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 2014年07月 

【2154】140601 かめきち邸再訪(3)重心が下がって実在感が・・・(^^; 

さて、約半年(7ヶ月?)ぶりのかめきち邸・・・どうやら、その間の変動は大きいようで・・・ウーファー部を受け持つOTLアンプのカウンターポイントSA4のオーバーホールの効果が大きいのか?・・・新たなトラポ(P-2S)とDAC(AIT DAC)の導入によるのか?・・・はたまたアンプのラック変更やケリーツイーターの変更によるのか?・・・

ってわけで、数曲聞かせていただいた印象では、中高域の鮮度感はそのままに・・・中低域の下支えが増して、低域の量と実体感が増し、随分重心が下がったような感じ・・・

っと、ここで話題は、Rayさんのリッピングソースのライブラリが、既に3TBにも及んでおり・・・ここまでの労力を考え、3つもバックアップを取られているとの話が・・・

いやあ、そりゃあそうでしょう・・・それにしても3TBととは・・・(@@;

で、おつぎにかけられたのは・・・オランダの Radio4と言うネットラジオから落とした物ですと・・・コンセルトヘボウで、ストラヴィンスキーの春の祭典が・・・

いやあ、何とも鮮度感の高いソース!・・・会場の咳払いや、何かを倒した音とか・・・暗騒音までが凄く生々しい!・・・

何でも、かめきちさん、この曲が生に近く再生できればシステムも完成か?と思って、来日時、おっかけまでされたとかで・・・ファゴットの感じや、金管の感じを出すのに、相当苦労されたとか・・・

いやあ、ライブ録音?だからか、圧縮音源ということが信じられないほどの透明感と鮮度感!・・・圧縮音源なのに、グランカッサもこんな低音まででるの?ってくらい驚き・・・

でも、高い方は、やっぱり、粗くなるんですよと・・・とのことだが、ホント驚き!(@@;

以前も、このソースは聞かせていただいたが、やはり、重心が下がって滑らかさも増して、アナログ的な味が・・・そう、以前拙宅で聞かせていただいたP-2Sのサウンド傾向か?・・・(^^;

じゃあ、おつぎは・・・以前RayさんがかけられたTake Fiveをと・・・

【helge lien trio LIVE】1739-02
1739-02helge lien trio LIVE

ヘルゲ・リエン・トリオのライブから、Take Fiveをかけられた・・・

いやあ、この金属のパーカッションの実在感って、凄く生々しい!・・・これは、前とは全然違いますね!・・・ドラムの低い方も凄くリアル感たっぷりな鳴り方・・・前と比べると、中低域、低域の付帯音が、透明感を保ちつつ、凄く厚く出てるので、その実体感と来たら・・・いやあ、ホント生々しい!(^^

かめきちさんからは・・・ケリーツイーターを2つから1つ+ホーンにして、不足感無しに、すっきり見通しの良い音になったとのこと・・・

いやあ、それにしても、ベースとドラムの出方は凄いなあ・・・ただ、ベースはかなり電気的に弄ってあるなあって、皆さんからも、この点にはあれこれと・・・(^^;

なるほど!・・・ホーンの形状からくるものかどうかは分かりませんが・・・普通は、劇場の真ん中で聴くように作られたシステムを、数メートルの至近距離へ聞きに来ているわけだから、これだけ細かい音が全部聞こえるんですね・・・

で、それじゃあ、ここからは、皆さんお持ちの曲をとのことで・・・

Rayさんから・・・同じベース繋がりで、このCDをと・・・

【デビッド・ゴードン・トリオ】2044-03
2044-03デビッドゴードントリオ

デビッド・ゴードン・トリオのUNDIMINISHEDから、5曲目のキャラバンを・・・

おお!・・・もともと、このCD,これでもか!ってくらい、マルチ録音&近接録音で、その立ち上がりが出難いんですが・・・いやいや凄い!・・・ここまでザリッとキレよくシャープにドバッと出て来ると、ホントリアル感が高くて、スタジオ録音の現場で聞いてるみたいな錯覚さえ覚えるほど・・・

それに、ベースやドラムの下支えとなる、低域がガッツリ出てくるようになったので、ほんと違和感なくどっしりとした実在感につながるようになった気がします・・・

それと、金属パーカッションの質感は絶品ですね!・・・JBLの味付けが、ホント気持ちよく決まってる!って感じで・・・

それにしても、トラポとDACの導入は、大正解ですね!・・・以前の、よく鳴るソースとならないソースの激しかったのからすると、全然選り好みしなくなったと言うか、美味しいところはしっかりと、粗の部分もそれなりに聞かせる・・・みたいな(^^;

普通のシステムだと、PCMからDSDにアップコンバートしたとき、少しアタックが丸くなるところが、このシステムのトランジェントが良い分、多少の差は関係無くなって、DSD変換のいいところが、大きくクローズアップされて、凄く濃く滑らかに、より自然な実体感に変わってるように聞こえるのかなあ・・・

いやいや、ホント、快感部分たっぷりで、気持ちよく楽しませてもらいました!

ってわけで、まだまだ続きますが・・・今日はここで時間切れ・・・

続きは明日へ・・・

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2155】140601 かめきち邸再訪(4)国内盤と輸入盤・・・(^^; 

あちゃ~毎度の月末月初の輻輳からのうたた寝寝坊・・・あきまへんなあ~(^^;・・・何とか、気合入れて・・・おさらいのつづき、行ってみましょう!(^^;

ってわけで・・・まずは、Rayさんご持参のCDから聞き始めたわけですが・・・ONな録音のアコースティックな楽器の生々しさがたまりませんね!(^^;

何でも、Rayさんが、先週来られた時・・・Jazzの鮮烈な録音ものは、AIT DACのDSDアップコンバートで、音が丸く鈍るかもしれないと、アップコンバートを切って、PCMストレートで聞き比べされたそうで・・・

でも、かめきち邸では、やはりロンドンウェスタンサウンドの立ち上がりの良さゆえ、DSD256にアップコンバートしても、エネルギー感がしっかり出て、その良さがガッツリ出てよかったのだそうで・・・やっぱり、なるほどなって感じ(^^;

で、どんどんかけましょうってことで・・・σ(^^)私の持参CDから・・・

【ヘイリー・ロレンの輸入盤(左)と国内盤(右)】
2155-01ヘイリー・ロレンの輸入盤(左)と国内盤(右)

まずは、ヘイリー・ロレンのHeart Firstの国内盤の2曲目・・・A Woman's Wayを・・・

う~ん、冒頭のキックドラムがやっぱ曇った感じ・・・続くアコーディオンやボーカルは、明るくパリッと、艶っぽくキラッと光る感じもあって・・・でもベースがもやもやで・・・どこかインパクトを強くしたいと言う思いがあるような、強調した音に・・・

やっぱ、こりゃあかんは・・・ってわけで、すぐさま輸入盤に変えて、こちらは、同じ曲が1曲目なんですよね・・・で、再生・・・

うわっ!・・・やっぱ全然ちがう・・・目立つように音を立ててるって感じじゃなくて、元々楽器の音って、こういう風に芯があって濃く厚いんだよなあって、違和感なく受け入れられる・・・声の微妙な表現も自然と聞こえてくる感じ・・・

っと、Rayさんから・・・MUSICA NUDAの初版と再発盤の違いと同じやねと・・・ハイハイ、ほんとそんな感じの違いですね(^^;

いやあ、それにしても、ソース全体の鮮度感が凄いなあ・・・この音からしたら、うちでは毛布越しで聞いてるんじゃないの?ってくらい違うなあ・・・ガクッ_| ̄|○

で、おつぎは、HYさんがご持参の・・・カルメンマキ&OZのライブから私は風を・・・

【カルメンマキのライブ】1784-01
1784-01カルメンマキのライブ

あ、これ・・・以前、拙宅オフ会で聞かせていただいて・・・うちのシステムが、いかに低域が出足りないかを思い知ったソースだ・・・(汗

うん?・・・ま、うちで聞いたのとは、比較にならないほどしっかり低域も出てはいるんですが、やはりベースとドラムが遠い感じで・・・でも、ここで聞くと、どうも、低音の抜け具合、音の響きとか空間の感じからして、屋外のコンサートじゃないかな?って感じが・・・

で、途中試しに、PCMに変えて聞いてみましたが・・・ハッキリするけど、余計痩せる感じで・・・いやいや、難しいソースですねえ・・・

と、HYさんから・・・これは、レコードの方がいいと思いますとのこと・・・レコードだと、もっと迫力が出るはずだそうで・・・

で、おつぎにかけられたのは・・・Fさん持参のキャサリン・ジェンキンス・・・

【キャサリン・ジェンキンスのFrom The Heart】
2155-02キャサリン・ジェンキンスのFrom The Heart

っと、皆さんから・・・あれ?この曲聞いたことあるんだけど誰?と・・・キャサリン・ジェンキンスとの答えに、皆さん、ああ、この歌の高音が綺麗に出たらいいよねと・・・で、どのアルバムですか?の問いに・・・何かのプロモーションビデオの音声部分だそうで・・・(^^;

ま、それはともかく・・・やっぱ、この透明感は凄いなあ・・・それにホント綺麗に高音が伸びますね・・・エコーが消えていく様子が凄く気持ちいいです・・・

で、PCMで聞いた後に、DSD256へのアップサンプリングで聞くと・・・

ほう、声が少し濃く滑らかに・・・それと響きが一段と伸びる感じで・・・でも、バックの演奏は、PCMの方がはっきり聞こえる感じかな?・・・良し悪しと言うより、そのときの気分で切り替えってのが正解?(^^;

で、この曲はなんて曲?どのアルバム?って話題になって・・・文明の利器を使ってようやく特定できたと・・・ハハハ(^^;

でもって・・・実は、帰宅後、持ってるキャサリン・ジェンキンスのCDを探して、聞いて、ようやく思い出した!(^^;・・・この曲、映画ボディーガードでヒットにー・ヒューストンが歌ってた主題歌I Will Aluays Love Youじゃないですか!・・・いやいや、そりゃあ聞いたことあるはずだわ・・・だって、イタリア語で、クラシックっぽい歌い方なので・・・(^^;

ちなみに、オリジナルはカントリーシンガーでシンガーソングライターのドリー・パートンの曲だそうで・・・ひょっとして、σ(^^)私の初聞きは、カントリーやブルーグラスをよく聞いてた中学生の頃、KBS京都の深夜ラジオでかかってたりして・・・(^^;

っとっとっと、寄り道が過ぎて・・・ああ、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2156】140601 かめきち邸再訪(5)鳥肌もののスチール弦!・・・(^^; 

さて、今日もうたた寝が過ぎて(汗・・・でも、面白くなっって来ましたので、どんどんおさらいを進めたいと思います・・・(^^;

オフ会中に気付かなかった曲が、帰宅後のおさらいで、実はよく知る映画音楽だったので、ちょっとビックリ!(@@;

っと、そんな曲との出会いの後は・・・HYさんが持参のCDを・・・

何でも、スウェーデンのオーディオメーカーがリファレンスにしているとの話を見て入手されたCDだそうで・・・でも、テクノポップ見たいな変り種なので、あまり期待しないしないでとかけられたのは・・・

【YELLOのEssential】
2156-01YELLOのEssential

YELLOのEssentialってアルバムから、OH YEAHを・・・

っと、冒頭から、まんま♪~Oh!~Yeah!~って(^^;・・・っとっとっと、待てよ!

この曲、めちゃ知ってる!(^^;・・・σ(^^)私の好きだったマイケル・J・フォックスの摩天楼はばら色にって映画で、階段ホールでの夜這い合戦のシーンに流れる曲!・・・

曲自体は、ビシバシの打込み系のリズムに、♪~Oh!~Yeah!~って繰り返されるんですが・・・さすが、かめきち邸システム・・・めっちゃ切れ込み鋭く、ビシバシとドラムのリズムがかっこよく・・・へ~!・・・この曲のフルコーラスって、意外に長かったんだ・・・なんて(^^;

いやいや、こんなにつづけて、σ(^^)私の懐かしの映画音楽が出てくるなんて・・・

っと、ちょっぴり浸ってると・・・めっちゃ気持ちいいスチール弦の音が・・・

【Sounds of Wood&Steeel2】
2156-02Sounds of WoodSteeel2

かけられたのは、Fさん持参のCDで・・・いやいや、いつもインパクトのあるCDをお持ちですねえ・・・Sounds of Wood&Steeel2って、ギター演奏の素材集みたいなアルバムから3曲目のSomething That We Doを・・・

いやあ、この弦を弾いた音・・・運指のキュキュって音とか・・・何とも鳥肌ものの気持ちよさです!・・・

【WEの扇風機】1915-01
1915-01回り始めた扇風機にWE

で、この気持ちいいギターを聞きながら、話題はウェスタンの扇風機やロンドンウェスタンの音の違いは、鉄の違いって話から、2090の話で盛り上がり・・・

つづけて、曲は、6曲目のAva's Eyesへ・・・

バックにパーカッションとベースも加わって・・・一層スチール弦の気持ちいいサウンドが際立つ!・・・何でも、このCDレーベルは、ステンドグラスみたいな虹色に鳴ってる特殊な仕様だそそうで・・・これもまた、今売られてる再発盤や国内盤とは音が大きく違うかも?(^^;

っと、ここでかめきちさんから・・・イギリスのご友人から、こんなシステムどうだ?って送られてきた画像を見ると、かめきち邸のSPの写真で、ビックリ!(@@;されたと・・・で、元を辿ると、拙ブログの画像だったそうで・・・何と、イギリスのマニアの方にも、拙ブログが見られていたという驚きの事実が・・・(^^;

っと、今度は、何やら魅力的な女声JazzボーカルとベースのDuoが・・・

【JANN ファースト】
2156-03JANN ファースト

バックのベースが、めっちゃ渋く生々しく、とっても素直な演奏が自然な感じで・・・対してボーカルは暖かみのある雰囲気で・・・いいなあ!(^^;

っとかめきちさんが・・・いやあ皆さん、よくこういうCDを見つけてこられますねえと・・・

とおつぎは、HYさん持参のCDで・・・何でも東ドイツの合唱団のアルバムから11曲目を・・・

【ドイツ・オペラ合唱曲集】
2156-04ドイツ・オペラ合唱曲集

何とも、再生が難しそうな、古い録音?・・・77年の録音で・・・マスターが残ってなくて、セカンドのマスターからCD化されたソースとののこと・・・

おそらく、拙宅なんかでかけた日には、曇って鈍ってボケボケになっちゃいそう・・・ま、凄いのは、そんなソースでも、かめきち邸システムは、それなりの鮮度で聞かせるところ・・・荘厳な雰囲気で盛り上がっていくエンディング・・・

ああ、タンホイザーの巡礼の合唱なんですね・・・って、普通なら、σ(^^)私が知る由もないような曲ですが・・・どこかのお宅か、イベントで聞いたことがあるんでしょうね(^^;

ってわけで、次々といい曲を聞かせていただいて・・・ここからは、PCトラポからも・・・

ってところで、今日も時間切れ・・・なので、続きは明日へ

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2157】140601 かめきち邸再訪(7)ファイル再生はPC接続がキモ!・・・(^^; 

さて、またもや習慣化しそうなうたた寝、寝過ごしパターン・・・何とか、おさらいのペースを維持しないと・・・ってわけで、今日も楽しくおさらいのつづき、行ってみよう~!(^^;

皆さん、あれやこれやと、面白いソースをお持ちで・・・これがまたかめきち邸サウンドに合うと、おおっ!と驚き感激するわけで・・・帰宅後ついついポチッとするCDも増えるわけですが・・・届いて拙宅で聞いてみると・・・

ハハハ、夢から覚めた時の、現実とのギャップに・・・ガクッ_| ̄|○

ってなことは、さて置き・・・またまた夢の世界へ・・・

っと、ここでRayさんがかけられたのは・・・随分録音レベルが低そうな・・・

ああ、このトランペットのファンファーレのような感じ~いきなりオケの強奏・・・これって、確かマーラーの5番だったような・・・

【マーラーの5番】2058-01
2058-01マーラーの5番

Rayさんのところで聞いたような気が・・・多分、このCDのリッピングファイルを、ご持参のMacBookProからファイル再生されたんだと思うんですが・・・

冒頭のトランペットの抜けや張り・・・そのあと始まる静かな弦の後でコントラバスの音が気持ちよく広がります・・・

っと、一方で、WE~ロンドンWEの話で盛り上がる中・・・曲が一変・・・

【SealのSoul Live】2027-01
2027-01Seal Soul Live

SealのSoul Liveから、3曲目のIt's A Man's Man's Man's Worldが・・・こちらも、Rayさんご持参のMacBookProからのファイル再生か・・・

いやあ、カッコいいなあ!・・・っと、Rayさんから・・・ちょっと篭ってるねと・・・

えっ?そっそうですか?・・・うちの音より遥かに歯切れよく抜けもいいような・・・って、うちと比べるからいかんのね・・・う~ん、そう言われると、ドラムとベースが、ホンの少し緩いような気も・・・

と、Rayさんが・・・やっぱり、MacからUSB直で、内部も延長してるからやろなと・・・何でも、AIT DACの標準仕様では、USBからDACへは、Amanero Combo384を経由してI2S接続されているようですが・・・この、ケースのUSBジャックからCombo384の間が、非常にチープなUSBケーブルで中継されているのだそうで・・・これが情報を結構せき止めているらしい・・・

Rayさんちは、AIT DACのUSB入力は、直接このCombo384のUSBジャックで受けられてて・・・おまけに、MacからAIT DACのUSB入力間は、ifi-AudioのiUSBPowerと専用の分離給電ケーブルで接続されてるので、PCからのノイズ混入が相当に防がれているから・・・

じゃあ、本来の実力は?と・・・σ(^^)私の持参したCDから、同じ曲を再生すると・・・

ああ、なるほど!・・・ベースの音階もしっかり聞こえるし、ドラムにキレも抜けも全然鋭い!・・・こんなに違うんですね!・・・Ray邸では、これはこれでとMacからの再生でも聞ける感じでしたから・・・やはり、デジタル系の入り口は、ちょっとの違いが大きな違いになるってことですねえ・・・(^^;

っと、この時、一方では、WEの15Aホーンの話で盛り上がりつつ・・・こんなビクターのウーファーや

【ビクターのウーファー】          【補修用のコーン紙】
2157-01ビクターのウーファー 2157-02補修用のコーン紙

RCA(ビクター)のドライバーなんかが出て来て・・・

【RCA(ビクター)のドライバ】
2157-03RCA(ビクター)のドライバ

また一方では・・・ノラジョーンズとレイチャールズのデュエット曲がチラッとかかって・・・直ぐにダイアナクラールに・・・

【ダイアナクラールのラブシーンズ】
2157-04ダイアナクラールのラブシーズンス

ラブシーンズのSACDの1曲目、All or Nothing at Allを、同じくMacからDSD2.8MHzのファイルで再生・・・

で、Rayさんが・・・やっぱりDSDの方が抜けもいいなと・・・

そうですね・・・これでCDくらいの印象ですから・・・MacとAIT DACのUSB周辺を対策すれば・・・CDがこのくらいに聞こえて・・・SACD(DSDファイル)なら、もっと厚く濃く滑らかに抜けもよく再生できるってことですね・・・

【ホセグレコ舞踏団のフラメンコ】1920-01
1920-01ホセグレコ舞踏団のフラメンコ

っと、つづけて、ホセ・グレコのFlamenco RhythmsからCon Garboを・・・画像はレコードですが、これのCDからのリッピングファイルかと思いますが・・・

USB周りのハンディキャップはあるものの・・・やはり、以前からは、質を落とすことなく、相当低域の量が出るようになった気がします・・・床の鳴り方がいよいよリアルな雰囲気に・・・これでUSB周りが改善されれば・・・期待が膨らみますね!(^^;

