- | HOME |
【2094】140323 H氏邸再訪(3)サウンド&チューニングアイテム・・・(^^;
- オーディオ
- | トラックバック(0)
- | コメント(0)
いやあ、何とも力入り過ぎ?・・・何かもう・・・以前から、彼がどれだけの試行錯誤をして、驚異的なルームチューニングをして来ていることを知ってて・・・そのサウンドも聞いているからこそ、ついついあれもこれもと書いてしまう・・・(^^;
既に職人技とも言える彼のチューニングのレベルで、後壁の変更のような大改装がどれほど大変なことか?ってのが実感出来るだけに・・・本場ウイーンのホールとオケで感動したイメージを再現するために、相当なチューニングを繰り返したことは、容易に想像できた・・・(^^;
で、部屋に入ってまずは、先の低音を下から聞こえるようにするためにやった調整について、拡散ポイントを追加したことの説明を受け・・・
う~ん、うちはホントに、物が多過ぎて低音を堰き止め、それらのものものが低域のエネルギーを吸収しているだろうことを改めて認識・・・
で、低域を下に定位させ・・・中域は真ん中に・・・高域は天井から降ってくるように・・・
【天井のチューニング】
上の画像は、リスポジから見上げた天井で・・・実は、この3cm長の木片で高域を左右へ拡散することで、天井から高域が降ってくるようになる・・・もの凄い重要な手法とのと・・・
この木片で、高域を左右に拡散することで、その位置に意識させられるらしい・・・
っと、それでは、いよいよ曲を聞くことに・・・
【お馴染みのTuttiから】1202-02
まずは、お馴染みのtuttiからリムスキー=コルサコフ:『雪娘』~道化師の踊りを・・・
ほお、楽器が多いのにごちゃごちゃせずに整然と配置しつつも、パートごとにはグッと演奏が迫ってくる感じで・・・濁りや被りも無く、響きとして部屋中を回り包まれる感じに・・・
でも、うちではこんなに低音が入ってるなんて思わなかったという印象が浮かんだので、結構、予想より低音の量感があったのだと思う・・・
彼によると、50Hzくらいが、部屋の定在波で盛り上がっているからとのことで、その帯域の多い演奏だと、その影響が大きく感じると・・・
で、ふと、ウェルフロートは、辺りの低域に何らかの効果があるか?を聞いてみたら・・・
彼からは、ウェルフロートは高域の方の歪が無くなって綺麗に伸びるようになると・・・逆に低域は、減ってくる・・・SPの高さも上がるし、床に振動が伝わり難くなる・・・
で、この矛盾する対策にこそ意味があるみたい・・・ウエルフロートで、低域が床から伝わるのを遮断し・・・低域の高域部分を床の高さに配置するため拡散アイテムを配置するって?
