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【2509】150503 GTサウンドのゴジラ試聴会?(2)目指すサウンドは?・・・(^^;
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さて、GTゴジラの試聴会・・・昨日は・・・その柔らかく煩くないサウンドのユニット開発に至るお話しの途中でぶった切っちゃいましたので・・・今日はさっそくつづきから・・・
社長さんの若かりし頃・・・五味康祐氏と同じ機材を揃え・・・その音に愕然とされたと・・・弦はまだ聞けるが、打楽器はまるで聞けなくて・・・ゆえに、そこから弄りまくって、最後には壊してしまったとのご経験や・・・(^^;
でも、ホーンの良さと言うのはあって・・・実在感がある・・・何とかこれでもってクラシックも聞けるようにしたい・・・柔らかい音で出て、各パートが分かる・・・
ドーム型は、確かに広がり感はあるんです・・・ステレオ感はあるんだけれど、実在感が薄いんです・・・やはり、ドライバーをホーンで聞くほうが実在感がある・・・それと定位・・・やっぱりオーケストラを聞いていて、定位がいいというのは非常に気持ちがいいんですよ・・・それが好きでホーンからずっと離れられなくなったんですね・・・
いいホーンで柔らかく出る・・・出来れば2wayで・・・と言うところからこのソニーのユニットに行き当たった・・・レンジが広くて、こんないいものはない!と・・・
でも、測定したものが全ていいわけじゃないんです・・・測定器でいい音になるって、そうじゃないんです・・・だから、ボイシングイコライザーだ、ルビジウムのクロックだ、時間差がどうしたとか・・・それも一つのイコライザーのようなものです・・・確かに、求め方の一つではあるんですけど・・・
音楽とは、色んな音と出会って、感性を磨いていかないといけない・・・音楽として聴かないといけない・・・そこから、それこそ指揮者の精神、スピリットや演奏者の気配・・・そういたものが伝わって来る・・・そう言う音は、、やはり、ホーンじゃないと味わえないんです・・・だから私はホーンが好きなんですと・・・
で、今実はこれ、500Hzから繋いでいて・・・24,000まで出ています・・・だから、スーパーツイーターに至るまでは要らないんです・・・だから、ツイーターやスパーツイーターと、いくつも繋いでいく必要が無い・・・
もっと悪いのは・・・最近のウーファーは能率が悪いので・・・うちのユニットの20倍~30倍のアンプで駆動して行かなければ鳴らないんです・・・でも、能率が高ければそんなパワーも要らないんです・・・
今日は、猛者の方が集まられるとのことで、最初からマルチで鳴らしてますが・・・普通、会社の試聴室では、プリメイン(E-470)で聞いていただいてます・・・だから、このネットワークで聞いてもらうほうが多いんです・・・いいアンプじゃないと鳴らない、パワーをぶち込まないといけない・・・
ここは、かなりライブ(手を叩かれて、その響を聞いて)ですけれど・・・いいお部屋、オーディオルームがあって、石井式の部屋とかであれば、本当は理想的なんですけど・・・なかなか一般的には、自分だけの部屋をもてない方が多いもんですから・・・
っと、ここで超ベテランぽい方から、話ばかりじゃなくて音を聞かせてくださいと・・・試聴音源は持ってきていないから、何でもいいのでと・・・
って言うことで・・・社長さんが、アバドがお好きと言うことで・・・アバド指揮、シカゴ交響楽団による、ベルリオーズ「幻想交響曲」をアナログでかけられた・・・
ほう、なるほど!・・・柔らかく実在感のある音で、定位がはっきりと・・・ってサウンドの片鱗は分かる気がしました・・・各パートの音が埋もれずしっかり出てましたし・・・
ただ・・・実際の実在感や定位は、どうやら王様席でないと、正しくは聞けないんじゃないかな?って気が・・・ホーンの指向性もありますし・・・この日のセッティングも少し内振りですので、なおさら・・・
っと、先程のベテランの方?が、もういいです・・・何でもいいので女声のボーカルを聞かせてくださいと・・・
ってわけで、石川さゆりの天城越えをCDで再生された・・・
なるほど・・・やはり、柔らカッく濃い再生ですね・・・特にホーンだからという部分を意識する感じはなくて、しっかり下に重心のある安心感のあるバランスで・・・決してサ行や吐息の擦過音に耳をそばだたせるような鳴り方ではないですね・・・