っと、一方では、お宝アームやカートリッジの話で大盛り上がり・・・

ってなところで、今日は時間切れ・・・明日は、σ(^^)私のお楽しみタイムに・・

と言うことで・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2158】140601 かめきち邸再訪(8)プレスCDとマスターの違い・・・(^^; 

おお!・・・インフラノイズのHPの右にあるWhat's Newに、遂に「USBリベラメンテの開発が終了」とのニュースが!・・・どんなサウンドに?o(^^o)(o^^)oo(^^o)(o^^)oワクワク・・・

っとさて置き・・・AIT DACのUSB入力の標準仕様では、背面のコネクタと内部のボードの入力間をUSBケーブルで延長しているそうで、どうもこれをバイパスするのと、分離給電することで大きく化けるようだ・・・って、うちには関係ない話なんですが・・・グスン(;;

とは言え、やはりAIT DACの力量に確かなものがあるのは間違いないようで・・・これに加えてトラポ(P-2S)導入とアンプSA4のオーバーホール、ツイーターの変更が相まって・・・ホセ・グレコのフラメンコが、何とガッツリ鳴るようになったことか・・・

っと、それじゃあ、σ(^^)私のお楽しみ比較をやらせてもらっていいですか?と・・・

CDの比較をPCM44.1KHzストレートに変えていただいて・・・

まずは、AA誌付録のJazz Reference Diskから、1曲目A Case of Youを・・・

【左が付録CD・右下がマスターCDR】2112-02
2112-02左が付録CD・右下がマスターCDR

うん?・・・出だしのピアノが暗く、ベースがめっちゃ篭ってブヨブヨに緩い・・・何で?こんなに眠い音だった?・・・と、驚くほど眠い出だしから一転、ボーカルは、普通に歌い出した・・・あれれ?何だか予想外に鈍って聞こえたのは、ここまでかかってたソースの鮮度がみんな高かったから?・・・なんて思うほどの音で・・・

で、気を取り直して・・・だったらこっちならと、今のプレスCDを作る元のマスターをCDRに等速で焼いたと言うマスターCDRを再生すると・・・

おお!・・・出だしのベースがちゃんと、弦を弾かれて、振動して音が出ているってことが分かる・・・ピアノも打鍵から弦の響き、筐体の響き、その響きが空間へ・・・ってのが分かるように・・・勿論・ボーカルは歌い方の微細な加減までをきちっと出して来る・・・

うん、やっぱり、さすが!マスター・・・それにしても、ここまでのシステムで聴くと、プレスCDになると、どれほど劣化するかってギャップが、こんなにも大きいってのをまざまざと見せ付けますね・・・いやいや、こんなに鈍っちゃうなんて・・・ビックリ!(@@;

じゃあ、これはどうなるんだろう?と、ちょっぴり不安も感じながら・・・

【左上がインフラノイズのCDR】2113-01
2113-01左上がインフラノイズのCDR

インフラノイズさんが、製作スタジオからプレスCDになるまでに失くした?壊れた?損なった?部分を、如何にすれば復元できるか?・・・に腐心して開発された複製技術を使って、先の付録CD(プレスCD)から複製されたCDRをかけてみた・・・

おっ!・・・なるほど!そういうことか・・・狙いどころが凄く分かりやすい!・・・マスターからプレスの間に、ずれて、鈍って、混じって埋もれてしまってたもの・・・元の音楽にあった大切なもの・・・タイミングや抑揚、エネルギー・・・正に微妙にずれて、鈍って、混じって埋もれてしまったものを、出来る限りそのズレを修復して元の状態を復元したって感じ・・・

勿論、本当に劣化して無くなってしまった情報もあるのかも知れませんが・・・全体的に音楽の大切な部分を最大限に復元するチューンが成されてる感じで・・・ある意味、その大切な部分が、よりクローズアップされてるかも・・・

それほど、演奏の微妙な強弱や、曲の抑揚、うねりがハッキリし・・・ボーカルのホントに微妙な表現を、ダイナミックレンジをオリジナルより広げたかのように、細かなニュアンスまでよく分かる・・・ベースもボーカルも、聞かせどころがはっきり分かるって感じで・・・

いやあ、なるほど・・・よく分かりました!(^^

じゃ、いよいよこっちは?・・・

【左上市販CD,右下マスタークオリティCDR】2130-02
2130-02左上市販CD,右下マスタークオリティCDR

ってわけで、まずは「宇野功芳 企画・指揮 有山麻衣子 幻のコンサート」のインフラノイズさんの2006年の市販CDの方から、22曲目を再生・・・

うん、こちらはピアノの伴奏も鈍ったり曇った印象はなく、ほんのり暖かな雰囲気・空間と響きに包まれる感じで・・・

で、おつぎが、ただ今評判の、マスタークオリティCDR・・・上で紹介した、今回開発された技術を駆使して、マスター音源から、再度44.1KHz16bitで、CDRに焼かれたものを再生・・・

ほう~!・・・こりゃあやっぱり全然違うなあ!(^^・・・ピアノの音色も空間の透明度も・・・なにより声が別人のごとくに若く張りのある感じで、ホント清らかに・・・

ただ、うちで聞くのとは、ちょっと違うと言うか・・・うちは元々低域が出てないからなんでしょうけど・・・透明感や空間の広がりや佇まいが一気にアップするのは同じなんですが・・・CDに比べCDRの方は、中高域のほうへエネルギーがシフトしたような感じが・・・この辺はシステムの違いによるのかな?・・・

って、そんなことはどうでもよくなって、ただただ心洗われる感じに浸れるところが最も大きな違いかな?・・・(^^;

う~ん、でもまあ、それにしてもこの大きな違いって・・・ホントビックリ!(@@;

ってわけで、今日のσ(^^)私の出し物?持ちネタはこれにて終了・・・(^^;

が、続きはまだあるわけで・・・そこんところはまた明日・・・

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2159】140601 かめきち邸再訪(終)DSDとPCM・・・(^^; 

さて、AIT DACとトラポ(P-2S)の導入、パワーアンプ(SA4)のオーバーホール、ケリーツイーターの変更によって、大きくグレードアップした新生かめきち邸サウンド・・・

以前のような厳格なソースの選り好みがなくなり・・・結構懐深く、色々なソースが聞けるようになったような気が・・・(^^;

で、いただいた持ち時間をたっぷりσ(^^)私の持参CD・・・雑誌付録のマスターCDRとプレスCDや、インフラノイズさんの新技術でプレスCDを複製したCDR・・・更には、インフラノイズさんの市販のプレスCDと、その新技術で再度マスターから作り直したCDRの比較と・・・

σ(^^)私の持ちネタの違いをじっくり聞かせていただき・・・改めて、市販のプレスCDって、マスターからどらだけ劣化しているのかってのを、嫌ってほど聞いて・・・さらには、インフラノイズさんが、その劣化かから、どんな部分を回復させようとされてるのか・・・狙い所、聞かせ所は、ここだって、とても分かりやすい結果を聞かせていただいたわけで・・・

持ちネタ全部、めいっぱい楽しませていただきました・・・

で、おつぎは・・・Rayさんが、Macから・・・

【TORI AMOS】1178-03
1178-03TORI AMOS.jpg

囁き系女声ボーカルの代表選手?・・・TORI AMOSのOver The Rainbowをかけられた・・・

おお、かめきち邸では、この吐息の擦過音がとっても心地良くクッキリ出る・・・っと、さっきのσ(^^)私の持ちネタタイムからPCM44.1KHz16bitだったのを・・・

今度は、DSD256へアップサンプリングするように切替えて、もう一度再生・・・

おお!・・・全然変わった・・・ピアノの伴奏が硬く、吐息の擦過音が、PCMでは非常に粒状感があったが・・・DSDにアップサンプリングすると、非常に滑らかになり、声の使い方、力の入れ方のほんとに微妙な加減、表現のニュアンスの違いが、とても分かり易くなる感じ・・・

ちょっぴり、インフラノイズのリベラメンテシリーズを入れたときに似てる変化?・・・σ(^^)私、PCM44.1KHz16bitの時、高域の上の方で聞こえる、シュワ~っとした感じを空間への響き具合を感じさせる空気感だと思ってたんですが・・・これって、案外デジタルノイズなんですかね?・・・こうやってDSDで聞くと、そこがすっと静になるんで・・・ひょっとすると、σ(^^)私は今まで、この部分の耳に当たる刺激を好んでたんですが・・・実はノイズを好んで聞いてたのかもしれませんね・・・(^^;

っと、ノイズも味の内だよって意見も・・・そうですよね・・・でも、どちらにしても、AIT DACは、直ぐに切替えて聞けるってのがいいですよね・・・(^^;

で、Rayさんが今度は・・・DSDの5.6MHzのソースと、PCM44.1KHz16bitからDSDへのアップサンプリングした場合との聞き比べをやってみましょうかと・・・

e-onkyoからダウのロードされた、モーツアルトのバイオリンコンチェルトを再生・・・

【2Lのモーツアルトのバイオリンコンチェルト】
2159-01モーツアルトのバイオリンコンチェルト(2L)

ああ、2Lレーベルからたくさんのハイレゾフォーマットで出ているやつですね・・・DSDらしく滑らかで、バイオリンの弦の音も密度があってぎすぎすしないで、高域への抜けも、綺麗に伸びている感じで・・・

で、おつぎは、PCM44.1KHz16bitからDSDへのアップサンプリングで再生・・・

ふ~ん、印象としては、PCMのイメージが結構残ってて・・・滑らかなんだけど、少し粒状感と、粒立ちよく聞かせようって感じが残ってる・・・

で、これがPCM44.1KHz16bitをそのまま再生と・・・

っと、意外に、滑らかさは大きく減退しない・・・ちょっと音のエッジが強くなったかなと言う感じで・・・ああ、PCM44.1KHz16bitだと言うのを知って、よくよく聞けば、音数が少ないところを音を太くして滑らかに繋いでいるような感じにも聞こえる?・・・(^^;

で、おつぎは・・・石川さゆりの天城越えが・・・あれ?ちょっと違うミキシングですね?・・・と、ポニーキャニオンから出たCDのリッピングファイルだそうで・・・

全体に太く落ち着いた感じで・・・演奏がちょっと暗くて、でも歌は非常に太く濃いので、これはこれで味わえそう・・・(^^;

で、おつぎは・・・おっ、このミキシングは聞いたことあります・・・こっちは、演奏が低域もよく出てて、高域の抜けもいい感じで・・・でも歌は少し薄い気も・・・

と、これは、キングから出たCDのリッピングだそうで・・・ふ~ん(^^;

で、おつぎは、マスターからて焼きされたSS誌のCDRをリッピングしたもの・・・

ああ、これは、更にワイドレンジで・・・音の芯が強くなったような感じで・・・歌も薄い感じはしない・・・ワイドレンジで、メリハリも強く、ストレートに強い音って感じで・・・

最後に、大元のCDRを再生されると・・・ハハハ、音の強さ、鮮度、濃さ・・・全然違いますね・・・ファイル再生では、中高域をごっそり落とされてる感じが・・・これはやっぱり、AIT DACのUSB入力に改善の手を入れてやらないと・・・ちょっとこのままでは、差が大きすぎる(^^;

ってここでお茶タイムとなり、ハイレゾの話やWEの話で大盛り上がり・・・

で、このオフ会は、この後も続いたんですが・・・σ(^^)私のほうは、この後急な所用が入って、急遽実家へ戻ることになったので、これにて途中退場を・・・

ってわけで、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます・・・今回も非常にたくさんの気付きや学びを得て、ホント実り多い貴重な体験をたっぷりさせていただきました・・・

えっ?・・・実りは、自分の音に反映させないと駄目って?・・・ハハハ(滝汗

かめきちさん、ご一緒いただいた皆さん、ホントにありがとうございましたm(_ _)m

また、機会ありましたら、遊んでやってくださいませ~!(^^;

と言うことで、今回のかめきち邸再訪のお話は、これにてお終い・・・明日は?

う~ん・・・またお出かけ?・・・あ、デモですね(^^;

ってわけで・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2160】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(1)・・・(^^; 

さて、昨日までのお話の通り、かめきち邸でたっぷり楽しませていただいた次の週末・・・昨年突如として始まったSS誌主催の大阪サウンドコレクション・・・昨年の反響が良かったそうで、今年も開催されました・・・

【1825】130629 大阪サウンドコレクション:雑感(その1)・・・(^^; [2013/08/05]
以降、全3話・・・

あ、昨年はモモンガさんと教授と一緒に回ったんですね・・・

ってわけで、今回も行って来ました・・・(^^;

で、今回は、昨年聞けなかった講演を聞いてみようと、ネットで下調べ・・・

なるほど・・・昨年は、会場直後に整理券を配ったんだったか?・・・会場に行った時には既に整理券の配布は終了してて・・・立ち見も一杯だったんで・・・

と、今年は11:00から抽選?するらしいので・・・ええっ!?抽選?・・・一体どうするの?

で、わけも分からず、昨年のこともあるので、ホンの少しだけ早めに出かけたんですが・・・会場に到着してビックリ!(@@;

15分くらい前に着いたんですが・・・受付には、既に長蛇の列・・・スタッフさんの説明によると、席は75席で、抽選の整理券が75枚だって・・・で、この時点で75番までしか抽選の権利も当たらないんだって・・・

で、貰った整理券は50番台後半・・・危ね~!!・・・もう少し遅かったら、今年も整理券すら貰えなかったってこと?・・・いやいや、勘弁してよ・・・

っと、待てよ?抽選の整理券?・・・何それ?・・・で、スタッフさんの説明によると・・・この番号は、あくまで抽選の順番で、席を選ぶ順じゃないんだって・・・何それ!?

つまり、抽選時間の11時までに席数75人以内の順番に並んで整理券を獲得し・・・11時からの抽選に参加する・・・で、11時の抽選は、整理券の番号順に箱の中から、1~75の席番号の書いた紙をくじ引きするみたいな方法・・・

で、この席番号ってのは、普通よくある希望場所を選択する順番じゃなくって・・・まんま席の番号なんだって・・・えっ?(@@;

そう、だからグループで来ても、例え夫婦で来ても、席はバラバラ・・・で、何より、ステレオの試聴なのに、センターも選べないってこと・・・

だから、席数分の整理券を獲得するため早めに来なきゃいけないんだけど・・・どんなに早く来ても、席は後の端っこってこともあるわけ・・・

現に、σ(^^)私も、元々後半の整理番号だったけど、整理番号よりずっと後・・・しかも右の端の方で、右のSPより外側って・・・(怒!

【こんな場所?!】
2160-01こんな場所から

もし、最初の方に並んでて、最後尾・・・別に後でもいいけど・・・端っこだったら・・・多分血管切れるほどに怒ってたでしょうね・・・(^^;

試聴位置は、先着順で選ばせて貰えないと・・・時間の投資が全くの無駄になっちゃうじゃん!・・・って、延々と愚痴っちゃいましたね・・・すみませんm(_ _)m

実際には席番号を貰った時点では、席の位置は分からなくて・・・何はともあれ、上のブースから順番に聞いて回ることに・・・

で、まずは最上階から・・・まずは、アッカのブースではYGアコースティクスのSPを・・・

【YGアコースティクスのSP】
2160-02YGのSP

えっと、無共振タイプのアルミの硬い本体を纏ったSPでクレルのどでかいアンプで駆動してました・・・パッと聞き、ワイドレンジで、綺麗なサウンドって感じ・・・

で、おつぎはラックスマン・・・

【ラックスマンのブース】
2160-03ラックスマン

まだ、説明が始まったばかりか?・・・このデモの試聴環境の説明があって・・・

最初は、AB級のプリメインアンプ507UXで、アッコルドを鳴らされてました・・・

曲は、ロバータガンバリーニで、オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ストリートを・・・

とても素直な音で、SN感も高く、エコーもたっぷりに、広がりもよく・・・明るめな傾向で、非常に楽しく聞ける・・・

うん、機材は癖がなくて・・・何より、聞かせるメロディアスな鳴りっぷりは、このSPによるところが大きいって感じで・・・

っとっとっと・・・こんなに、じっくり書く積りはなかったのに・・・のんびりモードのおさらいになっちゃって・・・で、何と時間切れ・・・

ってわけで、続きは明日へ・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2161】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(2)ラックスマン・・・(^^; 

おっと!・・・先日、インフラノイズのHP右のWhat's Newに、新開発の「USBリベラメンテ」が凄い!ってニュースを紹介したんだけど・・・7/7の記事には、どれほど凄いか、更に追記されたんですが・・・何だかもの凄い自信作のようで・・・いやあ~めっちゃ楽しみ!(^^

っとさて置き・・・今日のお話は、おもむろに昨日の続きへ・・・

SS誌主催の大阪サウンドコレクション・・・まずは、ラックスマンのブースで、明るくご機嫌なロバータ・ガンバリーニのボーカルを聞いて・・・

何でも駆動してるアンプの507UXは4Ω220WのAB級アンプで・・・抜けの良さ、立ち上がりの鋭さのような力強さに起因する気持ちのいい音が大きな特徴だそうで・・・

送り出しは、新製品のD-06Uを使ってて・・・新たにUSB入力が追加されたと・・・で、今度はMacからのDSDファイルの再生を・・・曲は、プロコフィエフのシンデレラ組曲から、マルタ・アルゲリッチとミハエル・プレトニョフの連弾によるいさかいを・・・

お、説明の通り、力強く抜け良く、非常にSNのいいクリアな響きの綺麗な連弾で・・・まあ、もうひと息左手の沈み込む重さを感じたい気になりましたが・・・さすがにそこまでをこのSPに求めるのは・・・でも、曲のイメージがしっかり伝わるのは、やはりこのSPの底力?(^^;

と、ここでまた製品説明・・・USB入力の追加で、PC接続によるノイズ対策を、プレーヤーとしての基本性能にもフィードバックされて、プレーヤーとしての実力もアップしたと・・・

でもって、この間にアンプを507uXから590AXに繋ぎ変えて・・・

今度は、ボーカルを・・・で、ジャニスイアンの再会から、breaking silenceを・・・

【ジャニスイアンの再会】2082-01
2082-01ジャニスイアンの再会

どうやら、この曲って、デモでの定番なようですね・・・お!音の純度は高いまま、厚く濃いボーカルですね・・・ホンの少し暖かめの印象で・・・ギターのソリッドさもいい感じに刺激的で、太鼓の弾力感がこれまたいいですね・・・まあ、よくぞこのSPでと、またまたアッコルドの実力に感心を・・・(^^;

で、説明によると・・・今度の590AXは、A級アンプで、独特の密度感とかふくよかさをボーカルにまとわらせつつ、立ち上がりの鋭さは、先のAB級とはまた違った独特の気持ちよさを感じさせてくれると・・・それに、CDも登場から30年以上が経っても、まだまだ、この中に入っている情報を引き出すための再生する側の努力が、実際の音質となって現れるというのが、非常に奥深いなと言う気がしていると・・・

ふむふむ・・・いやあ、こう説明されると、なるほどなあって大きく頷く、プラシーボ大得意なσ(^^)私・・・(^^;

っと、おつぎは、再度USB接続から・・・HDtracksで配信が始まった352.8KHzのソースから、ハイドンのストリングスカルテッドの演奏を・・・

おお、PCMながら、ここまでサンプリング周波数が高いと、ヴァイオリンの倍音の響きも滑らかになって、より自然な響きに感じられる・・・

と、説明では・・・現状はCDのアップサンプリングが主流ですが、このソースは、元から352.8KHzのソースで、本来のハイレゾは、こういう音源がもっと普及しないとって・・・

