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【2119】140420 ノンノンさん来阪・椀方邸再訪(終)あの感動曲が更に!・・・(^^; 

さて、1年9ヶ月振りの椀方邸訪問・・・平行法によるSPセッティングが大きく進化し、左右のバランスが改善され、広がりは勿論、奥行きも深く、響きが部屋を待たすように・・・

っと、そんな素晴らしい鳴りっぷりを聞かせていただいて、ノンノンさんから、ベルリンフィルのデジタルコンサートホール(DCH)のリクエストが・・・

で、元はと言えば、椀方さんがDCHを導入されたのは、ノンノンさんからの勧めがあったからだとか・・・ところが、当のノンノンさんの方は、当時、PCからのアクセスで、DCH視聴の場合は、PCのモニタをテレビに写し、AVアンプと接続をするなど、何かと面倒だったことと、映像が、ほとんど固定の位置からの引きだけで、あまり面白くなく、いつのまにか見なくなってしまわれたとか・・・

で、今回、ソニーの液晶TVをメインに、音声のTOS出力を、DACに繋ぎ、メインシステムで再生されていた椀方さんから、逆にノンノンさんへ・・・音も絵も素晴らしいのに何故?と、逆勧誘?ってわけでして・・・(^^;

【ベルリンフィルのDCH】
2119-01ベルリンフィルのDCH

で、まず前日、ノンノンさんと椀方さんがシンフォニーホールで聞かれたブラームスの4番から再生され・・・

何でも、椀方さんは、実際のコンサートへ出かける前、知らない演奏曲だったりすると、このDCHから同じ曲を探して、予習していかれるとか・・・

【様々なアングルから】           【映像も綺麗で】
2119-02アングルも多様で 2119-03映像も綺麗で

で、今は、結構様々なアングルから、映像も綺麗で・・・

って言うか、サウンドも素晴らしい!・・・十二分に楽しめます!・・・まず、録音編集でほとんど加工がされていない・・・いわば一発撮りゆえに、圧縮音源とのことですが、とても鮮度感が高く映像の効果と、椀方邸のシステムのサウンドと相まって、非常に楽しめる!・・・

っと、椀方さんから・・・先程から音が澄んだと言われたのは、SPはリジットですが、プリは3点、他は4点支持で、パワーアンプは2個使いで、全部の機器の下にαゲルを敷いて、低域振動の伝播を絶っている効果が大きいと・・・

なるほど!・・・この澄んで見通しがいいのは、ウェルフロート?効果ですね(^^;

で、こんどは、樫本大進が、日本でプロコフィエフをやる前(練習?)にベルリンフィルで演奏した時の映像とのこと・・・

で、椀方さんいわく、2年くらい前からは、画質も音質も格段によくなっているけど・・・それは、おそらく機材が変わっているからだろうと・・・

【十二分に楽しめます!】
2119-04十分楽しいDCH

っと、ノンノンさんが・・・確かに、映像も格段によくなっていますねと・・・

いやあ、こんなに素晴らしい演奏を、アーカイブから自由に選んで、いつでも視聴できるなんて・・・っと、椀方さんは、見たいTV番組がないときは、ほとんどDCHを見ている?聞いている?のだそうで・・・

なるほど・・・納得の音と映像で・・・それこそ、リビングにいながらにしてベルリンフィルの定期コンサートを全て楽しめると言うことで・・・

ノンノンさんも、これは素晴らしい!・・・PCでの視聴で無く、TVからにすれば、よかったのかと・・・改めて、最新コンテンツの魅力に・・・(^^;

それにしても、これだけコンサートホールの雰囲気が楽しめるとは、クラシックファンなら、年間契約しても、絶対リーズナブルに感じられますね・・・

【カルメンをCDと比較】
2119-05カルメンをCDと比較

と、椀方さんが・・・実際、同じコンサートの録音をCDで聞くと、やはりもう後ひと息の空間再現ではあるけど、聞き比べて初めて分ける程度の差で・・・逆に鮮度感ではDCHの方が感じられるぐらいですからと・・・

で、せっかくなので、σ(^^)私用にイーグルスのホテルカルフォルニアを聞いておいてもらいましょうかと、ヘルフリーゼスオーバーから再生を・・・

うわあ!・・・ギターの艶っぽさたっぷり・・・ゆったり目のバスドラ・・・でも膨らんだ低音ではなく、制動の効いた範囲で・・・クラシックのホール感にチューニングしてあって、これだけ気持ちよく聞ければ、素晴らしい!・・・いやいや、以前よりギターの響きも綺麗に伸びて、広がりもバランスよく広がって、SPのセッティングの進化をヒシヒシと感じました!

