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 2011年08月 

【1090】110702 SPD/IFデジタルにアイソレーション(DSIX)追加(その2)・・・(^^; 

さて、ALIX3D2&VoygeMPDで、新たなお楽しみに耽っておりまして・・・HDTracksからダウンロードした192KHz/24bitのファイルを聞きたいがために、XMOS(USB Audio 2.0 Reference Design)を・・・

でもって、このXMOSが、USBバスパワーで動くもんで・・・丁度、MJ誌6月号で紹介されていた柴崎さんの記事から、USBクリーン給電器を製作・・・

こいつを使ってみたら、SNが上がって、細かな情報が聞こえ始め、なかなか良い感じ・・・

で、これに気を良くして、押入れから引っ張り出した・・・同じ柴崎さんが、10年位前に発表されていたDSIXを押入れから復活させて、組み込んだわけで・・・

お次は、いよいよ、このDSIXを通した音を聞こうと言うことに・・・

こちらは、同じ柴崎さんのMJ6月号の記事にあったノイズ対策ということで・・・

【ACアダプタの給電線でフェライトコアを2回巻き】
1090-01ACアダプタにフェライトコアを.jpg

スイッチング式のACアダプタの給電線をフェライトコアに2回巻き・・・これをアダプタ側とDCプラグ側につけました・・・結構この手のACアダプタのノイズ対策として、効果があるらしい・・・(^^;

【DSIXを使用モードで繋ぐ】
1090-02DSIX使用モードに.jpg

で、フェライトコア巻きした電源をDSIXに繋いで、デジタルケーブルをDSIXの出力側のRCAに繋いで、聞いて見ると・・・う~ん、よう分からん?・・・ダハハ(^^;

またまた、毎度のパターンかい!?・・・ハハハ

ま、何となく、SNは上がったようだけど、何だか、音数まで減ってしまったような気もして・・・

それに、随分大人しくなったような気がするんですよね・・・

でもね、ちょっとこのままでは、有り無しの実験が、難しいんですよ・・・

それに、DSIX無しの時、入力側のRCA端子を共用しているから、スルー接続のはずが、電源供給はないものの、間にコンデンサーが並列に入っちゃうんで、何か影響もありそうで・・・

【XMOSの仮ケースともう1台のDSIX】
1090-03XMOSの仮ケースともう1台のDSIX.jpg

どうにも、スッキリしないので・・・DSIXが2つあることだし、これを良いことに・・・

片方の中身をとっぱらって、代わりにXMOSを入れちゃいまして、もう1つのDSIXを別接続に・・・(^^;

ってわけで・・・これらを繋いだ実験モードの様子がこちら・・・

【これで実験環境のベースが出来たか?】
1090-04これで実験環境のベースが出来たか?.jpg

えっと、これで・・・ALIX3D2&VoygeMPD ⇒ USBクリーン給電 ⇒ XMOS USB HS Audio 2.0 ⇒ 自作DSIX ⇒ DAC(SV-192S)って流れの実験環境ができたわけですね・・・

一応、画像のように、ゲル浮揚設置したんですが・・・

結構、鮮度感が高くて・・・ちょとクローズアップ系サウンドに!・・・なかなかご機嫌\(^^)/

ちょっと、こちらも、もっと遊んでみないと駄目みたいですね・・・

で、いざ比較・・・と行きたいんですが・・・

どうしても、繋ぎ変えの時、電源を落とすためか、上手く認識しなかったりして、直ぐに比較が出来ないんですよ・・・

これはもうちょっと考えないと・・・ってわけで・・・おっと、今日は、これで時間切れ!・・・

なので、つづきは、もう少し切替方法を考えてから・・・良い方法が見つかるまでお預け(^^;

ってわけで、明日は別のお話を・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1091】110703 TK邸訪問(その1):驚きの連続・・・(^^; 

さて、機器のゲル浮揚実験も中途半端・・・ネットワークオーディオのALIX3D2&VoygeMPDも、充分確かめる間もなく・・・ま、そのための準備とは言え、電子工作シリーズへと・・・

何だか、どれもこれも、ホントに、意味があるのか?って聞かれると、返答に困る状況・・・

そんな中、酒仙坊邸のオフ会でお会いした、酒仙坊さんご愛用のStream Playerと言う再生アプリの作者でもあるFさんから、きっと惹かれるものがあるんじゃないかと、ご紹介いただいたTKさんのお宅へ伺ったお話を・・・