で、最後は、SACDで、2008年のライブ録音で、シドニー交響楽団、アシュケナージの指揮による威風堂々、エルガーの行進曲をと再生・・・

うん、なるほど・・・最新機種では、意外にSACDでも線が細くならずに、フルオケの演奏の混濁をほぐしつつ・・・太く厚く濃い音も出るんですね・・・(汗

ってわけで、ラックスマンのブースを後に・・・

で、最初にチラッとしか聞かなかったアッカのブースへもう一度・・・

【アッカのブースへ】2160-02
2160-02YGのSP

で、部屋に入ると・・・何やらのこぎりギコギコ的な音が・・・(^^;

かかっていたのは、ポ-ルチェンバースのアルバムBass on TopからYesterdays・・・

バックの優しく暖かく柔らかなギターとは裏腹に、ベースのボウイングが、もの凄く鋭いギザギザな感じで・・・粒状感バチバチで、デジタルの粒子がビシビシ飛んでくる感じ・・・

う~ん・・・耳の刺激としては、オーディオ的快感タップリなんですが・・・先ほどのアッコルドを聞いてからだと、この音はちょっと疲れるなあって気も・・・

って、こんな高額製品、こういうイベントでしか聞けませんけど・・・(滝汗

でも、拙宅サウンドに、今一番足りないところとして追っかけてるのは、こういうオーディオ的な刺激の部分・・・ってか、実際の楽器の音の立ち上がりの鮮烈さだったりして・・・

う~ん、でも、アッコルドのような鳴らすSPの味も・・・YGのようにクールに克明に正確無比な音を出すSPってのも・・・両方の味が楽しみたいですね・・・

ってわけで、こちらのブースも後にして・・・おつぎは、階段を下りて・・・

今度はTADのブースへ・・・

っとっとっと・・・残念、またまたのんびり過ぎて時間切れ・・・

ってわけで、続きは明日へ・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2162】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(3)TAD・・・(^^; 

さて、昨年に続き、今年も行われたSS誌主催の大阪サウンドコレクションに行ってきたときの話をちんたらやってるわけですが・・・また、うたた寝の寝坊しちゃいました・・・(滝汗

てわけで、大急ぎで昨日の続き・・・ラックスマンとアッカのブースの後は、階段下りて、下の階へ降りて・・・TADのブースへ・・・

さて、TADのブースに入ると、女声Jazzボーカルのライブ?音源のような・・・どこかで聞いたことがあるんだけど・・・思い出せない(^^;・・・が、まずまずいい感じで鳴ってた・・・

【TADのブースで】
2162-01TADのブースで

デモされてたのは、昨年秋にもTADのブースでデモされてた方で・・・そういえば、昨年秋の大阪のオーディオショウ・・・オーディオセッションで、今までになくいい感じで鳴らされてた方なんで・・・っと、今回のTADのセッティングも、現物合わせで何か調整の苦労の跡が・・・

曲が終わって、デモの方が・・・今日は少々音量は絞り気味なのですみませんと・・・何でも、壁の振動が結構大きく・・・と、壁を拳で叩かれると・・・ド~ン、ド~ンと鈍い音が・・・で、この音が被って台無しになっちゃうからとのこと・・・

で、機材は・・・勿論、オールTADで・・・トラポがD-1000、DACがDA1000、プリがC2000で、パワーは多分M2500・・・で、SPはTAD-E1・・・

そう、このSP・・・うちのS-1EXのお兄さん的上級機になるんですが・・・発売はこっちの方が断然後で・・・ある意味S-1EXの進化形なんですが・・・製品のイメージ上は、フラッグシップの技術を受け継ぐ・・・ってなりますよね(^^;

でも、中のユニットは正に・・・真空蒸着のベリリウム振動板のツイーターを中心に、マグネシウムコーンのスコーカーで同軸構造とするCSTユニット・・・一緒ですね・・・ウーファーもカーボンケブラーからアラミドの織布と不織布を多層にラミネートに変わってますが、形状、構造はやっぱり似てる・・・(^^;

って、しつこい?(^^;・・・じゃあ、曲の再生は・・・荒井由美の海を見てた午後で・・・送り出しは、MacからDA1000になってるみたい・・・

で、アナログ録音なので、テープヒスが聞こえますと・・・でも、邪魔にならないように、ちゃんと設計してますからと・・・

お、確かにヒスノイズは聞こえますが・・・曲がスタートしたら、全然気にならない・・・プラシーボ全開か?・・・ま、このままおさらいを・・・

十分SN感の高い、透明感の高い印象のサウンド・・・冒頭からつづくのタンバリンのシャリンって音とエコーが心地良く・・・癖や色付けなく、しっかりソースの音を出してる感じ・・・いや、昨年秋に続き、やっぱり今回もしっかり鳴らされてる!

で、おつぎは、SS誌の出した高音質CDRの石川さゆり・・・2曲目の方が、圧倒的に録音も良くて上手いんですが・・・今日は天城越えの方をと・・・

う~ん、確かに壁の響きが被りますね・・・でも、再生のイメージはよく分かる・・・やっぱ、低域方向に重心を持つ、しっかりした安定感・・・ホントはこれだけ低域は出ないと駄目なんだ・・・やっぱうちは、全然出足りないなあ・・・SN、分解能、解像度・・・何れもうちより上回ってる・・・ま、部屋の影響で低域の被りはありますが・・・

おつぎは・・・ボズ・スキャッグスの88.2KHz24bitの音源・・・何でも、彼のスタジオのモニターはTAD-R1だそうで・・・これで音決めされたソースをTADスタッフが彼から直接貰って来たのだとか・・・で、かけられた曲は、マイ・ファニー・バレンタイン・・・

おお、これは確かに反則技のソースですね・・・正にマスタークオリティ・・・ボーカルのマイクの位置で聞いてるのか?ってほどに緻密なオンマイク感・・・ピアノの音もちょっと硬すぎない?ってくらいオンマイクで、筐体の中に突っ込んだマイクの音って感じ・・・(^^;

ま、その感じを克明に再現してそうなサウンドってことで・・・機材の実力もしっかり出してるって感じ・・・

おつぎは・・・同じくCDからのリッピングで、サンサーンスのオルガン付を・・・

うん、まあ、モニター直系って感じの克明に緻密な音で・・・う~ん、フルオケにオルガンとなると、やはりゴチャッと煩い目に聞こえる・・・ああ、感情表現が苦手な感じ・・・ちょっとガチャっと音数多く整理されてないような感じも・・・ああ、うちの傾向と似てるような気も・・・って、無理矢理思い込もうとしてる?(^^;

おつぎは、モダンジャスカルテットで、同じくCDのリッピングから・・・ニューヨークのラストコンサートの録音で・・・朝日のようにさわやかにを・・・

うん、低域の被りは同様ですが、バランスはやっぱり聴感上のピラミッドバランス・・・ベースの音階もはっきりと・・・ヴァイブも抜けよく金属の厚みをしっかり感じる音で・・・こういう編成は得意って感じで鳴ってます・・・が、やっぱまあ優等生的な印象が・・・やはり、メーカーの製造コンセプトが、元々こういうサウンドのスタンスなんですね・・・

ってわけで・・・うちのSPの実力を出してやればこんなサウンドに鳴るんだって感じ・・・う~ん、でも鳴らすならこういう感じじゃなくて・・・って思っちゃいます(^^;

ま、いずれにしても、うちの方は、もっと聴感上のピラミッドバランスの方向にシフトさせないと駄目ってことですね・・・

っと、今日はここで時間切れ・・・明日も続きですが・・・ちょっと驚き体験の話・・・まで行けるかな?・・・

まあ、それは明日お話で・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2163】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(4)アキュフェーズ・・・(^^; 

さて、今年で2回目となったSS誌主催の大阪サウンドコレクション・・・ラックスマン、TADと国内メーカーさんの頑張りが嬉しいですね・・・

で、おつぎは、向かいの部屋へ・・・ここは、アキュフェーズのブース・・・

【アキュフェーズのブース】
2163-01アキュフェーズのブース

中へ入ると、とってもご機嫌なビッグバンドの演奏が・・・ベースも音階がしっかり取れて、サックスが吹き荒れ、トランペットの咆哮が・・・勢いに混濁することもなく、ドライブ不足でヨレることもなくしっかり演奏の中身を全部を・・・最後にキメのピアノ!・・・と、ノリのいい演奏がフィニッシュすると・・・

【小曽根真のBack At The Club In Tribute】
2163-02小曽根真のBack At The Club In Tribute

今のは、小曽根真のBack At The Club In Tributeってアルバムから、2曲目のヤ・ガッタ・トライって曲だそうで・・・きっちり、真面目に(^^;・・・力強い演奏でした・・・

どうやら、新製品のパワーアンプA-36・・・A級30Wながら、アバロンをドライブしてるよってのを聞かせるデモだったってわけで・・・ダンピングファクターは400と、A-65と同じ値だそうで、ドロンとしない低域は、これゆえと・・・

で、おつぎは・・・コープランドの市民のためのファンファーレを・・・

【コープランドの市民のためのファンファーレ】
2163-03コープランドの市民のためのファンファーレ

TELRAC盤のコープランドの市民のためのファンファーレ・・・レーン指揮アトランタ響の演奏で・・・この盤では初めて聞くので、元が分かりませんが・・・キッチリドライブしてるって感じより、ちょっと、ドタンバタンした印象で・・・あまり余裕がないというか・・・限界ギリギリで、頑張って鳴ってますって感じで・・・

でも、うちの眠い音でしか鳴らせない状況には、独特のキラキラした感じは気になるものの・・・ホントはこういうカチッとグリッとした鳴らし方をしてやらないといけないのかも知れませんねえ・・・(^^;

ってわけで、アキュのブースを後にして・・・おつぎは・・・

太陽インターナショナルを覗いて・・・

【太陽インターナショナル】          【dcsのお高い送り出し】
2163-04太陽インターナショナルのブース 2163-05dcsのお高いやつ

Jeffのプリとパワーに、dcsのお高い送り出しで・・・秋のオーディオショウでも聞いたSPで・・・フルオケがかかってたんですが・・・何かもう一つ?・・・パッとした印象が残ってないんですよねえ・・・(^^;

で、ひきつづき、ビッグバンドのJazzがかかったんですが・・・ベースがもわっと・・・う~ん、中高域のカチッと高精彩なのはハイエンドならでは・・・JeffらしいSN感もあるんですが・・・何か、何も感じない・・・来るものがないって言うか・・・演奏が平坦・・・(^^;

っと、ここでこのブースを出ると・・・お、酒仙坊さんとお会いして・・・ここのアナログは良かったですよと・・・

ってわけで、ステラ・ゼファンのブースへ・・・

と、中ではステラさんが、オリジナルブランドのTechDASで作ったアナログターンテーブル・・・Air Force OneとTwoを社長さん?ご自身でデモを・・・結構有名なんですよね?(^^;

【Air Force OneとTwo】
2163-06Air Force One とTwo

ありゃ、お客さんの頭で隠れちゃてる・・・何ともそこまでやっちゃいますか?って驚きの躯体で・・・どうやら、社長さん自ら、アナログ特集として、かつての名盤、今でも素晴らしい盤を皆さんに紹介しますって・・・

部屋に入るや・・・今、ハイレゾや、PCオーディオの世界が主流のように言われているが・・・所詮、音楽を聞く上では、これで良いのか?と言う感じのものであって・・・深く追求していく物ではないと思う・・・やはり、ハイエンドとしては、アナログが残っていくのではないかと思うと・・・

【社長さん自ら】
2163-07社長さん自ら

っと、いきなり強烈なインパクトのデモ・・・何でも、途中、前代未聞・・・ラッカー盤の演奏を聞かせると・・・

ってわけで、じっくり聞かせてもらうことにしたんですが・・・お客さんが一杯で・・・(^^;

おっと・・・しかも、肝心お話に入る前なのに・・・今日はここで時間切れ・・・

つづきは明日のお話で絵・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2164】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(5)ステラ・TechDAS・・・(^^; 

さて、しつこくのんびり大阪サウンドコレクションのおさらいのつづきですが・・・このブースでの体験は、何とも刺激的で(^^;・・・貴重な体験でした!(^^;

っと、ステラ・ゼファンのブースで、オリジナルブランドのTechDASで作ったアナログターンテーブル・・・Air Force OneとTwoのデモのつづきですが・・・

いきなり、ハイレゾ、PCオーディオではあかん・・・深く追求していくならアナログだ・・・ハイエンドで生き残るのはアナログなんじゃないかと・・・(^^;

で、アナログの名盤を紹介・・・って流れで・・・まず最初に紹介されたのは・・・

【フォーレのレクイエム】
2164-01フォーレのレクイエム

フォーレのレクイエム・・・アンドレ・クリュイタンス指揮でフランその教会で録られた盤が有名ですが、もう一つ名盤と言われているミシェル・コルボ指揮の盤で、女声部にボーイソプラノが使われていると・・・これも、フランスの教会で録音されていて、非常にホールの大きさがよく出ている録音です・・・1972年の録音ですと・・・

で、カートリッジがTechDASブランドで作った新製品とのこと・・・

ってわけで、いよいよ再生・・・ああ、なるほど、ソプラノがボーイソプラノってこういうことなんですね・・・荘厳なオルガンとオケの演奏と、ボーイソプラノの穢れなく透き通る歌声が教会の空間を満たし、優しく包み込んでくれるような曲で・・・癒されます・・・

っと、曲が終わると・・・先ほどお約束した、ラッカ-盤の演奏は、この後2曲ほどかけてから・・・先ほど、SS誌さんから届いたコロンビアプレスのラッカー盤で・・・本邦初公開って言うか、最初にして最後のラッカー盤の試聴だと思います・・・限りなくマスターに近い音で入ってますと・・・

えっ!そうなの?・・・それは楽しみ!\(^^)/

で、おつぎは・・・アナログのエネルギーを・・・一般的にはデジタルの方が圧倒的にエネルギーがあって、ダイナミックレンジも広いと言われていますが・・・それは、データー上の問題で、聴感上では何十倍もアナログの方が、エネルギーとダイナミックレンジの広さが高いと思います・・・特に、そのダイナミックレンジを再生するには、プレーヤーの高域が最優先されますので・・・Air Force Oneの力をお聞きくださいと・・・

で、つぎの曲は・・・ザ・ダイアローグと言う菅野沖彦さんが録音したオリジナル最初のプレスのものを・・・いわゆるアドリブの掛け合いの演奏で・・・一時、これがSACDで出たこともありますが・・・CDとも、SACDと比べてもアナログの迫力と言うか、ダイナミックレンジ・・・立ち上がり、立下りのエネルギー・・・その辺が素晴らしいと思いますと・・・

【ザ・ダイアローグのオリジナル盤】
2164-02ザ・ダイアローグ

それでは、ちょっと大きめでかけます・・・SPが壊れたらごめんなさいって感じですがと・・・再生・・・

元々菅野さんの録音は、リミッターをかけていませんので、少し低めにして、最大音圧のところを、ちゃんと潰れない様に録ってあります・・・

お!なるほど、凄い!スネアにスティックが当たったときの音のエネルギー・・・キックドラムは・・・?音の割りに圧をあまり感じない・・・トロンボーンのラッパって感じのエネルギーも強いけど・・・キックドラムだけが・・・

ああ、σ(^^)私の耳は、いつの間にか低音フェチになってたのか??と思うほど・・・

う~ん、確かに、説明にあった通りのエネルギー感にビックリ!(@@;って感じなんですが・・・どうにもキックドラムが・・・

あっ!・・・分かった・・・以前、KEFのブレードを聞いた時の違和感と同じ・・・ VIVID audioのG3 GIYA・・・G4 GIYA?・・・よく分かりませんが・・・このウーファーの構造って・・・キックドラムのドッて圧を感じないんですよねえ・・・ま、会場の広さもあるでしょうが・・・σ(^^)私的には、ここが凄く残念・・・

と、曲が終わって・・・菅野録音・・・オーディオラボの頃に録音したピュアアナログです・・・しかも、リミッターを使わないで、少しボリュームを絞り気味にして、最大音圧、最大レベルが入ってきても、マイクがサチらない、カッティングが針飛びを起こさない程度の、絶妙のバランスで菅野さんが録音された、優秀録音盤ですと・・・1977年の録音・・・

いわゆる、これが、アナログのエネルギーで、アナログのスピード感・・・デジタルには絶対再生できない領域です!と・・・

う~ん・・・確かに、このレコードに入っているエネルギー、スピード感は、超絶レベルだと思いますが・・・

この部屋でのこのSPからの出音となら・・・個人宅で練り上げられたデジタル再生なら、余地もあるんじゃないかと・・・

でも、それと同じようにアナログの出音を調整された部屋&システムで、この盤を聞いたら・・・それはもう、否応無しに、その差が明確になりそうな気が・・・

ま、結局最後は、その領域で、どこまで練り上げられているかなんでしょうけど・・・ま、ある意味そんな環境でこのオリジナル盤を聞いちゃったら、あほらしくてオーディオやってられなくなりますから・・・そう言う意味の余地を残してもらってるってこと?・・・(^^;

いやいや、それにしても、たった2曲で・・・今日も時間切れ・・・予告しておきならが、全然核心に至らなくて・・・すみませんm(_ _)m

ってわけで、明日はいよいよその話?・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2165】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(6)驚愕のアナログ(ラッカー盤)・・・(^^; 

さてと・・・ついついゆっくりのんびりのおさらいになっておりますが・・・ま、何かとありまして・・・うたた寝の寝過しが多いからってのが、一番の理由だったりして・・・(汗

今日も・・・いえ、頑張っておさらいのつづき行ってみましょう!(^^;

さて置き、ステラさんとこで、社長自らのTechDASブランドの製品デモ・・・って言うより、大好きなレコード演奏会を兼ねた、作品の発表会って感じですかね・・・(^^;

でも、この演奏会は、ご自身の自信の通り、非常に素晴らしいもので・・・ついつい最後まで聞き入ってしまいました・・・

ってわけで、いよいよその大盛り上がりの最終フェーズへ・・・

と、クラシック、Jazzとそれぞれ名盤のオリジナル盤の演奏をお聞きし・・・やっぱソースだわ!って思いを確かに・・・

で、もう1曲演奏してからラッカー盤をかけますからと・・・

【フラメンコ・オーレ】
2165-01フラメンコ・オーレ

かけられたのは・・・JVCが、録音をテープに収めないで、直接カッティングをしたと言う、ダイレクトカッティング盤・・・オーディオマニア向けのレコードで・・・厚い米松の合板の上で、フラメンコを踊るシーンがあります・・・重低音が入っています・・・これも、デジタルで再生できる・・・CDが出てますけれど・・・今と同じ様に、全くアナログの音は違います!・・・奥行き感、立ち上がり、立下り、エネルギー・・・それから、低域が入った時の収まり具合・・・全ていにおいて、時限の違う音になります!と・・・Side1の2曲目を再生・・・これは、ラ・ポーチャトとフラメンコ舞踏団のスペインの録音ですと・・・

うん、正に仰る通り!・・・全体の濃さは勿論、ギターの鮮度感は、半端じゃないし・・・つづくステップの音とボーカルも、音に芯があって、濃く厚く・・・クライマックスに向かってのステップや歌や手拍子や合いの手・・・いやあ、ホント素晴らしい!\(^^)/

う~ん、確かに、デジタルでは太刀打ちし難い音源ですよね・・・でも、ソースがここまでの力を持っているなら・・・欲を言えば、後は、熱さがも少し欲しくなりますね・・・やっぱ、床を鳴らすステップの音の圧が欲しいんですよね・・・不安と興奮の盛り上がり・・・多分、練上げれられた個人のお宅で、この盤を聞いたら・・・きっと、更に別次元・・・(恐

