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【1491】120716 大佐邸訪問:(8)邪道?外部クロックにリベラメンテ・・・(^^; 

さて、大佐邸で、外部クロックGPS-777供給した場合のサウンドを聞かせていただき、その効果を感じると共に、大佐のサウンド作りがどういったものかを再認識させていただいた・・・

そんな中、意図したわけでは無いのだが、クロックケーブルの影響の大きさを追体験することとのなり、調子に乗って、そのバリエーション(産業用~AET~タイムロード)まで体験し・・・ついつい、話題がクロック周りのあれこれに・・・

曲は、いつしか、オーケストラのもの?・・・スターウォーズのテーマに・・・

話題は、外部クロック供給の効果を利用するにはって話しに・・・

で、通常は、ワードインクの入力のある機器が必要で・・・次にクロックジェネレーターが必要で・・・アポジーのビッグベンやアンテロープのOCXの話なんかが出て来て・・・

でも、これらのクロックレベルは、内蔵のクオーツなので、更に精度を上げようとすると、外付けのルビジウムクロックやGPSの外部クロックユニットが必要になると・・・

GPS-777は、衛星のクロックによっては、ルビジウムの精度を上回りますが、クロックジェネレーターの機能も内蔵してるので、これさえあれば充分な精度に・・・

そう言えば、原邸もGPS(HPのGPSクロックモジュール)をクロック源にされていたって話から、原邸のあれこれから、しばし、色んな話へと・・・(^^;

っと、曲はエレキギターの曲に・・・誰のソースだったかな?・・・泣きの綺麗な、歌い上げるような演奏にドラムのドスが心地よい・・・

すると、大佐が・・・僕の音作りは、この空間の中に、ライブ風の空間を出そうと、そういう意味では、ライブ風にデフォルメした方向を、僕が好んでいると・・・

そう言えば、この日の訪問前は、大佐邸でのリベラメンテの効果も聞かせていただこうと思っていたんですが・・・訪問して、冒頭に聞かせていただいた、大佐邸の体感ライブサウンド・・・これが、あまりに完成された領域に入っているかのごとく、あたかもそのライブソースの現場にトリップしてしまうものでしたので・・・こんな素敵なサウンドなら、外部クロックも、リベラメンテも要らないなって感じちゃたもんだから、忘れてたんですが・・・

ふと、機器の配置から、リベラメンテに繋ぎ変えことは難しそう・・・だったら、クロックケーブルの効果の違いを楽しんだ、面白ついでに、クロックケーブルにリベラメンテを使ったらどうなるんだろう?って、思いつきが・・・いや、それは反則、邪道だってことは分かった上で、ちょっと・・・(^^;

すると、やってみましょうか?と、大佐もノリ気に・・・で、GPS-777からPCサウンドカードのリンクスへのクロックケーブルに、リベラメンテの両端にRCA⇒BNCの変換アダプタを付けて、繋ぎ変え・・・

でもって、早速先程の、泣きのギターの曲に・・・

おお!・・・不思議!デジタルで、尚且つクロック信号なのに・・・リベラメンテの特徴である、弦の響きが非常に滑らかに濃く綺麗に伸びる、って部分が、色濃く出てきた・・・なんで?(@@;

ドラムは、アタックのピークが少し弱くなるが、直後のどぉわ~んにタメと力強さが増して・・・ホント、不思議・・・クロックケーブルに使ったのに、サウンドにリベラメンテの効果が・・・???

っと、大佐が・・・僕こう言うギター好き!・・・フェスティバルホールに外タレが来て、盛り上ったところで演奏されるエレキギター・・・エレキギターの気持ちが分かって・・・以前のアルテックのSPの時は、ギターアンプが、そこにあるようなサウンドだったが、HB-1で、この空間がライブ会場になった時、もうアルテックを退ける事に・・・

この今のサウンドで、クロックアップしたら、響きの部分と、ドラムのアタックが両方楽しめるようになりますかね?・・・っとのことで、アップコンバートにはなら無いかもしれませんが、やってみますか?ってことになって・・・GPS-777の接続端子を差替えて、176.4Khzにして、PCの再生側を再設定して、もう一度同じ曲を再生して見ると・・・

う~ん・・・Ray邸で体験したアップコンバートとはちょっと違うけど、少し中高域のエッジが強めになったような気が・・・(^^;

