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【2356】141108 オーディオセッション&ハイエンドショウ(6)リベラメンテ・・・(^^; 

さて、ヒモショックのため、ピュア系のデモに余り関心が沸かず、シアター系の興味に突っ走ってたこのイベント・・・いよいよ、唯一のピュア系での興味に向けて・・・

さらっとほかのフロアを聞きつつ、うろうろしてから・・・インフラノイズのブースへ・・・

何せ今回、インフラノイズさんのリベラメンテケーブルに対する自信は半端なく・・・同社HPの「2014.10.23」のブログには「リベラメンテがあれば数百分の一のコストで1000万円オーディオに勝てる!」との宣言がなされていたのだ・・・(^^;

何せ、2ヵ月半遅れの拙ブログゆえ・・・実際の結果は、みなさんご承知の通り、既に同ブログやJimmy JazzさんのBBSに詳しいので、今更の感はあるが、一応当日のおさらいを・・・

で、インフラノイズのブースへ行くと・・・同室のほかのメーカーさんのデモタイムと言うことで、ほかで時間つぶしを・・・っと、そこで、大@神戸さんやぎんたろうさんとお会いし・・・既に合格判定がなされ、凄いサウンドであったとのコメントが・・・その他、全く関係のない来場者からも、倍音が歪まずにしっかり出てるから凄いんだと、そのものズバリのコメントをされた方もいらっしゃったとか・・・

っと、同じく某ハイエンド系の音友達と遭遇し、しばし近況を話していると・・・先のメーカーさんのお客さんがお帰りになったので、デモタイムを代わっていただけるとのことで・・・急遽、インフラノイズのデモを聞かせていただくことに・・・

【驚きのデモシステム】
2356-01インフラノイズ脅威のデモシステム

で、ブースの中へ入ると・・・アナウンス通り、自作の箱に入れられたげんこつSPと、Stereo誌のおまけSPユニットを、ムック本で売られてたこのおまけSPユニット用の箱に入れたものが、テーブルの上に・・・

で、送り出し&駆動系は・・・ぎょっ!(@@;

何と、ビクターのミニコン・・・で、キモとなる秘儀は・・・音源ソースの入ったUSBメモリを、USBリベラメンテに接続・・・これをビクターのミニコンに繋ぎ・・・このコンポから先のSPへは、SPリベラメンテで接続されているとのことで・・・

つまりは、ヴィンテージ?のごときげんこつSP(チューンド・バイ・インフラノイズ)とStereo誌のおまけSPを、USBリベラメンテとSPリベラメンテを使うだけで、ビクターのミニコンが、1000万オーディオを越える音楽を聞かせてくれるか?ということ・・・

ってわけで、さっそくヴィンテージ?のごときげんこつSP(チューンド・バイ・インフラノイズ)の方で曲を試聴・・・

まずは・・・インフラノイズさんの生録されたピアノ演奏を再生された・・・

おお!・・・一聴して、その飛びっきりの鮮度が凄い!・・・情報量も凄くて、音の仔細と空間の再現が桁違い!・・・何と生々しく、違和感のなくその場で聞いているかのようなピアノの音色・・・正にマスター音源ならではのサウンドにビックリ!(@@;

ピアノが打楽器であることがよく分かる音の成り立ちで・・・打音と弦の震え、共鳴、筐体の響き、空間への響きと、それぞれ違う音が合わさって、また新たなハーモニーを奏でる・・・ってな感じで、その空間全体の音の中に自分がいることに気付く・・・

と、それじゃあ、CDからのリッピングソースを鳴らしますねと・・・USBリベラメンテに繋がれたUSBメモリに入れたWAVファイルを再生・・・

まずは、MUSICA NUDAの1曲目・・・冒頭の弦の打音が凄い!

ただ、先の生録マスターを聞いたからか?・・・音が鳴り出した瞬間、録音した空間の存在を知った・・・電気を通した音の空間を感じる音だと分かる・・・

しかし、SN感は非常に高く、澄んだ純度の高い音で・・・なんちゅう弦の自然な生々しさ!・・・弦を弾く音、弦が響く音、胴が共鳴する音、空間に広がって行く音、これらが新たなハーモニーを作り出して空間を埋める感じ・・・

録音空間だって感じは受けるものの・・・この音の出方と成り立ちの感じ方は、生録マスターの時に感じたのと非常に近い・・・この落差の少ないリアリティの高さにはホント驚いた!