と、これだけの演奏で、一度も針飛びを起こしていない・・・アナログをおやりの方なら分かると思いますが・・・唯一、アナログの欠点・・・大入力が入ると、針飛びを起こしたり、音がビリ付く・・・これを起こさないのは・・・グラハムエンジニアリングのアームと、新製品のカートリッジの絶妙のマッチングによるものだとのこと・・・

で、アームのマグネットとピボットによる2ポイントと言える構造のお話・・・その調整と新製品のカートリッジのお話がありまして・・・

さて、じゃあ、お約束の美空ひばりの川の流れのようにを・・・SS誌から発売された、等速で焼いたCDRが出ていますが・・・収録はデジタルです・・・で、これからラッカー盤を作ったんでご存知のように、ラッカー盤は、本来再生する物ではなく・・・これを元にレコードを作るわけで・・・ホントは再生しちゃいけないんですが・・・今日は、特別にこれを演奏します・・・

さらに、この川の流れのようには、1989年の録音ですので、デジタルの録音ですが・・・スチューダーのA80というアナログレコーダーに納まってるマスターが見つかったんです・・・それで、そこからラッカー盤を作ったので、限りなくマスターに近い音だと考えて頂いていいと思いますと・・・

この、SS誌のCDRは、非常によく入っているんですが・・・大変申し訳ないんですが・・・このラッカー盤を聞いたら・・・皆さん、オーディオってこんなに楽しい物かなと言う風に思われます・・・オーディオってやっぱりお金かけるといいねと思われると思いますと再生・・・

なるほどねえ・・・ま、この音源から製品となったCDやそのSS誌のCDRと比べていないので、どれほど違いがあるのかはよくわかりませんが・・・全く別次元だろうなと言うのは明らかななりっぷり・・・

ちなみに、変な表現ですが・・・冒頭のテープヒスからして鮮度がめっちゃ高い!(^^;

と、ラッカー盤と言うのは、平らなアルミの板に綺麗にラッカー塗料を塗って、そこにカッティングマシンで溝を切って行くわけで・・・このラッカー盤は、今前もこれからも再生することはありません・・・いわゆるレコードのプレスをするための中間の工程のものです・・・で、美空ひばり事務所との契約で、これをレコードにはできませんので、この再生が終わったら、破棄するものです・・・

で、今の川の流れのようにが、1989年のPCM録音ですが・・・影を慕いては、1965年の録音になってまして、これは純然たるアナログ録音で・・・つぎは、これを再生しますと・・・

冒頭のテープヒスが生々しい?(^^;・・・うわ!ギターの音の強いこと!濃いとか厚いとかってレベルじゃなくて、弾いてる音・・・ありゃ~!歌がぶっとい!体から出してる声って感じ・・・いやいや、これはこれは・・・参りました・・・漁師が船上でしか食べられない一番美味しい物を食べてるのと同じで・・・録音に携わっていた人達は、こんなに素晴らしい音楽をいつも聞かれていたってことですね・・・

と、このマスターから、デジタルマスターが作られ、プレスの工程に入るわけですから、かなり劣化するわけですねと説明が・・・う~ん、我々は、それに大枚叩いてありがたく聞いているってことなんですね・・・う~ん・・・

で、今回、皆さん最後までお付き合いいただいたんで・・・好評にお応えして、最後に、もう1曲、悲しい酒をかけて終わりにしたいと思います・・・私も道楽が高じてアナログプレーヤーを2台も作っちゃいましたけど、アナログの良さを充分ご堪能いただけたと思います・・・と、マスターからダイレクトにカッティングしたラッカー盤で、悲しい酒を再生・・・

う~ん・・・凄い・・・素晴らしい・・・やっぱり、アナログマスターってのは凄いですね・・・出来れば、テープのままで聞いてみたいもんですね・・・いやあ、でも、今回の演奏曲が自宅で一度も聞いたことがない曲ばかりで良かった・・・ほっ(滝汗

本当は、このクオリティで、普通に入手できて、普通に聞ければ・・・この音源の力を聞いてしまうと、プレス後のソースを鳴らす闘志は、萎えちゃいますね・・・逆に、このクオリティーの音源を入手出来る環境に、いつまで経ってもならないことに、憤りさえ・・・(^^;

極めて難しい問題もあるんでしょうけど・・・この次元の違いを認識させた上で、次元の違いに応じた対価を決め、最高のクオリティの音楽まで入手可能な環境が出来ていれば・・・今の業界の様相は、随分違っていたんじゃないかなあ・・・

普通の音楽ファンが、この次元の違いを認識していない今から、デジタル配信で、これに気付く人が、果たしてどれほどいるのか・・・

っとっとっと・・・気付けば、もう、今日の時間オーバー・・・

いやいや、何はともあれ、ステラさん、めっちゃ貴重な体験をさせていただいて、ホントにありがとうございましたm(_ _)m

ってわけで、今日のお話はこれにて・・・でも、このイベントのお話は、まだつづく・・・

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2166】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(7)講演SP-1・・・(^^; 

さて、ラッカー盤の試聴と言う、前代未聞の衝撃体験をさせていただいたわけで・・・今回のお出かけとしては、正直なところ、もうこれで充分と言う状況だったのですが・・・

この日、この時間にこのブースを回ることになったのは・・・そう、講演の整理券を貰って、午後の講演の席を抽選でゲットするため・・・おお、思い出した!(^^;

てわけで、最後方の端っこの席ではあったんですが・・・次なる体験があるかも知れませんし、午後の講演を聞くことに・・・

講師は三浦孝仁氏で・・・プログラムは、三部構成・・・第一部が「最先端スピーカーシステムの個性を聴きくらべる」・・・第二部が「日本3大ブランドの響演」・・・第三部が「ハイエンドデジタルプレーヤー比較試聴」ってわけで・・・

【講演プログラムと機材】
2166-01講演プログラムと機材

使用機材は・・・画像の中、見目ますかね?(^^;

で、冒頭、SS誌の編集長の挨拶がありまして・・・あ、このイベントってSS誌の主催じゃなかったんですね・・・主催は、オーディオコレクション委員会で、より多くの人にハイエンドオーディオに触れる機会を提供したいという想いのオーディオメーカーや輸入商社9社主催で・・・SS誌は協力参加ってことだそうな・・・

で、こちらが、開演まえの状況・・・

【この日の機材達】
2166-02この日の機材達

ま、それはともかく・・・さっそく、三浦氏の講演へ・・・

冒頭の三浦氏の趣旨説明で・・・ちょっと欲張った企画で、2時間半を三部構成で、多くの機器を聴きくらべるため、1つの環境は、15分程度しかないとのこと・・・

なので、駆け足の試聴だそうで・・・でも、感触や傾向を比較するのには、短い方が、前のを忘れないし・・・(^^;

で、まず第一部は最先端のスピーカーシステムの個性を聴きくらべるってことで・・・

試聴システムは・・・送り出しがdcsのVIVALDI、プリとパワーがオーディオリサーチの管球アンプとのこと・・・この環境で、SPを3種類聴きくらべると・・・

聞く曲は、3つのアルバムから・・・同じ曲だと飽きるので、同じ録音でも、違う曲をチョイスしましたと・・・ただ、最初の1曲は、オーケストラで、同じ曲をかけますと・・・後の2曲は、女声ボーカルと男声ボーカルとのこと・・・

で、トップバッターは、アメリカのロックポートってメーカーのSPで、Aviorって機種だそうで・・・元々このメーカーは、リニアトラッキングのアームとターンテーブルで始まった会社で、途中SPに転向したと・・・デザインは、アバロンにも似てて、今のアメリカのSPシステムの1つの流れを象徴していると・・・エンクロージャーを剛体設計にして、キャビネットは不用意に共振させないという思想が主流とのこと・・・

ミッドレンジとウーファーは、自社開発の複合素材の振動板で・・・ツイーターは、ピュア・ベリリウムの圧延で、デンマークのスキャンスピークス製を搭載している・・・思いっきりハイエンドまで伸ばして、無駄な音を出さない構成とのこと・・・

最初の曲は・・・リファレンスレコーディングスのSACDで、Tuttiから・・・リムスキーコルサコフのダンスの曲で、大植英次指揮、ミネソタオーケストラでと・・・

【リファレンスレコーディングスのTutti】1202-02
1202-02低域確認用にTuttiを.jpg

ダンスの曲って?・・・っと思ったんですが・・・冒頭を聞いて納得・・・ああ、この曲ね、「ぽにょ」の曲だ・・・(アニメ映画、崖の下のポニョの曲に似てるんです(^^;)

う~ん・・・音色は、SNが高くて、ワイドレンジで、低域も混濁は少なく、少し量はある感じ・・・なんですが・・・アバロンとは随分違う気が・・・少し暖色系で柔らか目?・・・

ただ、アバロン得意の音場は?・・・

【この場所からでは・・・】2160-01
2160-01こんな場所から

席が、画像のような場所でしたので・・・

っと、曲が終わって三浦さんから・・・このSPはリアバスレフで、ダイナミックな音が出て、ベリリウムツイーターの歯切れのいい、音の粒の立ったところが特徴ですと・・・

で、フロントのバッフルは15cm厚くらいあって、曲面を使っているのがアバロンと値が言うところですと・・・

おつぎの曲は、女声ボーカルで、シーネ・エイのアルバムから5曲目のSomewhereを・・・この録音は、センターがピッチリ出るのと、彼女の声がいいと・・・ベリリウムのツイーターの立ち上がりの良さも反映されると・・・再生・・・

う~ん・・・透明度が高く心持暖かめの音色は分かるんですが、この席からは、センターは分かりません(^^;・・・でも、ツイーターの傾向は出てるような気も・・・吐息の擦過音の粒状感、粒立ちはよく分かる気が・・・

三浦氏からは・・・ベリリウムのツイーターのスパイシーなところが好きですと・・・

で、最後の試聴曲は・・・1959年の録音で、ハリーベラフォンテのカーネギーホールのライブを・・・っと、秋にこのアルバムのマルチチャンネルの入ったSACDが出るとか・・・

【ハリーベラフォンテのカーネギーホール・ライブ】
2166-03ハリーベラフォンテのカーネギーホール・ライブ

デモって、曲は、5曲目のザ・マーチング・セインツを・・・

ああ、なるほど・・・この高域の粒立ちの感じがベリリウムのツイーターのスパイスってことなんですね・・・でも、多分、圧延と蒸着で傾向は違うような気も・・・っとそれはさて置き、ここまでの印象からは、思ったよりエネルギーバランスが低い方が薄めに感じましたが・・・

と、三浦氏からは・・・こういう古い録音のディスクは、テープヒスの聞こえ方を使って、傾向を聞き取れるとのことで・・・ああ、なるほど(^^;

っと、のんびりおさらいしてたら、随分時間オーバーしちゃって・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2167】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(8)講演SP-2・・・(^^; 

さて、延々とつづくこのイベントのお話・・・ま、新たな気付きもあるやも知れませんので、もうひと踏ん張り、行ってみましょう!・・・(^^;

ってわけで、午後の部は、三浦孝仁氏を講師に、三部構成で・・・まずは第1部が最先端SPの個性を聴きくらべると言うことで・・・まずは、ロックポートってメーカーのSPで、Aviorってのを聞いたわけですが・・・

形状はアバロンに似てても、天然突き板仕上げに対して、ピアノブラックってところからも分かる通り、音場型とは違う?・・・リスポジがサービスエリア外なのでちょっと???・・・

って、それはさて置き・・・おつぎは、早速、つぎのSPシステムへ・・・

ってわけで、YGアコースティックさんのヘイリー1.2に繋ぎ変えて・・・

ちなみに、このSP、SS誌に記事を書かれている、和田博巳氏が、アナットリファレンスに変えて、このヘイリー1.2を導入されたとか・・・で、ウーファーは、完全密閉で・・・三浦氏が使ってこられたSP(クレルやマジコ)と同じく、完全に木を使っていないメタルのエンクロージャーで・・・色々な共振対策がされていると・・・

で、完全密閉型ゆえ、能率は少し低いですが、密閉型ならではの低域の解像力を持っていますと・・・と、前機種のアナットリファレンスが、仮想同軸型のレイアウトだったのに対して、キポッドと同じく、ツイーターが上にあるため、自然な音場の広がり感が得られているんじゃないかと思っていると・・・

それでは、先ほど同様、リファレンスレコーディングスのSACDで、Tutti!から、大植英次指揮、ミネソタオーケストラの曲を・・・と再生・・・

と・・・先ほどのロックポートのAviorにくらべると・・・少し静かな感じ?・・・ちょっぴり暗い目、冷たい目のイメージながら、少し澄んだ、カチッとした鳴り方・・・バイオリンの高域やトランペットの強奏部にキラッとした華やいだ感じも・・・

曲が終わって、三浦氏から・・・YGアコースティックは、先のロックポートやマジコと違って、ツイーターがソフトドーム系で、これは、聴感で決めていると思います・・・下手にセラミック、ダイヤモンドなどを使っていった時の音色違いに、引っかかるところが、設計者にあるそうですと・・・それを上手く纏め込むのは、ネットワークの設計だったり、レベル設定だったり、色々細かいところがあったりするんですが・・・YGに関しては、デビュー作からツイーターは、ソフトドーム系を使っています・・・で、それが恐らく、聞き疲れの無い音を出す要因だと思いますと・・・それともう1つ、見た目では全然分かりませんが、ミッドレンジとウーファーは、アルミの削り出しから作っている振動板だということ・・・非常に時間をかけて、後にはリブのある削り出しの振動板になっているとのこと・・・そういったリジッドな作りが、所有者を喜ばせるフューチャーだったりしますと・・・

で、つづいては、先ほどのシーネ・エイのニューアルバムから、つぎの6曲目、Let's Face The Music And Danceを再生・・・

やはり、少し透明度が高い印象で、ロックポートより締まった感じ・・・曲が違うので、曲調にもよるんでしょうけど、こちらの方が、ベースがハッキリして弾力感を感じる・・・

曲が終わって、三浦氏からは・・・自宅でどれくらいの音量で聞いているかと言うと、今の音量に比べたら、蚊の鳴くような音で・・・しかも夜中は、ボリュームを随分絞った状態で聞いていますが・・・密閉型のシステムで言うと、このYGやマジコもすなんですが、今のようなウッドベースじゃなくて、エレキベースを聞いたときに、凄く音階がキッチリ分かるので、音楽の作り方のネタ晴らしみたいな聞こえ方もしてきますが・・・それに段々慣れて来ると、少し膨らんだ低域には、ちょっと抵抗感が出て来ます・・・ウッドベースの弾んだ感じは、バスレフの方が出ますと・・・

えっ?(@@;・・・じゃ、今の印象は、曲調の違いによるのかな?・・・(滝汗

で、つぎは、ハリーベラフォンテ・・・6曲目のDay Oを・・・

う~ん、曲が違うんで、今一違いがよく分かりませんが(^^;・・・

こちらの方が、音の解像感と言うか、粒状感が強い感じで、ボーカルのかすれ気味のところなんかに、ホンの少し音の粒子を感じた・・・逆にロックポートの方が滑らかってことになるのかかな?(^^;

で、ここからは、SPが固定になって・・・TADのR1になります・・・TADは、先日のドイツのミュンヘンのショウで、CE1と言う、ブックシェルフ型のSPを始めて展示しまて・・・日本でのデビューは、今年の冬頃になるんじゃないかと思いますと・・・この記事がSS誌の最後の最後の方のミュンヘンのオーディオショウのレポートが載ってて、そこに写真が出ていますと・・・

で、このR1ですが・・・見て分かる通り、完全な同軸方のユニットを使ってます・・・先ほどのロックポートのSPのツイーターは、鍛造型のベリリウムの振動板を使っていると説明しましたが・・・このR1のツイーターは、真空蒸着で作っていくベリリウムの振動板を使った同軸形です・・・スコーカーは、16cmの口径になるんですが、この大きさの真空蒸着で使ったベリリウムの振動板は、これしかないです・・・昔は、ヤマハが真空蒸着の振動板のツイーターを作っていましたが、今はこれだけです・・・

それと、もう一つ大きなところでは、この同軸のドライバーに見合ったウーファーが得られていると言うこと・・・SS誌の取材記事を見ると、凄く丁寧な作りをしているのが分かります・・・で、Mark2になって変わったのは、ウーファーの振動板で、見た目はあまり違いが分からないですが、性能がかなり上がったようです・・・硬さも、反応の速さも・・・

と、説明の間に、セッティングと接続換えが終わって・・・それじゃあかけてみましょうかと・・・っとっとっと、残念・・・またまた中途半端ですが、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2168】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(9)講演AMP-1・・・(^^; 

さて、今回の講演の第1部、SPの個性を聴きくらべるってことで、ロックポートのAvior、YGアコースティックのヘイリー1.2と聞いて来て・・・

おつぎは、最後のTAD-R1と言うことで・・・繋ぎ変えの間、三浦氏の解説がありまして・・・

じゃあ、大植英次指揮、ミネソタオーケストラの曲をと再生・・・

う~ん・・・YGより低域が深く少し量感を持った感じで・・・とは言え、緩くも柔らかくもなく、高域も耳に付くような嫌な音もせず・・・中低域から低域にかけて少しエネルギーバランスが厚めの感じというだけで・・・

逆に、YGが、他の2機種に比べて、タイトなサウンドってことに・・・

と、三浦氏が・・・エアーアコースティックスに取材で行った際、オリジナルのR1を使用してて・・・音楽としてどうかは置いておいて、ものさしとして、凄く良いとのことだったと・・・

じゃあ、つづいて、シーネ・エイの曲へと・・・7曲目、Taking It Slowを・・・

おお、冒頭のベースのソロ・・・σ(^^)私的にずっと出なくて苦労している低域方向が、質も高いまま充分そのパフォーマンスを得ている・・・ボーカルも、特にアクセントを感じることはなく・・・非常に素直で、澄んだ歌声に感じられ・・・バランスが少し下よりなのと、高域がきつくないことからも、YGよりも少し暖色系な感じで・・・

じゃあ、最後に、ハリーベラフォンテのカーネギーホールのライブから・・・12曲目のDanny Boyを再生・・・

う~ん・・・曲まで違うと、比較するのが難しい・・・でも、やはり澄んだ優しい音色で、暖色系・・・バランスは中低域よりで、ボーカルも重心が下がってていいなと・・・

と、曲が終わって、三浦氏から・・・学生時代、この曲の咳払いが生々しく聞こえないと駄目だと言われたが、当時は、何のことか、さっぱり分からなかった・・・でも、今は、生々しい咳払いがよく聞こえると・・・

ってわけで、これで第1部が終了ってことで・・・

【この日の機材達】2166-02
2166-02この日の機材達

ここからは、第2部・・・日本3大ブランドの響演ってことで・・・

SPは、今聞いた、TAD-R1に固定して・・・今まで鳴らしたオーディオリサーチの管球アンプのプリとパワーを、アキュフェーズの最新システム・・・ラックスマンの最新システム・・・そして、TADのハイエンドシステムと言う形で鳴らして行く・・・

で、まずは、アキュフェーズの新しいパワーアンプのA-70と言うのが出たので、これに、プリアンプは、2820の組合せで・・・SPケーブル以降は同じで、聞いてみると・・・

で、各メーカーの狙っている音・・・そして、実際に出て来る音・・・その差分を聞いてくださいとのことで・・・ここでは、同じ曲を聴いてもらうと・・・

まずは、サルバドーレ・アッカルドのバイオリンを・・・普通の市販CDからで、6トラック目のカンパネラを再生・・・

うん、バイオリンの高域への伸びと響きが、ほんのり、独特の華やかさをもっているように感じる・・・これって、σ(^^)私のアキュフェーズのイメージの成せる業?・・・(^^;

