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【1909】131005 バイアンプvsオールリベラメンテ(試聴編2)・・・(^^;
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さて、昨日の続き・・・実は、あのあと、井筒香奈江の新譜とか、ヨーヨーマのリベルタンゴとか、ヒラリーハーンのシャコンヌとか、マーラーの3番とか、取りとめもなく聞いてみて・・・
やはり、パルス性の音やリズム、間を楽しむ曲では、拙宅標準構成のバイアンプが、爽快に、心地よく楽しめるかな?って印象を強くし・・・
同時に、演奏の抑揚やうねり、その強弱の差を楽しんだり、歌詞の微妙なニュアンスと言うか、声の出し方、使い方に聞き入るためには、リベラメンテの効果無しには、物足りなさを感じてしまう気がして・・・
って、わけで、シングルワイヤ、シングルアンプ構成ですが・・・再び、オールリベラメンテの構成に戻して、同じ曲を聞いてみることに・・・
おお、なるほど、違うんですね!・・・ベースの音の重心が少し下った・・・メロディーラインを弾くベースのうねりが心地よい・・・音のスピードは少し遅くなった感じがする・・・ドラムのアタックが薄くなって、鋭さが弱まった・・・太鼓を溜めてドンッて、弾力感が出て、空気の衝撃波が強くなった気がする・・・と、シンバルも少し、薄くて柔らかい・・・
なるほど・・・力感というか、弾力感がいい感じ・・・一方、アタックのピークが弱くなるのが残念・・・(^^;
つづいて、S.M.V.は?・・・
冒頭のベースとピアノは、少し重心が下った・・・トランペットの煌びやかさが増した気が・・・ああ、でもドラムのアタックのピークが丸く、弱く感じる・・・でも、このシンバルははっきり出てる・・・ベースの弾力感が強い・・・
バイアンプでは、音の細部がカチッとしてたけど、どこか平坦な印象だったのが・・・オールリベラメンテでは、アタックの立ち上がりのピークは丸まるものの弾力感や弾き方、叩き方に強弱が感じられ、曲自体のノリやうねりが分かりやすくなる・・・
これが、バイワイヤだとどうなるか?ってのは興味津々ですが・・・ハハハ(^^;
つぎに、ヘルゲリエントリオのライブでは・・・
おっ、この冒頭の太鼓は強く聞こえる・・・打音がはっきりして・・・金属系のパーカッションの音がちゃんと硬く、カチッとした印象に・・・この曲では、さっきと印象が違う・・・そのあとのピアノもくっきり艶っぽく・・・メインの楽器が引き立つ感じ・・・
う~ん、この違いは、微妙にアタック音の辺りで、アクセントのある帯域が違うってことなのかなあ?・・・リベラメンテで、こういう曲の緊迫感も出せればなあ・・・
おつぎは、エバキャシディー・・・
MCの時の吐息の擦過音の辺りがほんの少し強く感じる・・・声の高い方やエコーの粒立ちがよく聞こえて、透明感と空間の広がりを感じる・・・ギターも明るく感じるなあ・・・声の出し方、強さが微妙に変化するのが分かりやすくて、うたの強弱やうねりを感じる・・・やっぱここがいいとこですね・・・(^^;
じゃ、エイボールのライブは?・・・
おお、この太鼓もパーカッションも丸さを感じなくて、弾力感があってシンセの低音のうねりがきちんとおどろおどろしく感じれる・・・ああ、やっぱりボーカルは声の使い方、吐息のかすれの辺りのゾクゾク感がいいなあ・・・歌の強弱で、気持ちの込め方を感じる・・・
つづいては、フィリッパジョルダーノ・・・
ああ、これもそうだ・・・ボーカルの歌い方に引き込まれる感じ・・・シンセベース?のブ~ンって低域にも歌は引きずられない・・・低域の重心が少し下って、声の高いところと擦れる吐息のあたりのアクセント、透明感と演奏の強弱やうねり感のアップ・・・曲が単調じゃなくなるのが凄いですね!・・・
で、次は、ジェニファーウォーンズ・・・
ありゃ?・・・これは、こっちも若干の違和感・・・打ち込みのリズム系が、何だか演奏のタイミングが合ってないような気も・・・でも、ボーカルの歌は、リベラメンテならでは・・・曲全体が面白くなるんで、ついつい聴いてしまう・・・