おつぎは・・・マーカスミラーのシルバーレインの1曲目・・・

おお!・・・確かに冒頭のベースの低弦の打音は厳しいかな?と思ったが、何とかクリア・・・おいおい!50年前のフルレンジで、こんなにガッツリ、バリッと、エネルギッシュに鳴っていいのか!・・・うちのシステムの立つ瀬が無い・・・とほほ(;_;

おつぎは、ニルスロフグレインのアコースティックライブから5曲目を・・・

おお!・・・弦の切れ味鋭く、艶っぽい鳴りっぷりがご機嫌!・・・しかも胴の共鳴も重心低くしっかり出して・・・凄い!(^^;

つづいて・・・マイケルヘッジス・・・いやあ、弦の切れ味と響きはホント気持ちいい!・・・なんと言っても、やっぱり胴鳴りと弦の音の下支えがしっかり聞こえるんで、安定感、実体感が非常にナチュラルに感じる・・・

っと・・・残念・・・余りに中途半端ですが、今日はここで時間切れ・・・

興奮状態のまま、明日につづく・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

インフラノイズのデモに教わる

インフラノイズのデモには驚かされました。これまでクラシックフアンには絶大な支持のあるインフラノイズの製品に少し距離をおいてきた、M谷さんやぎんたろうさんも絶賛でした。要は、インフラノイズの製品のポテンシアルプラスインフラノイズ流のカスタマイズということだったのしょう。自分流のカスタマイズの目標設定と方針とアプローチの技術がしっかりしていないところで、あきらめてしまう、あるいは製品に不満を募らせている・・・そういうことも多いのではないでしょうか。また、目標も方針も技術も曖昧なまま、出鱈目をして結果が悪くなるということもあるかと思います。

Re: インフラノイズのデモに教わる

酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m

目標設定や方針、アプローチの技術なく・・・という点、まさに自分のオーディオでなおざりにしてしまっている部分・・・で、曖昧なまま、出鱈目をして結果が悪くなる・・・なんて、まさに・・・振返り、反省(^^;
数やってれば色濃いところが見えてくるかな?程度の感覚でしたが、いい加減、目星を付けてピンポイントの改善を図って行かないと駄目だと・・・(^^;
興味を引くことだけに走ってばかりの状態から、地道に根本的な対策に勤しむように・・・しようと思います(^^;

右往左往

別にMt.T2さんのことを申し上げたわけではありません。インフラノイズのチューニングは勘所を押さえながらやられているようです。小生も真空管アンプをやっていた頃は、あのカップリングコンセンサーが良いと言われればそれを買いに走り、抵抗はこれだと言われれば替えて見るということをやっていました。あるときヴィンテージ屋さんが大昔のアメリカの名も知らない真空管アンプを持ってこられ、音の良いのに驚き、それからヴィンテージ漁りに変更しました。右往左往して成功したのは真空管の差し替えだけで、結局、定番の一番高価な球に落ち着きました。ケーブルやタップ、インシュレーターなどアクセサリーの自作、USBメモリーの改造などもしましたが、結局良い物はできませんでした。しかし、右往左往で耳は鍛えられ勉強にはなりました。

Re: 右往左往

酒仙坊さん、お気になさらずにm(_ _)m
酒仙坊さんの書かれていたことは分かった上で・・・ふと、わが身を省みると、そのまま自分自身にも思い当たる節がありましたので・・・こりゃあそろそろ意識を持ってやらんと行かんなあって思ったわけでして(^^;
「チューニングの勘所」を知るには、凡人はやっぱりトライ&エラーを積み重ねるしかないわけですが・・・σ(^^)私の場合、そのつもりでやってたはずが、気付くとついつい変化の面白さのみを追いかけて、あらぬ方向へと・・・(^^;
ってわけで、いいタイミングでアドバイスをいただいたと感謝しておりますm(_ _)m