で、おつぎは、ボーカルと言うことで・・・ホリーコールのアルバム、Don't Smoke in BedのSACDから、SACD層を・・・

っと、ここで、送り出しの解説・・・一体型CDプレーヤーで、上級機と同じく、ESSの32bitDACを使っていて、最上位の900番と同じとのこと・・・

で、1曲目の I Can See Clearly Nowを、ベースのボンボンって押し出し感が聴きどころと再生されました・・・

ふ~ん、なるほど・・・ベースが、ボンボンと心地良く張り出てくる感じが・・・このSN感の高さは、流石の澄み方・・・ピアノの響きにアキュのキラッと感が・・・

曲が終わって、三浦氏からは・・・ここでの聴きどころは声の質感・・・ベースの押し出しもありますが・・・Jazzを聴くなら、質感もそうですが、アタックがキチッと出るかが大切・・・特にウッドベースかエレキベースか?というのも大事で、エレキの方が低域が延びるんですが・・・なかなかいい試聴曲がないのだそうで・・・

で、今回の曲は・・・エンリコ・ピエラヌンツィ・トリオのStoriesってアルバムから、2曲目のDetras Mas Alla を再生・・・

ピアノトリオって感じの演奏で・・・シンバルの心地よい響きに、濃いピアノの演奏・・・分厚いベースのうねりが・・・

ってわけで、おつぎは、ラックスマンへ・・・プレーヤーは、新しいD-08uで・・・プリアンプはC-900u、パワーはM-900のペアで・・・

で、まずはアッカルドのバイオリンから聴いて行きましょうと・・・

ふ~ん、やっぱ、アキュとは随分違う音色なんですね・・・こちらの方が中高域が繊細で特徴も薄い感じで・・・どちらかと言うと澄んだ美音系って感じ・・・

まあ、機種が違うので、やっぱり違いは大きいですが、どちらかと言えば、アキュよりラックスマンの方が拙宅の音に近いってことですね・・・

っと、つづきを行くべきなんですが・・・残念、また時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2169】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(10)講演AMP-2・・・(^^; 

日記の登録サーバーのメンテの影響で、アップが遅くなりました・・・m(_ _)m

おっと!やってまいまいた・・・うたた寝の寝坊・・・大急ぎでおさらいしますm(_ _)m

さて、講演の第2部は、SPをTAD-R1に固定し、アンプを変えての聴きくらべ・・・日本3大ブランドの響演ってことで、オーディオリサーチの管球アンプから、アキュフェーズに変えての大きな違いを感じ・・・

いよいよ今度は、ラックスマン・・・ってわけで、1曲、アッカルドのバイオリンを聞き終って、も一つ大きく変わったことを認識し・・・その違いに、メーカーの個性の違いを感じ・・・あ、拙宅はやっぱラックスマンなんだと認識・・・

こうやって聞くと、やっぱ拙宅の音って・・・SP?アンプ?両方の影響?・・・鮮度感とは遠く、アタックの立ち上がり、たち下がりが遅い・・・丸い眠い系・・・ガクッ_| ̄|○

さて置き・・・アッカルドを聞き終わって、三浦氏からは・・・音が違いますね、違うってことが大事です・・・同じ音では、存在する意義がありませんから・・・このぐらい音が違うと言うのが、高級オーディオの面白さだと思いますと・・・

設計している方々の考え方もそれぞれ違います・・・それは、日本のメーカも違うし、海外のメーカーも違うし・・・それぞれが出したい音のセンスがどう現れるか・・・それがキチッと出ないと、オーディオが面白くて、楽しくて使っているユーザーとしては、そういった違いが、色濃く出て欲しいなと思ってます・・・アナログディスクの時代に、ターンテーブル使って、トーンアーム使って、カートリッジ使ってと・・・この時の音の千差万別的な違いは、デジタル化されて、随分減りましたが・・・それでもやっぱり違いが出てくることが、オーディオの面白さだと思いますと・・・なるほど、確かにそうですね(^^;

じゃあ、おつぎは、ホリーコールのSACDを聴いてみましょうと・・・

【ホリーコールのSACD Don't Smoke in Bed】
2169-01ホリーコールのSACD Dont Smoke in Bed

アキュのときと同じ、1曲目の I Can See Clearly Nowを再生・・・

おお、これは更に違いがよく分かる・・・アキュの方がガチッと太く、エネルギー感が強く、ベースの音も太く弾力感がある・・・ラックスマンは、この太さが少し大人しく、音全体が薄めな優しく繊細な印象・・・アキュがエッジを立て、粒立ちよく楽器やボーカル個々を聞かせる感じで・・・ラックスマンは滑らかに優しく自然な感じで曲全体の流れを聞かせる感じ・・・

と、曲が終わって、三浦氏からは・・・中学生くらいの頃から、カタログ小僧をやってて、新製品が出ると、暗記するぐらい見て、音の想像をしていたと・・・うんうん!(^^;・・・で、ラックスマンのカタログを見ると、ODNFと言う方式・・・歪み成分だけを負帰還させるという技術ですが、これは世界中を見ても、他にない方式だとのこと・・・ど、今は、他にもありますが、パワーアンプのドライバー段からパラレルプッシュプルで、それを出力段まで並べて並列で動かすというやり方は、海外のアンプを見てもなかなかないですね・・・そういったところがユニークですね・・・アキュフェーズだと、今日はA-70でしたが、A-200のように、ほとんど入力段からドライバー段、出力段まで並列で鳴らし込んで行くと言う回路の使い方も、海外では見られない、日本だけの特徴じゃないかと思うと・・・

と、さておつぎは・・・Jazzのソースですが・・・さっきと同じエンリコ・ピエラヌンツィ・トリオの2曲目を再生・・・

うん、やっぱり結構違いますね・・・極端に雰囲気だけを言うと、アキュがCDのような、元気な力感、鮮度感、エネルギー感を感じさせるのに対し・・・ラックスはSACDのような曲のダイナミックレンジで雰囲気を含めて細かなところを聞かせる感じ・・・

と、曲が終わって・・・さて、つぎは、オールTAD、しかもハイエンドの組合せと言うことなんですが・・・と、三浦氏から・・・

SS誌で新製品を試聴する時、必ず、例外なく、最初にB&Wの800Diamondに繋いで、自分たちが勝手知ったる音のコンポーネントで聞いて、最初にそれで耳を慣らして、自分の耳のものさしをピシッとリセットしてから新製品を聴いていくわけですが・・・聴いたことがない製品が2つ以上あると、その音の違いは分からない・・・自分の聞いたことがあるシステムの中で、1つだけ違う新製品を聴いて、その差分を分かって文章にしていくのは、ホント大変で辛い・・・10年前はこんなに頭も白くなかったと・・・(爆

っと、さて置き、この間に、接続換えが終わり・・・フルTADのシステムに・・・

で、三浦氏からは・・・今まで聞いてきたアキュフェーズやラックスマンと明らかに違うのは、TADの機器が、フラッグシップ機の組合せと言うこと・・・例えば、パワーアンプは、アキュフェーズとラックスマンはステレオパワーアンプだったのに対して・・・TADは、モノブロック構成になっていると・・・それに、プリもSACD-Pも電源が別筐体になっていると・・・

という訳で、さっきまでの2つとは、物量投入のレベルが違って、価格的なクラスが違うと言うのをご理解くださいと・・・

それに、アッカルドはCDなので関係ないですが、ホリーコールはSACDなんですが、TADのプレーヤーは、これを24bit/88.2KHzのPCM変換していると・・・それは、音の狙いがあるからと言うところをお伝えできればと思いますと・・・

で、まずは、アッカルドのバイオリンのアルバムから、6トラック目を再生・・・

ふ~ん・・・アキュの鮮度感、粒立ち、反応の速さを持ったまま、ラックスの滑らかに繊細に、でも薄くならずに、曲の流れ、演奏のダイナミックレンジも高く、うねりを感じさせるような感じで・・・どちらに似てると言うより、両方のいいとこ取りしたような印象で・・・

っとっとっと・・・またまた中途半端ですが、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2170】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(11)講演AMP-3・・・(^^; 

ありゃ~!また今日もメンテナンス・・・アップが遅れてスミマセンm(_ _)m

さて、相変わらずタラタラつづく大阪サウンドコレクションのおさらい・・・講演の講演の第2部は、国内3大ブランドのアンプ聴きくらべ・・・

アキュフェーズ、ラックスマンと聴きくらべ・・・おつぎは、オールTAD・・・で、ちょっと価格帯が上位となる反則構成で、アッカルドを聞き終えて・・・

やっぱ、メーカーによって、結構な個性があるんだなと感じつつ・・・

三浦氏からは・・・TADの新しいシリーズ、D-1000とかの1000番シリーズの話が・・・SACDプレーヤとUSB-DACの2機種・・・これにも採用されてる技術として、クロックの精度より、位相ノイズの少なさに着目して、その技術を導入してるとか・・・話題のハイレゾも、ハイビットハイサンプリングでは、ビット拡張によって階調が増えたことの方がいいというこだわりと似たところがあって、これまで、日本のメーカーにはなかった特徴だとか・・・

っとさて置き、おつぎは・・・ホリーコールのSACDをかけますが・・・先に説明した通り、TADのこのプレーヤーは、DSDを24bit/88.2MHzのPCMに変換してアナログにしていると・・・その拘り?・・・PCM独特のカチッとした音が、TADの人達は、大好きなんだと思うと・・・

で、そんなことを思い浮かべつつ・・・ホリーコールのSACD、1曲目の I Can See Clearly Nowを再生・・・

ふ~ん、何れもレベルが高く、客観的にはそんなに大きな差ではないかも知れませんが・・・なかなか大きな個性で・・・確かに、低重心な余裕も感じさせるところもあって・・・他とは少し骨格がガッチリしているような、ゴリッとした印象が・・・

と、三浦氏からも・・・やはり、カチッとしたところが、好きな方は、ホントに好きで・・・録音のエンジニアの方からも、DACS、DSDは、独特な空気感があって・・・ノイズシェイピングにもよるのかも知れないという方もいて・・・PCMの方が、原音に近いですよと言う方もいらっしゃるとか・・・

で、最後にJazzで、さっきと同じエンリコ・ピエラヌンツィ・トリオの2曲目を再生・・・

うん、無茶な例えなら、PCM的なアキュにDSD的なラックスマン・・・で、これに対して、ドラムやベースの低域は、余裕と安定度を持ったラックスに近しい雰囲気・・・ピアノの立ち上がり、立下りは、PCM的な香りも残しつつ、少しゆとりを感じる安定感・・・この辺り、アンプがモノブロックだからって気も・・・

ってわけで、ここで、一応際2部を終えて・・・一旦休憩・・・

【この日の機材達】2166-02
2166-02この日の機材達

で、つづいての第三部へと・・・ここでは、dcsとCHプレシジョン、オルフェウスって、世界最高峰の送り出し機器の聴きくらべへ・・・

今度は、聴きくらべという形からはズレますが・・・疲れも出てくるので、同じ曲でなく、違う曲を再生するとのこと・・・

で、三浦氏からの解説で・・・最初にかけるのは、スイスのCHプレシジョンの機器で・・・第三部では、同じスイスのオルフェウス・・・イギリスのdcsと・・・聞き比べるわけですが・・・何れもグレードの違いはあるものの、ドライブメカは、エソテリックを使っていると・・・

今、ハイレゾが話題になって、何でもかんでもハイレゾって聞こえますが・・・若い人の中には、ハイレゾだったら音がいいと思っている人たちが少なからずいますが・・・単純にハイレゾだから音がいいってわけではなくて・・・単に、音楽を入れる器が大きくなっただけなんだと・・・実際、CDを聞いて、これはもうCDで充分と思える音のメディアをたくさん持たれている思うが、正にその通りで、自分の耳を信じて、いいと思った方を選んでくださいと・・・

ってわけで、第三部の最初は、CHプレシジョンから・・・

【第三部の送り出し機器】
2170-01第三部の送り出し機器

画像の右上・・・一番上がD1ユニットで、トラポ部分・・・二番目がC1ユニットで、DAコントローラー(DAC(&プリ))部分・・・で、一番下の三番目が、反則技のX1と呼ばれる、D1とC1専用の外部電源ユニットだそうで・・・トータルが1000万弱だとか・・・(@@;

三浦氏いわく・・・dcs使ってるので、その値段を聞いても、あまり驚きませんが、ここまでしないと出ない音があります・・・最初CHプレシジョンのプレーヤーだけの音を聞いたとき、凄く色っぽい音を出していたんですが、女声ボーカルがほんとに艶っぽくて・・・今度、DAコントローラーを使うと、またそれが少しカチッとした音になって、音の変化と言うのが当然あります・・・それに、今年のミュンヘンのショウでは、L1と言うアナログプリアンプと、背の高いパワーアンプを出していたりで・・・最初デジタルだけだったのが、アナログ製品まで拡充して来ています・・・それは、次に紹介するオルフェウスも同じですが・・・

で、最初にお聞きいただくのは、鈴木勲トリオの黒いオルフェから・・・

っとっとっと・・・このところ毎日こればっかりですが・・・今日もここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2171】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(12)送り出し1・・・(^^; 

さてさて、長々つづいたおさらいも、これでお終いかな?・・・講演の第三部に入って、世界最高峰の送り出し機器を聴きくらべるってことなんですが・・・

昨日は、時間切れで、CHプレシジョンの機器説明で終わっちゃいましたが・・・今日はそのつづきから・・・

で、最初にお聞きいただくのは、鈴木勲トリオの黒いオルフェからと・・・

【鈴木勲トリオの黒いオルフェ】
2171-01鈴木勲トリオの黒いオルフェ

画像は、SACDの紙ジャケですが、かけられたのは通常盤のCD・・

三浦氏いわく・・・一番音がいいのは、アナログの初期プレス・・・これは、山本剛トリオのミスティも同じで・・・マスターテープの新しい時にカッティングしたLPに、マスターテープが古くなってからデジタル化した音源は、かなわないと・・・そういった意味で、このCDをかけるのは、少し忍びない気もするんですが・・・これの低音感を聴くと、なるほど、電源ってやっぱり要るよねって話になったりします・・・

で、駆動機器は・・・プリはラックスマンの900番を・・・パワーは、同じくTADのモノブロックを使います・・・と、黒いオルフェを再生・・・

うん、ベースのボウイングが生々しく・・・ちょっぴり音を立て気味・・・ってか、CDに合わせた再生音なのかな?・・・(^^;

っと、ベースが爪弾き出したら、また一段と生々しくも、艶やかなキラリ感がありますね・・・
このCHプレシジョンのプレーヤーはウォルフソンのDSD対応のDACを積んでいますが・・・コントローラーの方は、PCM-DACをつんでいると・・・なので、プレーヤーからの音は、少し色気があるんですが・・・ここではやりませんが、DAコントローラーを通すと、もっと骨太になってしっかりした音になります・・・

おつぎは、Blue Coast Collectionと言う輸入盤で出ているのSACDですが・・・これは、ピュアDSD録音しているものですが・・・ここでは、PCM-DACを使っているので、PCMに変換してします・・・ただ、その変換の仕方も、モロにPCMっぽい音になるかと言うと、そう言うわけではなく、DSDやSACDの良さは分かります・・・で、三浦氏が、普段このディスクを使われるのは、ダウンロードで同じ音源が入手出来るので、PCからUSBの再生も比較できるからだそうで・・・

【Blue Coast CollectionのSACD】
2171-02Blue Coast CollectionのSACD

ここでは、8トラック目のIn Love Before The Last Callを聴いてもらいます・・・ここは、外部電源、電源を強化すると、こう鳴るぞって、見本のような音になることを期待していますと、再生・・・

透明感のある女声ボーカルと、ギターの爪弾きがクリアで自然・・・伴奏のベースが、深く涼む低音で、非常に太くブレ無い安定感・・・これが電源の効果?(^^;

おつぎは、バイオリンとピアノのデュオですが・・・バイオリンが、ミケーレ。マカロフスキーで、ピアノはキースジヤレットで、元はチャンバロをクラビコードのコードで弾くバッハの曲なんですが・・・ECMから出ている2枚組みの2枚目のトラック2をかけます・・・下の低音の出方と言うか下の支えがキッチリしている音で、どんな曲をかけても安定感があると・・・

ってわけで、2枚目の2トラックを再生・・・

へ~、キースジャレットもバッハを弾くと、Jazzじゃなくなるんだ・・・(^^;・・・でも、ピアノの響きはECMの録音って感じで・・・バイオリンも暖かで柔らかな調べで・・・ただ、この再生がどの程度のものなのかは???(^^;

で、さて、つぎは、同じスイスのオルフェウスです・・・もともとの技術の流れは、スイスにあったアナグラムテクノロジーズというデジタルオーディオの技術研究をしてた会社が根っ子になって、そこからオルフェウスラボが派生して、そこからエンジニアが出て、CHプレシジョンに繋がる方も出て・・・また、ADCPCBと言うデジタルオーディオ専門に設計する方々も出て行く形で・・・スイスには、そう言うデジタルオーディオの技術者が、派閥的に3つぐらいあって・・・元のアナグラムテクノロジーズは・・・イギリスのケンブリッジオーディオに買収されたんだそうで・・・

というわけで、今度はオルフェウスなんですが(画像右のラックの下3台)・・・DAコンバーターは、電源部別で、ラック一番下の棚に2台重ねてあるやつ・・・その上のカラー液晶を搭載したのが、トランスポートで・・・曲面のフロントパネルが特徴的・・・メカはエソテリック性で、DACは、PCM-DACで、DSPを使いながらPCM-DACを使うという、ちょっと変わった方式です・・・で、ミュンヘンのオーディオショウで、CHプレシジョンと方向性が似てるなと思ったのが、アナログのプリアンプと縦型のアナログのパワーアンプが出ていたことで、オルフェウスもCHプレシジョンと同じ様に、SPを除いたエレクトロニクスのハイエンドを狙ってきていると言う点・・・日本にも次第に入ってくるとおもいますと・・・

っと、さて、プリアンプ以降は、今までと同じで、こんどはオルフェウスの音を聞いて行こうと思うんですが・・・

おかけする曲は・・・三浦氏がイベントでよく使うという角田健一さんのビッグバンドで・・・赤いジャケットの方を・・・

っとっとっと、今回でもう終われるかと思ったんですが・・・時間切れ・・・ただ今出張中なもんで、ぶつ切りの連続・・・お許しくださいm(_ _)m

ってわけで、ラストは明日へ・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2172】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(13)送り出し2・・・(^^; 

スミマセンm(_ _)m・・・寝坊でアップが遅くなりました・・・

延々とつづいた今回のおさらい・・・ようやくおわりか?・・・講演第三部は、世界最高峰の送り出し機器の聴きくらべへ・・・

昨日は、出張中ゆえ、CHプレシジョンを聞いて、オルフェウスの説明を受けたところで中断・・・ってわけで、さっそくつづきへ・・・

オルフェウスの解説につづいてかけられた曲は・・・三浦氏がイベントでよく使うという角田健一さんのビッグバンドで・・・赤いジャケットの方を・・・

【角田健一ビッグバンドのBIG BAND SOUND】
2172-01角田健一ビッグバンドのBIG BAND SOUND

元は、BIG BAND STAGEってDVD-AudioがCDと2枚組みで出てて・・・それがSACDになり・・・これが青いジャケットに・・・で、その後録音されたのが、この赤いジャケットの方だったかと思うんですが・・・

三浦氏いわく・・・恐らく全てPCMで録音されて、それをハイブリッドのSACDにされたと・・・

で、かかった曲は、3曲目のオール・オブ・ミーで・・・ヴィブラフォン、鉄琴の音がどう聞こえるか?・・・ダイナミックレンジがかなり出ますので、別電源のシステムの実力が出るとのこと・・・