これは、直接伝播する低域は音を濁すので遮断するが・・・空間を伝わって床や壁が振動するのは、間接音として有効に使う術とのこと・・・それと音を回すことが重要と・・・
H氏邸に一番最初に伺った時、その床からグワッと低域が盛り上がってくるサウンドが、結構気に入っていたのですが・・・
当時のは、どちらかと言うと、床を、直接の振動伝播で鳴らし、濁りや被りで量やエネルギー感を感じるようになってたのだが・・・今は、直接音と間接音を如何に分かるかに苦心しているとのこと・・・
そう、H氏邸へ最初に来た時、この床からの振動でカリブレムネスのCDの迫力に度肝を抜かれた記憶があるが・・・H氏いわく、直接の振動で床や壁を鳴らすと、その1曲は凄く迫力が出ていいかも知れないが、他の曲が聞けなくなるんで、その辺りの付帯音は消さないと駄目と・・・
なるほど、今のを聞くと、以前は、楽器の位置関係が、前後も左右も、単にぼやっと広がってる部分もあったけど・・・今は、それぞれの楽器が、パートごとにそれぞれのポジションに位置するようには聞こえていた・・・これが、付帯音を取り去った効果ってことか・・・
と、H氏は・・・付帯音を取るのも効果的だけど・・・さっきも言った、高音、中音、低音の鳴る位置をそれぞれ高さを決めた位置から出すことで、演奏がかなり明瞭になると・・・
ってわけで、懐かしいカリブレムネスのCDを・・・
あ、この定在波の帯域は、以前にはあまり気にならなかったけど、結構盛り上がるのね・・・でも、このエネルギー感はいいな、グッと体に飛んで来る感じで・・・
と、H氏から・・・このエネルギー感を音量で稼ぐんじゃなく、そこそこの音量でも、インパクトを感じられるように・・・響きをリスポジの自分の体の真ん中に向けて集中させるようにしているとのこと・・・それで、実在感を出していると・・・
ただ、音を部屋に回すと、広がりは強くなるが、逆に、薄くなって実在感も無くなって来てしまう・・・だから、響きを自分に集中させることで、実在感もアップするとのこと・・・だから、以前より、随分音量が下がっていると・・・
おお、それはそうだ・・・音量は以前より随分小さくなったけれど・・・迫力もスケール感も減退していないもんなあ・・・それと、声の帯域も厚くなってバランスが少し下がって、暖かい声になった・・・高域が減ったからか、ボーカルの高さも、丁度のところに下がったね(^^;
それにしても、よくこんなに同じ色の箸を見つけてきたね・・・
【チェロを鳴らすため】
先にも話題になったウーファーの調音材・・・内側の縁のあたりに箸が2本、縦に取り付けてある・・・
これは、チェロを鳴らしたとき、定位が、スコーカーとの間で上に行ったり下に来たりだとかしてて・・・これを箸を貼るだけで改善したわけですから・・・勿論、100均で・・・凄い!
そうそう、このお箸・・・最初は外側の辺に貼ってたそうですが・・・センター方向の実在感は出たものの、広がりが寂しかったので、内側にしたところ、実在感と広がりの両方がそこそこバランスしたそうで・・・(^^;
っと、ちんたらやってたら、また今日も時間となりました・・・
ってわけで、つづきは明日・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
既に職人技とも言える彼のチューニングのレベルで、後壁の変更のような大改装がどれほど大変なことか?ってのが実感出来るだけに・・・本場ウイーンのホールとオケで感動したイメージを再現するために、相当なチューニングを繰り返したことは、容易に想像できた・・・(^^;
で、部屋に入ってまずは、先の低音を下から聞こえるようにするためにやった調整について、拡散ポイントを追加したことの説明を受け・・・
う~ん、うちはホントに、物が多過ぎて低音を堰き止め、それらのものものが低域のエネルギーを吸収しているだろうことを改めて認識・・・
で、低域を下に定位させ・・・中域は真ん中に・・・高域は天井から降ってくるように・・・
【天井のチューニング】

上の画像は、リスポジから見上げた天井で・・・実は、この3cm長の木片で高域を左右へ拡散することで、天井から高域が降ってくるようになる・・・もの凄い重要な手法とのと・・・
この木片で、高域を左右に拡散することで、その位置に意識させられるらしい・・・
っと、それでは、いよいよ曲を聞くことに・・・
【お馴染みのTuttiから】1202-02

まずは、お馴染みのtuttiからリムスキー=コルサコフ:『雪娘』~道化師の踊りを・・・
ほお、楽器が多いのにごちゃごちゃせずに整然と配置しつつも、パートごとにはグッと演奏が迫ってくる感じで・・・濁りや被りも無く、響きとして部屋中を回り包まれる感じに・・・
でも、うちではこんなに低音が入ってるなんて思わなかったという印象が浮かんだので、結構、予想より低音の量感があったのだと思う・・・
彼によると、50Hzくらいが、部屋の定在波で盛り上がっているからとのことで、その帯域の多い演奏だと、その影響が大きく感じると・・・
で、ふと、ウェルフロートは、辺りの低域に何らかの効果があるか?を聞いてみたら・・・
彼からは、ウェルフロートは高域の方の歪が無くなって綺麗に伸びるようになると・・・逆に低域は、減ってくる・・・SPの高さも上がるし、床に振動が伝わり難くなる・・・
で、この矛盾する対策にこそ意味があるみたい・・・ウエルフロートで、低域が床から伝わるのを遮断し・・・低域の高域部分を床の高さに配置するため拡散アイテムを配置するって?
