じでしょうか・・・まだ若干高域が大人く感じますが、最初に聴いたシーメンスより、少し帯域が両端に延びているような感じがします・・・

なにより、ダイアナクラールのボーカルをジックリ楽しみたくなる音で、ご機嫌ですね!

さて、お次は・・・先程、3階でちょっと不思議な音で鳴ったスパーギタートリオで行きましょう・・・・

パコ・デ・ルシアのガット弦とスチール弦の違いが明確に分かります・・・

全体には、少し乾いた感じの音で、中高音は、若干アクセントがある?ような気がするんですが(^^;・・・・これは、ホーンツイーターの印象によるものかな?

っと、ここで、昨日紹介したガラードのターンテーブルを使おうとしたんですが、回転が合わずに離脱・・・・

それではってことで、再度、CDに・・・・

今度は、クラシックをということで、メンデルスゾーンの真夏の世の夢・・・

やはり、少し高域に物足りなさを感じるものの、オケの低音の量感も、かなりそれらしく鳴ってくれる・・・・38cmのウーファーの威力か?(^^;

それじゃあ、コーラス物をと言うI氏からのリクエストで、カンターテドミノ・・・・

9曲目の男声と女声がしっかりと聞き分けられるかってところで、チェックをしようと言うことだったのですが・・・・

やはり、少し、この辺は苦手なようで、明確に聞き分けられるという所まではもう一歩届きませんでした・・・・(^^;

と、ここで、TY氏が、2階でお使いのデノンのアナログプレーヤーを下ろして来られました・・・・・

【ピッチャー交代】
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と言うことで、まず最初は・・・・レコード棚からI氏がリクエスト・・・

オスカーピーターソントリオのプリーズリクエストから・・・

おー!・・・ベースの音がなかなか好みの音出でいます・・・

・・・・ずっとかけながら、オーディオ話で盛り上がっていると、何だか意外に良い鳴りっぷりになってきた!!

中音が濃くはっきりし、低音域が徐々にしまってきて弾む感じになってきたように感じます・・・・・

それじゃあと・・・・マイルスデイビスの死刑台のエレベーター・・・

んー!! サックスがとても艶っぽく、いい音で鳴り出した!!(^^;

いゃ~!良いですね~!やはり平面バッフルの音の機敏な張り出し・・・加えてホーンツイーターが絶妙にいい味出して、とってもジャズがスパーンと快感の中で浸れます!

目が覚めたかのような、ご機嫌なJAZZに、今更ながらに、まさにJAZZ用のシステムだったんだと再認識しました・・・・(^^;

目覚めたシステムの音に感激したところで・・・・じゃあ、そろそろもう一度最後に、2階のメインシステムに戻りましょうか?・・・・

と言うことで、プリを外して、もう一度2階へ・・・・

で、プリを戻し、今度は、球で鳴らしましょうよ!とM氏が・・・

と言うことで・・・傍熱三極管6C33C-Bシングル(だと思う)登場!!

【6C33C-Bシングル登場】
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ところが、左チャンネルの音が出ない・・・・どうやらプリがご機嫌を損ねたようだ・・・・と言うことで、急遽、ボリュームのあるパワーアンプ直結に変更・・・・

【再びシーメンス】
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で、早速再生・・・・

おおー!高々[H21.04.02修正]8W7Wの出力とは思えないグリップ力!

とても明瞭で、豊かに、はっきりした音になった・・・・

クラウンでは、濃厚な厚みのある中高音が、ぱっと聞いた印象では、スマートになった感じで、ヨーロッパ録音が、それらしくなったようで、響きや余韻が多くなったような気がします・・・・

で、再びダイアナクラール・・・・

声が暖かく、滑らかに、ピアノが綺麗に・・・ギターも綺麗形の音になった気がします・・・・

じゃあと、エヴァキャシディ・・・・お?ここは少し予想外・・・空気感や透明感はよく分かるんですが、声はほんの少しウォームな感じで、細い印象を受けるかと思ったのが、そんなことはありませんでした・・・・

・・・っと、この後、ハンコックさん、IさんのCDを次々とかける・・・

アンプがクラウンだと、2発のシーメンスは張り出してくる感じだけど、少し滲む感じもする(これはこれで良い感じなんですが・・・)・・・・これが球だと、この滲みの部分のピントが合って、すっきりした感じがする・・・・

この後、更にジェーンモンハイトや、再度エヴァキャシディを聞いたが、非常に艶っぽく、柔らかく、ゆったりと・・・・空気感も目一杯出てくる感じです・・・

・・・いや~!ボーカルえーわー!!・・・ほんま!

あったかくて、しっとり、色っぽい・・・(^^;

アンプで性格が変わるのは分かるんですが、それをシーメンスが素直に出してくるってことに、改めて感激!(^^;・・・・逆に球アンプがシーメンスのスッピンを出してきたのか?(^^;

TY氏もこんな描き分けの楽しさに、両方のシステムを置いて、繋ぎ変えて楽しんでおられるのかな?

と言うことで、ご機嫌な音で鳴りだしたシステムに、感心のため息をつきながら、どうやら皆さんも、この組み合わせの音がご納得のようでした・・・

と言うことで、今回、次から次へと、これでもかって言うくらい、平面バッフルと後面開放を聞かせていただき、ユニットの素直な鳴りが、いかに素晴らしいかを再認識させていただきました。同時に、それを活かすのは、なかなか大変だと言うことも感じております(^^;

TYさん、こんなに密度の高い貴重な体験をさせていただいて、どうもありがとうございました。m(__)m
一緒に、超・楽しい時間を過ごさせていただいた、Iさん、Mさん、ハンコックさんもどうもありがとうございました。m(__)m

是非、また遊んでやってくださいね~!

と言うことで、4話に渡ったこのお話も、ここでおしまい・・・・

ここまで、ご覧いただいた皆さん、どうもありがとうございました。

明日は・・・・?

まあ、例によって、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ(^^)/

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