オンなマルチマイクのスタジオ録音で・・・それぞれが濃く暑い克明な音で・・・それをキッチリ慣らし分けている感じ・・・席が右SPの外側なんで、そんな気がするってだけですが・・・まあ、思いのほかの濃さと厚さに感心・・・ベースやキックドラムが結構なぶっとさで・・・で、ヴィブラフォンはもっとエッジがきつく聞こえるかと思ったんですが、意外に普通・・・

曲が終わって、三浦氏から・・・オルフェウスは、インピーダンス変動に非常に強いアンプが話題で人気が出て・・・ディスクメカを使ったハイレゾを追求してたんですが・・・海外のオーディオショウで、段々でディスクメディアを使うところが減ってきて・・・特にアメリカはデータでって方に勢いが付いていますが・・・イギリスのdcsや、スイスのCHプレシジョンやオルフェウスがディスクドライブメカを使っているのは、ディスクメディアのユーザーがたくさんいるということ・・・そう言う意味で、そう言うメカを積んだ最新の物量投入しまくった音を聞いていただく価値は高いと思いますと・・・

オルフェウスのPCM-DACの使い方は、アナログディバイセズのDSPを使いながら、日本の技術では全くない技術で・・・本とのローレベルで、ランダムなノイズ成分をDSPから送り込んで、DACで再生すると、信号がない時より、そういったノイズ成分があった方が、ローレベルの直線性が高くなるんだそうで・・・最後にそのノイズ成分を相殺することで、ローレベルの直線性を出していると・・・深夜にノイズフロアが分かるような環境で聞くと、このノイズ成分を相殺する技術は凄いと思いますと・・・

で、つぎの曲は・・・井筒香奈江の時のまにまにIIIのCD-Rだそうで・・・

【井筒香奈江の時のまにまにIII】画像はCD
2172-02井筒香奈江の時のまにまにIII

今、e-onkyoから、24bit/96KHzの録音音源がダウンロードできるんだそうで・・・比べると、明らかにそっちの方がいいそうで・・・そう言う意味で、SACDで出してと言っているんですが・・・最初ディスクメディアしか出さないといっていた彼女が、配信に偏って行ったのは何故か分かりませんが・・・で、マスタリングがすんだ方のCD-Rから4トラック目のしあわせ芝居を・・・

う~ん、実際センターでどう聞こえているんでしょう?・・・うちでは、何かざらつく滲みが感じられると言うか、声の周りにその滲みがついて大きく聞こえちゃうんですが・・・音色的には、うちと同じようなざらつきが・・・って、うちのざらつきに耳が慣れてて、そう聞こえると思っちゃうだけ?・・・よく聞くと、うちに比べると随分滑らか・・・って、当然ですよね、数十倍の価格の機材ですから・・・(^^;

おつぎは、オルフェウスでクラシックも聞いていきましょうと・・・諏訪内晶子さんのバイオリンで、シベリウスのバイオリン協奏曲、作品47から3曲目を・・・

PCM-DACということで、先ほどのTADのSACD-Pが24bit/88.2KHzに変換していましたが、オルフェウスは、変換の仕方がちょっと違います・・・やり方も、プログラムも違います・・・そ言うところは、日本人のエンジニアリングの頭と違うところがあって、海外製オーディオのいいところかなと思っていますと・・・

ってことで、諏訪内晶子さんのバイオリンを聴いて見ましょうと・・・

ああ、やっぱり、厚め、濃い目で、滑らかな感じが・・・っと、ここでSPコードが端子から外れるアクシデント・・・で、復旧して再び・・・

うん、バイオリンの高域や倍音。響きが耳に付くことなく、安心して聴けて・・・バックの低域の弦や太鼓も埋もれることなくステージ床から広がる感じで・・・全体にゆとりを感じるような気が・・・

と、それでは最後に、dcsのVivaldiのシステムを・・・

っと・・・出張帰り朝・・・寝坊のため、ここで、おさらい中断・・・

ってわけで、つづきは明日・・・ま、明日は間違いなく最終になるかと・・・(^^;

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2173】140607 大阪サウンドコレクション:雑感(終)送り出し3・・・(^^; 

さて、ここまでちんたらやる必要があったのか?って、反省然りなんですが・・・って、なかったってこと?・・・ハハハ出張中はおさらいが厳しいんで(^^;

さて置き、今日こそは、ラストへと・・・ってわけで、世界最高峰の送り出し機器の聴きくらべも、CHプレシジョン、オルフェウスと来て、いよいよdcsのVivaldiってことで・・・

ま、何せこのdcsのVivaldiは、三浦氏もお使いのシステムとのことで・・・SS誌No.191号には、その導入記を書かれている・・・その構成もなんじゃこれ?的に大掛かりだが、どうやら相当に重量級な機器たちのようで、セッティングには、相当苦労されたようだ・・・

で、その三浦氏いわく・・・dcsのDACは、リングDACというのと、ディスクリート構成という点が特徴的なのだとか・・・何でも、PCMと1bitのいいとこ取りで、5bitで処理をするとのこと・・・カナダのemmラボのDACも、ディスクリートなんだそうですが、完全に1bitに変換するそうです・・・で、イギリスのコードは、dcsに近いんだそうで・・・

ってわけで、かけられたのは・・・dcsユーザの三浦氏が、ご自宅でよく聞いている3曲と言うことで・・・1曲目は、山本剛トリオのMisyで・・・

【山本剛トリオのMisty】
2173-01山本剛トリオのMisty

高域の打鍵の凄い強いところが、どういう風に出てくるか?・・・TAD-R1のベリリウム振動板の良さにも関わってくるんですが、そこをお聞きください・・・でも、このアルバムは、アナログディスクのオリジナル盤を聴いたら、かなわないです・・・と再生・・・

おお、この曲ってこんなにベースがしっかり入ってたんだ(@@;・・・うちじゃ全然出てないなあ(^^;・・・それに、この高域の強い打鍵の時、ちゃんと躯体に響く下支えもあるんだ・・・だから、ちゃんとピアノの音に聞こえる・・・うちじゃ、高域のキンキンが目立つばかりで、そのくせ打鍵のアタックの立ち上がりが緩いんですよ・・・トホホ(;_;

で、曲が終わって三浦氏から・・・マジコのQ3でこの曲を聞いたときに、ツイーターが飛ぶんじゃないかと心配しましたが・・・その後、アナログのオリジナル盤を、今度発売されるTechDasのカートリッジで聞いた時の音は、マスターテープを聞いているような感じがしたと・・・

おつぎはクラシックと言うことで・・・リファレンスレコーディングスTutti!から8トラック目のブルックナーの9番を聞いてくださいと・・・

【リファレンスレコーディングスのTutti!】1202-02
1202-02低域確認用にTuttiを.jpg

冒頭のバイオリンとチェロ?のピチカートがとても厚く滑らかに・・・こういう微細な音のひだの鳴らし分けがキッチリしているあたりが、その基礎能力の高さなんでしょうね・・・そこからのオケの強奏に向けてのここの演奏の解像度の高さと部屋に待たされる響きの拡散・・・まあ、高性能DACの真骨頂的な緻密なサウンドは、このクラスのハイエンドならでは・・・

で、最後は、三浦氏がお好きなアーティストで、お好きなディスクと言うことで、手島葵のゴレクションブルーから、月のぬくもりを・・・っと、何でもこのディスクの音が好きで、この演奏が好きで、このアーティストが好きで、20枚も購入されたとか・・・でも、傷付いたり、友人にあげたりされて、数枚は減っているのだとか・・・

と、先のdcsのDACの説明で、リングDACと言う話があったが、その解説があって・・・何でも、DAコンバーターの精度を追求していくと、抵抗器の精度がどれだけ取れているかにかかってくるそうで・・・5ビットの処理にそれぞれ5つの抵抗に電流を流して電圧に変換するのだそうで、その抵抗器を5bitのサンプルごとにランダムに抵抗器を変えて行って、誤差を平均化して行くと言う技術なのだそうで・・・

【手島葵のCollection Blue】2034-02
2034-02手島葵のCollection Blue

ということで、手島葵で月のぬくもりを・・・と、三浦氏から、この曲で大事にしているのは、ピアノのフレームから伝わって来る音と、手島さんの非常に透き通った声だったりしますと、再生を・・・

うん、やはりこのクラスになると、PCMと言えど、音の粒状感を、粒立ちよく聞かせて解像度が高いように思わせる?って感じはなくて・・・実際のところ、音数は非常に多く、細かな音や雰囲気までも聞こえ、音の粒の隙間の音まで聞こえて、全体に密度も高く、滑らかに感じる・・・いわゆるハイエンド独特のむわっとした空気感のようなサウンド・・・っと、なるほど、ピアノの伴奏に、途中から低い方の音が多く入り始めるあたりから、その響きが強く豊かに、躯体からの低域がスンって感じられる・・・う~ん、うちでは・・・(^^;

と曲が終わって、三浦氏から・・・本当は、このアルバムは、ハイレゾで出て欲しいんですが・・・とポツリと(^^;

ってわけで、第三部も終わり、これにて、講演の全工程も終わったわけですが・・・第三部は、σ(^^)私には、どの送り出し機も、非常に高い実力を持っていることは、感じれたんですが・・・それぞれが、どのような特徴を持っていて、どんなに違ったか?ってことは・・・(滝汗

とは言え、今回の大阪サウンドコレクション、非常に多くの貴重な体験が出来て、結構行った甲斐があったかと・・・是非、次回も介さされるといいのですが・・・

最後に、SS誌の編集長の挨拶に・・・それには皆さんの応援が必要です・・・簡単に言うと、買ってくださいと言うことです(爆・・・ってな話がありましたが・・・キリギリス生活を楽しんだ拙宅のお財布は、完全氷河期・・・ゆえに、余力をお持ちの方々に期待するばかりです(^^;

ってな分けで、長々とつづいたこのイベントのお話も、これにてお終い・・・明日は・・・

また、息抜きの小ネタへ・・・(^^;

まあ、いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2174】140608 電源変更(200V⇒100Vステップダウントランス撤去)・・・(^^; 

さて、出ずっぱりの拙ブログの1ヶ月遅れの日記・・・久々に、拙宅環境を触りましたので、そのお話に・・・って、まあ毎度の息抜きネタです・・・(^^;

拙宅の直近の変化と言えば・・・AV環境の大変更・・・AVアンプ放出とユニバーサルメディアプレーヤーのOPPOの導入・・・

実は、これは、リアルタイムの今現在も進行中の拙宅環境変更のごく初期段階の一部・・・

何をやろうとしているかは、拙ブログをご覧の皆様には周知の事実・・・って、そんなん全部読むほど暇じゃない!って、方がほとんどでしょうね(^^;

ってわけで、簡単に言うと・・・あまりに部屋というか、我が家(ウサギ小屋マンション)には、ものが溢れすぎ・・・とうとう、自分ちに音友達を招くことさえ出来ないほどに荒れ放題!

さすがに、このままでは・・・と、思い立ったのは、果たして何ヶ月前?(^^;

ま、とにかく、溢れる物をしまう先・・・得意の押入れさえも満タンで・・・これはもう、何か処分して行かないと、玉突く先もない・・・(滝汗

ってわけで、我が家の不要物一掃作戦を敢行せねば!・・・(^^;

でもって、その先には・・・機材環境の整理(出来れば少しはシンプルに)と、もう少し自由なSPセッティング(シアターモード度外視)へのチャレンジ・・・

ま、実際、ホントにやるかどうかは置いといて・・・って、置いとくんかい!(^^;

その第一歩・・・てか、衝動的にやっちゃったのがAVアンプのドナドナ・・・と、OPPOの導入なわけで・・・

で、おつぎが・・・今日のお話・・・電源変更・・・何を?・・・トランス撤去しました!

えっ?何で?・・・それより、今までどないなっとったん?・・・(^^;

えっと・・・じゃ、ちょっと遡ってみましょうか・・・ここ最近の大きな変更は?・・・

【1859】130812 ケーブル届いたんで電源工事(CV-S3.5)・・・(^^; [2013/09/08]
【1860】130813 電源ケーブルの製作(CV-S3.5)・・・(^^; [2013/09/09]
【1861】130818 またまた電源工事Part2(CV-S5.5)・・・(^^; [2013/09/10]
【1862】130819 電源工事後音出し試聴(前編)・・・(^^; [2013/09/11]
【1863】130819 電源工事後音出し試聴(後編)・・・(^^; [2013/09/12]
【1864】130819 電源工事後音出し試聴(測定編)・・・(^^; [2013/09/13]


ってわけで、昨年の夏に、低域が出ないことへの欲求不満解消のため、低域がブンブン出ると噂のシールド電源ケーブルを導入したわけで・・・

ま、でも、毎度のやってもうた!なパターンで・・・

【1882】130826 電源工事後1週間:なんじゃこりゃ?低域緩過ぎ!・・・(^^; [2013/10/01]
【1883】130826 電源工事後1週間:失敗に気付かず延々苦行を・・・(^^; [2013/10/02]
【1884】130826 電源工事後1週間:なんちゃって測定結果比較・・・ぎょっ!(@@; [2013/10/03]
【1885】130826 電源工事後1週間:何とまた設定ミスでバスブースト!・・・(@@; [2013/10/04]
【1886】130826 電源工事後1週間:ブースト外して再試聴も途中まで・・・(^^; [2013/10/05]
【1887】130826 電源工事後1週間:これでやっと拙宅ノーマルサウンド?・・・(^^; [2013/10/06]
【1888】130826 電源工事後1週間:最終章-なんちゃって測定比較・・・(^^; [2013/10/07]


まあ、そんなこんなで、低域不足解消に敢行した電源ケーブルのVVF2.6から、フジクラのCV-S5.5とCV-S3.5に変更・・・

でもって、この頃勃発した、クリーン電源より電源直結の方が鮮度が断然高いやないかい!って問題を検証すべく・・・

【1889】130831 電源直結vsDUSSUN X1200比較(前編)・・・(^^; [2013/10/08]
【1890】130831 電源直結vsDUSSUN X1200比較(後編)・・・(^^; [2013/10/09]


まあその結果、パワーアンプは200V⇒ステップダウントランス経由で、アンプに直結・・・プリや送り出し機器は、クリーン電源使用にて、SNの向上を・・・ってな対応に・・・

それから約半年・・・たまたま入手のお遊びアイテムで、ちょっぴりお遊び・・

【2024】140119 電源系にファインメットシートを(その1)・・・(^^; [2014/02/21]
【2025】140119 電源系にファインメットシートを(その2)・・・(^^; [2014/02/22]
【2026】140126 DUSSUN X-1200にファインメットシートを・・・(^^; [2014/02/23]
【2027】140201 太さ濃さは戻るか?SPLに戻して・・・(^^; [2014/02/24]


ってわけで、クリーン化と鮮度喪失の板ばさみ・・・ああ、それに、低域のリニアリティーはどこへ行ったの?・・・ってな、一層の混迷も・・・(滝汗

とは言え、この結果を受けて、今の接続構成になってたんですが・・・

SP周りの整理のためには、電源周りのシンプル化が必須?・・・

それに、これから暑くなる季節に、200V⇒100Vのステップダウントランスは、機材の電源OFFでも、大きな熱源&電力消費源ってわけで・・・

【200V⇒100Vのステップダウントランス撤去】
2174-01 200V⇒100Vダウントランス撤去

まずは、ここに置いてたトランスを撤去しました・・・(^^;

っておいおい!・・・タイトルの1行で、話終わっとるやないかい!・・・ハハハそう言うことになりますかねえ(^^;

ってわけで、今日のお話はこれにてお終い・・・で、明日は?・・・また息抜き小ネタ?

ハハハ・・・勿論!・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2175】140608 BDP-105DJP電源周りにファインメットシート・・・(^^; 


さてと・・・ひと息ネタとして、夏の室温上昇に備え?200V⇒100Vのステップダウントランスを撤去したわけですが・・・

昨日のお話のリンク先にあった通り、その効果を認めたからこそ、その構成にしていたはずなんですが・・・果たして、今回のトランス撤去は、我が家のサウンドにどんな影響を与えたのでしょうか?・・・

ってわけで、その影響を確認すべく、あれこれCDをかけて、確かめてみたんですが・・・

正直なところ、ほとんど認識できなかったと言うのが実体で・・・

えっ?じゃあ、前の確認の時の効果は?・・・いや、確かに少し、低域が柔らか?緩くなったような気もするんですが・・・少し量感が豊かになったような気も・・・

そりゃそうですよね・・・以前は、200V化によって力強さ、グリップ力のある低域を用意して・・・更に単巻きトランスで、力感を損なうことなく100Vへの変換を行って・・・

一番大きな点が・・・この鉄箱入りトランスをアルミインシュで支えることで、ノイズ分の荒さを整え、SN感のアップと・・・解像力のアップで見通しを一段とアップしてたはず・・・

で、そこはどうなったのか?・・・何より、低域のスピード感は、少し落ちた様な気がしますが・・・SN感はそんなに落ちてなくて・・・低域の量が増え、弾力が出たためか、そんなに劣化したとは感じなかった・・・

ま、これはは、またしばらく聞き続けないと、その変化の状況は分からないかも?・・・ホントは、しばらくして、元に戻した時に初めて、その効果が分かる・・・ってのが、普通のパターンなんですよね・・・(^^;

ってわけで、この電源周りは、また何れ気が向けば、再確認するかも?・・・(^^;

っと、さて置き・・・今日の本題は?・・・

ハハハ、こちらは、ホントおまけの作業ってことなんですが・・・まだ余ってるので・・・

そう、ファインメットシートが、まだ、入手時の半分ほど残ってまして・・・

なので、ちょっと思いついたところへ施工してみました・・・ってのが、タイトルで、正にそのまま・・・(^^;

【電源系にFMS】
2175-01電源系にFMS

で、今回、いつものファインメットシートを1cm幅のひも状に切り出して、長さは半分の20cm程度にしたものを用意して・・・

まあ、何はともあれ・・・OPPOのBDP-105DJPの電源基板から、2chのDAC基板へと繋がる電源ラインと・・・DAC基板からマルチchのDAC基板へと繋がる電源ラインに・・

ってわけで、DAC基板への電源ラインに、ファインメットシートを巻いてみました・・・

【DAC基板への電源ラインにFMS】
2175-02DAC基板への電源ラインにFMS

ま、何が良いかと言えば・・・シートなもんで、巻きつけていけばいいだけ・・・しかも、もし駄目だった時は、外せば完全に元に戻せるってこと・・・ここ大事(^^;

ってわけで、電源基板から2chのDACの基板へと繋がる電源ラインと・・・このDAC基板からマルチChのDAC基板へと繋がる電源ラインへと・・・

ま、画像の2箇所にファインメットシートを巻き付けて見ました・・・

で、その効果は?・・・何となく静かさが増したような・・・プラシーボ!(^^;

ってわけで、これまた、直ぐには結論が出せそうにないので・・・しばらく聞き込んでみて・・・その効果をどう感じるか?・・・

で、さらには、一度外してみて、どう聞こえるかを確かめて見るしかないですね・・・

と言うことで、今日のお話は、またまたタイトル通りでお終い・・・

明日は、このもうひと息のお遊びネタのつづきをもう一度・・・(^^;

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2176】140615 BDP-105DJPに更に悪戯?・・・(^^; 

さて、息抜きネタに、OPPOのBDP-105DJPの内部に悪戯・・・可逆的ってことで、ファインメットシートを電源ラインに巻いてみたんですが・・・

今のところ、おとなしくなるって感じもなく、音が死ぬ方向のデメリットはなく、SN感のアップや音が澄んで、個々の音がちょっぴり濃くなったような気も・・・プラシーボ!(^^;

ってわけで、毎度のお調子もん!・・・やり過ぎまでやってみないと精神で・・・(^^;

