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【2047】140209 京都のまつ邸訪問(6)調整の成果とひずみ・・・(^^;
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ありゃりゃ、また寝坊しちゃいました!すみませんm(_ _)m 春眠暁を?まだ寒いけど(^^;
さて、本当は、昨日お断りしておくべきだったのですが、体調を崩してそれどころじゃ無かったもので・・・なので、改めて・・・
ここで書き記しています、京都のまつさんからお伺いした、こだわりのタイムアライメント調整に至る経緯や、ユニット選びや使い方など、マルチ駆動のノウハウは・・・あくまで、そのホンの一部、一面でしかありませんので、お間違いの無きよう!・・・(^^;
何せ、当日σ(^^)私が、充分な知識も無く、突然おお伺いしたことに、必要なエッセンスだけに絞って、簡単にご説明いただいたことですので・・・そこんとこよろしく!(^^;
ってわけで、昨日のつづきへ・・・
京都のまつさんのユニット選びの旅は、タイムアライメントの調整によって大きな変貌は遂げたけれど・・・それは、ユニットの実力を出すための1つの要素に過ぎないわけで・・・
昨日のお話では・・・帯域を分割し、それぞれに適するユニットをマルチ駆動することは、ユニットの負担を減らすこと・・・つまりは、ひずみを減らすことだとお聞きしたんですが・・・
それでも、ユニット自体が持っている歪は、調整では取れないので・・・結局は、優秀なユニットを使うことになって来る・・・更にそれだけでなく、1つのユニットでも、帯域によってひずみの少ない帯域があるので、そこを使うようにする必要があるとのこと・・・
と、お聞きして、ふと、電気的なイコライジングはされていないのかな?っていうのが、気になって、確認させて頂いたところ・・・イコライジングは一切無しで、アライメントのディレイと、音圧とクロスの設定のみ調整されているとのこと・・・
で、ちなみに、この時の設定は・・・ツイーターからの高音は、ウーファーからの低音より先に届くため、下のウーファーに対して、11メートルあまりもディレイをかけていると・・・
でもって、その音圧は、0.1dB単位で設定されているとのことで・・・0.1dBの違いで、音が変わるか?と思うでしょうが、それでニュアンスが変わってくるんですと・・・それほど人間の耳ってシビアで、これを測定器で補うことは凄く難しいと・・・
特に、アナログ回路で調整していた昔は、その調整は、もの凄く大量なCDをかけて確認をされていたそうですが・・・今は、アナライザを使うこようになって、その調整は、かなり効率化されたと・・・例えば、聴感で膨大な労力を掛けて調整した来たユニットごとの音圧差が、実は、ユニットの無響室での測定結果の音圧差とほとんど同じだったことが分かり、今はそれに合わせて、そこからニュアンスを聞きながら、微調整をされるようになったと・・・
その他にも、以前のお住まいのオーディオルームで・・・サイズとしては今の部屋とほとんど同じだったそうですが・・・音響的な対策をしていなかったこともあり、うしろの壁からの跳ね返りで、今のリスポジでは全く聞けなかったのだそうで・・・結局、うしろの壁にソファーをくっつけて聞かれていたのだそうです・・・
で、その当時、いいなと思っていた曲は、今もよく鳴っていて、あまりよくはなっていないけど、その頃、酷い録音だと思っていた曲・・・例えば、先のセリーヌディオンもその1つで、高域が煩く、あの声が突き刺さるようで聞いていられなかった・・・それが、今はボーカルのサンプルとして聞いてもらえるほどになった・・・
こんな風に、今の調整をしてからは、ふと、あまり聞いてなかったアルバムを引っ張り出して聞いてみたら、仰天するほどよく鳴って、いきなり名盤に鳴ることがある・・・そんな変化が起こっているとのこと・・・
つまり、以前よく鳴っていた曲は、たまたま、そのシステムの拙い帯域を使わなかったか、足し引きの加減で都合よく鳴っていたのだと思っている・・・それが今は、酷いなあと思う曲がほとんど無いと感じるのは、システムのそう言う部分が変化して来たからだと・・・
っと、ここで話がちょっと変わって・・・今年の初めにオフ会に出かけられた際に、アルテックのウーファーにマルチセルラホーンのSPで、2Wayの中音の充実した熱いホーンサウンドを聞かれ、中域を1dB上げられたとのお話が・・・
なるほど!・・・だから、先のセリーヌディオンで、充実した中域にインパクトを感じたのか!・・・マルチ駆動だと、こう言う変化も出せると言うことか・・・
で、お聞きになられたSPは、かなり洗練されたサウンドだったそうですが、元々のアルテックはもっと荒けなさがあって、それはやはりひずみなんですが、そのひずみも含めてユニットの魅力的なユニットの音で・・・ひずみを徹底的に取って行くと、下手にやると、そっけない、つまらない音になってしまうと・・・
う~ん、この辺りは、よく言われるところですよね・・・
と、それから・・・こういう能率の高いユニットは、真空管や、プリメインアンプでも鳴らせますが・・・現代の能率があまり高くないユニットでは、そう言うアンプでは厳しい・・・でも、マルチ駆動してやると、ネットワークのロスが無い分、そんなに大掛かりでないアンプでもドライブできるのだと・・・
う~ん、なるほど・・・
っと、今度は、ユニットを変えた時の調整の際は、ピアノの音が分かりやすいので、まずは、ピアノの音でバランスを確認するんで、ちょっとピアノの音をと・・・
あれれ?・・・いつの間にやら時間が・・・ってわけで、つづきは明日に・・・
