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【1831】130706 下手の横好き邸訪問:うちはここが足りないのか!・・・(^^; 

さてと、8cmユニットながら、つぎつぎと入替えてかけられる自作SPのサウンドの明確さ!・・・しかも、いずれのSPも小口径フルレンジの点音源的な再生だけでなく、そのエネルギーバランスの素晴らしいこと・・・

拙宅のSPときたら、でかい図体にもかかわらず、こんな小さな口径のSPにも及ばないなんて・・・全く宝の持ち腐れ・・・何百というSPを作ってこられた下手の横好きさんを持ってしても、、あれもこれもと色んなタイプのサウンドを、1つのSPで全部出そうってのは、非常に難しいことだと・・・

ハハハ、つまりは、目指すたった1つのイメージのサウンドすら、出せないσ(^^)私には、100年早いってこってすな(^^;・・・御意!ちょっと焦点を絞って修行しないと駄目ですね?(^^;

っとさて置き、昨日のお話は、中途半端に終わっちゃいましたが・・・早速つづきを・・・

【無指向性スピーカー】1831-02
1830-02変り種無指向性SP

三つ頭のキングギドラのごとき、無指向性SPで、フルオケを聞かせていただいた後は・・・パイプオルガンを・・・

なるほどねえ・・・まあ、実物大のスケールは望むべくもないですが・・・この部屋、この間隔でこんな空間感を感じさせてくれるっていうのは凄いですね!・・・それが、数千円のユニットを片側3つで出来ちゃってるわけですから・・・そして何より、この低音感(@@;

やっぱ、この箱正面底部の5つのダクトと、箱の中の仕組みが味噌ですかね?・・・やはり、6つの空気室と10本のダクトによるマルチバスレフと言うことで・・・

でも、いくらダクトと持続音だからとは言え、8cmユニット3個で、たったこれだけの振動板面積のユニットで、これだけの低域感が出せるとは!・・・つくづく驚くばかり!・・・同時に、拙宅の不甲斐なさに落ち込むばかり・・・って、もうそっちは良いって(^^;

つづいて、ボーカルは、伊藤君子で明日にかける橋を・・・

はは~!・・・無指向性の作り出す空間と、オルガンの響きの広がりがとっても心地良いですね・・・ユニット3個とは言え、元が小口径ゆえ、元の出音の範囲が集中しているからか、ボーカルの定位も、それなりにはっきりと・・・バラード系の曲がピッタリ・・・意外にドラムもいい感じで・・・バスドラのドンッって感じも出てるし・・・

何より、小口径フルレンジにありがちな、ちょっぴり鼻の詰まったような紙くさい感じが全くしないですね!・・・どうやら、元々のユニットが素直で出来が良いのだそうな(^^;

いやいやそれにしても、ふわっとした感じで、リラックスして聞きたいとか、ホールの少しうしろの方の響きの感じを楽しみたいってコンセプト・・・見事に実現されてますね!

っと、下手の横好きさん・・・ここまでがつかみで、ここからがちゃんとしたSPですって・・・ええっ!(@@;・・・もう既に、驚き倒してるのに?(^^;

ってわけで、つぎに登場したのは・・・いやいや、ずりずりとカーペットの上を滑らせながらのセッティングですが・・・さすがに、サイズが大きいので、重そうです!

っと、なんでも、ユニットの後は御影石で支えてるとか・・・ドライバーのケースニは、砂利が20kgぐらい入れてあるとか・・・色んな技の集大成のようで・・・

【ドライバーを使った大型3Way】
1831-01ドライバーを使った大型3Way

で、バトンタッチしたのは、JBLやEvをイメージした、本格的なドライバーを使った大型3Wayってことで・・・ウーファー(Fostex)は30cmでクロスは1200hz、ツイーター(Fostex)はコンデンサ1個で上の乗ってる感じだそうで・・・で、ドライバーは、音を聞いてのお楽しみ・・・

ポイントは、ドライバーホーンで、ボーカルが聞けるように苦心されたとのこと・・・

かかった曲は・・・レフトアローン・・・あっ!だれの盤か忘れた・・・

おお、なるほど!サックスの音の飛び方は、煩くならずに、ホーンならではの音離れの良さと勢いで、こちらに向かってきますね!・・・ベースやドラムも出しゃばらずに、30cmウーファーならではの余裕の安定感で・・・

で、お次は・・・赤ジェケに黒猫・・・ジミースミスのThe Cat

【ジミースミスのThe Cat】
1831-02ジミースミスのThe Cat

オルガンのメロディーやホーンセクションも煩くなくて、パッと飛んでくる・・・ベースやオルガンの低い方は、ほんのりの暖か味と量感もピッタリで・・・シンバルもきつくなく・・・やっぱ、この演奏、カッコイイですね!

さてさて、それじゃあお次は、ボーカルがどうなるか?・・・で、かかったのはホリーコールのライブ盤である夜の出来事から・・・

【ホリーコールのライブ盤】
1831-03ホリーコールのライブ

へえ!生々しい感じのライブ・・・って、日本語変ですね(^^;・・・やっぱ、この人うまいですね!・・・ライブゆえピアノの音が電子的ではありますが、声は自然でホーン臭さも気にせず歌を聴けます!・・・この辺りが苦心の調整の成果ってことですね・・・

それじゃあ、何かお持ちのCDをってことで・・・じゃ、違うタイプのボーカルをと、フィリッパジョルダーノの8曲目をかけていただいた・・・

うわ!凄い透明度と生々しさ!・・・声がパッとSPから浮き上がる音離れの良さと、中低域の厚み、中域の艶っぽさ!・・・でも、意外に空気の擦過音や口腔内の唾の音は大人しい・・・バスドラの締まった弾力感とベースの太い沈み込み・・・帯域や情報量は程ほどに、ドライバーからの中域とウーファーの上の辺りの厚みが凄く音の安定感を感じさせるんですね・・・いやいや、苦心されたと仰るだけあって、素晴らしい!

益々、うちのバランスは、中域、中低域が足りないってことが浮き彫りに・・・

で、もう1曲、ギターで、マイケルヘッジスのジッターブギを・・・

ああ、なるほど・・・印象は、ボーカル用に高域の煩さを抑え、上手くコントロールされたライブハウスのPAみたいな感じ・・・

ドライバーホーンのエネルギー感の高い部分がはっきりと・・・ギターの2本目3本目辺りと6本目の一番太い弦の辺りに厚みがあって、この部分の押し出しが強い・・・

逆に言うと、拙宅は、この部分が足りていなくて、ここを出したいってこと?・・・いやいや、これは勉強になります!(^^;

っと、何とここで種明かし・・このドライバーユニット、クラシックプロのPA用補修部品で、1個3500円のユニットで、ホーンも同じく補修部品で、1個2500円なんですって!・・・

ひょえ~!・・・それでこのサウンドなんですか!・・・ガクッ_| ̄|○

う~ん、やっぱドライバーとホーンって鮮度を保って情報をストレートに出すんですね!・・・ってか、つまりは、拙宅では、そこを削いでしまっているって事・・・う~ん・・・

っと、益々悩ましい拙宅サウンドの問題点に気付かされつつ、今日はここで中断・・・

つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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