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【013】怒涛のGe3チューン -第1章- SP編
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Ge3チューンの多くはSPチューンになります。
当時、新たに迎え入れたELAC BS203Aですが、早々にGe3チューンの餌食となっています。
相変わらず汚い携帯画像ですが、この時点で施工されているGe3チューンについてメモしておきます。
ぱっと見は、ユニットやエンクロージャの縁に何か白い毛が貼ってあるだけですが、施工されているGe3チューンは、次の通りです。
ツイータ
青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
茅蜩(ひぐらし) 1本をマグネットに接着
丸(まる) + 繭(まゆ) 丸繭を茅蜩の後に装着
ケブタ 5mm角チップをユニット周囲に4箇所貼付
ウーファ
フレーム補強 φ5mmアルミパイプをフレームにエポキシ接着剤で貼付
青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
茅蜩(ひぐらし) ×3本をマグネットに接着
丸(まる) + 繭(まゆ) 丸繭を茅蜩の後に装着
黒アゲハ 1/4を4枚 コーン紙裏から貼付
ケブタ 5mm角チップをダンパーに4箇所貼付
5mm角チップをを錦糸線に貼付
5mm角チップをエッジに4箇所貼付
ダンパーにホホバオイルを数滴、滴下
エンクロージャ
大黒アゲハ 内側左右側面に1/2を各1枚貼付
内部配線(ツイータ用、ウーファ用)に1/3枚を巻きつけ
ユニット周囲のパッキング 施工名:エンガワ
吸音材撤去
ケブタ 5mm角チップをフロントバッフルの4角と各辺に貼付(計8箇所)
エンジェルファー SPケーブル接続端子部分にぶら下げ
何とも、盛りだくさんですね。
この当時までに基本とされていたチューニングは、一通り施工してあります。
では、内部について、少し画像を見ながら説明しておきましょう。
まずは、ツイータから。
まず、目に付くのは、「プロジェクトQ(通称:青Q)」というGe3アクセサリーで真っ青に塗ってあります。機能については、リンク先をご覧いただければ良いかと思いますが、クライオ処理をしたような効果が得られるアイテムです。
次にマグネットの上に乗っている黒い棒状のものが、「茅蜩(ひぐらし)」で、SPのコーン紙の振動を打ち消す仮想ウェイトの働きをします。
更に、その上に載っている白い毛皮状のものが、「繭(まゆ)」というアイテムを開腹し、中に「丸(まる)」というアイテムを入れた、通称「丸繭」と呼ばれるアイテムです。繭のリンク先をご覧いただくと、なにやら怪しい解説がありますが、この2つのアイテムを組み合わせることによって、SPユニットの性能を最大限に引き出してくれるようになるらしいです。
続いて、ウーファ。
まず、ツイータと違うのは、フレームにアルミパイプが補強として貼付てあることでしょうか。Ge3では、構造的な補強にこのようなアルミパイプをエポキシ接着剤で貼付ることを勧めています。パイプの中に麻紐を入れておくと金属固有音が付かず、ベストだそうです。
その他、ツイータと比べると「茅蜩」が、マグネットの強さに合わせて、3本となっています。1本で3キロのウェイトに相当するとの事ですので、9キロの仮想ウェイトを取り付けているのと同等になります。
画像が荒くて、よく分からないかもしれませんが、冒頭に記載の通り、コーン紙の裏から、その分割振動を取るために、「黒アゲハ」というアイテムを、1/2に切った物を放射状に4箇所貼付ています。
画像の右側にはみ出ている白い毛が、「ケブタ」を5mm角のチップに切り、ダンパーに4箇所貼付たものの1つです。
ダンパーからは相当のノイズが出ていて、これを取り除くのだそうで、ホホバオイルの滴下も、ダンパーのストレスを取り、ノイズを出さなくするためのようです。
画像の左のSP端子の下から出ている白い毛は、上記同様のケブタチップで、錦糸線に貼付たものです。こちらも、ダンパー同様にノイズを取り除きます。
続いて、エンクロージャでは、ユニット穴の周囲にパッキング上に貼付てあるのが、「大黒アゲハ」で、このようにユニットとエンクロージャの間のパッキングとして貼付る施工方法は、「エンガワ」と呼ばれていました。
この部分の施工は、後々進化していきます。(^^;
それから、内部配線に同様の黒い厚みのあるものが巻きつけられていますが、これも「大黒アゲハ」を縦に1/3に切った物を巻きつけてあります。
それに、極めつけは、吸音材が全て取り除かれていることで、非常に明るく開放的な音になっていますが、これを実現するためには、上記のユニットのGe3チューニングを施工する必要があります。これらの総合的なチューニングによって定在波や箱鳴りとは無縁の上質な音が得られるようです。
リアSPも、見た目がフロンド同様ですが、当然内部もGe3チューンしてあります。
違いは、サイズが小さいため、丸繭を入れていないことと、「琴引」がツイータのドームとウーファのセンタードーム貼ってあること、エンガワの代わりにインカ巻きという古いパッキング方法がしてあることぐらいです。
ツイータ
青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
茅蜩(ひぐらし) 1本をマグネットに接着
ケブタ 5mm角チップをユニット周囲に4箇所貼付
ウーファ
フレーム補強 φ5mmアルミパイプをフレームにエポキシ接着剤で貼付
青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
茅蜩(ひぐらし) ×2本をマグネットに接着
黒アゲハ 1/4を4枚 コーン紙裏から貼付
琴引 センタードームに十字状に貼付
ケブタ 5mm角チップをダンパーに4箇所貼付
5mm角チップをを錦糸線に貼付
5mm角チップをエッジに4箇所貼付
ダンパーにホホバオイルを数滴、滴下
エンクロージャ
黒アゲハ 内側左右側面に各1枚貼付
内部配線(ツイータ用、ウーファ用)に1/3枚を巻きつけ
吸音材撤去
ケブタ 5mm角チップをフロントバッフルの4角に貼付(計4箇所)
スーパーツイータ
茅蜩(ひぐらし) 1本を本体後部に接着
次回は、いよいよGe3アイテムによるシステム全体のチューニング状況紹介に突入します。
当時、新たに迎え入れたELAC BS203Aですが、早々にGe3チューンの餌食となっています。
相変わらず汚い携帯画像ですが、この時点で施工されているGe3チューンについてメモしておきます。

