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【971】110211 酒仙坊邸再訪:宴の肴にサンプリングやUSBケーブルの違い・・・(^^;
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さて、当初のメニューをおおよそ一通り楽しませていただいた酒仙坊邸のオフ会ですが・・・宴も始まって、皆さんの持参のソースを聞かせていただき、次第に調子が加速し始め・・・(^^;
アナログレコードの再生から、再びPCオーディオでCDの再生をと、Quatuor EbeneのFICTIONをかけていただいて、拙宅とのなり方の違いをちょいと確認・・・
っと、ここで酒仙坊さんが、サンプリング周波数が96KHzだったので192KHzに変更されたんですが・・・あれれ?違いが分からない・・・少々潤滑油も効き始めたか?(^^;
こちらの方が、やはり、倍音がきちんと鳴っていますね・・・で、もう一度96KHzに戻すと・・・こっちの方が潤滑油のアテにはなりますねと・・・確かに、濃い音がします・・・でも、ブラインドで変えたら分からないでしょうね・・・みな爆笑(^^;
でも、曲によって、分かりやすいのと、分かり難いのがありますねとのコメントに・・・それは、一体何によってそういう違いができるんでしょう?・・・っと、難しい問いが・・・多分、デジタルの補間なんで、切り方が大きくなったり、小さくなったりして、その間を埋める埋め方が変わるわけですから・・・原理的には、変わるのは分かりますが、変わり方が顕著なものとそうでないものがあるのはなぜ?
単音では分からなくて、倍音が乗ってはじめて分かるんですよ・・・だから、一番分かりやすいのは弦ですね・・・っと、酒仙坊さん・・・
アップサンプリングした時に、倍音の出方が変わりやすいものと変わらにものがあるって事ですかねえ・・・なるほど、多くの周波数の合成波だから、元の波に重なるパターンと、打ち消すパターンが発生して、その合成波に特徴があるかないかかなあ・・・
オカリナは倍音がないですし、バイオリンやオーボエなどは、倍音が20次位までありますから・・・
ジャズ聞く人で、075ならそれでOKという人もいるわけですよね・・・シンバルがしゅわ~んとなったらだめで、じゅわ~んと鳴らないといけないとか・・・(爆・・・でも、ブラインドテストすると全然分からなかったり・・・(爆・・・構えて聞かなくて、値段関係なしで、いかに、これは!って感じるかどうかですね・・・いかにローコストでこれは!って音を出すかですね・・・
などなど、話が次第に酩酊し始めたかな?・・・(^^;
っと、実験用にUSBケーブルを持参されたという話題から、おもむろに・・・じゃあ、試してみましょうかと言うことになって・・・
出場者は、○○○もどき(中はミヨシのケーブルに布シースを被せたもの)・・・それから、NuFoce(USB-DAC等)の付属ケーブル・・・
まずは、リファレンスとしてインフラノイズのケーブルで、Stream Playerが、今日の最初のバージョン212で、ソースは加藤登紀子のひとり寝の子守唄を、少々聞いて・・・
まずは、○○○もどきから・・・ふ~ん、柔らかくなって広がったんですが、滲んだ感じに・・・広がりがあって、まろやかだけど、抜けがもう一つとか・・・Stream PlayerがWav File Playerになったみたいな違いとか・・・でも、そこそこ良いんじゃないですかとか・・・元のほうが、細かな音が良く出ていて、見通しも良いですねとか・・・でも、これも好き嫌いが出そうで、これが良いという人もいるでしょうねとか・・・
じゃあ、お次は、NuFoce(USB-DAC等)の付属ケーブルで再生を・・・