あ、かけられたCDはどれですか?の問いがあり・・・色んな方の曲が入った、何ら特別なところのないオムニバス盤ですとのこと・・・
で、おつぎは・・・どなたかが、フラメンコのCDをお願いされ・・・2曲目を・・・
【フラメンコ】2001-02

うん、やはいり、ことさらステップのエッジを際立たせず、録音現場の反響までをしっかり含んで・・・床の低い振動が充分に感じられる安定志向のサウンドバランス・・・柔らかく濃く、煩く無く、長く聞いていいられると言う音は、これまでのどの曲でも共通している印象・・・おじさんのボーカルはとても厚みがあり、自然な感じ・・・
で、おつぎは・・・ウィントンマルサリスカルテットのマジックアワーから、1曲目を・・・
【ウイントンマルサリスのマジックアワー】

お、音源がオン気味にエッジをクッキリ録ったものだと、あざとらしくなくとても中低域のメリハリの効いた厚みのあるくっきりサウンドに・・・ボーカルはナチュラルで、タムのキレと厚みがとっても心地いい・・・ドラムのドゥッって音の空気の塊の部分もしっかり感じられて・・・やはり、中域~中低域のキレと厚みがいいですね・・・
2曲目冒頭のハンドクラップは、やはり、柔らかく、驚くような耳に来るおとではなかったですね・・・
っと、ご機嫌な曲がつづくんですが・・・今日はここで時間切れ・・・
なので、つづきは明日に・・・ま、いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
社長さんの若かりし頃・・・五味康祐氏と同じ機材を揃え・・・その音に愕然とされたと・・・弦はまだ聞けるが、打楽器はまるで聞けなくて・・・ゆえに、そこから弄りまくって、最後には壊してしまったとのご経験や・・・(^^;
でも、ホーンの良さと言うのはあって・・・実在感がある・・・何とかこれでもってクラシックも聞けるようにしたい・・・柔らかい音で出て、各パートが分かる・・・
ドーム型は、確かに広がり感はあるんです・・・ステレオ感はあるんだけれど、実在感が薄いんです・・・やはり、ドライバーをホーンで聞くほうが実在感がある・・・それと定位・・・やっぱりオーケストラを聞いていて、定位がいいというのは非常に気持ちがいいんですよ・・・それが好きでホーンからずっと離れられなくなったんですね・・・
いいホーンで柔らかく出る・・・出来れば2wayで・・・と言うところからこのソニーのユニットに行き当たった・・・レンジが広くて、こんないいものはない!と・・・
でも、測定したものが全ていいわけじゃないんです・・・測定器でいい音になるって、そうじゃないんです・・・だから、ボイシングイコライザーだ、ルビジウムのクロックだ、時間差がどうしたとか・・・それも一つのイコライザーのようなものです・・・確かに、求め方の一つではあるんですけど・・・
音楽とは、色んな音と出会って、感性を磨いていかないといけない・・・音楽として聴かないといけない・・・そこから、それこそ指揮者の精神、スピリットや演奏者の気配・・・そういたものが伝わって来る・・・そう言う音は、、やはり、ホーンじゃないと味わえないんです・・・だから私はホーンが好きなんですと・・・
で、今実はこれ、500Hzから繋いでいて・・・24,000まで出ています・・・だから、スーパーツイーターに至るまでは要らないんです・・・だから、ツイーターやスパーツイーターと、いくつも繋いでいく必要が無い・・・
もっと悪いのは・・・最近のウーファーは能率が悪いので・・・うちのユニットの20倍~30倍のアンプで駆動して行かなければ鳴らないんです・・・でも、能率が高ければそんなパワーも要らないんです・・・
今日は、猛者の方が集まられるとのことで、最初からマルチで鳴らしてますが・・・普通、会社の試聴室では、プリメイン(E-470)で聞いていただいてます・・・だから、このネットワークで聞いてもらうほうが多いんです・・・いいアンプじゃないと鳴らない、パワーをぶち込まないといけない・・・
ここは、かなりライブ(手を叩かれて、その響を聞いて)ですけれど・・・いいお部屋、オーディオルームがあって、石井式の部屋とかであれば、本当は理想的なんですけど・・・なかなか一般的には、自分だけの部屋をもてない方が多いもんですから・・・
っと、ここで超ベテランぽい方から、話ばかりじゃなくて音を聞かせてくださいと・・・試聴音源は持ってきていないから、何でもいいのでと・・・
って言うことで・・・社長さんが、アバドがお好きと言うことで・・・アバド指揮、シカゴ交響楽団による、ベルリオーズ「幻想交響曲」をアナログでかけられた・・・