ぱっと見は、ユニットやエンクロージャの縁に何か白い毛が貼ってあるだけですが、施工されているGe3チューンは、次の通りです。
ツイータ
青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
茅蜩(ひぐらし) 1本をマグネットに接着
丸(まる) + 繭(まゆ) 丸繭を茅蜩の後に装着
ケブタ 5mm角チップをユニット周囲に4箇所貼付
ウーファ
フレーム補強 φ5mmアルミパイプをフレームにエポキシ接着剤で貼付
青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
茅蜩(ひぐらし) ×3本をマグネットに接着
丸(まる) + 繭(まゆ) 丸繭を茅蜩の後に装着
黒アゲハ 1/4を4枚 コーン紙裏から貼付
ケブタ 5mm角チップをダンパーに4箇所貼付
5mm角チップをを錦糸線に貼付
5mm角チップをエッジに4箇所貼付
ダンパーにホホバオイルを数滴、滴下
エンクロージャ
大黒アゲハ 内側左右側面に1/2を各1枚貼付
内部配線(ツイータ用、ウーファ用)に1/3枚を巻きつけ
ユニット周囲のパッキング 施工名:エンガワ
吸音材撤去
ケブタ 5mm角チップをフロントバッフルの4角と各辺に貼付(計8箇所)
エンジェルファー SPケーブル接続端子部分にぶら下げ
何とも、盛りだくさんですね。
この当時までに基本とされていたチューニングは、一通り施工してあります。
では、内部について、少し画像を見ながら説明しておきましょう。
まずは、ツイータから。