ただ、若輩者のσ(^^)私には、機器の名前さえ聞いたこともない珍しい・・・多分、お好きな方には、お宝の山なんでしょうが・・・珍しい機器ゆえ、そのいわれも何も分かっていないと言う、もったいない状況でして・・・

ま、とにかく、のっけから驚きっぱなしの、衝撃的な体験でした・・・

まず、お部屋に置かれた機材・・・広さは、12~13畳だと思うんですが・・・巨大な機材が、所狭しと置かれていました・・・

更に、その周りは、入り口以外の3面が、別の部屋に隣接していまして、そこに膨大なライブラリが・・・SPやLPなどレコードとテープも・・・そのコレクションの数は、千の単位を遥かに超える膨大な量だそうで・・・(@@;

一方で、インフラノイズの機器を使ったPCオーディオもされているそうですが、残念ながら、今回は時間の関係で聞けませんでした・・・

さて、その膨大なレコードを聞かれるメインの送り出しは・・・

【EMTのターンテーブル】
1091-01EMTのターンテーブル.jpg

送出しは、EMTのターンテーブルで、奥がモノラル用、左がステレオ用、手前は自作?のアームのようでした・・・カートリッジは・・・ステレオ用はオルトフォンのSPU・・・スミマセン良く分かってませんm(_ _)m

で、最も興味深く、驚きだったのが・・・その設置方法・・・中が丸見えですが、これも音のために外側のパネルを外しておられるのだそうで(これはσ(^^)私の勘違いのようで、もともとこれをコンソールに入れて使うんですね)・・・それより、一番下のボードからミルフィーユのように何層にもなっているのは、米松の合板を重ねて接着したボードの間に、カーペット使い古しのウール毛布あるいは綿毛布を数枚挟んで、浮揚?されておられるようで・・・この組み合わせで、音の調整をされているのだそうで、長年の試行錯誤の積み重ねで、そのノウハウを、文字通り積み重ねられてのセッティングだとか・・・(@@

で、こちらは、更に分かりませんが・・・昇圧トランス・・・

【積層浮揚セッティングの昇圧トランス】
1091-02昇圧トランス.jpg

こちらも、積層浮揚セッティングされた昇圧トランスで・・・一番奥一番手前のもので聞かせていただいたようです・・・

それから、プリアンプは、マランツの#1で・・・

【プリはマランツの#1】
1091-03プリアンプ.jpg

これは、左右チャンネルに2台をいれているのだったと思いますモノラルを左右チャンネルに各1台を使われてました・・・(汗

でもって・・・パワーアンプは・・・

【巨大な管球式パワーアンプ】
1091-04パワーアンプ.jpg

Audio Researchの巨大な管球式のパワーアンプで・・・6550が何十本も使われていて、片チャンネル250WをBTL接続?されて、500WのモノラルアンプAcoustat#6が#3を上下2台連結していて、入力端子が2台分あるので、これにそれぞれ接続して使われているそうです・・・

で、この巨大な超度級管球式アンプ2台で、左右のそれぞれのSPを駆動されていると・・・

でもって、このアンプが支えているのが・・・AcoustatのコンデンサーSPのサウンド・・・

【超巨大モニュメントのようなSP】
1091-05スピーカー.jpg

それにしても・・・なんて巨大なSPなのでしょう!・・・2.5m位あるんじゃないでしょうか?・・・もう天井スレスレです!(@@

と言うことで・・・これが、冒頭、聞かせていただいたシステムで・・・

っと、残念ながら、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1092】110703 TK邸訪問(その2):これ、コンデンサーSP?・・・(^^; 

さて、いよいよ、TK邸で初めて見る機器達・・・その背景にあるものを、全く知らないと言うもったいない訪問だったのですが・・・何より、まず目が行ったのが、その設置方法・・・

丁度、ゲル浮揚実験で、機器を浮かせて聞ける音の不思議に夢中でしたから・・・ウール毛布や綿毛布と米松合板の積層浮揚という設置方法には、興味津々!(^^;

果たして、どんなサウンドを聞かせてくれるんだろう?・・・

巨大なモニュメントのようなSPは、後の壁からは1mほど離れたフリースタンディング・・・

リスニングポジションは、部屋の中央を中心とする1辺2m強の三角形の頂点・・・

SPとの距離は、拙宅と似たようなものですが・・・さすがにこの大きさの板状の物体があると、圧巻ですね・・・まるで、その部分には、壁か柱が立っているような感じです(^^;

で、最初におかけいただいたのは・・・ソニーロリンズのサキソフォンコロッサスから、2曲目のYou don't know what love is.