ってわけで、いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
さて、本当は、昨日お断りしておくべきだったのですが、体調を崩してそれどころじゃ無かったもので・・・なので、改めて・・・
ここで書き記しています、京都のまつさんからお伺いした、こだわりのタイムアライメント調整に至る経緯や、ユニット選びや使い方など、マルチ駆動のノウハウは・・・あくまで、そのホンの一部、一面でしかありませんので、お間違いの無きよう!・・・(^^;
何せ、当日σ(^^)私が、充分な知識も無く、突然おお伺いしたことに、必要なエッセンスだけに絞って、簡単にご説明いただいたことですので・・・そこんとこよろしく!(^^;
ってわけで、昨日のつづきへ・・・
京都のまつさんのユニット選びの旅は、タイムアライメントの調整によって大きな変貌は遂げたけれど・・・それは、ユニットの実力を出すための1つの要素に過ぎないわけで・・・
昨日のお話では・・・帯域を分割し、それぞれに適するユニットをマルチ駆動することは、ユニットの負担を減らすこと・・・つまりは、ひずみを減らすことだとお聞きしたんですが・・・
それでも、ユニット自体が持っている歪は、調整では取れないので・・・結局は、優秀なユニットを使うことになって来る・・・更にそれだけでなく、1つのユニットでも、帯域によってひずみの少ない帯域があるので、そこを使うようにする必要があるとのこと・・・
と、お聞きして、ふと、電気的なイコライジングはされていないのかな?っていうのが、気になって、確認させて頂いたところ・・・イコライジングは一切無しで、アライメントのディレイと、音圧とクロスの設定のみ調整されているとのこと・・・
で、ちなみに、この時の設定は・・・ツイーターからの高音は、ウーファーからの低音より先に届くため、下のウーファーに対して、11メートルあまりもディレイをかけていると・・・
でもって、その音圧は、0.1dB単位で設定されているとのことで・・・0.1dBの違いで、音が変わるか?と思うでしょうが、それでニュアンスが変わってくるんですと・・・それほど人間の耳ってシビアで、これを測定器で補うことは凄く難しいと・・・
特に、アナログ回路で調整していた昔は、その調整は、もの凄く大量なCDをかけて確認をされていたそうですが・・・今は、アナライザを使うこようになって、その調整は、かなり効率化されたと・・・例えば、聴感で膨大な労力を掛けて調整した来たユニットごとの音圧差が、実は、ユニットの無響室での測定結果の音圧差とほとんど同じだったことが分かり、今はそれに合わせて、そこからニュアンスを聞きながら、微調整をされるようになったと・・・
その他にも、以前のお住まいのオーディオルームで・・・サイズとしては今の部屋とほとんど同じだったそうですが・・・音響的な対策をしていなかったこともあり、うしろの壁からの跳ね返りで、今のリスポジでは全く聞けなかったのだそうで・・・結局、うしろの壁にソファーをくっつけて聞かれていたのだそうです・・・
で、その当時、いいなと思っていた曲は、今もよく鳴っていて、あまりよくはなっていないけど、その頃、酷い録音だと思っていた曲・・・例えば、先のセリーヌディオンもその1つで、高域が煩く、あの声が突き刺さるようで聞いていられなかった・・・それが、今はボーカルのサンプルとして聞いてもらえるほどになった・・・
こんな風に、今の調整をしてからは、ふと、あまり聞いてなかったアルバムを引っ張り出して聞いてみたら、仰天するほどよく鳴って、いきなり名盤に鳴ることがある・・・そんな変化が起こっているとのこと・・・
つまり、以前よく鳴っていた曲は、たまたま、そのシステムの拙い帯域を使わなかったか、足し引きの加減で都合よく鳴っていたのだと思っている・・・それが今は、酷いなあと思う曲がほとんど無いと感じるのは、システムのそう言う部分が変化して来たからだと・・・
っと、ここで話がちょっと変わって・・・今年の初めにオフ会に出かけられた際に、アルテックのウーファーにマルチセルラホーンのSPで、2Wayの中音の充実した熱いホーンサウンドを聞かれ、中域を1dB上げられたとのお話が・・・
なるほど!・・・だから、先のセリーヌディオンで、充実した中域にインパクトを感じたのか!・・・マルチ駆動だと、こう言う変化も出せると言うことか・・・
で、お聞きになられたSPは、かなり洗練されたサウンドだったそうですが、元々のアルテックはもっと荒けなさがあって、それはやはりひずみなんですが、そのひずみも含めてユニットの魅力的なユニットの音で・・・ひずみを徹底的に取って行くと、下手にやると、そっけない、つまらない音になってしまうと・・・
う~ん、この辺りは、よく言われるところですよね・・・
と、それから・・・こういう能率の高いユニットは、真空管や、プリメインアンプでも鳴らせますが・・・現代の能率があまり高くないユニットでは、そう言うアンプでは厳しい・・・でも、マルチ駆動してやると、ネットワークのロスが無い分、そんなに大掛かりでないアンプでもドライブできるのだと・・・
う~ん、なるほど・・・
っと、今度は、ユニットを変えた時の調整の際は、ピアノの音が分かりやすいので、まずは、ピアノの音でバランスを確認するんで、ちょっとピアノの音をと・・・
あれれ?・・・いつの間にやら時間が・・・ってわけで、つづきは明日に・・・
ってわけで、いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
- [2014/03/16 08:00]
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