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【1878】130824 SI邸訪問(2):自然体で絶妙の脱力感・・・(^^; 

さて、初めてのSI邸・・・っても、名古屋のSI邸は2度ほど伺ってますが・・・京都のSI邸・・・が、入ってビックリ・・・イタリアのオーディオショップに紛れ込んだか?のような素敵なパステルオレンジの部屋!

何でも、名古屋のご自宅のオーディオルームは、普通の部屋をオーディオルームとして使われたため、何かと、やっておけばよかったとの後悔もあったとかで・・・この京都のお部屋は、色々拘ってリフォームされたそうで・・・

右の掃きだし窓は、勿論2重サッシですし・・・左のロールカーテンや、右の木製ブラインドも調音アイテムとしての利用を想定されたものですし・・・

何より、一番のこだわりは、色!・・・何とこの色決めは、SIさんがその配合を決めらたそうで・・・このオーディオルームはもとより、トイレも同じ傾向の色調で・・・隠れていますが、左の手前のロールスクリーンのところに置かれた冷蔵庫までもこのオレンジ・・・

SIさんが、残念がられていたのは・・・エアコン・・・このお部屋のリフォーム時には、カラーバリエーションが無かったとかで・・・(^^;

っと、まあそんなお話もうかがいつつ・・・それじゃあ何かかけましょうかと・・・最初にかけていただいたのは・・・

ザ・マンハッタン・トランスファーのアカペラ・クリスマスから、ジングル・ベルを・・・

ほう!なるほど・・・凄く自然なバランスで、さすがSIさんの調整、全くこれという癖や強調感のない・・・まさしく、このお部屋の色のように、ほっこり暖かに包み込まれる・・・

っと、SIさんが・・・もう少しゲインを上げると、メリハリが付いて、はっきりした音になるんですけど、できるだけふにゃっとした・・・力の無い、目の覚めない音の方が好きなので・・・とのことで・・・(^^;

【暖かくほっこりした声の音色】
1878-01暖かくほっこりした音色

で、ゲインをほんのちょっぴり上げると、もう少しはっきりした音になるんですよね・・・とかかけていただいたのは・・・

が~ん!聞くの忘れました・・・PCオーディオだと、ジャケットが見れなくて・・・せめて、ジャケやキーワードだけでも残ってるとよかったんですが・・・

で、かけられたのは・・・Jazzで、ヴァイブとクラリネットの入ったクインテッド?・・・とてもカチッとした、それでいて部屋全体を音で満たす響きもあって・・・何より、楽しい曲!

っと、おお、そうですか・・・北村栄治さんのクラリネットだそうで・・・いいですね、ホント楽しい曲で・・・

それにしても、今日は、頭と聞こえ方のギャップが激しくて・・・もう、脳みそがパニクッってしまっていそう・・・

最初のKM邸では、床に横置きのSPから、目の高さのサウンドステージが感じられるのに、なかなか頭の理解が追い付かなかった・・・でもって、SI邸は、なんと言ってもディナの5way・・・普通とは、全く逆のユニット配置・・・ここでも、もの凄くめずらしいユニット配置なのに・・・全く自然に、当たり前のように、普通のサウンドステージが広がる・・・

ってわけで、視覚優先のσ(^^)私には、そのサウンドイメージとの間に凄くギャップがあって、なかなか素直に理解できないみたいで・・・

【軸上なら距離で高さが違うだけ】
1878-02軸上のサウンドステージは同じに

っと、SIさんが・・・そうなんですよ、オフ会の時は、音のために、サランネットを取ってますが・・・このSPは、自社でユニットも作れるメーカーゆえか?フラグシップ機だからか?ユニットのマウントが金ピカになってて目立つから、余計に視覚のイメージとサウンドステージの違いで混乱させられるんですよと・・・

音のイメージは、センターの軸上で聞けば、聞く距離によって高さが違うだけでに、調整しているんで・・・なので、今日は、ライトを落として、フロントの壁の写真に意識が行くように、スポットを当てたんですと・・・なるほど!(^^;

で、お次は・・・ちょっとブルース色の入ったJazzで・・・トニーベネットの前のデュエット盤で・・・Playin' With My Friends:Bennett Sings The Bluesから、1曲目のダイアナクラールとのデュエットで、Alright,Okay,You Winを・・・

【トニーベネットのデュエット盤】
1878-03トニーベネットのデュエット盤

ほ~!・・・トニーベネットの歌が凄くクッキリ生々しく透明感と張りのある声で・・・ダイアナクラールも、今よりちょっぴり若々しい感じで・・・いやあ、何より二人が凄く楽しそうにかけあって歌っている雰囲気が、凄く伝わってきます!

これだけユニットがあるSPなのに、そんなことは、これっぽっちも感じさせない、纏まりのあるサウンドステージで・・・その気で聞けば、微細な音もしっかり聞こえる情報量を持ちながら、とても滑らかで暖かな音色で・・・声や演奏のバランスにしても、非常に安心感があって・・・全然構えることなく歌や演奏に浸れる・・・

ああ、ふにゃっとした音がお好きというのは、こういう肩肘張らない、絶妙の脱力感と言うか、自然体で聞ける安心感、安定感ってことなんですね・・・

いやあ、これは勉強になります・・・やっぱり中域、中低域の厚みや部屋の響きのバランスが大事って事なんですねえ・・・

じゃ、お次は、さっきKM邸で聞いた曲でもと・・・おっと残念、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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