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【1631】121118 白いお髭のウサギさん別邸訪問(5):ウェストミンスターをSD05で・・・(^^; 

さてさて、白いお髭のウサギさん別邸のオフ会・・・参加者が持参した機材の聞き比べ・・・実に多彩なものが飛び出してきます・・・お次はHYさん持参のデジタルアンプという事で・・・

SD05の登場です・・・って、意外にも、SD-05ってどんなアンプ?って疑問のある方が多くて・・・

えっと、私の知る範囲だと・・・ソニーのデジタルアンプTA-DR1がご本家で・・・ここで使われているデバイス・・・S-Masterを使ってデジタル入力をそのまま増幅するパワーDACと呼ばれるタイプのデジタルアンプで・・・負帰還(NFB)を全くかけないで、入力信号そのままでSPを駆動するってのも特徴だったかと・・・しったかブリ(^^;

で、このソニーのデジタルアンプTA-DR1を開発した石田さんって方が、独立して起こしたサウンドデザインって会社から出されたのが、このSD05と言うわけで・・・

で、このデジタルアンプSD05をご愛用のHYさんが・・・このアンプは、タンノイとの相性はいいはずなので・・・ウェストミンスターロイヤルがどんな風に鳴るのかな?ってことで持参されたと・・・(^^;

ってわけで、いよいよHYさんのSD05のお試しタイムがやってきたと・・・

【タンノイをSD05で鳴らす】
1631-01タンノイをSD05で鳴らす

で・・・メインの送り出し系からのデジタルアウトを、直接DS05に接続・・・が、配置の関係で、ケーブルが届かない・・・

【メインの送り出し系】            【デジタルのままSD05へ】
1631-02メインの送り出し系 1631-03デジタルのままSD05へ 

なので、たまたま持参してたSilver Runningの3mのデジタルケーブルを使ってもらって・・・エソテリックのプレーヤーからS/PDIFを同軸でSD05へつないで・・・そこからウエストミンスターロイヤルを直接駆動ということに・・・

【チャイコフスキーのバイオリンコンチェルト】1630-01
1630-01チャイコフスキーのバイオリンコンチェルト

っと能書きはともかく・・・何はともあれ、接続換えを終え・・・先ほど聞いたチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトを再生・・・

う~ん・・・情報量も多く、高解像度なカチッとした音で・・・なんと言うんでしょう?・・・先ほどまで、送り出し系が、エソテリックとフィリップスの音の違いを聞いていたんですが・・・ちょうど、フィリップスからエソテリックに変えた時のサウンド傾向の違いに似た変化が、メインシステムからSD05に変えた違いに傾向が似ている・・・

つまり、メインシステムのく解像度でカチッとくっきり系のサウンドが、より一層その先の方向へ行ったわけで・・・聞いてる方はもちろんですが、何よりウェストミンスターロイヤルが面食らってる感じがしたのはσ(^^)私だけでしょうか?・・・(^^;

っと、Lanciastさんが、こちらの方を送り出しにしてみたらと・・・フィリップスのトランスポートのデジタルアウトをSD05に繋ぎ変えて・・・同じ曲を再生・・・

おお!・・・演奏が始まった!・・・トラポがエソテリックの時は、ガチッとドバッとカッチカチな感じだったのが、フィリップスをトラポにしたら・・・まるで、別のCDをかけたかのように・・・肩の力が抜けて、ようやく音がほぐれ、演奏として聞こえてきた・・・なるほど!(^^;

【アルゲリッチ】1628-02
1628-02アルゲリッチ

で、お次は、アルゲリッチ4枚組みから、シューマンのピアノコンチェルトを・・・

ふ~ん・・・メインシステムで聞いた最初のイメージからすると、随分明るくカラッとダイナミックな演奏に感じますね・・・

っと、やはり、HYさんのイメージとも違うなり方だったようで、Silver RunningのデジタルケーブルとSD05の間に、普段愛用されているミューズのデジタルケーブルを付け足して、再び再生・・・

ま、ここまでが余りに鮮明で、少々きつかったからもあると思いますが、一気に硬さが取れた・・・ある意味丸くなったと思う変化が・・・ただ、演奏としては、一般的なホールで聞くイメージに近づいたのかも?・・・

っと、ここで先ほどの八代亜紀のリクエストが・・・

【MOOD/八代亜紀】1597-01
1597-01MOOD/八代亜紀 

で、3曲目を再生・・・フムフム・・・やっぱり、ハイスピード高解像度系の鳴りっぷりではあるものの、ウェストミンスターが、まだその鳴り方について行けず、ぶったまげてる感じ(^^;・・・特に低域は、はじき出されたウーファーのコーンが、急ブレーキをかけられ、逆に次の信号にぶったたかれるんだけど・・・最初の勢いが止め切れず、つんのめってるところを逆にぶっ飛ばされる感じ・・・

思うに、このアンプのサウンドの持ち味を聞くには、しばらくこのアンプで鳴らし慣らさないと・・・ウェストミンスターを柔軟体操で、充分ほぐしてからでないとだめそうな感触かなと・・・

っと、皆さんからは・・・最後の八代亜紀は、フィリップスよりエソの方がアタック感がキレがいいね・・・フィリップスだと優しくなりすぎる・・・もっと低域の解像度が上がるかと思ったけど・・・OTLアンプのときの方が、低域の押し出しもあったね・・・かみそりの切れ味(SD05)と鉈の切れ味(OTL)みたいな違いですね・・・などなど

ってわけで、少々この時間で試すには、厳しい条件だったかなと言う感じで・・・特に、SPがまだ馴染んでない感が強かったので・・・ホントは数日鳴らしまくってSD05の鳴りっぷりでストレッチしてから聞くと、そのイメージも、全く違ったものになるんじゃないかな?って気がしました・・・

っとっとっと・・・気がつけば、また今日も時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

SD05の特徴の把握、完璧です

> ホントは数日鳴らしまくってSD05の鳴りっぷりでストレッチしてから聞くと、そのイメージも、全く違ったものになるんじゃないかな?って気がしました
------
その通りです! SPでは、当初使っていない筋肉を使わされるような鳴り方をしますね。ゆえに音が滲む。まさにストレッチが終わると凄い音が出始めます。
このSD05を拙宅に導入したときの記事は、
http://blog.goo.ne.jp/sugar-s310/e/9b84a3ca9463fa9d8240081cc8d73626

Re: SD05の特徴の把握、完璧です

Sugarさん、こんばんは。
コメントありがとうございますm(_ _)m
お久しぶりです?・・・ってかσ(^^)私の方が、一方的に存じているだけですが(^^;
ブログの更新が、とんと・・・楽しみにしてます!(^^;

えっと・・・SD05の音は、このアンプを持参されたHYさんのお宅と、チューバホーンさんのお宅で聞かせていただいたことがありますが、とにかく音が速く、その速さのままSPを鳴らし切るような鳴りっぷりが素晴らしいという印象でしたので、この日のバスドラの只今強制制動訓練中みたいな鳴り方から、こんな風に感じましたが・・・Sugarさんさんのブログを拝見して、やっぱり・・・って意を強くしました(^^;
とはいえ、やはり、これだけ大型のSPなので、ドライブできるようになるには、かなりストレッチしてやらないと、本領発揮とは行かないんでしょうね・・・
ああ、そういう意味では、出水電気さんの伊豆の試聴室のウェストミンスターロイヤルはかなりの速さで鳴ってましたので、ストレッチさえ終われば、この日のゆったりした鳴り方とは全く違う表情を聞かせてくれそうですね・・・ホントはどんな風に鳴るのかを聞いてみたいところではありますが・・・(^^;

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