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【1117】110724 Ray邸訪問(Wellfloat試聴):機器用Wellfloatその1・・・(^^; 

さてと、それではいよいよ、フローティングボード(Wellfloat)の試聴をと言うことで・・・とは言え、Ray邸では、既にSPの下にはフローティングボード(Wellfloat)が敷かれているので・・・今回の検証は、プレーヤーでと言うことになります・・・

で、まずは、オリジナル・・・と言いうことで・・・あれ?曲名忘れました(^^;・・・スイングジャズで、ホッジスが演奏してる・・・ま、これを聞きまして・・・(^^;
(Gerry Mulligan Meets Jonny Hodges:bunny)

っと、Wellfloatの開発をされたジークレフ音響の永田社長がお越しになっておられ、その調音の確認音源として、1枚のCDを持参された・・・

【ウェルフロートの確認音源?】
1117-01ウェルフロート確認音源.jpg

持参されたのは、バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻:ホルショフスキーで、この平均律のピアノのビートの出方で、その効果を検証されているんだとか・・・普通にSPを置くと、4割程原音以外の音が付くと言われていて、生のピアノなら3度(ドミソ:長3度と短3度)を鳴らすと、かなりビートが出ているのが分かるが、SPからの音では、あまりビートが感じられないとのことで・・・

っと、ここでRayさんが隣のベーゼンドルファーで、3度を鳴らされると・・・びや~んゎ~んゎ~んゎ~んっと、ビートが聞こえる・・・

で、平均律の場合は、3度でかなりビートが出るが、SPからの音では、あまり感じない・・・既に、Ray邸では、SPの下に、ウェルフロートを敷いているんで、かなり聞こえると思いますが・・・

で、このCDの2枚目・・・トラック17の第22番変ロ短調を再生・・・

なるほど、演奏の旋律の後に、んゎ~んゎ~んゎ~んと、うねりが聞こえます・・・

これに対して、最後のトラック、第24番ロ短調では、ビートが出ないんですと・・・

ふ~ん、確かに、この曲では、んゎ~んゎ~んゎ~んと言ううねりは聞こえないですね・・・

で、これで、このピアノが平均律で調律されていないと言うことが分かったんです・・・平均律だとビートが出ますから・・・調によって、ビートが出る出ないが起こるのは、固定調律なんです・・・で、このCDのタイトル・・・THE WELL-TEMPERED CLAVIERっと言うのは、何かを物語っているなと・・・ま、今は、話はこの辺にしときます(ちなみに、詳しくは、ジークレフ音響さんのWellfloatのHPを>>こちら)と・・・再び、第22番変ロ短調を再生・・・

ふ~ん、んゎ~んゎ~んゎ~んと言ううねりがよく分かります・・・(^^;

ということで、ウェルフロートを敷いて、この音が、どう変わるかと言うこと・・・

【ウェルフロートをP-0の下に設置】
1117-02ウエルフロートをP-0の下に設置.jpg

屈強な男たちの手により、トランスポートの下に、機器用のウェルフロートが設置されました・・・

で、再び・・・トラック17の第22番変ロ短調を再生・・・

ふ~ん、ま、既にSPの下にこのフローティングボードが敷かれているので、変化のポイントを言われていなければ、その差は分かり難かったかもしれませんが、ポイントを絞って聞くと、その違いがよく分かりました・・・確かに、んゎ~んゎ~んゎ~んと言う、響のうねりが、更に澄んだように、良く延びるようになりました・・・

で、もう一度・・・最後のトラックの第24番ロ短調を再生・・・

おお、余分な響?・・・響の滲みのような部分が、無くなって、スッキリした気がします・・・

っと、永田社長が、ビート意外に、低音部がハッキリするのに気が付きましたねと・・・

他の方からも、設置前には聞こえてなかった、奏者の息遣いが、良く聞こえるようになりましたとのコメントや・・・SNが上がったように感じるとのコメントが・・・

で、このCDが、上手くパスすれば、大体、他のCDも鳴ると思うんですが・・・とのことで・・・

じゃあ、先程のスイングジャズ(Gerry Mulligan Meets Jonny Hodges:bunny)をもう一度と・・・同じボリュームで再生されると・・・

ほ~、綺麗に整った感じ・・・出音の位置が、より明確になったような気も・・・ベースの音も良く分かるようになった気が・・・

と、他の方からは・・・物凄く音は違うけど、P-0のらしさ、ゴリッとした音の存在感が、綺麗に洗練された感じになったと・・・良いのか悪いのかは分からないが、凄く整った音になったと・・・ごり押し感が無くなったと・・・一方で、安心して聞けるようになったとの声も・・・綺麗に、帯域の上も下もす~っと伸びたけど・・・どちらが本当なのか?こちらが本当の音かもしれないが・・・良いも悪いも、ひずみと共に力感も無くなった感じがすると・・・

そう、P-0の音が、UX-1の音に近付いたような感じ・・・

っと、先のピアノをかけてとのリクエストに、ショパンを再生・・・

ほう、先程のウルウルした音の揺らめきが気にならなくなった・・・響が、綺麗に安定して、ゆったり伸びる感じになった気が・・・

集中感も、設置前より高まってる感じがするとのコメントも・・・

で、お次も、先程のジャニーヌヤンセンの四季を再生・・・

は~ん、随分滑らかで、艶っぽく、綺麗な響に・・・

っと、さっきはアンプが違いましたよねと(^^;・・・あちゃちゃ、そりゃ大失敗・・・(^^;

それじゃあ、一度、ウェルフロートを外しますか・・・

っと、ここで、今日は時間切れ・・・つづきは明日・・・

ってわけで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

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