うわっ!!(@@;・・・冒頭から、めっちゃぶっといサックスに、思わず体がビクッと浮いた!

まるで、ラッパの口に耳を近付け、直接、リードの振動板の振動する音も逃さず聞こうって感じ・・・

リードの音の直接音と、そこからラッパの開口部までの金属パイプを息が通り抜けて広がる音・・・

そのぶっといサックスの後方に、暖かく包み込むようにベースとドラムのリズム・・・

ブラシで叩くシンバルの音も生々しく、優しくそっとサポートするピアノの音も軽やかに・・・

なんとも鮮烈なサックスの音を、正にかぶりつきで浴びるように聞かせていただきました・・・

何とエネルギッシュで、鮮烈な音なんだろう!

この巨大なモニュメントのような平面から・・・中身は極々薄いフイルムなのに・・・

何とも不思議な鳴り方!・・・座って聞いても、正面に中央に・・・立って聞いても正面中央に・・・

音像の出来方も何とも不思議・・・

コンデンサーSPも、こんな、鮮烈でエネルギッシュに鳴るものなんだ・・・(@@

単身赴任中・・・2年半ほど前に、千葉の通称クオードを聴く会で、初めて体験した、コンデンサーSPのエネルギッシュな鳴り方・・・

【186】090124 クォードを聴く会 Part3(DECCAのSPを聞く①) [2009/01/28]
以降6話・・・

この1話目の中のリンク先にある通り、ESL-63ProやESL-57をフリースタンディングで、少し離れた位置から、聞かせていただいて、膜のSPが、非常にパンチ力のあるサウンドが出るんだ・・・って事を体験したことがあったんですが・・・

今回お聞かせいただいたのは、振動板の面積が、2倍以上ある上、ほぼかぶりつきのニアフィールドだからと言うのもあるのでしょうが・・・

また、全く違った鳴り方の印象・・・ホント、ビックリでした!(@@

っと、面食らって、しばし感心していると・・・

次にかけていただいたのは・・・ブラックコーヒーを・・・

どひぇ~!・・・めっちゃ近い!(^^;

最前列のテーブルで、マイクなしに直接、歌を聞いているようなかぶりつき状態・・・ミュートトランペットも時折、耳の近くまでやってくる・・・

熱く妖艶なボーカルに見つめられながら・・・目の前で聞いている・・・そんな感じ・・・

っと、ここで一旦お茶タイム・・・

ここで、ご一緒させていただいた大さんが、以前のプレゼントのお返しで・・・っと、ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードをプレゼント・・・入手して、クリーニングもしていないと・・・

じゃあ早速・・・っと、残念、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1093】110703 TK邸訪問(その3):一体何を聴いているの?・・・(^^; 

さて、のっけから、コンデンサーSPって、こんな鳴り方するの?と、驚くばかりのエネルギッシュで鮮烈なサウンドを聞かせていただき・・・

演奏の熱気・・・歌の思い・・・何か、この曲の一番熱いところはここなんだよ!・・・って感じで、ストレートに迫ってくる・・・そんなサウンドに、ああ、音楽ってこんな風に感じれないと面白くないんだなと、ハッと気づかせていただいた気がします・・・

っと、冒頭の興奮状態をクールダウンするかのように、お茶タイムに入り・・・

ご一緒した大さんが、持参された・・・ヴァンゲルダーがカッティングまでしたレコードのお話から・・・ジャケットのない特殊なレコードで・・・ノーマングランツが起こしたクレフやノーグランの音源に近いものとのこと・・・

っと、先程の再生系のお話があって・・・SPUのGシェルから、384を通ってマランツ#1のフォノイコを使っての再生とのことでした・・・

それから、ウェスタンのプレーヤーとフェアチャイルドのプレーヤーのお話になりまして・・・じゃ、ちょっとかけましょうかと・・・

【フェアチャイルドのプレーヤー】
1093-01フェアチャイルドのプレーヤー.jpg

フェアチャイルドのプレーヤーで、エラフィッツジェラルドをモノラルで・・・

う~ん・・・声の存在感が凄い・・・バックの演奏を聞くと、古さを感じさせる録音って感じなんですが・・・歌の生々しさと言うか存在感は、全く古さを感じさせない・・・

【カートリッジは225A?】     【ユニークな駆動方式】
1093-02カートリッジは225A?.jpg       1093-03ユニークな駆動方式.jpg