ほう・・・ボーカル辺りの帯域は、スッキリして、余韻が早く消えるかなあ・・・透明感はあるけど、音楽の抑揚がないですねとか・・・全体を支配してるインフラノイズの影響が大きいですねとか・・・
っと、ここで、ヨリ線と単線の話など・・・以前はヨリ線が主流だったのが、最近は、単線の方が増えてきたとか・・・ヒュ-ズで大きく音が変わる話とか・・・ポリスイッチの話とか・・・ライントランスの話とか・・・
っと、そうこうしているうちに、先程、不調となった、Plexterのドライブが認識されたので、加藤登紀子が再生されました・・・ケーブルはインフラノイズに戻っています・・・再生ソフトは、Windows Media playerで・・・
ふ~ん、やはり、ストリーミング再生の方がσ(^^)私には、心地良いのですが・・・中低域の厚みが少し高く、程よい響の伸び具合・・・中域の見通しの良さ・・・多分、音数も多い気が・・・(^^;
こんどは、VUPlayer・・・サウンドエンジンがStream Playerより、少し古いのだそうですが・・・なるほど、楽器は少し響が濁りぎみ?だけど、ボーカルは芯がある感じ・・・
もう一度、、Quatuor EbeneのFICTIONをかけることに・・・
ほう、先程より、鮮烈な感じが少し強くなりました・・・が、バランスはやはり中低域中心・・・うちだと中高域がかなり強くなっちゃいますね・・・でも、音数、細かさ、滑らかさは良い感じ・・・(^^;
で、しばし宴の話が盛り上がり・・・バイオリンの話から、再び、堀込ゆず子さんのレコードをかけることに・・・
っと、その前に、酒仙坊さんがかけられたのは・・・マヌエル・ファリャのバレエ・三角帽子の序章だったかと・・・
太鼓とトランペットにトロンボーン?に打楽器、男声の掛声に女声の歌・・・非常に澄んだ広い空間に綺麗に広がって行く・・・
で、ここで先の堀米ゆず子さんのレコードで、ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」がかかりました・・・
堀米さんのヴァイオリンは、とても叙情的で瑞々しく伸びやかな演奏で、高域まで綺麗に伸びて心地良く、ピアノの伴奏も綺麗な余韻で素晴らしい演奏・・・この演奏に比べると、CDの方が少し高域の伸びが少なく感じるのかな・・・
LPの方は、高域の不足はなくて、柔らかくはなるが、伸びはあるとのコメントに・・・音の立ちが、硬いと言うか、音の芯がレコードの方がある感じがするとのコメントも・・・
で、またまた宴の話は、あれこれ盛り上がり・・・っと、今日は、ここで時間切れ・・・つづきは明日
ってわけで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
アナログレコードの再生から、再びPCオーディオでCDの再生をと、Quatuor EbeneのFICTIONをかけていただいて、拙宅とのなり方の違いをちょいと確認・・・
っと、ここで酒仙坊さんが、サンプリング周波数が96KHzだったので192KHzに変更されたんですが・・・あれれ?違いが分からない・・・少々潤滑油も効き始めたか?(^^;
こちらの方が、やはり、倍音がきちんと鳴っていますね・・・で、もう一度96KHzに戻すと・・・こっちの方が潤滑油のアテにはなりますねと・・・確かに、濃い音がします・・・でも、ブラインドで変えたら分からないでしょうね・・・みな爆笑(^^;
でも、曲によって、分かりやすいのと、分かり難いのがありますねとのコメントに・・・それは、一体何によってそういう違いができるんでしょう?・・・っと、難しい問いが・・・多分、デジタルの補間なんで、切り方が大きくなったり、小さくなったりして、その間を埋める埋め方が変わるわけですから・・・原理的には、変わるのは分かりますが、変わり方が顕著なものとそうでないものがあるのはなぜ?