まず、目に付くのは、「プロジェクトQ(通称:青Q)」というGe3アクセサリーで真っ青に塗ってあります。機能については、リンク先をご覧いただければ良いかと思いますが、クライオ処理をしたような効果が得られるアイテムです。
次にマグネットの上に乗っている黒い棒状のものが、「茅蜩(ひぐらし)」で、SPのコーン紙の振動を打ち消す仮想ウェイトの働きをします。
更に、その上に載っている白い毛皮状のものが、「繭(まゆ)」というアイテムを開腹し、中に「丸(まる)」というアイテムを入れた、通称「丸繭」と呼ばれるアイテムです。繭のリンク先をご覧いただくと、なにやら怪しい解説がありますが、この2つのアイテムを組み合わせることによって、SPユニットの性能を最大限に引き出してくれるようになるらしいです。
続いて、ウーファ。

まず、ツイータと違うのは、フレームにアルミパイプが補強として貼付てあることでしょうか。Ge3では、構造的な補強にこのようなアルミパイプをエポキシ接着剤で貼付ることを勧めています。パイプの中に麻紐を入れておくと金属固有音が付かず、ベストだそうです。
その他、ツイータと比べると「茅蜩」が、マグネットの強さに合わせて、3本となっています。1本で3キロのウェイトに相当するとの事ですので、9キロの仮想ウェイトを取り付けているのと同等になります。

画像が荒くて、よく分からないかもしれませんが、冒頭に記載の通り、コーン紙の裏から、その分割振動を取るために、「黒アゲハ」というアイテムを、1/2に切った物を放射状に4箇所貼付ています。
画像の右側にはみ出ている白い毛が、「ケブタ」を5mm角のチップに切り、ダンパーに4箇所貼付たものの1つです。
ダンパーからは相当のノイズが出ていて、これを取り除くのだそうで、ホホバオイルの滴下も、ダンパーのストレスを取り、ノイズを出さなくするためのようです。
画像の左のSP端子の下から出ている白い毛は、上記同様のケブタチップで、錦糸線に貼付たものです。こちらも、ダンパー同様にノイズを取り除きます。

続いて、エンクロージャでは、ユニット穴の周囲にパッキング上に貼付てあるのが、「大黒アゲハ」で、このようにユニットとエンクロージャの間のパッキングとして貼付る施工方法は、「エンガワ」と呼ばれていました。
この部分の施工は、後々進化していきます。(^^;
それから、内部配線に同様の黒い厚みのあるものが巻きつけられていますが、これも「大黒アゲハ」を縦に1/3に切った物を巻きつけてあります。
それに、極めつけは、吸音材が全て取り除かれていることで、非常に明るく開放的な音になっていますが、これを実現するためには、上記のユニットのGe3チューニングを施工する必要があります。これらの総合的なチューニングによって定在波や箱鳴りとは無縁の上質な音が得られるようです。

リアSPも、見た目がフロンド同様ですが、当然内部もGe3チューンしてあります。
違いは、サイズが小さいため、丸繭を入れていないことと、「琴引」がツイータのドームとウーファのセンタードーム貼ってあること、エンガワの代わりにインカ巻きという古いパッキング方法がしてあることぐらいです。
ツイータ
青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
茅蜩(ひぐらし) 1本をマグネットに接着
ケブタ 5mm角チップをユニット周囲に4箇所貼付
ウーファ
フレーム補強 φ5mmアルミパイプをフレームにエポキシ接着剤で貼付
青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
茅蜩(ひぐらし) ×2本をマグネットに接着
黒アゲハ 1/4を4枚 コーン紙裏から貼付
琴引 センタードームに十字状に貼付
ケブタ 5mm角チップをダンパーに4箇所貼付
5mm角チップをを錦糸線に貼付
5mm角チップをエッジに4箇所貼付
ダンパーにホホバオイルを数滴、滴下
エンクロージャ
黒アゲハ 内側左右側面に各1枚貼付
内部配線(ツイータ用、ウーファ用)に1/3枚を巻きつけ
吸音材撤去
ケブタ 5mm角チップをフロントバッフルの4角に貼付(計4箇所)
スーパーツイータ
茅蜩(ひぐらし) 1本を本体後部に接着
次回は、いよいよGe3アイテムによるシステム全体のチューニング状況紹介に突入します。
- [2008/07/26 07:00]
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