で、つづいては、カウントダウン後のビッグバンドの演奏に・・・

と、大佐が・・・意外と、こっちの方がナチュラルなんやと思うと・・・自分好みのサウンドに振ってたのが、この構成にすると、さっぱりするけど、音を比べると、実際に現場へ行って、そこそこ良い感じで鳴らしてくれてる所で聞いた、音数やバランスも含めて、クロック入れた方が、ナチュラルになる・・・今まで僕がやって来た音は、僕風の好みに、ちょっと一さじ盛りましたって言う音・・・

ライブに行って、もうちょっとここのエッセンスをこうしてくれたらと思うところはあったが、現状、その場で聞こえて来る音は、素直な気持ちでも聞いている・・・だから、それでも飛んで来る音楽で、楽しむもんだと思っている・・・それからすると、これ(クロックあり)も、聴けるんじゃないかなあ?と・・・動物的な勘で、HB-1は、鳴らし手が変わると・・・同じ楽器でも、吹き手が変わると音が変わってくるでしょう?・・・そういう部分がプラスされて来る要素があると思うと・・・

どこかで、俺の好きな部分と、現実の音を知った上で、オーディオと取り組みたい・・・音楽で人の気持ちを盛り上げるって言うのも絶対必要だと思うけど・・・そればかり追い求めると、とんでもない事になるから・・・ライブに言って、現実は、そんなに出て無いぞとか、下は出て無いけど、エネルギー的にはこれでいいんじゃないかと言う印象を受けて、また家の音を調整する・・・ってやって来たが、この、クロックを入れたナチュラルな部分も、知っておかけれがなら無いなと思った・・・音の出方と音楽の聞こえ方の両方を実現しないと、自分の目指す音は成功しないと思っていると・・・

っと、何となく分かる気が・・・とっても深い話になって来たんですが・・・今日はここで時間切れ

ってわけで、つづきは、明日・・・明日がラストかな?・・・

ま、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

特性インピーダンス

またまた横からいらんことをという感じですが皆さんのためですのでお許しを。
私たちも一般のケーブルをデジタルケーブルの代わりに利用することはあります。
ケーブルには特性インピーダンスというのがあってそれを守らないと音質はかなり劣化します。ここでは理屈を詳しく述べませんが75オームの機器にそれより大きい値のケーブル例えば100オームとかを使うと
ミスマッチで分解能、細かい音がかなりスポイルされます。音質とか音色とか固有の
クセはミスマッチでも残ります。今回なさった邪道(とは思いませんが、オーディオデジタルケーブルでもいくらでもミスマッチはありますので)ではスピード、トランジェント、分解、エッジなどの言葉で言われる部分が犠牲になっていると思います。
逆にキツイ音のシステムの場合にわざと
ミスマッチを覚悟のうえでデジタルケーブルの代わりに定評ある音質のマイクケーブルをわざと使うことはよくありました。

Re: 特性インピーダンス

スタジオマンさん、コメントありがとうございますm(_ _)m
スタジオでもケーブルの転用をされる場合があるんですね・・・(^^;
でも、理屈が分かってのことなので、σ(^^)私のお遊びとは、次元が違いますね・・・
やっぱり、σ(^^)私のお遊びで、つくづく不足していると思うのが、科学的根拠や推論・・・
デジタル信号など、高周波信号の伝送では、インピーダンスのアンマッチで、反射が起こってノイズまみれに・・・とか、理屈の分かる方から見ると、σ(^^)私は、幼稚園生のお遊戯のようなことを、日々繰り返しているわけで、今回のアナログケーブルを、クロック転用したのも、基本的な理屈そっちのけで、面白そうだからやってみようってノリだけでやってますから・・・(^^;
ま、この当たりも、原理原則からのノウハウとして、我が物にしたいものですが・・・ついつい(^^;・・・
結局、数を経験の肥やしにする方法で、今後もドタバタやりつつ・・・出来ればお勉強もやらないと(^^;

なるほど・・・インピーダンスのアンマッチで音が変わるんですな!

システムが煩い傾向な場合に、あえて鈍らせる要因を入れる手法は「有り」ですからね

聴き手に音楽が伝わることが一番においてエネルギーのバランスを整えるのを重視しないと
迷宮から抜けれない人達と同じになってしまいます。

マッチング/アンマッチング

MCカートリッジとステップアップトランス、アンプとスピーカーのインピーダンスマッチングも同様です。どこかで音を鈍らせるようなことをやっておいたら、多少ギスギスした音のするケーブルが良い結果をもたらす場合もあり得ます。真空管やパーツの選択やダンピングファクターにも同様のことがあり得ます。
重要なことは、「部分最適化の集成が必ずしも全体最適化に繋がらない」ことです。現役時代、製造法の開発が職務でしたが、そういう事例をいやというほど経験しています。そのために実験計画法や多変量解析などいろいろな手法がありますが、オーディオの場合は、対象とする音楽ジャンルが多様であり、定量化しにくい側面がありますので、難しいですね。しかし、試行錯誤の過程で部分最適化の落とし穴にはまらないよう、結果の解釈には注意が必要です。