実は、ファインメットシートがまだ残ってるのと・・・他で話題になったCMC(カーボンマイクロコイル)のシートが、もう1年近く死蔵状態・・・

なので、思いつくままやってみることに・・・

まずは・・・DAC基板の裏にファインメットシートを・・・

【DAC基板の裏にFMSを】
2176-01DAC基板裏にFMS

2chDAC基板は、映像回路の上に位置してますし・・・マルチchDACは、ドライブメカを跨いで位置してますので・・・下のデジタル回路からのノイズを遮断してくれないかなあって思いから、残ったFMSを遮蔽板として貼り付けました・・・

【遮蔽版のイメージで】
2176-02単に遮蔽板として

効果があるのかどうかは、さっぱり分かりません・・・(^^;

でもって、おつぎは・・・CMCシート・・・

音友達のH氏が、もう1年位前に実験して、デジタル系のラインに、CMCシートを巻いて、その上にアルミテープとか銅箔テープを巻くとデジタルノイズをかなり抑えられるとの報告が・・・

で、実は、CMCシートは、実験アイテムとして、このH氏の実験より前に入手してたんですが・・・拙宅の音が根本的になってない時期で、新のない丸い眠い音だったかな?・・・挙句、SPユニットに悪戯して更に眠い音になっちゃった事件とか・・・

ってなわけで、入手はしたけど、手付かず状態のまま放置プレイ・・・

なので、今回、ふとその存在を思い出し・・・効果の確認もせずに、とにかく一気にやっちゃいました・・・(^^;

【ドライブユニットからのリボンケーブルに】
2176-03ドライブからのリボンケーブルにCMC

まずは、ドライブユニットからのリボンケーブルにCMCを巻いて、その上からアルミテープで巻いて固定・・・

【フロントパネルと映像ボードの間も】
2176-04フロントパネルとの間にも

つづいて、フロントパネルと映像ボードの間を結ぶリボンケーブルにも、同じくCMCとアルミテープを・・・

【デジタル入力ボードとメインボードの間にも】
2176-05デジタル入力ボードから

おつぎは、USBとS/PDIFコアキシャルと光入力を纏めてるボードとメインボードとの間を結ぶリボンケーブルにも同じくCMCとアルミテープを・・・

【メインボードから2chDACボードへのリボンケーブルにも】
2176-06メインボードからDACボードの間も

さらには、メインボードから、その上にかぶさる2chDACボードへ繋がるリボンケーブルにも、CMCとアルミテープを・・・

で、他には・・・そうそう、まだFMSが残ってたので・・・

【電源ボードとメイン基板を結ぶライン】
2176-07電源基板とメイン基板を結ぶケーブル

電源基板からメイン基板を結ぶラインのケーブルにも、全部FMSを巻いちゃいました・・・

【大元の電源ラインに】
2176-09大元の電源ラインに

オット、忘れてました・・・ACインレットから電源基板へのケーブルと、電源基板からトランスへのケーブルにもそれぞれFMSを巻いちゃいました・・・

【メイン基板のフロント側】
2176-08メイン基板への入出力

メイン基板の入出力ケーブルが集中するフロント側の接続部分・・・左上2本のリボンケーブルがフロントパネルとの接続ケーブル(コントロールとUSB入力)・・・右の黒いケーブルが電源基板からのケーブル・・・右の縦に3箇所のケーブルは、全部ドライブユニットとの接続ケーブル・・・

ってわけで、思いつくところは全部余ったアイテムを巻いたことに・・・

はてさて音や映像は?・・・

パッと見、ぱっと聞きは・・・特に死んだ感じはしない・・・澄んで見通しがよくなった気がするんですが・・・やっぱプラシーボ?(^^;

ま、しばらく見聞きしてみて・・・何なら、一度全部外してみて・・・また付けて・・・って比較が要るのかな?・・・多分、面倒がってやらないか?(^^;

っと言うわけで、息抜きネタに、残りのアイテム使ってOPPO BDP-105DJPの内部ケーブル類にノイズ対策をして見ましたってお話でした・・・

で、明日からは・・・またまたお出かけ・・・ちょっと遠征のお話・・・

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2177】140621 静岡までFALを聞きに?(序章)・・・(^^; 

さて、遅々として進まない拙宅のお片付けをよそに・・・音友達のNさんから、音友達をお誘いしてFALを聞きに行くので、ご一緒いただけませんでしょうか?とお誘いをいただいたものですから・・・日程が合うなら断れるはずもなく、ドタバタの中、あまり考えることもなく、気軽にお返事したのですが・・・よく考えると、随分な遠征になっちゃいまして・・・(滝汗

Nさんは、何も聞こえなくなったさんからのご紹介で知り合った音友達で・・・最初は、うちの音を聞かせてよとのお声掛けだったのですが・・・お片付けが進まない拙宅ゆえ、人をお迎えできる状態になく・・・部屋が片付いて、先からお待ちいただいてる方々をお招きした後になっちゃいますので、今はごめんなさいm(_ _)mって話をしてたら・・・

逆に、音友達のところと、ご自宅へ来ないか?とお誘いをいただいて・・・

【2049】140209 N氏邸訪問(序章)鋭い感性・・・(^^; [2014/03/18]
以降、全4話・・・

ま、こんな風に、お伺いさせていただいたと・・・

で、相も変わらず、遅々として進まない拙宅のお片付けの状況をよそに、おつぎのお誘いを頂いたわけで・・・音友達を誘って行かれるとのことだったので、気軽に返事を・・・

っと、お誘いメールをよく見てビックリ!(@@;・・・静岡!?

あちゃ~!・・・ま、でも行くっきゃない!ってわけで、Nさんのセッティングで、行き先は、クロスオーディオさんてショップさんと、音友達のお宅という情報だけで、半ばサプライズ的に静岡へ行くことに・・・

で、当日は、現地最寄り駅で集合と言うことで・・・新幹線で一路浜松へ・・・

【浜名湖~!】
2177-01浜名湖~!

そして何と!・・・乗って行ったのは?・・・グリーン車!(^^;

【何とグリーン車!】
2177-02何とグリーンで

えっ?・・・いやいや、出張でポイント(グリーンに乗れるポイント)が貯まってたんですが、今月中にこのポイントを使わないと、無効になっちゃうもんで、そのポイントを使っただけなんですよ・・・それに、EX-ICカードで乗車料金は自由席より安いんですから・・・(^^;

なんて話は置いといて・・・

で、現地集合ってことで、目的の駅に到着し、Nさんと合流・・・あれ?メインで同行される音友達の方は?って伺うと、ご都合で、今日は来られないと・・・えっ?(@@;

と、お迎えに来ていただいてるのでと、ロータリーでお迎えのSさんと合流・・・で、Sさんの車で、クロスオーディオさんに到着・・・

最初、てっきりSさんは、お店の方だと思ってたのですが・・・Nさんと親しく会話されている内容からすると、どうも違うみたい・・・ってわけで、Nさんに伺って見ると・・・この後お伺いする予定の音友達の方だったと・・・えっ?(@@;・・・Sさん、失礼しましたm(_ _)m

う~ん・・・σ(^^)私的には、メインで動向される音友達の方と行かれるところへ、何か目的があって、σ(^^)私にも来て欲しいと請われたと思ってたんですが・・・

後で分かったのですが・・・Nさんとしては、ご自信の興味で遠征するに際して、興味があれば、せっかくの機会、新たな繋がりが生まれ、貴重な体験が出来るのでは?と、単純にお誘いいただいただけだったと・・・

で、Nさんの趣向として、どんなところへお伺いするかという、事前情報、先入観無しに、サプライズ的にアテンドしようというお積りだったそうで・・・

ありゃ~(恥・・・σ(^^)私の勝手な思い込み・・・自己中な性格に反省・・・(恥

ってわけで、いきなりσ(^^)私の勝手な思い込み全開のサプライズとなった今回の遠征・・・

果たしてどうなることやら・・・(大汗

ってわけで、めちゃ短いですが、きょうはここまで・・・

遠征の本題は、明日から・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2178】140621 静岡までFALを聞きに?(1)・・・(^^; 

さて、と言うわけで、FALを聞きに遥々静岡にまでやってきたわけですが・・・到着したクロスオーディオさんは・・・ひょえ~!めっちゃ広い!(@@;

若かりし頃の音響機器との接点は、テレビとラジオのみ・・・つまり、モノラルしか知らなかったわけで・・・ステレオと言うものの存在を知ったのは中学の頃、友人宅で聞いたお父さんのコンポ・・・オーディオショップなるものの存在を知らず、近くには、町の電気屋さんが1軒あったのみと言う田舎もん・・・

そんなσ(^^)私からすると、郊外にこんな巨大なオーディオショップがあることが信じられないくらいの驚き!(^^;

秋葉原や日本橋でも、こういうタイプのお店は見たことない・・・ってか、だから郊外型のオーディオショップなわけなんですが・・・

余裕のある広さの店内に、ゆったりと普及機からハイエンド機器までが、いろんなシステムの組合せで試聴可能な状態でセッティングされている・・・

これでもかってくらい林立するSPをセレクターで切替えて聴くっていうスタイルが普通って思ってる向きには、とっても意外な感じ・・・

【ハイエンドコーナーの一角】
2178-01ハイエンドコーナー

ま、それより一番興味深々だったのは、奥につづく別棟の中古品コーナー・・・こちらも相当な広さで、面白そうな中古品がズラッと並んでて・・・

ってな話はさて置いて・・・本題のFALの試聴に戻りましょう・・・(^^;

今回の遠征にお誘いいただいたNさんが、このところ平面ユニットに興味がおありとのことで、現存する平面ユニットと言えば、FALってことで、たどって行ったらここにたどり着いたと言うことだそうで・・・

そういえば、σ(^^)私がFALを知ったのは、単身赴任中に行った真空管オーディオフェアだたかな?・・・開発者?でもあるあの個性的な社長さんがデモされていたのを2回ほど聞いたような記憶がありますが・・・

何れも、フルレンジか2Wayのタイプだったような気が・・・で、その音の印象は・・・実は、あまり興味を持っていなかったかからか?色濃いイメージがなくて・・・何となく、音離れが良くて、トランジェントのいい、素直なフルレンジの音色で、独特の後方展開なサウンド・・・なんて印象だったかと・・・

その後、それなりに聞いたのは・・・数年前に、初めてJJ工房へ行った時・・・

【833】100920 遂にあのJJ工房参加:上手い!卵型SPのプレゼン・・・(^^; [2010/11/08]

現、オーディオライターの村井裕弥さんの手配で用意されたフルレンジのタイプを・・・あっ、この記事のリンク先に真空管オーディオフェアでの出会いについても書かれてますね・・・

でもって・・・FALのSPに、最も深く強烈な印象を持ったのは・・・

言わずもがな・・・このJJ工房で始めてお目にかかった酒仙坊さんのお宅のC90EXW・・・

【845】101002 酒仙坊邸訪問:大量の機器に圧倒され・・・(@@ [2010/11/20]

確か、マグネットや内部配線の仕様がオリジナルとは違う特別仕様にされていたかと思いますが・・・このSPの音は、この後も、何度かお伺いして、聞かせていただいております・・・

と言っても、この酒仙坊邸のFALは、ちょっとオリジナルのFALとは、鳴り方、鳴らし方が違うんじゃないか?と思います・・・(^^;

確かに、トランジェントがよく、フルレンジのごとく音離れがよく、フラットに素直な鳴りっぷりと、驚くほどの広報展開の音場・・・という点では、オリジナルも同様の傾向にあるのでしょうが・・・酒仙坊邸の気の遠くなるような実験の積み重ねの上に構築された、部屋を含むシステム全体のサウンドは、唯一無二の素晴らしい存在となっているので・・・(^^;

っと言うわけで、振り返って見ると、こんなに珍しいSPでありながら、意外にFALのSPを聞いたことがあったと言うことに、自分でもちょっと驚き・・・(^^;

って言うか、酒仙坊邸でのFALは、別格と言う意識があって・・・単純にFALのSPを聞いたことがあると言う中には入れられないという思いがあったんですよね・・・

で、そう言う意味では、普通に製品として売られているFALのSPを、普通にショップで試聴させて頂くと言うのは、今回が初めてと言うわけで・・・

あれれ?・・・また、寄り道しすぎで、本題に入る前に時間切れになっちゃった!(滝汗

ってわけで、つづきの本題はまた明日・・・

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2179】140621 静岡までFALを聞きに?(2)・・・(^^; 

えっ?・・・1話が短くて、進展が遅いんじゃないかって?・・・ハハハ(^^;・・・少々、リアルタイムの方が立て込んでて・・・睡眠時間確保のために、短めで・・・m(_ _)m

ってなわけで、ご容赦いただいて・・・それでは、さっそく、本題へ・・・

到着した、郊外型の広~いオーディオショップのハイエンドコーナーの一角に、FALのSPの試聴コーナーが設けられていました・・・

【FALの試聴コーナー】
2179-01FALの試聴コーナー

ってわけで、早速Nさんお目当てのFALの試聴をさせていただくことに・・・

で、再生機材は・・・プレーヤーが、画像中央最上段の棚の上のトライオードのプレーヤーで、アンプが、右隣のSPECのプリメインアンプRSA-888・・・

でもって、SPが・・・

【FAL Supreme-S ver.3】
2179-02FAL Supreme-S ver3

これは、FAL Supreme-S ver.3と言うことで・・・以前JJ工房で聞かせていただいた機種のバージョン3ということですね・・・

てわけで、Nさんが持参のCDをかけられました・・・まずは、宇多田ヒカルの誰かの願いが叶うころを・・・

元を聞いたことがないので、何となくの印象ですが・・・やはりフルレンジらしい自然な音色に、ちょっぴり低い方を足してて、非常にバランスよい仕上がりに・・・

つづいては・・・シンセのデモサウンド的?・・・映画のトレーラーかな?・・・あ、スタートレックのテーマ曲だ・・・

ガキガキ、バキバキの部分も痛いほど耳に付くと言うことなく、音離れよく拡散するので、耳あたりが優しく感じる・・・

つづいては、GILLEで・・・斉藤和義のやさしくなりたいを英語でカバーした曲・・・

うん、低域も欲張ってなくて、打込みのバスドラも少し量感を与えた柔らか系で、ボーカル帯域や高域のイメージともスピード感の合った、耳当たりよい鳴りっぷり・・・

やはり、FALのSPって、こういう風に、壁から離して、フリースタンディングにして、後方にステージが展開するのを聞くタイプですよね・・・

と、ここで、Nさんが、ご自信もハイルドライバーのツイーターの付いたSPを聞かれていることもあり、ハイルドライバーとの2wayのモデルをリクエスト・・・

【奥の2wayのタイプに切替えて頂いて】
2179-03奥の2wayを

ってわけで、おつぎは、奥のハイルドライバーのツイーターを平面ユニットの下に入れた2wayのタイプ(FAL Supreme C90EX)に切替えてもらって・・・
※Stereo誌7月号の村井裕弥さんの記事によると、パッシブラジエター付きのようですm(_ _)m 140727追記

Nさんがかけられたのは・・・先のGILLEで、Hilcrhymeの春夏秋冬を英語でカバーした曲・・・

うん、やはりハイルドライバーの分、中高域から高域のエネルギーがアップして、加えて低域もちょっぴり増強されて、フルレンジ1発より上下の帯域が増えてて・・・全体のエネルギーバランスは、少し上に上がってますが・・・全体のバランスやキツイ刺激音がしないところは、フルレンジ1発とも似ている気が・・・

ま、配置的に、壁に近いこともあって、手前のフルレンジのタイプの時ほどの音離れは感じないと言うか、後方展開は、あまりしていない・・・ってか、この配置では出来ない?(^^;

で、次にかけられたのは、エターナルラブのインスト・・・バイオリンとマンドリンとパーカッション・・・ちょっと低域はふくらみ気味だけど、優しい量感・・・

っとっとっと・・・またまた短いんですが・・・今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、FALの試聴は、明日が最後に・・・

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2180】140621 静岡までFALを聞きに?(3)FALのフラグシップ・・・(^^; 

さてさて、少々ドタバタで、短くブツ切れになっちゃって、すみませんm(_ _)m・・・今日は、ラストまで行きますが・・・元々の1話をぶった切ってるので、短いです・・・(^^;

っと、それと・・・昨日のお話の後半に聞いたFAL Supreme C90EXですが・・・ハイルドライバーのツイーターに加えて、パッシブラジエターも付いたタイプのようで・・・m(_ _)m

なるほど・・・ハイルドライバーのツイーター付きのタイプの低域が増強されて聞こえたのは、単に箱の容積が大きいからとか、壁に近いセッティングだからとかだけじゃなかったってことですね・・・(^^;

っと、さて置き・・・それでは昨日のつづきへ・・・

で、つぎにNさんがリクエストしたのは・・・オラソニックのミニプレーヤーとアンプに繋げられたPC用?と言うかデスクトップ用の小さなSP・・・

【ミニコンポタイプ】
2180-01ミニコンポタイプ

再生を、オラソニックのCDPとアンプに繋がったFAL FLAT mini変更して・・・

かけられた曲は、再びGILLEで、AKB48のフライングゲットを英語でカバーした曲・・・

おお!やっぱりこのユニット、音離れが良いですねえ・・・それに平面のピストンモーションだからか?・・結構低域もらしく出ているし、何よりニアフィールドで聞いた時の後方への音場展開は、他のFALのSPと同じですね・・・

いやいや、サイズの割りになかなか楽しませてくれます・・・(^^;

で、それじゃあ、最後に、せっかくなので、フラッグシップをとお願いして・・・

【フラッグシップのSupreme C90EXW】
2180-02FALのフラッグシップ機

これまで聞いていた、ハイエンドコーナーの一角から、映像関係も含めたショウスペース?・・・お店に入ってすぐ右手のブースのところへ・・・

で、こちらでフラッグシップのSupreme C90EXWを聞かせていただくことに・・・

こちらは、ちょっと、FALのSPを聞くには、場所的になかなか厳しいかもしれませんね・・・特に、このSPは、後方にもパッシブラジエターが配置されてますから・・・

っと、そうそう、このSPは、先にご紹介した酒仙坊邸のSP(一部オリジナル仕様)と同じタイプですね・・・つまり、ユニットは、FALの平面ユニットをハイルドライバーの上下に仮想同軸として配置して・・・その下に、フロント向きと後方に水平対向的にパッシブラジエターが配置されているタイプでして・・・

何といっても平面ユニットはフルレンジとして鳴らされてると言う点・・・つまりは、ネットワークがないってこと・・・ま、それゆえこのフラッグシップ機でも非常にトランジェントに優れた、サウンドになるのかと・・・

で、ここでの再生機材は?と言うと・・・エソテリックのトランスポートとDAC・・・確か05のシリーズだったと思うんですが・・・(^^;

でもって、パワーアンプは、マックトンのXM34・・・ああ、これがOTLアンプのタイプなら、また全く別世界の体験が出来たかも?・・・

と、それでは・・・まず最初にかかったなのは・・・ま、比較できるようにと同じ曲をNさんにお願いして・・・まずは、さっきと同じ、GILLEで、AKB48のフライングゲットを英語でカバーした曲・・・

うん、ここまでのサイズになると、低域がしかかり出てますね・・・打込み系?のバスドラが小気味よく鳴ってます・・・が、やはり、SPの位置が壁際と言うこともあって、音離れの良さは感じる物の、独特の空間展開は、あまり感じられませんでした・・・