でもって・・・おつぎは、大貫妙子のピュアアコースティック・・・
ああ、これは断然・・・コーラスのハーモニーが綺麗に・・・バイアンプでは、ボーカルとコーラス個々の明瞭度は高いけど、別々の印象が強い・・・対してリベラメンテでは、ハーモニーの美しさがしっかり聞こえる・・・それに、ボーカルの伸びとエコーの混じり具合に違和感が無く部屋に溶け込んで消えていく感じに・・・でも、とにかくボーカルは、鼻歌歌ってるか、歌詞を語りかけてるかぐらい、聞こえ方が違って感じる・・・
じゃ、つづいて、アイデアオブノースは?・・・ああ、その差は少なめな感じ・・・ただ、曲を通しては、やはりバイアンプだと単調だけど、リベラメンテだと楽しくノリやすい・・・
おつぎは、DDブリッジウォーターは?・・・暗騒音がよく聞こえ・・・ドラムに弾力感があって、演奏の盛り上がりが分かりやすいリベラメンテの方がご機嫌・・・ああ、ボーカルのよさは、力を抜いてるところが分かりやすいから、逆に力を込めていることが強調されて、曲の強弱やうねりが分かりやすくてノリやすいんだ・・・
じゃ、ニルスロフグレインは?・・・およ?意外や余り差が無いかも?・・・ああ、運指のキュキュッて音とか・・・弦の響きと余韻の伸びと消え方は、リベラメンテの方が綺麗に艶っぽく感じるな・・・こりゃいいわ!(^^;
で、柴田淳は?・・・ピアノの音が上ずらないし・・・ってか、この歌の気持ちの入った語りかけられる感じは、リベラメンテならでは・・・ここはもう断然いいですね!
この後、ヨーヨーマのリベルタンゴを聞いたんですが・・・メロディアスで切ない陰りは、リバラメンテの方が断然引き込まれますよね・・・
で、ヒラリーハーンは?・・・ああ、もうこのバイオリンの響きは独壇場・・・マランツ#7とかソナスのクレモナとか・・・聴くものを引き込む響きに感じるんですが・・・
最後に、マーラーの3番は?・・・どっちがソースなりか?って聞かれたら、バイアンプの方かも知れないんだけど・・・フラットで単調な感じになってしまう・・・リベラメンテだと、個々のパートが次々スポットライトを浴びてパッと浮かび上がって・・・演奏の溜めやうねりがくっきりと・・・凄くドラマチックな展開が感じられて、どんどん聴き入って行くんですよね!
ってわけで、それぞれに聞きどころがあるってことで・・・ってか、やはり、オールマイティーは非常に難しいなあ・・・でも、リベラメンテならではの効果・・・癖になりますね(^^;
今のところ、聞く曲や自分の気持ちの状態によって、切替えるしかないかも?・・・っと、それぞれのいいとこを再確認できたかな?って感じですが・・・
せっかくなんで、念のため、なんちゃって測定もしとこうかな?・・・と言うことになって・・・このつづきは明日に・・・
ってわけで・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
やはり、パルス性の音やリズム、間を楽しむ曲では、拙宅標準構成のバイアンプが、爽快に、心地よく楽しめるかな?って印象を強くし・・・
同時に、演奏の抑揚やうねり、その強弱の差を楽しんだり、歌詞の微妙なニュアンスと言うか、声の出し方、使い方に聞き入るためには、リベラメンテの効果無しには、物足りなさを感じてしまう気がして・・・
って、わけで、シングルワイヤ、シングルアンプ構成ですが・・・再び、オールリベラメンテの構成に戻して、同じ曲を聞いてみることに・・・
おお、なるほど、違うんですね!・・・ベースの音の重心が少し下った・・・メロディーラインを弾くベースのうねりが心地よい・・・音のスピードは少し遅くなった感じがする・・・ドラムのアタックが薄くなって、鋭さが弱まった・・・太鼓を溜めてドンッて、弾力感が出て、空気の衝撃波が強くなった気がする・・・と、シンバルも少し、薄くて柔らかい・・・
なるほど・・・力感というか、弾力感がいい感じ・・・一方、アタックのピークが弱くなるのが残念・・・(^^;