回転速度を、上部のレバーで切り替えると、下のモーターのところのコックドベルトを切り替える仕組みになっているのだそうです・・・

それはそうと、σ(^^)私には・・・ステレオでも、モノラルでも、立っても、座っても・・・目の前あたりに声の主がいるようななり方が、不思議で・・・

アクースタットのコンデンサーSPの鳴り方に、何か、パネルの位相を変えているとか、仕組みがあるのか?と伺ってみたんですが・・・上下3枚ずつのパネルを、フルレンジとして、同一位相で鳴らしているのだそうで・・・なお更、不思議な鳴り方だなあと・・・トーンゾイレのSPみたいなものかなあ?

っと、今度は、先程の大さんが持参されたレコードをかけてみましょう・・・後で、クリーニングもやってみましょうと・・・

送り出しを再びEMTに戻して、かけられたレコードは・・・オスカーピーターソン?

ここまで聞かせていただいたレコードは、ほとんどスクラッチノイズがしなかったんですが・・・こちらは、結構スクラッチノイズが聞こえます・・・

古い録音らしい、中域中心の暖かなサウンドで、柔らかなピアノの演奏に、とっても心地良く響くクラリネット・・・ブラシもベースも控えめにリズムを刻んでいる・・・とても軽快に楽しい演奏・・・

っと、それじゃあ、ちょっとクリーニングをやってみましょうと・・・

【クリーニングを】
1093-04クリーニングを.jpg

まずは、TKさんオリジナルの洗浄剤にオリジナルのブラシを使って、粗洗いで、溝の汚れを浮かして・・・別の液で別のブラシで表面の汚れを濯ぐ・・・で、洗った液をバキュームで吸い取る・・・

ざっと、片面のクリーニングを見せていただいて・・・この間、ほんの5分程度・・・

まだ、充分乾いていませんが、ちょっと再生をと、再び再生・・・

おおお!・・・凄い!全く別のレコードを聴いているみたい!(@@

スクラッチノイズは、少し残っていますが、冒頭のピアノの音が・・・クリーニング前は、音が丸く、酷く曇った感じだったのが明らかに・・・ホントに、同じ曲か?と疑うほどに抜けのよい軽やかなサウンドに、大変身!・・・ピアノの打鍵の瞬間の音が非常にクッキリ・・・クラリネットも数倍、演奏に力と抑揚がついてクリアに抜けのよい感じに・・・

いやいや・・・これほどまでに変わるもんですか!(@@

っと、次にかけられたのは・・・西田佐知子の女の意地・・・

は~!・・・冒頭のサックスがドッと飛んでくる・・・っと、ボーカルの何と存在感のある歌声!

「ことば」が「詩」として、はっきりと迫ってくる!・・・

間奏のギターも、音にもの凄いエネルギー感が・・・ああ、でも、やっぱりサックスの存在感が強烈に印象に残ります・・・(^^;

こんどは、クラシックをと言うことで、ジネットヌヴーでショパンノクターンを・・・

【ジネットヌヴーでショパンノクターンを】
1093-05ジネットヌヴー:ショパンノクターン.jpg

ああ、なんて物悲しく切ない演奏!・・・セピア色の雰囲気ではあるんですが・・・なんと言うか・・・あっという間にバイオリンの調べに、気持ちが引き込まれ、思わず胸が熱くなる・・・気がつくと、手のひらをギュッと握り締めていた・・・

う~ん・・・じわっと来るショック・・・自分は普段、何を聴いているの?・・・

音じゃなく、音楽って、こう言う事・・・っと、今日は、ここで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1094】110703 TK邸訪問(その4):これがオイロッパジュニア?・・・(^^; 

さてさて、じわじわ感じ始めた焦り・・・自分は今まで、何を聴いてきたのか・・・って、過去、何度かこのパターンになったことがあるんですよね・・・(^^;

