FC2ブログ

【1107】110718 演奏家のいない演奏会(最終話)響の伝播?・・・(^^; 

さて、何ともいわくありげな名前・・・波動スピーカー・・・普通のスピーカーをステレオ配置・・・試聴位置を中心とする、三角形に配置して聞く感じとは、全く違う・・・

何とも不思議な鳴り方ですねえ・・・いわゆる音圧を感じる鳴り方?聞き方?じゃない・・・

音の基本的な印象は、モノラル的な雰囲気が中心・・・波動スピーカーを中心とする発音体・・・センターでの演奏ものは、中央から部屋全体に響を放出するような感じ・・・

それでもって、何か、呼吸球?のような・・・空間の空気を振動させる中心があって・・・そこから空間全体に空気の響?共鳴?が広がるような・・・単に中心部分からの直接放射される音だけじゃなくて・・・なんか空間で響のエネルギーが増幅され、包まれる感じになる・・・

同時に、その演奏の中心の音の密度を再認識させられる感じ・・・

まさに、ホールでソロ楽器の演奏を聴いたとき、ピアニシモの微細な音が、離れた席でもホールの響に乗って、克明に聞き取れる、あの感じを土台にしたような・・・何とも独特の鳴り方ですね・・・(^^;

ってわけで、こんな小さなフルレンジのSPで、あのお馴染みのジョーズの旋律に、ゾクゾクしてビビリそうになった・・・そんな不思議な演奏のつづきを・・・

今度は、海にまつわるピアノの曲・・・せっかく会場にピアノがあるので、この響き後からも借りようと・・・「沈める寺」 ドビュッシー ピアノ前奏曲集より・・・

ケルト民族の伝説で、ある時、霧の立ち込める海にザーッと大きな寺院が現れて、またそれが沈んでいく、その様子を描写している曲だそうで・・・

おお、やっぱり、単にスピーカーから音が出ているというのとは違うようですね・・・やはり、空間と共に響く感じですね・・・

ここからは、主催の森氏のお好みの曲と言う事で、アカペラコーラスグループ?・・・「月の光」 スウィングル・シンガーズ ドビュッシー組曲ベルガマスクより・・・

ああ、音の配置が不思議ですね・・・コーラスの声が、そこかしこに・・・思わぬところに音が浮かび上がる感じ・・・しかもその響に優しく包まれる・・・この心地よさは魅力的・・・

森氏のコメントが、その思いの強さを物語る・・・ここで、本当にこのグループが歌っているような感じがしますので、凄くリアルで、自然ですので、聞いていても疲れない・・・と。

つづいて、「小さな空」 TRY-TONE 武満徹・・・

発音のポイントを捉えようとしてもそれは難しい・・・でも、響も含めた音のエネルギーの発信源は、紛れもなく目の前のステージ・・・この雰囲気に素直に浸れれば、正に目の前で歌っているような感覚に入り込める・・・きっと、オーディオ的な分析をするような聞き方では、この空間の雰囲気には酔えないでしょうね・・・単に、演奏会を聞きに行って、目を瞑って素直に演奏を聴けば、正にその場がコンサートホールに・・・ようやく、その聞き方が分かってきたような感じ・・・(^^;

お次は、「しあわせ運べるように」 被災された仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部の皆さん・・・

う~ん・・・中学生のピュアな気持ちがあふれ出て狂うような空間・・・彼、彼女たちのそれぞれの覚悟と思いとメッセージが響の空間となって広がる・・・この響に包まれると、その気持ち、思いが直接自分の心に流れ込んでくるようだ・・・なるほど、これが最も素晴らしい魅力なんだろうな・・・

で、最後は、「スマイル」 ジョシュ・グローバン・・・

ああ・・・なんて心地良い響きの空間・・・ボーカルの歌声が、歌のことばとこちらの気持ちを共鳴させるような・・・意識せずに気持ちが同調する感じ・・・

そして、アンコール曲は、「ユー・レイズ・ミー・アップ」 シークレット・ガーデン ヴォーカル

郷愁のバイオリンの音色と響の空間に包まれ・・・優しく語り掛ける男声、次第に切なく歌い上げる・・・バグパイプの響に一層気持ちが・・・君のお陰で力強く生きていけるんだと・・・女声とコーラスがその思いを一層力強いメッセージに・・・おおお!素晴らしい!

ってわけで、演奏会は、これにて終了・・・で、このあと、個別に質問やシステムの説明など・・・

っと、参加者から太鼓みたいとのコメントで、このSPは実は太鼓の原理に近いとのことで、太鼓のCDをかけられた・・・多分、邦楽合奏 「三国幻想曲」・・・

この和太鼓と鐘が素晴らしかった・・・大型SPでも出ない大太鼓の空気の振動を素晴らしく再現!