これは、直接伝播する低域は音を濁すので遮断するが・・・空間を伝わって床や壁が振動するのは、間接音として有効に使う術とのこと・・・それと音を回すことが重要と・・・
H氏邸に一番最初に伺った時、その床からグワッと低域が盛り上がってくるサウンドが、結構気に入っていたのですが・・・
当時のは、どちらかと言うと、床を、直接の振動伝播で鳴らし、濁りや被りで量やエネルギー感を感じるようになってたのだが・・・今は、直接音と間接音を如何に分かるかに苦心しているとのこと・・・
そう、H氏邸へ最初に来た時、この床からの振動でカリブレムネスのCDの迫力に度肝を抜かれた記憶があるが・・・H氏いわく、直接の振動で床や壁を鳴らすと、その1曲は凄く迫力が出ていいかも知れないが、他の曲が聞けなくなるんで、その辺りの付帯音は消さないと駄目と・・・
なるほど、今のを聞くと、以前は、楽器の位置関係が、前後も左右も、単にぼやっと広がってる部分もあったけど・・・今は、それぞれの楽器が、パートごとにそれぞれのポジションに位置するようには聞こえていた・・・これが、付帯音を取り去った効果ってことか・・・
と、H氏は・・・付帯音を取るのも効果的だけど・・・さっきも言った、高音、中音、低音の鳴る位置をそれぞれ高さを決めた位置から出すことで、演奏がかなり明瞭になると・・・
ってわけで、懐かしいカリブレムネスのCDを・・・
あ、この定在波の帯域は、以前にはあまり気にならなかったけど、結構盛り上がるのね・・・でも、このエネルギー感はいいな、グッと体に飛んで来る感じで・・・
と、H氏から・・・このエネルギー感を音量で稼ぐんじゃなく、そこそこの音量でも、インパクトを感じられるように・・・響きをリスポジの自分の体の真ん中に向けて集中させるようにしているとのこと・・・それで、実在感を出していると・・・
ただ、音を部屋に回すと、広がりは強くなるが、逆に、薄くなって実在感も無くなって来てしまう・・・だから、響きを自分に集中させることで、実在感もアップするとのこと・・・だから、以前より、随分音量が下がっていると・・・
おお、それはそうだ・・・音量は以前より随分小さくなったけれど・・・迫力もスケール感も減退していないもんなあ・・・それと、声の帯域も厚くなってバランスが少し下がって、暖かい声になった・・・高域が減ったからか、ボーカルの高さも、丁度のところに下がったね(^^;
それにしても、よくこんなに同じ色の箸を見つけてきたね・・・
【チェロを鳴らすため】

先にも話題になったウーファーの調音材・・・内側の縁のあたりに箸が2本、縦に取り付けてある・・・
これは、チェロを鳴らしたとき、定位が、スコーカーとの間で上に行ったり下に来たりだとかしてて・・・これを箸を貼るだけで改善したわけですから・・・勿論、100均で・・・凄い!
そうそう、このお箸・・・最初は外側の辺に貼ってたそうですが・・・センター方向の実在感は出たものの、広がりが寂しかったので、内側にしたところ、実在感と広がりの両方がそこそこバランスしたそうで・・・(^^;
っと、ちんたらやってたら、また今日も時間となりました・・・
ってわけで、つづきは明日・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
- [2014/05/02 07:00]
- オーディオ |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://mtt2.blog.fc2.com/tb.php/2167-690542c3
- | HOME |
コメントの投稿