つづいて、S.M.V.は?・・・
冒頭のベースとピアノは、少し重心が下った・・・トランペットの煌びやかさが増した気が・・・ああ、でもドラムのアタックのピークが丸く、弱く感じる・・・でも、このシンバルははっきり出てる・・・ベースの弾力感が強い・・・
バイアンプでは、音の細部がカチッとしてたけど、どこか平坦な印象だったのが・・・オールリベラメンテでは、アタックの立ち上がりのピークは丸まるものの弾力感や弾き方、叩き方に強弱が感じられ、曲自体のノリやうねりが分かりやすくなる・・・
これが、バイワイヤだとどうなるか?ってのは興味津々ですが・・・ハハハ(^^;
つぎに、ヘルゲリエントリオのライブでは・・・
おっ、この冒頭の太鼓は強く聞こえる・・・打音がはっきりして・・・金属系のパーカッションの音がちゃんと硬く、カチッとした印象に・・・この曲では、さっきと印象が違う・・・そのあとのピアノもくっきり艶っぽく・・・メインの楽器が引き立つ感じ・・・
う~ん、この違いは、微妙にアタック音の辺りで、アクセントのある帯域が違うってことなのかなあ?・・・リベラメンテで、こういう曲の緊迫感も出せればなあ・・・
おつぎは、エバキャシディー・・・
MCの時の吐息の擦過音の辺りがほんの少し強く感じる・・・声の高い方やエコーの粒立ちがよく聞こえて、透明感と空間の広がりを感じる・・・ギターも明るく感じるなあ・・・声の出し方、強さが微妙に変化するのが分かりやすくて、うたの強弱やうねりを感じる・・・やっぱここがいいとこですね・・・(^^;
じゃ、エイボールのライブは?・・・
おお、この太鼓もパーカッションも丸さを感じなくて、弾力感があってシンセの低音のうねりがきちんとおどろおどろしく感じれる・・・ああ、やっぱりボーカルは声の使い方、吐息のかすれの辺りのゾクゾク感がいいなあ・・・歌の強弱で、気持ちの込め方を感じる・・・
つづいては、フィリッパジョルダーノ・・・
ああ、これもそうだ・・・ボーカルの歌い方に引き込まれる感じ・・・シンセベース?のブ~ンって低域にも歌は引きずられない・・・低域の重心が少し下って、声の高いところと擦れる吐息のあたりのアクセント、透明感と演奏の強弱やうねり感のアップ・・・曲が単調じゃなくなるのが凄いですね!・・・
で、次は、ジェニファーウォーンズ・・・
ありゃ?・・・これは、こっちも若干の違和感・・・打ち込みのリズム系が、何だか演奏のタイミングが合ってないような気も・・・でも、ボーカルの歌は、リベラメンテならでは・・・曲全体が面白くなるんで、ついつい聴いてしまう・・・
でもって・・・おつぎは、大貫妙子のピュアアコースティック・・・
ああ、これは断然・・・コーラスのハーモニーが綺麗に・・・バイアンプでは、ボーカルとコーラス個々の明瞭度は高いけど、別々の印象が強い・・・対してリベラメンテでは、ハーモニーの美しさがしっかり聞こえる・・・それに、ボーカルの伸びとエコーの混じり具合に違和感が無く部屋に溶け込んで消えていく感じに・・・でも、とにかくボーカルは、鼻歌歌ってるか、歌詞を語りかけてるかぐらい、聞こえ方が違って感じる・・・
じゃ、つづいて、アイデアオブノースは?・・・ああ、その差は少なめな感じ・・・ただ、曲を通しては、やはりバイアンプだと単調だけど、リベラメンテだと楽しくノリやすい・・・
おつぎは、DDブリッジウォーターは?・・・暗騒音がよく聞こえ・・・ドラムに弾力感があって、演奏の盛り上がりが分かりやすいリベラメンテの方がご機嫌・・・ああ、ボーカルのよさは、力を抜いてるところが分かりやすいから、逆に力を込めていることが強調されて、曲の強弱やうねりが分かりやすくてノリやすいんだ・・・
じゃ、ニルスロフグレインは?・・・およ?意外や余り差が無いかも?・・・ああ、運指のキュキュッて音とか・・・弦の響きと余韻の伸びと消え方は、リベラメンテの方が綺麗に艶っぽく感じるな・・・こりゃいいわ!(^^;
で、柴田淳は?・・・ピアノの音が上ずらないし・・・ってか、この歌の気持ちの入った語りかけられる感じは、リベラメンテならでは・・・ここはもう断然いいですね!