なるほど、太鼓の原理か・・・球面波と音の伝播・・・理屈は分かりませんが、何となくこの不思議な音の仕組みが納得できました・・・太鼓の音の伝播ね・・・(^^;

この他、スーザン・オズボーンの独唱で「ふるさと」も素晴らしかった!・・・

それから、参加者持参のCDを何曲かかけられ、試聴会は終了・・・

いやあ、貴重な体験でした・・・通常のSPとは、全く違うアプローチの鳴らせ方・・・

終盤の太鼓の曲と、太鼓の原理の言葉が、特に耳に残っている・・・

無理矢理、近い印象を引っ張ってくると・・・この鳴り方って・・・フルレンジの小型SPの調整をしていって、ここだ!って感じで部屋全体が鳴るようになるポイントがあるじゃないですか・・・

いわゆる球面波が綺麗にできた時、響が部屋全体に充満する感じ・・・あの状態が、このSPだと、いつでもどこでも・・・そんな感じに近いかな・・・

ただ、普通のSPとの違いは、定位の予測がつかない・・・思わぬところにポッと浮かぶ・・・(^^;

っと、大変貴重な体験をさせていただきました・・・森社長、素晴らしい演奏の数々をありがとうございましたm(_ _)m

それと、この演奏会をご紹介いただいた酒仙坊さん、貴重な情報をありがとうございましたm(_ _)m

この音の魅力については、ちと実験してみないと駄目ですね・・・実は、帰宅後直ぐにちょっと実験したんですが・・・その後もちょっと追試を・・・この辺りは、またいずれ(^^;

てわけで、この演奏家のいない演奏会のお話はここまで・・・

明日は、またビジュアル系?大ニュース?(^^;

ってわけで・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

波動スピーカーを解剖する(3)

Mt.T2さんの言われるとおり本当に不思議な鳴り方をするスピーカーです。
3.波動スピーカーの効果の分析
・ユニットは背中合わせに着いていることで、同相の信号が入るとエンクロージャー内の空気振動は逆相になって打ち消すので(吸音材がなくとも)エンクロージャー内の音のこもりが無くなる。(効果A)
・ユニットは背中合わせに着いていることで、逆相の信号が入るとエンクロージャー内の空気振動は同相になってユニットの振動はプッシュプルで働き、大きな空気振動を空間に拡散できる。(効果B)
・一方のユニットのみ信号が入ると、他方のユニットはドローンコーンの役目を果たす。(効果C)
ちなみに太鼓は叩く方に対してフリーの皮はドローンコーンの役目を果たしている。両方から叩くことはあるが、msec単位で同時に叩かれることはない。太鼓が密閉構造であり、振動は常に片方から与えられるところが波動スピーカーと異なる点である。また、所謂太鼓型をしているところも意味がある。
・以上、(効果A),(効果B),(効果C)の効果により、上記(特徴1), (特徴2),(特徴3)の結果として現れているものと推察できる。
・f0付近のユニット間の相互干渉や密閉型の空気バネ効果を、バスレフポートを設けることで逃げている。このため、太鼓のようなドロドロ感は無くなるが、逆にバスレフ臭さが出てくる。
・エンクロージャーは内部損失の大きい紙製であり固有の箱鳴きは少ない。
さらなる改善策として次のようなことはどうでしょうか。
・成形が難しいかもしれないが、円筒形中央に膨らみを持たせた太鼓型にするとエンクロージャー内部の定在波を起こしにくくできる。
・グリップ力のあるアンプやトランスを持つ真空管アンプおよび逆起電力 吸収装置を介在させると、アンプが逆起電力で振られることが無くなりポート鳴りも気にならなくなるのではないか。
・スーパーツイーターやスーパーウーファーを加えると、よりダイナミックで繊細な音も表現できるのではないか。スーパーツイーターは上向き、スーパーウーファーは下向きに着けるとよいのでは。
最後に、音源の選択への興味ですが、バイノーラル録音の音源再生に興味がありますし、CDだけでなく、ハイレゾリューション音源の再生ではどのようなパーフォーマンスを示すでしょうか。

あらら、ホントに素っ裸に・・・
酒仙坊さん、詳細な分析結果をありがとうございますm(_ _)m
σ(^^)私が、共鳴のような増幅を感じたのは、ご推察の、同相・逆相によるクローズアップの効果なのかもしれませんね。
それにしても・・・σ(^^)私にはこのような分析、推論はとても出来ません・・・感覚的に、何となく~の世界から抜け出せません(^^;
とは言え、とても興味があったので・・・本文に末尾にも書いた通り、実は、この後ちょっと実験をやっております・・・残念ながら、まだほとんど手応えが得られていませんが、分からんなりの結果だったとしても、そのうちご紹介させていただこうかと思っています・・・(^^;

熱烈リクエストo(^▽^)o

> この後ちょっと実験をやっております・・・残念ながら、まだほとんど手応えが得られていませんが

これを早く読みたいです!

以前から興味逢ったんですが、おかげさまで「なんか見えてきた」という感じになりました。

村井さん、いつもありがとうございますm(_ _)m
この実験、先日ふと思い出して再開したんで・・・まだ進行中でして・・・(^^;
取り合えず、リアルタイムの途中経過は、SNSの方にアップしときます・・・
このブログにアップできるのは・・・1ヵ月後?(^^;

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
https://mtt2.blog.fc2.com/tb.php/1160-f7c36164