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【1415】120407 かめきち邸訪問(4):このホーンでこう聞こえるのか!・・・(^^; 

さて、かめきち邸の珍しくて貴重な機器郡によるシステム・・・特に、低域と中低域をロンドンWEのユニット、中高域がWEのユニットと、音の骨格となる部分が全て英米のWEのユニットで構成されるシステムを聞かせていただいているわけですが・・・

その音の出方には、驚くばかり・・・まるで、振動板の音を間近で聞いているかのように、大量の音なのに、鮮明に、高い解像度のまま、耳に入ってくるような感覚・・・

ある程度の性能のヘッドホンで聞いた時に感じる、ソースにはこんなにたくさんの音が克明に入っていたのかと言う感覚に近く・・・それだけの量の音達が、目の前、数メートル先のステージで演奏される楽器から、驚くほどに鈍らず、濁らず、混じらずに、直接耳に飛んで来る!・・・

何に驚くかって?・・・ソースに入っている音を、これだけ質の高いまま耳に聞こえさせ、その実、出音の位置とステージのイメージを、形作る・・・

σ(^^)私の頭の理解では、相反するはずの事が何気なく起きている・・・

ここまで聞かせていただいた冒頭は、その驚くべき状況自体が、まだまだ認識できていなかったものの、機器進むうちに、その音の質の高さは、やはりドライバの性能と質が極めて高いのだろうと思い当たるように・・・まさに、ドライバの振動板で音に変換されたそのままを耳で聞いているのだろうと・・・

【とにかく巨大なシステム】1413-01
1413-01とにかく巨大.jpg

ただ、その音が、目の前のこの巨大なシステムの印象とは全く感家なく、前方のステージ上の楽器やボーカリストの口から聞こえて来る・・・

っと、今度は民族音楽をと・・・ラジオフランスが、それこそマイクと録音機だけのシンプルな機材で録ったものだそうですと、このレコードをかけられた・・・

【民族音楽のレコード】
1415-01民族音楽のレコード.jpg

う~ん、凄い鮮度・・・金属弦の琴のような音・・・ジャケットを見ると、このびわの親戚のような楽器の音なんですかね?・・・正に金属の弦を弾いている様を間近で見ているかのような音の衝撃波・・・

でも、弾いているのはあそこ・・・数メートル先のステージ・・・

実際、後からお聞きした話しでは、この音の最も重要なポイントは、各ユニットが受け持つ帯域とその繋がりだそうで・・・この5Wayの肝は、チャンデバの調整にあるとのこと・・・そこには気の遠くなるような道のりがあったであろうことは、想像に難く無い・・・

ただ、まだ、この時点のσ(^^)私には、それを考え、イメージするには至ってなかった・・・それよりもこの音と頭のイメージとを、どう繋ぐのか?の方に逝きっ放し・・・(^^;

で、お次にかけていただいたのは・・・デューク・ジョーダントリオのジャパンライブ・・・

【デュークジョーダントリオのライブ盤】
1415-02デュークジョーダントリオ.jpg

おおお・・・ホールのステージで演奏されるJazzライブを客席から聞いてる感じ・・・なんちゅうホンマっぽいの?(@@・・・ドラムの皮を叩く音が何ともそれらしく聞こえる・・・

それと、このシンバル・・・あっ、そう言えばさっきのエリックドルフィーの時も感じた・・・めっちゃ快感な音・・・カツン、ジュワ~ンって・・・この音、あの要素?・・・

で、ここで、曲が終わって、SPシステムをしばし拝見させていただいた・・・

っと、やっぱりそうか!・・・聞こえる音とシステムの構成とが、頭の中の関連情報と一部繋がった・・・JBLの075・・・やっぱりこの音はこのドライバの魅力か!・・・

で、横からSPシステムを見て・・・

【このホーンの構造が!】
1415‐03このホーンの構造が!.jpg

なるほど!そういうことか・・・やっと、音のイメージが頭の中の頑固な屁理屈やろうと繋がった・・・まさに、強烈にクオリティーの高いドライバの音を、これだけの長さの音道を使って、その質まま開口部へ届けている・・・

そうか・・・ホーンって、もっと前へ前へと音を投げてくる・・・SPのフロントの面構えより前に来ることもあるって感じだったけど・・・あの振動板の位置が本来の出音の基点なわけか・・・

なるほど・・・だから壁の向こう側を基点に、ステージを感じるってことか・・・う~ん(^^;

と、次にかけられたのは・・・何とカラーレコードのY.M.O・・・

ダハッ!・・・なるほどね、打ち込み系がこう言う軽がるビシッと決まる音に・・・シンセのイフェクトする元の音がわかってしまいそうな解像度・・・

う~ん・・・普段、ファットで鈍重な音を聞き慣れているσ(^^)私の耳には、まるで別のミックスかのように聞こえる・・・この歯切れ良さ、疾走する音のスピードが凄いなあ・・・

じゃ、大きなシステムの最後に・・・と、Fさんが持参されたCDを・・・

【パイプオルガンを】
1415‐04パイプオルガンを.jpg

トッカータとフーガから、9とラック目を・・・

ああ、パイプの中を通って出てくる空気の振動がそのまま聞こえ・・・その音がホール?にはね返って空間を作る音が聞こえて来る・・・

なるほど、やっぱり、こういう鳴り方になるんですね・・・ようやく、耳と頭がつながって、地続きで出音のイメージが届くようになっりました・・・

っと、それじゃあ、大きいのはここまでにして、小さいのを少し・・・

が・・・残念、今日はここで時間切れ・・・つづきは明日・・・最終話?(^^;

ってわけで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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さて、かめきち邸の珍しくて貴重な機器郡によるシステム・・・特に、低域と中低域をロンドンWEのユニット、中高域がWEのユニットと、音の骨格となる部分が全て英米のWEのユニットで構成されるシステムを聞かせていただいているわけですが・・・ その音の出方には、驚くば?...
  • [2012/06/22 19:49]
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