単音では分からなくて、倍音が乗ってはじめて分かるんですよ・・・だから、一番分かりやすいのは弦ですね・・・っと、酒仙坊さん・・・
アップサンプリングした時に、倍音の出方が変わりやすいものと変わらにものがあるって事ですかねえ・・・なるほど、多くの周波数の合成波だから、元の波に重なるパターンと、打ち消すパターンが発生して、その合成波に特徴があるかないかかなあ・・・
オカリナは倍音がないですし、バイオリンやオーボエなどは、倍音が20次位までありますから・・・
ジャズ聞く人で、075ならそれでOKという人もいるわけですよね・・・シンバルがしゅわ~んとなったらだめで、じゅわ~んと鳴らないといけないとか・・・(爆・・・でも、ブラインドテストすると全然分からなかったり・・・(爆・・・構えて聞かなくて、値段関係なしで、いかに、これは!って感じるかどうかですね・・・いかにローコストでこれは!って音を出すかですね・・・
などなど、話が次第に酩酊し始めたかな?・・・(^^;
っと、実験用にUSBケーブルを持参されたという話題から、おもむろに・・・じゃあ、試してみましょうかと言うことになって・・・
出場者は、○○○もどき(中はミヨシのケーブルに布シースを被せたもの)・・・それから、NuFoce(USB-DAC等)の付属ケーブル・・・
まずは、リファレンスとしてインフラノイズのケーブルで、Stream Playerが、今日の最初のバージョン212で、ソースは加藤登紀子のひとり寝の子守唄を、少々聞いて・・・
まずは、○○○もどきから・・・ふ~ん、柔らかくなって広がったんですが、滲んだ感じに・・・広がりがあって、まろやかだけど、抜けがもう一つとか・・・Stream PlayerがWav File Playerになったみたいな違いとか・・・でも、そこそこ良いんじゃないですかとか・・・元のほうが、細かな音が良く出ていて、見通しも良いですねとか・・・でも、これも好き嫌いが出そうで、これが良いという人もいるでしょうねとか・・・
じゃあ、お次は、NuFoce(USB-DAC等)の付属ケーブルで再生を・・・
ほう・・・ボーカル辺りの帯域は、スッキリして、余韻が早く消えるかなあ・・・透明感はあるけど、音楽の抑揚がないですねとか・・・全体を支配してるインフラノイズの影響が大きいですねとか・・・
っと、ここで、ヨリ線と単線の話など・・・以前はヨリ線が主流だったのが、最近は、単線の方が増えてきたとか・・・ヒュ-ズで大きく音が変わる話とか・・・ポリスイッチの話とか・・・ライントランスの話とか・・・
っと、そうこうしているうちに、先程、不調となった、Plexterのドライブが認識されたので、加藤登紀子が再生されました・・・ケーブルはインフラノイズに戻っています・・・再生ソフトは、Windows Media playerで・・・
ふ~ん、やはり、ストリーミング再生の方がσ(^^)私には、心地良いのですが・・・中低域の厚みが少し高く、程よい響の伸び具合・・・中域の見通しの良さ・・・多分、音数も多い気が・・・(^^;
こんどは、VUPlayer・・・サウンドエンジンがStream Playerより、少し古いのだそうですが・・・なるほど、楽器は少し響が濁りぎみ?だけど、ボーカルは芯がある感じ・・・
もう一度、、Quatuor EbeneのFICTIONをかけることに・・・
ほう、先程より、鮮烈な感じが少し強くなりました・・・が、バランスはやはり中低域中心・・・うちだと中高域がかなり強くなっちゃいますね・・・でも、音数、細かさ、滑らかさは良い感じ・・・(^^;
で、しばし宴の話が盛り上がり・・・バイオリンの話から、再び、堀込ゆず子さんのレコードをかけることに・・・
っと、その前に、酒仙坊さんがかけられたのは・・・マヌエル・ファリャのバレエ・三角帽子の序章だったかと・・・
太鼓とトランペットにトロンボーン?に打楽器、男声の掛声に女声の歌・・・非常に澄んだ広い空間に綺麗に広がって行く・・・
で、ここで先の堀米ゆず子さんのレコードで、ブラームスのヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」がかかりました・・・
堀米さんのヴァイオリンは、とても叙情的で瑞々しく伸びやかな演奏で、高域まで綺麗に伸びて心地良く、ピアノの伴奏も綺麗な余韻で素晴らしい演奏・・・この演奏に比べると、CDの方が少し高域の伸びが少なく感じるのかな・・・
LPの方は、高域の不足はなくて、柔らかくはなるが、伸びはあるとのコメントに・・・音の立ちが、硬いと言うか、音の芯がレコードの方がある感じがするとのコメントも・・・
で、またまた宴の話は、あれこれ盛り上がり・・・っと、今日は、ここで時間切れ・・・つづきは明日
ってわけで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!
