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【1981】131222 SPリベラメンテのバイワイヤ試聴:第2弾(終)長さと共鳴?・・・(^^; 

さてと・・・高域側にSPL2.6m、低域側にSPL3.9mと言う、遅れる印象の強い低域に、長いケーブルと言う通常とは逆の接続で、いつもの曲を聞いた後・・・

ようやく、理屈にも合いそうな構成・・・高域側にSPL3.9m、低域側にSPL2.6mと言う接続で、ブライアン・ブロンバーグのブロンボとマーカス・ミラーのシルバーレインを聞いたところまでのお話をアップしたわけですが・・・

いやあ、何とも面白い!・・・だって、同じケーブルの長さが違うものを、高域と低域で、入替えただけなんですが・・・おっ!これいいな!って思った曲の印象が、全く逆転しちゃったんですよ!・・・これって凄いことじゃないですか?(^^;

実際のところ、うちのS-1EXの場合、ネットワークを外出しにしている関係で、内部配線も、低域側が40cm短くなってますので・・・SPLの長さの違い130cmと合わせて、最大170cmの長さの違いを聞き比べたってことになるわけです・・・

で、低域のスピード感や量感、重みや弾力感と言った、曲の雰囲気と言うか、ノリの良さのようなものまでが、逆転してしまったと言うこと・・・

何となく、単なる長さの違いによると言うより、共振?同調?のような効果が影響しているのでは?って気がするわけで・・・それゆえ、調律?チューニング?アイテムってイメージを持ったわけでして・・・

後は、別件で先に試してちょっとビックリしたバッテリーのブースターケーブルでのアクセントと緩々のエコー効果・・・こんなところから、結構、SPケーブルで、音調やタイミングが変わるんだなあって、思ったわけで・・・

【SPリベラメンテ3.9m】1978-01
1978-01到着したSPL-3。9m

この辺りから、長さ違いのSPリベラメンテの調律効果と、方向の違いによる効果の違いを組み合わせれば、オリジナル性能を崩した拙宅のS-1EXも、ある程度のサウンドに持っていけるんじゃないか?って根拠の無い、かすかな期待を抱いたわけでして・・・(^^;

って、分かってないもんの分けの分からん話は置いといて・・・試聴のつづきへ・・・

おつぎは、先の順番と同じく、エバキャシディを・・・

これは違わないだろうって思ってたんですが・・・違って来ちゃいましたねえ・・・何となく、エコーの背景が澄んだみたいで、エコーの伸びが長くなったみたい・・・こっちの方が聞きやすく、心地良いですね・・・やっぱ、低域の締まり感が、中低域まで影響してるのか・・・ああ、スコーカーとウーファーの繋がり方が変わるからかも知れませんね・・・ひょっとたら、なんちゃって測定したら、少しは違いが見えるかも?(^^;

つづいては、エイボールのライブ・・・

低域のシンセ?がおどろおどろしく、こっちの方がボーカルの息遣いや抑揚が聞き取りやすい・・・ただ、量感、重量感みたいなところは、低域のSPLが長い方があったかな?・・・

ま、ここは、元々うちのシステムでは、出足りない帯域、雰囲気なので、もっと根本的な部分で調整やセッティングの変更が要りそうな気がしますが・・・

ここでも、SPLの長さの違いで、曲の雰囲気が大きく変わるってのは間違いなくて・・・ポイントは、低域のアタックと振動の波のタイミングかな?と・・・で、これに加え・・・クロス辺りの帯域の変化ってことかな?・・・これが、気付きの追加ポイント・・・

おつぎのフィリッパジョルダーノ・・・ここでも、同じ様な印象を持ちまして・・・低域の締まりと量感の両立って難しいんだなあってのを、改めて思った次第で・・・(^^;

つづいての、ジェニファーウォーンズでは・・・冒頭の打込み系の低域は、これまた逆の印象でして・・・こっちの方が締まりはいいんですが、わざとらしさのような違和感が・・・低域のSPLが長い方が、中域から低域にかけての雰囲気に違和感を感じない・・・クロスの上下で、スピード感が合わないと駄目なんでしょうねえ・・・緩めると、繋がりがよくなったように感じるのかなあ?・・・

つづく、アイデアオブノースでも・・・中低域の緩さが、低域のボイパの声の暖かさのような感じで・・・量感と温度感ってのも締まりと相反するポイントなのかな?と・・・

おつぎは、大貫妙子・・・やっぱり、こっちは、低域の締まりの関係か?ボーカルの中低域が薄く感じる・・・でも、見通しと透明感は、こっちがいいし・・・でも、リズムより曲の流れやボーカルの雰囲気を聞く場合は、緩めの方が心地いいんですよね・・・(^^;

つづいて、今井美樹は・・・ああ、やっぱりこれも同じ雰囲気ですね・・・この辺りの落とし所って難しそう・・・ま、土台のしっかりしてない、うちのシステムだから悩ましいだけなんでしょうけど・・・根本解決か、現状チューニングか・・・(^^;

おつぎは、ニルスロフグレインのギター・・・ああ、やっぱこれは、こっちの方がいいなあ・・・でも、ボディー感はもう少し欲しい気も・・・うん?そう言う意味では、SPLのタイミング調整効果と言うより、この辺りは、中低域の厚み・・・音圧、音量の変化で印象が変わるところなのかな?・・・

つづいて、MUSICA NUDAは・・・うん、これもやっぱり中低域の厚みがポイント・・・低域を緩めると言うより、今の締まり具合で、中低域のエネルギーバランスを高めることがよさげな感じかなと思ったりして・・・

で、つぎは、ヒラリーハーン・・・うん、バイオリンは、そもそも、SPLを使った時点で、他のケーブルとは一線を隠した響きの心地よさを感じるんで、σ(^^)私的には、その時点で充分な気もするんですが・・・ボーカル系と同じポイントで、更なる心地よさが得られそうな気がしてきました・・・(^^;

おつぎは、マーラーの3番・・・ああ、これは悩ましい・・・ティンパニーやグランカッサの低域は、かぶりつきで聞くのか、ホールトーンと共に聞くのか・・・聞き所によって調整のポイントが変わる感じ・・・まあ、欲を言えば、かぶりつきの情報量、鮮度感のままホールトーンもタップリ付けて・・・聞く側の意識のコントロールで、聞き方を変えるってのがいいのかな?なんて思いも・・・(^^;

で、最後に、住出勝則のギターは・・・この曲だったら、こっちでいいやん!(^^;・・・でも、SPLで聞きたいところは、こういう曲の快感じゃないんですよね・・・う~ん、めっちゃ難しいことに・・・

ってわけで、結論は出ずに、更なるテーマと課題が・・・

これは、何としてもSPLのバイワイヤで、継続調整が出来る環境を整えないと・・・(^^;

ってわけで、SPリベラメンテのバイワイヤ試聴第2弾は、これにて終了・・・

全く、頭の中が整理できてないので、明日のお話をどうするかは、まだ???・・・

ってわけで、明日は・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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