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【N014】ハイエンド・TOKYOショウ2008の感動 その1 

昨日のレポートに追試による修正を追加しました。興味ある方は、「続きを読む」をご覧下さい。 
 
前回、あまりの感激の効果に我慢できず、また、ノーマル系でも通用するインシュレータなので「雲泥」を紹介しました。その中で、果たして、この感動を超える感動を与えてくれる出会いがあるでしょうか・・・・・と結び、期待しつつ、昨日に引き続きハイエンドショウに行ってきました。

1日目の時点では、朝から晩までずーっと逸品館に入り浸り、デモのコマの合間の約15分間に、他のところをさらっと聞いて回った感じでは、「いや~~!清原さんがやってくれました!」ってことで終わりかな、何て思っていたんですが、「雲泥」ショックは、更なる連鎖を巻き起こしました!

それでは、メインで報告する予定だった逸品館からご紹介しましょう。
ただし、いつものお断りですが、σ(^^;の報告は、客観的な音の報告ではありません。σ(^^;の気持ちに与えた印象の大きさや感激の度合いが大きかったり、面白かったりと、σ(^^;の気持ちに強く影響を与えたものの印象と感想のレポートですので、ご了承ください。m(_ _)m

さて、逸品館は、σ(^^;が大阪にいた頃の音の基準であり、先生的な存在で、結果的にシステムもほぼ逸品館ご推薦、あるいはオリジナルブランドのAIRBOW製品でシステム構築していました。
そんなσ(^^;にとって、イベント冒頭の音の印象は、非常に懐かしい音の傾向だと感じました。

ちょっと、前後しますが、時を少し遡って、今年の春のハイエンドショウで清原さんとお話した時、1フロアに複数出展し、順番にデモしていくこの方式は、清原さんにとって相当のストレスのようでした。
サラウンドマルチも売りにする逸品館にとっては、セッティング精度も上げられないし、何よりリアSPが置けない。
(※只では起きない大阪商人、今回フロント5チャンネル設置という新コンセプトに終結されました\(^^)/)
しかも、久々の東京でのデモで、相当数のお客さんが来ているのに、1時間のデモの持ち回り。
次回の秋のショウの時には、1部屋借り切るとおっしゃっていました。

ま、そんな経緯もあって、今回の清原さんはめっちゃ気合が入ってました。

【いや~~!清原さんがやってくれました!】
N014-1清原さんがやってくれました.jpg

アクセサリー、システム選び、ベストサウンド体験、5.1チャンネル体験と、4つのテーマでこれでもかというデモでした。(詳細は逸品館のHPを見てね)

結局、土曜日2セット、日曜日1セットの3セットも体験しちゃいました。
そんな中で、いつものσ(^^; の独断感動メモです。

まずは、アクセサリーでどれだけ音が変わるか体験。
SPケーブル、電源ケーブル、LINEケーブルを、それぞれ標準またはベルデンの一般的(1万程度)なケーブルからAETのSCR EVOにアップして試聴、更にSIN EVOにアップして試聴となったのですが、情報量、空気感のとてつもないアップ、音場の広がり、音像のピントが合っていく変化など、こんなにも変わるのかという、ものすごい変化を体験しました。
相当数の立ち見の方もおられ、非常に多くの方が同時に同じ体験をされ、凄いと感じました。σ(^^; は、この体験を、参加した皆さんが、どんな風に感じられたかが、とっても聞きたかったんですが・・・・・ファイル・ウェブで聞いたら誰か答えてくれるかな?

そして、清原さんのコメントが面白かった。

基本は、この変化を体験すれば皆さんお分かりでしょうが、この事実をまだ認めない評論家がいることが信じられない。しかし、ケーブルで音は変わる。測定データにも出る。どれが良いかは自分次第。楽しむのもオーディオ。という内容だったのですが、最初は「変わりますよ」のみ、次第にその「お手伝いができます」になり、「研究を続け、無駄金にならないよう成果やノウハウを提供するのでどんどん楽しんで」と、どんどん積極的な表現になっていったことです。
このコマは、ひょっとすると、実験的なテーマで、反応に確信を得て、今後の逸品館の方向の一つに昇格したのかな何て感じました。 ←σ(^^; の勝手な解釈です。えらそうにすみません。

今回のイベント用に新しく作ってきたというのぼりに、「魂」の文字が記されていて、演奏家の魂が伝わるシステムのお手伝いをして行くんだとのテーマをおっしゃっていましたが、後半ほどその気持ちが強く伝えようとされていたように感じます。きっと、他のブースをぶっちぎる入場者数とそのお客さんの敏感な反応で、手応えを感じ、より気持ちを確かにされたんではないでしょうか? ←これもσ(^^; の勝手な解釈ですが、頑張ってほしいです。

あと、メルマガでもよく述べておられますが、録音から再生までを追及して原音再生を求めたが、現実の市販ソースでは、そんなこと考えられていないので、原音再生はありえない。だから、生演奏を髣髴とさせる生々しさの印象や、演奏家の魂のメッセージを伝えられるシステムの開発と提供をして行きたい。と、ユーザーをだますかのようなうわごとで弄んできた大メーカーや、逆に、それに騙され続けてきたユーザーそれぞれを考えると、怖くてなかなか明言しにくい点を、スパッと言い切っていただいて、とてもスッキリしました。

おっと、非常に共感したことがありました。
確かアクセサリーの試聴のときのコメントだったと思いますが、人は聞いた音を脳で解釈するが、その解釈の仕方は、人によって全く違うという部分。
これ、同じ音を聞いた人が、どのように聞いたかを比較評価することは不可能なんですよね。あえて参考にするとしたら、言葉にして表現してもらうしかないんですが、この表現も人によって違うし、当然その言葉の解釈もまた、受け取る人の解釈の仕方によって異なる物になってしまう。・・・・どんどん変なほうに行っちゃいますね。
で、σ(^^; が私自身に出した整理は、違うことを知った上で、そのこと自体も楽しんでしまえ、ということです。自分の印象を伝え、他の人の印象を見聞きし、「へ~、こんな風に聞こえたんだ」「そんな風に感じるんだ」なんて、個々の表現の違いを楽しむのがいいな(^^; って結論です。

まあ、そんなこんなで、その他にも興味深い痛快コメントが沢山ありましたが、えらく長くなってきたので、この辺で。

続きは、急遽、次回に。

ご期待を。

デハ(^^)/

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