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【1989】131229 外出しネットワークケースType2のプチ修正(確認編)・・・(^^; 

さて、外出しNWケースを作り直してはみたものの・・・果たして、その意味はあったのか?・・・実は、余り意味は無かったって結果になるとは思うんですが・・・

お利口じゃないσ(^^)私の場合、まずは、やってみないと分かりませんから(^^;

ってわけで、取り急ぎ外装まで終わらせたところで、ホントに次に進むか?を決めるために、念のための音確認・・・

それが、昨日のお話の最後に出てきたバッテリーのブースターケーブル・・・

【バッテリーケーブル試聴中】1988-08
1988-08バッテリーケーブル試聴中

ネットワークからユニットまでを、オール紫ケーブルにして見たものの・・・もう少し、中域~中低域に厚みが欲しい・・・

でもって、同じ構造の太いケーブルでその可能性を探ろうと、実験したのがこのバッテリーのブースターケーブル・・・で、念のため、太ければ、中低域が出るか?ってのをSPケーブルで再確認してみたわけですが・・・

やっぱり、このブースターケーブルでは、中低域と低域に量感と厚み(滲み?)は出るけど、中高域にアクセントがあって、何よりエコーが付くし、低域が緩過ぎる・・・(^^;

ってわけで、あわよくばこのブースターケーブルを内部配線に使うって考えは、却下・・・

じゃあ、やっぱりHHS.3.5に戻す?・・・それとも紫ケーブルで行く?・・・待てよ、紫ケーブルを太くするって手もあるんじゃない?・・・

そうか!・・・でも、紫ケーブル自体、ホントにサウンド的に問題ないの?・・・う~ん、ここまで聞いてきた感じでは、いいような気はするんだけど・・・

じゃあ、念のため、一度、NWからユニットまでをHHS3.5に戻して聞いてみようか?・・・

ということで、ここで、次に進むかどうかの確認のための試聴をすることに・・・

で、外出しNWケースの出力端子から、ユニットまでの内部配線を、HHS3.5に変えて・・・

まずは、ブロンボから・・・7曲目So Whatと8曲目ブロンボでは・・・

内部配線が紫と比べて・・・バスドラが曇った感じ・・・紫はドゥッて感じで、HHS3.5はドスッってゆっくりな感じ・・・ベースも太いけど緩い・・・紫の方が、タムに瞬発力があってスパンって気持ちいい・・・心持ち紫の方が、全体に半音高いような印象・・・

おつぎは、マーカスのシルバーレイン・・・

こちらの曲では、紫が半音高い印象はなくて、どちらも似たようなエネルギーバランス・・・でも、やっぱHHS3.5は、ベースもバスドラも曇った感じで、パリッとしない柔らかく緩い感じ・・・紫は全体にパキッとシャキッと・・・(^^;

つづいて、ヘルゲ・リエン・トリオのライブは・・・

これも、HHS3.5は、靄がかかったみたいで・・・紫の方が、断然、金属パーカッションのカツ~ン!って音がクリアで金属っぽい・・・ピアノもやっぱりHHS3.5の方は曇ってる・・・

エバキャシディは・・・うん、これも紫の方が、断然、ボーカルの背景の透明感が高い・・・

エイボールのライブは・・・ああ、これもHHS3.5は、見通しが悪く、ベールを被った感じ・・・って、それにしても、こんなに違うんかあ・・・ちょっとビックリ・・・

フィリッパジョルダーノは・・・HHS3.5は冒頭のシンセベースがもこもこ・・・声の高域への抜けが悪く透明感がない・・・暖かく優しいって言いたいけどベースが緩々・・・う~ん・・・

DDブリッジウォーターは・・・タンバリンのキレが無く、ドラムが曇った?篭った?感じで、全体に粉っぽい気が・・・観客のざわめきが聞き取り難く、ライブ感が薄い・・・

アイデアオブノースは・・・空間の透明度が低く、ボイパの後のドラムが曇って緩々・・・

大貫妙子は・・・優しく暖かいって感じが功を奏するか?って期待したけど・・・ここでも惨敗・・・紫の方が、澄んだ声で、歌詞を大事に歌ってる感じ・・・クラリネットもストリングスもそれぞれに明るくはっきり聞こえる・・・HHS3.5は、エッジの強調無しに自然な暖かみがあるかと思ったが、ベースのボンボンの緩さバイオリンのピチカートの正体の無さは・・・残念・・・8曲目は、紫だと、スポットライトを当てたような強調感?があるけど・・・HHS3.5は、陰りは出て欲しいけど、何でも暗く重い感じに・・・残念・・・

っと、この後も、いつものジェニファーウォーンズやニルスロフグレインのギター、MUSICA NUDAのベースとボーカル、ヒラリーハーン、マーラーの3番、住出勝則のギターと、一通り聞いては見たんですが・・・

比較しなければ、何とか聞けるんですが・・・比べると、どうしてもHHS3.5はベールを被って抜けがもう一つで、低域が太めだけど緩いって印象が共通する・・・

確かに、紫は、音的な快感の方向に強調してるんじゃないの?って疑いはあるものの・・・無理な力を抜いた自然なハーモニーや音楽性は、SPリベラメンテでカバーしてもらうとして・・・SPの内部配線側は、透明感や抜け、解像度といったポイントを稼いでもらっとこう!・・・(^^;

ってわけで、内部配線は、紫で進めるってことになると・・・

ブースターケーブルの試聴で、太くすれば、中低域~低域方向が、少しは出るようになる可能性が見えたわけだし・・・今の紫ケーブルを太くしてみるって手で行ってみるか?(^^;

まあ、少なくとも、今の拙宅システムには、HHS.3.5より紫ケーブルのアクセントの方が合うって言うか・・・必要性が高いってことは、よく分かったってこと・・・

なので、そうなると・・・まずは、ネットワークケース内・・・NWから接続端子までの紫ケーブルから、太くしてみようかな?・・・

で、HHS.3.5との比較も出来るようにしておこうって結論に達したと言うことで・・・

明日は・・・じゃあ早速、その作業にって話を・・・(^^;

ま、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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