纏めレスですみませんm(_ _)m

大佐> やはり、何をお大切に思い、どう鳴らすかをしっかりイメージしていないと駄目ってことなんですね・・・それがハッキリしていないと、σ(^^)私のように、無闇に右往左往を続けることになると・・・反省します(^^;

酒仙坊さん> なるほど、木を見て森を見ずとなっちゃ駄目ってことですね・・・特異な変化にとらわれず、不動の評価軸を持たないと、迷子になってしまうと・・・反省します(^^;

高音質部品

「部分最適化の集成が必ずしも全体最適化に繋がらない」が真理のはずですが、オーディオでは「出来る限り良い音の部品を使うことがオーディオ機器の完成度を高めるコツである」という迷信がまかりとおっています。部品メーカーや雑誌社の陰謀だと考えるのも手っ取り早いですが、どうでしょうか?楽器の世界、バイオリンでも良い音の木とニスがあれば世界一の音が
出せるなんてだれも思ってはいません。
では何故なんだろ?
t2さん、お答えは?

Re: 高音質部品

スタジオマンさん

難しい質問ですねえ・・・音楽を理解し、それに必要な理想の音をイメージし、その音が出せる楽器を作る技術を持った人が作らなければ・・・って、世界一の音となると、一体どんな音なのかさえσ(^^)私の理解の範疇を超えています~(^^;

ところで、実際、この答えは出ているのでしょうか?

現在、ストラディヴァリやガルネリなど、バイオリンの名器を越えるバイオリンが創られていると言う話を聞いたことがないのですが・・・
これらの名機は、経年、相当の演奏者が弾き込むことで、今の音が生まれると認識していますが、果たして、この名器の作者達は、それを知った上でこの名器を創ったのでしょうか?
もし、これらの名器を超える(あるいは同等に評価される)バイオリンが出来ていないのだとしたら・・・
同様に、最近感じたのが、ヴィンテージと言われるシステムが、今なお高い評価を受け、それで無いと感銘を受ける音楽が鳴らないというケース・・・
この音が出せないと言うのは・・・

音や音楽と人の感覚のからくりについて、解った上での音なのか・・・
伝承されていないのなら、なぜ?、
あるいはそれを超えるものができないのは、なぜ?・・・

それ自体が芸術だから?

う~ん・・・やっぱり、σ(^^)私には難題過ぎます・・・m(_ _)m

ストラディヴァリウス

>経年、相当の演奏者が弾き込むことで、今の音が生まれると認識していますが

情報の間違いだと思います。未来を予想して(時代のエージング)作者が創ったなら
作者の音(何セット創ろうが同じ特徴)が
あるわけはありません。勝手なことを言う
人は世界にたくさんおられます。

名機のヴィンテージオーディオも、
楽器の名器もひとつの秘密があるわけでなくて、係わった個人の能力がすべてである
のが殆どです。カートリッジでも、アンプでもスピーカーでも、楽器でもその個人が
おられなくなった後は、決して同じレベル
の復刻がないことがそれを証明しています。

Re: ストラディヴァリウス

スタジオマンさん、貴重なコメントありがとうございますm(_ _)m

> 情報の間違いだと思います。未来を予想して(時代のエージング)作者が創ったなら・・・
不勉強、お恥ずかしい限りですm(_ _)m

> 名機のヴィンテージオーディオも、
> 楽器の名器もひとつの秘密があるわけでなくて、係わった個人の能力がすべてである
> のが殆どです。カートリッジでも、アンプでもスピーカーでも、楽器でもその個人が
> おられなくなった後は、決して同じレベル
> の復刻がないことがそれを証明しています。

なるほど、そういうことなのですね・・・
感性や技能の世界・・・伝承する仕組みがあったであろう職人の世界でもできないわけですから・・・

勿論、これらの音や音楽を受け取る側の、知識や感性も重要と言うことでしょうが、個の多様化?と言うか、本質の不在化?(勿論、私も含めて、軸の無い、本質からの迷子状態)が進んでいるのも大きな問題なんでしょうね・・・

私の様な凡才の迷子は、経験を積むしか術がないわけですが、余り回り道せずに、本質に近づける、確かな誘いの情報がもっと手に入れやすければと思う今日この頃・・・(^^;

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