勘所

お二方とも勘所を外しておられるとは思えません。いろいろ聴かれていつも適切なコメントを出しておられるのですから。

勘所をビジネスの基礎にしなければならないはずのメーカーでさえ無理みたい。
現在の数え切れないオーディオメーカーで勘所を押さえているところはいくつあるのですか?
ヴィンテージでさえわずか、まして日本のメーカーとなると私には名前が浮かびません。

Re: 勘所

スタジオマンさん、本年もよろしくお願いしますm(_ _)m
当日、とあるブースのバックヤードから漏れ聞こえてきた話・・・びっくりするような値段のハイエンドシステムの音を聞いてきたけど、デジタルはどれも音がもの凄く広がって、芯が分からない。あれではいい演奏なのかそうでないのかが分からないと思うんだが、今の若い人はああいう音がいいのかな?・・・とか
デジタルは扱いが難しくて、芯を出すのが大変だけど、みんなが茫洋とした音を好んでいるわけではないと思うよ・・・とか
ハイレゾが出て来て、音楽がめちゃくちゃになちゃっいましたね・・・とか
業界の今と行く末を憂う方がたくさんいらっしゃいますが・・・
クルマに憧れない、クルマに乗らない、自分の車を持たない若者が増えている時代ですから・・・
音楽の聴き方、音楽への接し方が変わって来ているという要因も大きそうですね・・・
コンサートやライブに行く人は増えているような気がしますが・・・記録音源(PAも含めて)は、デジタルソースしか聞いたことが無い人が世の中のほとんどなのかも?(驚

勘所

どうも、お久しぶりです。
自分もハイレゾに対して一言を。
ハイレゾが出て来て、音楽がめちゃくちゃになちゃっいましたね
→これは、分かります。
音楽配信会社の問題かもしれませんしネットワークの問題かもしれません。
あるソフトを購入してみました。
(録音優秀にて賞を取ってたと思います)
ダウンロード販売とコピーデータディスク
を比較してみました。
結果はコピーデータディスクが圧勝です。
圧倒的存在感、粒子が見えないくらい決め細かさ
そして、自然な広がり方などですねぇー
そして、スタジオエンジニアリングの方に
伺ったところ私と同じ所を指摘しており
これで、間違いないと配信会社送った所
試しでダウンロードして聞いてみたところ
かなり違ったように聞こえたようです。
ということは、なるべくデータディスク
販売がよろしいかと思います。
今ならCD販売店もまだ有りますからまだいけるかと。
又、CDのオマケDVD止めて替わりにデータディスク
を入れてお客さんをアーティストの思いを繋いで貰いたいですねぇー。

勘所

あっそうだ、思い出した。
サーバーに使われているUPSが悪さを
しているかも知れません。
実際に使ってみて音の悪さが際立ってました。

Re: 勘所

青フォレさん、お久しぶりです。今年もよろしくお願いしますm(_ _)m
σ(^^)私的には、ハイレゾが・・・と言うよりデジタルは配信だろうが、メディアを介したファイルのコピーだろうが、音の変わり方が予想付かなくて、非常に難しいフォーマットだと感じています(^^;
アナログだと鈍る、ボケるって方向ですが、デジタルは、これって同じ曲?って思うような違いを感じることが結構あるような気がします・・・(^^;
でも、だからどうする?とか何がいい?ってのは分からなくて・・・
意外に、欧米のレコード復活が本流に?・・・そんなわけないか!(^^;

Re: 勘所

デジタルもアナログも、音楽も、相変わらずの素人知識レベルなのでよう分かってませんが・・・
先の音楽がめちゃくちゃと言うのは、デジタルは見えないところで時間がずれて音楽のハーモニーが変質してしまうことを言われているのかと感じてまして・・・
これに関連して立体感や空間の感覚も歪んでしまうのかと・・・
で、途中の伝送経過はともかく、最後のアナログへの変換時点の読み出しをデジタル化のときと同じに出来るかがポイントかと思っていますが・・・

途中の状態まで関係するとなると・・・それでなくても分かってないのに、もうわけわかめの極致ですね(汗

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