この後、ヨーヨーマのリベルタンゴを聞いたんですが・・・メロディアスで切ない陰りは、リバラメンテの方が断然引き込まれますよね・・・
で、ヒラリーハーンは?・・・ああ、もうこのバイオリンの響きは独壇場・・・マランツ#7とかソナスのクレモナとか・・・聴くものを引き込む響きに感じるんですが・・・
最後に、マーラーの3番は?・・・どっちがソースなりか?って聞かれたら、バイアンプの方かも知れないんだけど・・・フラットで単調な感じになってしまう・・・リベラメンテだと、個々のパートが次々スポットライトを浴びてパッと浮かび上がって・・・演奏の溜めやうねりがくっきりと・・・凄くドラマチックな展開が感じられて、どんどん聴き入って行くんですよね!
ってわけで、それぞれに聞きどころがあるってことで・・・ってか、やはり、オールマイティーは非常に難しいなあ・・・でも、リベラメンテならではの効果・・・癖になりますね(^^;
今のところ、聞く曲や自分の気持ちの状態によって、切替えるしかないかも?・・・っと、それぞれのいいとこを再確認できたかな?って感じですが・・・
せっかくなんで、念のため、なんちゃって測定もしとこうかな?・・・と言うことになって・・・このつづきは明日に・・・
ってわけで・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
- [2013/10/28 07:00]
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リベラメンテ試聴会
河口無線で、Mt.T2さんとお会いできました。2ケ月後の詳しいレポートが楽しみです。
RCAピンケーブルは、インフラノイズ製に対して、河口無線で準備されたブラックロジウムと参加者持ち込みのオルトフォン、スピーカーケーブルは、インフラノイズ製に対して、河口無線で準備されたカルダスとインフラノイズ持参のWesternと参加者持ち込みのベルデンの聴き比べとなりました。ブラックロジウムとカルダスは自分の聴く音楽ジャンルのクラシックでの評価をどうとらえていいか、短時間の試聴では確信を持つに至りませんでした。オルトフォン、Western、ベルデンはいずれも5年から15年前くらい前に使っていたので記憶が蘇ってきてそれらの時系列を遡って一度に聴く機会となり、その変遷の理由として何が不足と感じていたか、何が過剰な演出と感じていたかが分かって非常に有意義でした。インフラノイズ製はクラシックでいずれもそういった今までの不満を解消してくれていたように感じました。
RCAピンケーブルは、インフラノイズ製に対して、河口無線で準備されたブラックロジウムと参加者持ち込みのオルトフォン、スピーカーケーブルは、インフラノイズ製に対して、河口無線で準備されたカルダスとインフラノイズ持参のWesternと参加者持ち込みのベルデンの聴き比べとなりました。ブラックロジウムとカルダスは自分の聴く音楽ジャンルのクラシックでの評価をどうとらえていいか、短時間の試聴では確信を持つに至りませんでした。オルトフォン、Western、ベルデンはいずれも5年から15年前くらい前に使っていたので記憶が蘇ってきてそれらの時系列を遡って一度に聴く機会となり、その変遷の理由として何が不足と感じていたか、何が過剰な演出と感じていたかが分かって非常に有意義でした。インフラノイズ製はクラシックでいずれもそういった今までの不満を解消してくれていたように感じました。
Re: リベラメンテ試聴会
酒仙坊さん コメントありがとうございますm(_ _)m
最近、新しいこともやってませんし、お宅訪問も少ないので、2ヶ月もかからないと思います(^^;
ひょっとすると1ヶ月以内かも?・・・ま、それでもすぐと言うわけでは無いのでm(_ _)m
なかなか、おさらいのし甲斐のある試聴会でしたので、じっくり振り返りたいと思ってます(^^;
何はともあれ、先日は、楽しい時間をご一緒できてよかったです!
また、よろしくお願いしますm(_ _)m
最近、新しいこともやってませんし、お宅訪問も少ないので、2ヶ月もかからないと思います(^^;
ひょっとすると1ヶ月以内かも?・・・ま、それでもすぐと言うわけでは無いのでm(_ _)m
なかなか、おさらいのし甲斐のある試聴会でしたので、じっくり振り返りたいと思ってます(^^;
何はともあれ、先日は、楽しい時間をご一緒できてよかったです!
また、よろしくお願いしますm(_ _)m
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