っと、チラッとかけられたファドのギターの音色を聞いて・・・以前のすごく暖かみと深みのある音ですねと申し上げると・・・椀方さんが・・・パッサカリアを聞いておかないとだめかな?と・・・あの、ミステリーソナタをかけてくださった・・・

【エドゥアルト・メルクス(Vn):ミステリーソナタ:パッサガリア】798-07
798-07エドゥアルト・メルクス(Vn):ミステリーソナタ:パッサガリア.jpg

初めて椀方邸に伺った時、聞かせていただいて、大感激したあのパッサガリアを・・・

おおおお!・・・素晴らしい!あの時以上だ!すごい!・・・なんと言う暖かくも切ない音色!何ともこの澄んで艶っぽいバイオリンの響きの心地いいことか!・・・伸び伸びと思いの丈を全て込めたような演奏で・・・

椀方さんがこのサウンドのポイントは、DACをラックから出して、TVの横に置いたからとのことで・・・

なるほど、それで、この開放感が得られたのか!・・・いやあ、それにしても鳥肌ものの音色と演奏!・・・いやあ、すごいです!素晴らしい!・・・最初に聞かせていただいた時の感動をはるかに上回る素晴らしいサウンドです!・・・この曲で、いかに椀方邸サウンドが進化したかが充分に分かりました!・・・滑らかで、暖かみと陰りのあるサウンドで素晴らしい!

椀方さん、ホントに素晴らしく、貴重な機会をいただいて、ありがとうございましたm(_ _)m

いやいや、最後にホントいいものを聞かせていただきました・・・ちょっと、この音を目指してみないとって、本気で思わずにはいられない衝撃でした・・・

ってわけで、椀方邸のお話はこれにてお終い・・・でノンノンさんと椀方さんとともに、次なる目的地へ行くために・・・腹ごしらえの地へ向かって移動を・・・

つづきは明日・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

詳細なレポートありがとうございました。

Mt.T2さんの詳細なレポートで、まるで素晴らしい音が聴こえてきそうです。Infinityは別の機種ですが、サントリーホールに通いつめられていた故K谷さんも素晴らしい音を奏でておられました。
こういう品の良い環境とセッティングなら、心ゆくまで音楽が楽しめるでしょう。当方は機械倉庫か、中古のショップのような環境なので羨ましいです。
しかし、オーディオの在り方も変わってきましたね。データベースにアクセスして音源を電子ファイルでスマートに管理できる、それらを労せずしてリアルタイムにDSD化して聴けるなどなど。
ところで、HAP-Z1ESでPCMソースをリアルタイムにDSD化した場合と、もともとのDSDソースをそのまま聴くのでは違いがありませんか?拙宅では、再生ソフト(HQPlayer)側で同様に行っていますが、リアルタイムのトランスコーディングは、若干PCMの音を引きずっているように感じました。Mt.T2さんからお借りしたKORGのDACとAudioGateでも同様でした。どうもTASCAM DA-3000でPCMで録音するのとDSDで録音するのと、その段階でも違っているようです。
ベルリンフィルのDigital Concert Hallはそれほど音がよくなかったので契約を打ち切りましたが、DSDに変換して聴けるようになったので、考え直さなければならないと思っております。レポート大変参考になりました。

Re: 詳細なレポートありがとうございました。

酒仙坊さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
拙宅も、実験工房を名乗るような、リビングとは思えない散らかりようですので、ホントこの素敵な部屋に纏め上げてのサウンドに憧れるばかりです・・・
うちも部屋片付けたら、こんなサウンドに?なんて・・・(^^;

DSDアップサンプリングとネイティブの違いについてですが・・・当方まだほとんどDSDネイティブの音を聴いてなくて、もちろん同じ音源のCDとの聞き比べもしていませんので、酒仙坊さんが仰るような厳密な違いについては約分かりません・・・(汗

現時点では、DSDの良さを認識しつつも、聴く曲によってPCMの方が・・・というケースも多く・・・と言うか、機器や再生環境によってもその判断が変わることもあって・・・常にいいとこ取りのサウンドになってくれればなあ・・・なんて思う今日この頃です・・・(^^;

デジタルコンサートホール・・・とても楽しめると思いましたが、このコンテンツがお好きな方なら料金についても納得されるのでは?と言った感じです・・・でも、十分楽しむ時間があるかどうかが問題かも?(^^;

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