ほう、なるほど!・・・柔らかく実在感のある音で、定位がはっきりと・・・ってサウンドの片鱗は分かる気がしました・・・各パートの音が埋もれずしっかり出てましたし・・・
ただ・・・実際の実在感や定位は、どうやら王様席でないと、正しくは聞けないんじゃないかな?って気が・・・ホーンの指向性もありますし・・・この日のセッティングも少し内振りですので、なおさら・・・
っと、先程のベテランの方?が、もういいです・・・何でもいいので女声のボーカルを聞かせてくださいと・・・
ってわけで、石川さゆりの天城越えをCDで再生された・・・
なるほど・・・やはり、柔らカッく濃い再生ですね・・・特にホーンだからという部分を意識する感じはなくて、しっかり下に重心のある安心感のあるバランスで・・・決してサ行や吐息の擦過音に耳をそばだたせるような鳴り方ではないですね・・・
あ、かけられたCDはどれですか?の問いがあり・・・色んな方の曲が入った、何ら特別なところのないオムニバス盤ですとのこと・・・
で、おつぎは・・・どなたかが、フラメンコのCDをお願いされ・・・2曲目を・・・
【フラメンコ】2001-02

うん、やはいり、ことさらステップのエッジを際立たせず、録音現場の反響までをしっかり含んで・・・床の低い振動が充分に感じられる安定志向のサウンドバランス・・・柔らかく濃く、煩く無く、長く聞いていいられると言う音は、これまでのどの曲でも共通している印象・・・おじさんのボーカルはとても厚みがあり、自然な感じ・・・
で、おつぎは・・・ウィントンマルサリスカルテットのマジックアワーから、1曲目を・・・
【ウイントンマルサリスのマジックアワー】

お、音源がオン気味にエッジをクッキリ録ったものだと、あざとらしくなくとても中低域のメリハリの効いた厚みのあるくっきりサウンドに・・・ボーカルはナチュラルで、タムのキレと厚みがとっても心地いい・・・ドラムのドゥッって音の空気の塊の部分もしっかり感じられて・・・やはり、中域~中低域のキレと厚みがいいですね・・・
2曲目冒頭のハンドクラップは、やはり、柔らかく、驚くような耳に来るおとではなかったですね・・・
っと、ご機嫌な曲がつづくんですが・・・今日はここで時間切れ・・・
なので、つづきは明日に・・・ま、いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
- [2015/06/21 07:15]
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コメント
GTサウンドの音
Mt.T2さんも行かれたのですね。確かにゴジラの音は、多少粗いがガッツがあるというホーンスピーカーの先入観を打ち破るものでした。クラシックがこれほど柔らかく聴き疲れのしない音で鳴る大型スピーカーは珍しいです。低音が柔らか過ぎるという評価もあるようですが、実際にホールで聴く低音はこのような感じです。ちょっと意地悪をしてストラディバリウスで弾くバッハの無伴奏パルティータを小音量でかけてもらったのですが、音痩せすることなくきちんとストラディバリウスの艶が出ていました。ゴジラというネーミングにそぐわず、表現力の豊かな珍しいスピーカーという印象です。これに反し、最近のハイエンドはちょっと聴きには訴求力があっていいのですが、ブルックナーやマーラーを全曲聴くには忍耐が要ります。オーディオの音ばかり聴いているとどうしても味付けの濃い、刺激的な音の方向に行ってしまうので、時々生の演奏を聴いてキャリブレーションのやり直しが必要です。
Re: GTサウンドの音
酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
やはり、酒仙坊さんの評価からしえも、かなりクラシックに照準を合わせたサウンドと言うことが分かり、当日の印象が間違っていなかったと一安心です(^^;
ま、この物量のSPから一般的に想像する音とはかなり方向性が違うので、好みがはっきり分かれるSPだなと感じました(^^;
やはり、酒仙坊さんの評価からしえも、かなりクラシックに照準を合わせたサウンドと言うことが分かり、当日の印象が間違っていなかったと一安心です(^^;
ま、この物量のSPから一般的に想像する音とはかなり方向性が違うので、好みがはっきり分かれるSPだなと感じました(^^;
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