それと・・・機材構成とセッティングの関係かな?・・・どちらかと言うとクラシック向きの柔らかかく量感のあるサウンドになってたかと・・・

で、それじゃあと、σ(^^)私の持参の、ヘイリーロレンをかけさせていただいた・・・

うん、やはりクラシックに合うセッティング?・・・やぱり壁際セッティングゆえ低域は柔らか目の量感タップリ目ですね・・・

ついでに、SS誌付録のモニター当選CDRもかけてみましたが・・・やはり、再生機材の平均点の高いことも合って細かな音から曲のうねりまで・・・音離れよく、自然な実体感を伴うサウンドで・・・こうして聴くと、いかに酒仙坊邸のサウンドが別格かを痛感しますね(^^;

で最後にSさんがクラシックを・・・かけられたのは・・・多分、ジャクリーヌデュプレのアルバムThe Five Cello Sonatasから、Sonata No.1 in F Op.5 No.1. Allegro vivace かな?と思われるんですが・・・正しくは?(^^;

やはり、一転、チェロの弦の立ち上がり、ピアノの打鍵の立ち上がりも、非常に鮮明に・・・また一方でチェロのボウイングの深い響きもはっきりと・・・非常に音離れよく・・・

ちょっと、Jazzのなり方lとは、くらべられないほど、しっかり鳴って驚きました!・・・やはり、そう言う意味では、クラシックがよく鳴るように調整されているのかも・・・

ってわけで、クロスオーディオさんで、タップリFALを堪能させていただいて・・・いやあ、ホント、我侭な試聴に、快く応じて頂いて、ありがとうございましたm(_ _)m

しかし、FALのSPを扱うお店が、こんなところにあったとは・・・と言うのが、一番の驚きでしたね・・・もっと試聴できるところがあれば、その鳴りっぷりに驚かれる方は多いと思うのですが・・・(^^;

てわけで、今回の遠征の第1弾はこれにて終了・・・明日は、ご案内いただいたSさんのお宅のお話へ・・・

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2181】140621 S氏邸訪問(1):リビングシステム・・・(^^; 

さて、何がどう転んだのか?N氏のお誘いでFALのSPを聞きに、少々遠征を・・・で、N氏の企画?で、サプライズ訪問をと言うことで、どこのどんなお宅へ伺うかは、事前情報無し・・・

で、昨日までのお話のクロスオーディオさんと、もう1軒伺うと言うことは聞いていたのですが・・・そのもう1軒と言うのが、どんな方で、どんなシステムをお聞きなのか?が、全く分からないまま・・・

でもって、クロスオーディオさんについてから、最寄り駅からクロスオーディオさんのところへ連れて行ってくださったS氏のところへ、次にお伺いするのだと知った次第で・・・(^^;

ってわけで、クロスオーディオさんで、FALのSPをタップリ楽しませていただいた後・・・今度は、Sさんの車で、一路、S氏邸へ・・・

途中、昼食を済ませ・・・FALの印象や多少のオーディオ話を・・・まあ、メインは、音友達同士のNさんとSさんが、近況の話などを・・・

が、この時点では、まだ、σ(^^)私には、Sさんが、どのような方で、どんな音楽を、どんなシステムで聞かれているのかは、全く不明・・・

で、その核心を聞くに聞けずに・・・お二人の会話に出て来る言葉からも、全く予備知識もないまま、S氏邸に到着・・・

閑静な住宅街の1戸建て・・・早速お宅に上がらせてもらい・・・通されたのは、リビング~ダイニング~対面式キッチンと続くお部屋(24畳ほどとのこと)・・・

【リビングシステム】
2181-01S氏邸リビングシステム

で、パッと拝見したシステムは・・・何かと拘りのアイテムが個性的なんですが・・・全体的には、正にリビング用シアター兼用システムと言った感じで・・・

メインSPは、ヤマハのパワードSP・・・で、N氏とも通じるSPスタンドは、サイドプレス・・・でもって、送り出しは・・・ソウルノートのプレーヤーとシアター用がOPPOのBDP・・・

で、駆動アンプはラック左下のデノンのAVアンプ・・・メインSPはパワードゆえプリアウトから接続で・・・画像中央、ラック上のセンターSPと、この和室リビングエリア後方の天井埋め込みSPの駆動は、デノンのAVアンプで・・・で、SWは、画像右のビクターで・・・

でもって、電源は・・・左の観葉植物の影に・・・

【クリーン電源】
2181-02電源供給は

で、ユニバーサル電源仕様のOPPOのみ、この電源から、本国仕様の115vを供給とのこと・・・

ってなことを拝見しつつ・・・Sさんからお話を伺っていると・・・こちらのシステムは、一応、フロントのフローリング部分はSさんの領域?だそうで、ここをはみ出さない条件で、機材設置が許されているようで・・・

でもって、その上で、リビングと言う性格上・・・奥様やお子さんが操作できるシンプルな構成でないといけないという条件付き・・・

と言うことで、こちらのシステムでの拘りは軽減し、こだわりの部分は、メインシステムでと言うことのようで・・・

ゆえに、こちらのCD再生環境は、ソウルノートのプレーヤーからAVアンプをプリにして、ヤマハのパワードSPとSWの2.1chシステムで・・・映画視聴時は、OPPOからの再生と・・・TVの音声も含めて、全てAVアンプ経由で、AVアンプの自動補正ありでの再生環境とのこと・・・

つまり、TVを見る時、ソースの切り替え、音量調整も全てリモコンで操作できるようにされていると言うこと・・・

ちなみに、メインSPとSWのクロスは、90Hzで、パワードモニターの出し切れない低域とSWのブーミングのバランスから、このクロスになっていると・・・

てわけで、まずは試聴をと・・・Nさんが、持参のソース・・・USBメモリを、OPPOのBDP-95のUSB端子に装着して・・・

っと、またまた短いですが、今日はここで、時間切れ・・・

ってわけで、試聴編は、明日に持ち越し・・・

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2182】140621 S氏邸訪問(2):リビングシステムのサウンド・・・(^^; 

さて、Nさんのサプライズアテンド?で、全くの予備知識無しにお伺いさせていただいたS氏邸・・・まずは、リビングのところどころに拘りの機材が見えるシステムを拝見し、お話を伺っていると・・・

どうやら、こちらのシステムは、TV音声共用・・・つまり、メインのシステムが別にあり、このシステムは、ご家族との共用環境ということで、奥様やお子さんが操作可能なシステムであることが、必須の条件で、最終的にこのような構成になっているとのこと・・・

っと、それじゃあ早速と、Nさんが、ご持参のUSBメモリからの音源の再生を・・・送り出しは、OPPOのBDP-95のUSBメモリ端子から・・・

で、最初にかけられたのは・・・以前、N氏邸でも聞かせていただいた、綾戸智恵さんで、テネシーワルツ・・・確か、日興アセットマネジメントCMに使われた関係で行われたコンサートからの音源とのこと・・・

ちなみに、調べてみると・・・綾戸智恵さんの10周年記念のバラード集・・・Balladsの最後に収録されているようです・・・

おっ!・・・非常にクリアで鮮度感の高そうなピアノの弾き語り・・・歌は非常に個性的ですが(^^;・・・音は非常に自然なライブ感・・・システムサイドのフローリングの効果か?・・・ほんのりライブな響きが心地よい・・・声やピアノの高い方のすっきりカチッとした音触は、ヤマハのパワードSP由来か?・・・ネットワークを通さない鮮度感と金属系振動板のツイーターの性格が感じられる気が・・・

おつぎは・・・CDからのリッピングで・・・ブライアンブロンバーグのブロンボから・・・タイトル曲のブロンボを・・・

【ブライアンブロンバーグのブロンボ】1886-01
1886-01ブライアンブロンバーグのブロンボ

お!・・・パワードモニターならではの素早い立ち上がり・・・非常にタイトに鮮度感の高いサウンドに、絶妙な低域の快感・・・ああ、デノンらしく安心できるピラミッドバランスの低域・・・これは、ブーミーにならずに、絶妙にSWが効いてますね!・・・

と、S氏からは、TAOCのスタンドで床から持ち上げたのが、結構効いたとのこと・・・

つづいては、映画バーレスクのBDからの音源とのことで、曲は、憧れのバーレスクを・・・

ほう、この低域は、ご機嫌ですね!・・・音源が映画とのことで、納得の迫力タップリのバスドラ・・・まんま、映像OFFで聞いてる印象・・・(^^;

で、おつぎは、GILLEの英語カバーで・・・AKB48のフライングゲット・・・(^^;

【GILLEの英語カバー】
2182-01GILLEの英語カバー

えっと、Nさんお得意の試聴曲・・・GILLEって女声ボーカリストが、いろんな曲を英語の歌詞でカバーしているアルバムからの音源ですね・・・

打込み系のシンセとキレのよいバスドラに、なんと言っても英語でのカバーと言うことで、これがAKBの曲か?と思うほどに、めっちゃカッコイイ!ビシバシサウンド・・・ああ、そうか、オールパワードの2.1chシステムってことか・・・このキレと量感のバランスが気持ちいい!

っと、ここで、Nさんから、実験のリクエストがあり・・・Sさんから了解が・・・

何と!Nさん、ご自宅のシステムを持参してこられました!(@@;

で、接続換えを・・・っと、この間、Sさんからは・・・以前はソフトドームの2wayを使われていたそうですが・・・TVの音声や、BD等で見る映画音声を聞くには、金属系の音の質感を出すのが難しく・・・銃弾が飛び交うシーンとかの音の再現性から、今のヤマハのパワードSPになったとのことで・・・

【Nさん持込の機材を接続】
2182-02Nさん持込の機材 

ってわけで、TASCAMのDA-3000をファイルプレーヤーに、MytekのStereo192-DSD DACを繋ぎ・・・これをS氏邸のヤマハのパワードSPへ繋ぐ・・・音源からの信号さえ供給してやれば鳴らせる・・・こえれがパワードSPの魅力の1つですね!(^^;

ま、一応、先ほどまでのデノンのAVアンプを通していませんので、自動音場補正によるイコライジングとSWはありません・・・

と、準備が整ったところで・・・っとっとっと、残念・・・いい加減、なんでやねん!って怒られそうですが・・・今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、こちらの音については、明日のお話で・・・

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2183】140621 S氏邸訪問(3):リビングシステムにN氏持参機材を・・・(^^; 

さて、事前情報無しに伺ったS氏邸・・・ソウルノートのCDPとかヤマハのパワードSPをサイドプレスなんてマニアックなスタンドで保持してるとか・・・115v対応のクリーン電源を使っているとか・・・ステレオ再生は、SWを使った2.1chで、SWをSPスタンドで持ち上げているとか・・・とってもマニアックな香りがそこかしこに・・・(^^;

って、お話を伺っていくと・・・ここはリビングゆえご家族中心のシステムってことで・・・音の追求をして行くと、直ぐにご家族の使用に支障を来たし、絶対条件を犯してしまうため、ステレオと映画用サラウンドのサウンドと操作性のバランスから、現状構成で行くことにしたとのお話・・・

っと、はみ出した機材の片鱗からも、他のシステムも相当興味深いに違いないとo(^^o)(o^^)oo(^^o)(o^^)oワクワクしつつ・・・(^^;

N氏持込のTASCAMのDA-3000とMytekのStereo192-DSD DACを繋意での試聴へ突入・・・

【Nさん持込の機材を接続】2182-02
2182-02Nさん持込の機材

MytekをDACプリとして、パワードSP直結なので、S氏からは、SWを繋がないんで低域はでないと・・・スペックでは40Hzまで出るけど、実用上は50Hzくらいで、ぽこぽこ言うよと・・・

実質LDKで24畳ほどの空間ですが、縦長なので、低域を盛らないと、美味しく聞こえないと・・・こってり盛り過ぎぐらいでちょうどいいくらいとのことで・・・果たしてSW無し、補正無しの再生で、どんなサウンドになるか?・・・(^^;

と、先と同じソースから、綾戸智恵のてネイシーワルツが再生された・・・

ふ~ん・・・澄んですっきりのピアノも高域の伸びや解像度より滑らかな感じ・・・ボーカルも注意気がこってりチックに意外に太いイメージ・・・σ(^^)私の知るMytekの高解像度で繊細に中高域を自然に聞かせる感じとは、ちょっと違う?・・・あ、なるほど、TASCAMの音のイメージが結構支配的ってことか・・・

なるほど・・・そう言う意味では、N氏のチョイスは、モニター系のパワードSPで、よりダイレクトに高域方向へのエネルギーバランスがシフトしがちな部分を、上手く機材の個性を組み合わせることでバランスをとっているってことなんですね・・・

と、S氏から、後で、これごと2階へ持って上がって繋いで聞いてみようと・・・ほう、そうなれば、それぞれのポジションも見当がつけやすいです・・・(^^;

と、おつぎはブロンボを再生・・・

ははあ!・・・やはりさすがスタジオ機器・・・音の立ち上がりが非常に早く、AVアンプ経由とは、音のダイレクト感、鮮度感が断然高いですね!・・・極低いところは無いけど、バスドラやベースの瞬発力が高く、弾力感も出て来てる・・・ここでも、MytekとTASCAMの美味しいとこ取りバランスが効いてる気がしますね・・・

やはり、オリジナルのシステムがTVや映画の再生も含め、暖色系の落ち着きとゆとりを感じさせるたリビングサウンドなのに対して・・・N氏持込機材との混合システムは、ピュア2ch的な対峙して音楽を楽しむ方向のサウンドって印象・・・

っと、S氏から・・・いやあ、Mytekは、いい機械だねえとのコメントが・・・

つづいては、映画バーレスクのサントラ?(^^;・・・BDからのピックアップで、憧れのバーレスクのクリティーナ・アギレラのボーカルを再生・・・

ああ、なるほど、やはり映画用のサウンド作り・・・ボーカルのイメージは攻撃的な力強さで、ガンガン迫ってくるものの・・・これを盛り立てる分厚いドラムは、さすがに無理ってものですね・・・ただ、これにSWを入れればいいかって言うと、このシステムのスピード感、ダイレクト感に合わせるのは無理があるんじゃないかと・・・

で、おつぎは、先と同様、GILLEでフライングゲットの英語カバー・・・

うん、ギリギリ・・・(^^;・・・この中高域方向中心のエネルギーバランスだと、普通は耳にキンキン来て耐えられないところですが、TASCAMの中域よりなエネルギーバランスと、Mytekの上質な繊細さで、ギリギリキンつかづにエネルギッシュに中高域を聞かせてる感じ・・・

それにしても、AKBのあの曲が、打込み系のアレンジと、英語の歌詞になると、こんなにカッコイイ曲になるとは!・・・やはり、ここは、ズンズン体に来る低域が欲しいところですね(^^;

っと、おつぎは、MisiaでEverythingを・・・

ソースは、CDからのリッピングですと・・・と、話題がDSDやハイレゾの話になって・・・S氏からハイレゾで、下の方は放ったらかしで、可聴帯域より上の方ばかり話題になるけど、下をちゃんと出して欲しいと・・・市販SPも高域の工夫はあれこれ出てくるけど、低域がしっかり出ないとと・・・ああ、そう言えばさっきもSW無しに低域をしっかり出すにはと、ADAMの大型モニターSPの話が出てたなあ・・・

ま、うちみたいな集合住宅とかだと、こういう乾いた軽い低音も有益なんですけど・・・ガッツリ出したい、感じたいって欲求は、いかんともし難い・・・(^^;

と、この持ち込み機材も、上のダイヤトーンの方なら聞けるよと言うことで・・・1階はここまでとして・・・機材も持って2階の部屋へ上がることに・・・

ってわけで、リビングシステムのお話はここまで・・・明日は、2階のシステムのお話・・・

いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【2184】140621 S氏邸訪問(4):2階サブシステムのDS-9Z!・・・(^^; 

さて、S氏邸のリビングシステムのサウンドを楽しませていただいた後、Nさんの持ち込み機材とのコラボ再生を楽しませていただき・・・以前伺いしたNさんのお宅のサウンドとの違いから、ヤマハのパワードSPのサウンドエッセンスを疑似体験・・・(^^;

えっ?・・・そんなことが出来るのかって?・・・ハハハ、プラシーボの成せる技(^^;

特殊樹脂コーンのウーファーと金属ドームのツイーターから、からっとした中低域とちょっぴり硬質な高域・・・ハイルドライバーの繊細さとエネルギー感の高い高域とは、結構性格が違うんですね・・・なんてね(^^;

ってな余談はさて置き・・・おつぎは、いよいよ2階のリスニングルームへと・・・

と、お部屋には、2つのシステムが・・・(@@;

既に詳細はネタバレしておりますが・・・ここは、当日のこの時点では、まだ何だかよく分かってなかったいうことで、行って見たいと思います・・・(^^;

入り口を開けて、目に飛び込んできたのは・・・ダイヤトーンのDS-9Z!

【ダイヤトーンのシステム】
2184-01ダイヤトーンのシステム

実は、このSP・・・σ(^^)私のオーディオ再開後の早い時期・・・某オーディオアクセサリーメーカーの方から、このSPはもの凄く貴重な素材だよと聞いてて・・・一度は聞いてみたいと思いつつ・・・これまで、一度も出会うことがなかった逸品・・・

で、冒頭。このウーファーの密閉でのサウンドは絶品だそうですね・・・なんて話を・・・

っと、Sさんから・・・ダイヤトーンでモニター系列は別にして、2Wayは、この他になくて、だいたいが3Wayなんですよ・・・このDS-9Zは、使っていて、基本的にJazzやボーカル向きのSPだと思う・・・クラシックのシンフォニーとかは気持ちよくないと・・・(^^;

ああ、オケの厚みや、ホールでの低域に包まれる感じとかは難しいですよね・・・でも、軽くキレのいい低音が聞けそうですね・・・

と言うことで、このダイヤトーンのDS-9Zに、ソニーのSACDプレーヤーのSCD-777ESを送り出しに、トライオードの管球プリメインアンプTRV-88STで駆動と言うシンプルな構成・・・

【ELLA AND LOUIS】
2184-02ELLA AND LOUIS

で、まずはじめに、かけていただいたのは・・・お馴染みの定番・・・ELLA AND LOUISからCan't We Be Frendsを・・・

おお、若きエラフィッツジェラルドの声がスパーン!と抜けよくキレよく・・・独特の擦れが心地良く・・・っと、ルイアームストロングの登場!・・・うん、この声は、ホント痺れますね!・・・この時代をとても感じさせる暖かみと張りのあるトランペット・・・時代を感じさせず、新い目の録音かのように・・・いいですねえ!(^^;

と、それより曲が終わってCDを取り出す時、CDプレーヤーのトレイの蓋のギミックな開閉をみて何ともo(^^o)(o^^)oo(^^o)(o^^)oワクワクしてしまった!・・・(^^;

で、おつぎは・・・NさんのCDで、ここまでも何度か登場しているGILLE・・・

【GILLEの英語カバー】2182-01
2182-01GILLEの英語カバー

曲もこれまでと同じく・・・フライングゲットを再生・・・

う~ん・・・ギリギリ・・・やはりこの曲には、ドスの利いた過剰なくらいの低域が欲しいですね・・・クリアでスパンッ!と飛んでくるボーカルや、シンセの高域が、耳に痛いか痛くないかのギリギリのととろ・・・なんですが・・・印象としては中高域がガチャガチャと煩く感じてしまいますね・・・

っとつづけて、同じアルバムから・・・春夏秋冬を再生・・・

おっ!・・・このギターの弦のっ艶っぽく厚みがありつつ粒立ちの良い鮮明さ・・・ピアノももう少し下支えが欲しいところですが・・・ボーカルの吐息の擦過音のあたりには、ゾワッとしそうな危うさが、何とも快感・・・

このギリギリの柔らかさと温度感には、真空管アンプが一役かっていそうですね・・・

で、おつぎは、σ(^^)私のじさんCDを・・・

っと、これからってとこなんですが・・・月末月初の輻輳で、ちょっぴりヘロヘロゆえ、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日へ・・・いつものように、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~