デハ ^^)/~
- [2011/04/04 07:00]
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音の違いの分かりやすさ
機器やケーブルの構成を替えるとどうして音が変わって楽器の機種の判別あるいは音色に差がでてくるのでしょうか。「楽音は発振回路で作りだしたピュアーなサイン波ではなく倍音を伴う」、「人は楽音の判断を基音と倍音の構成成分とともに認識している」ということから話は始まります。次に「うなり=beat」のことを考えます。周波数が少しずれた二つの音はそれらの周波数の差の音の強弱=うなりをもたらします。音楽は多くの楽音が同時に演奏され、それぞれ倍音を伴いますから、高い周波数の倍音レベルまでうなりの現象が伴い、基音同士はうなりを生じなくても、倍音同士では周波数が近接してうなりを生じ得ます。わずかな音のずれは絶対音感のある人は判別できるでしょうが、普通の音楽愛好家には無理なことです。しかし、うなり現象になると割合容易に音の濁りや揺れとして感じ取れます。従って高次の倍音を持つヴァイオリンが生の音らしく聴こえるかどうかは一つのポイントになります。
ちなみに、発振器でいろいろなサイン波を発生させてWAVとして録音し、これを再生してみたところケーブルや機器の機種間の違いを聴き分けることはできませんでしたので、楽音の倍音やうなりが再生能力の指標となっていることが理解されます。
インフラノイズでは開発時にもともと整数比の音程で構成されて低次の倍音間のうなりが生じにくい純正律の音楽を用いて音の濁りや揺れが出ないかを指標として評価しているそうです。
最近、ONKYOがフィルターを超えたような超高域成分間のうなりが可聴帯域間に降りてくる動的ノイズの弊害を指摘し、これを防止するための回路(DIDRC回路)を考案したと言っています。昨日デモを聴いてきましたが、確かにCDでもヴァイオリンの倍音が心地よく聴けました。
ちなみに、発振器でいろいろなサイン波を発生させてWAVとして録音し、これを再生してみたところケーブルや機器の機種間の違いを聴き分けることはできませんでしたので、楽音の倍音やうなりが再生能力の指標となっていることが理解されます。
インフラノイズでは開発時にもともと整数比の音程で構成されて低次の倍音間のうなりが生じにくい純正律の音楽を用いて音の濁りや揺れが出ないかを指標として評価しているそうです。
最近、ONKYOがフィルターを超えたような超高域成分間のうなりが可聴帯域間に降りてくる動的ノイズの弊害を指摘し、これを防止するための回路(DIDRC回路)を考案したと言っています。昨日デモを聴いてきましたが、確かにCDでもヴァイオリンの倍音が心地よく聴けました。
酒仙坊さんちでいっしょに飲んでる気分です。ヾ(^∇^)
このへんになると
このへんになると各人の評の的確さは耳の良さとか音楽センスはあまり関係なく、単にアルコール耐性のみに依存しています。
Re: 音の違いの分かりやすさ
酒仙坊さん、興味深い解説を、ありがとうございますm(_ _)m
この辺り、楽器の違いによる音の出方や、その音域によってもまた違ってきそうですね・・・(^^;
そのうなりのパターンや帯域で、個人による好みや、意識の集中具合が違って、その結果に大きく反応する人と、あまり反応しない人が出たりする様な気がします・・・自分が好感を持つパターン(例えば声紋のように視覚で捉えられるもの)があると、自分の音作りの指標になりそうな気もするのですが・・・なかなかそうは問屋が・・・(^^;
この辺り、楽器の違いによる音の出方や、その音域によってもまた違ってきそうですね・・・(^^;
そのうなりのパターンや帯域で、個人による好みや、意識の集中具合が違って、その結果に大きく反応する人と、あまり反応しない人が出たりする様な気がします・・・自分が好感を持つパターン(例えば声紋のように視覚で捉えられるもの)があると、自分の音作りの指標になりそうな気もするのですが・・・なかなかそうは問屋が・・・(^^;
村井さん、コメントありがとうございますm(_ _)m
是非、関西での講演をGetして、また遊びにお越しくださいな!
お待ちしております(^^;
是非、関西での講演をGetして、また遊びにお越しくださいな!
お待ちしております(^^;
Re: このへんになると
酒仙坊さん、確かに試聴の感想という面では、心許ない状況でしたが・・・話題の連鎖の面白さは、潤滑油の効果のお陰で、非常に楽しかったですね!(^^;
この後も、ポツリポツリと非常に興味深い気付きがありましたので、もう少しこの話を引きずらせてくださいm(_ _)m
この後も、ポツリポツリと非常に興味深い気付きがありましたので、もう少しこの話を引きずらせてくださいm(_ _)m
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