良い音って何?・・・

元々は、映画や音楽を鑑賞して、ハッとしたり、グッと来て感動したくて、そんな体験が、少しでも多く出来ないか?ってのが始まりだったような気がするものの・・・

それが、いつの間にか、機器やアクセサリーを変えた時の音の変化に一喜一憂して・・・結局、何がなんだか分からないまま・・・

でも、そんな事とは、全く関係無しに、聞かせていただいた曲は・・・こんなにエネルギッシュに、ストレートに、その歌や演奏の思いや熱気をぶつけてくる・・・音楽って、こんなに楽しく、凄いものなんだよって・・・

そんな思いが、徐々に体中に染み込んできた頃・・・TKさんから、Mt.T2さんはどんな曲が?とリクエストを求められたんですが・・・このジワジワ来るショックのため、半ば放心状態の頭には、全く何も思い浮かばない・・・慌てて、何でも聞きますのでと答えるのが精一杯・・・(汗

と、それじゃあ今度はポピュラーを・・・そうだ、オーディオ的にポピュラーなこれを、さわりの部分だけと・・・かけられた曲は・・・ドナルドフェイゲンのナイトフライ・・・

【ドナルドフェイゲンのザ・ナイトフライから】
1094-01ドナルドフェイゲンのナイトフライ.jpg 

あっ!・・・こう言うことなんだ・・・・

レンジも広く、抜けがよく、非常にタイトに、極めて歯切れの良い、シャープにリズミカルにカッコいいサウンド!・・・フュージョンらしいサウンド・・・そう、これはそのまま、そういう風に鳴るわけなんですよね・・・

膜のSPなので、微細な音は得意で、アタックの時の立ち上がりが早く、シャープで、ドラムの制動も素早くドスッと・・・量感、重量感と引き換えに、素晴らしいトランジェント・・・なんて感想が、直ぐに頭に浮かんでくるわけです・・・

こうじゃないんですよね・・・ここまでに聞かせていただいた曲は、何か、頭に、気持ちに、ガツンって来るんですよね・・・

何てσ(^^)私の思いはともかく・・・この時、話題は、先のクリーニング前後の音の変化を聞くと・・・ひょっとすると、レコードを掃除すれば、勿論全部とは行かないものの、半分位は、このサウンドに近付けるんじゃないかって、思ってしまう・・・なんて話題で大ウケ!大盛り上がり・・・(^^;

更に、Gシェルで、こんなにトランジェントが良いのは凄いってコメントがあり・・・実は、ここにもTKさんならではのチューニングが施されているとのことで・・・一同、感心して納得・・・(^^;

さてさて・・・次は、更なる驚きの体験へ・・・

TKさんは、片チャンネルのアンプの調子が悪いので・・・それに、最近鳴らしていないので、寝起きの音しかでませんからちょっと・・・って感じだったんですが・・・

是非にと、お願いして聞かせていただきました・・・(^^;

まず、送出しは・・・ウエスタンのプレーヤー・・・あれれ?ここではまだ使われてなかったかな?・・・この後のもう一つの再生系の時に使われたのかも?・・・もう記憶になくって・・・m(_ _)m
⇒やはり、このプレーヤーは、SP専用で、この後のもう一つの再生系の時に聞かせていただいととのこでしたm(_ _)m

【ウエスタンのプレーヤー】
1094-02ウエスタンのプレーヤー.jpg

これは、演奏前なので、ターンテーブルの上にカバーが乗ってますが、演奏時には、このかバーがどけられ、綺麗なターンテーブルシートが姿を現しました・・・

おそらく、ご存知の方々には、珍しいものなのだろうと思うのですが・・・無知ゆえ、こんな、コメントしかかけないんです・・・スミマセンm(_ _)m

でもって・・・今度の主役はこちら・・・

【オイロッパジュニア】
1094-03オイロッパジュニア.jpg

えっと、こちらも、全く、知識がなくて・・・オイロダインという名前を聞いたことがあるだけで・・・その小型バージョンなのだろうとは思うのですが・・・オイロッパジュニアというSPだそうです・・・ これは、全く逆で、クラングフィルムオイローパジュニアはクラングフィルムオイロダインより前のモデル(オイローパジュニアの小型版がオイロダイン)だとのことでしたm(_ _)m

励磁型のSPだそうで・・・要は、今のSPユニットの後のマグネットの部分が、電磁石になっているってことですよね?(^^;

なので、このユニット・・・通常は上のホーンのドライバと下のウーファーの2つ、左右では計4つの励磁電源が要るのだそうで・・・本来はそれぞれ別々に電源を当てておられるそうですが・・・この時は、1組が貸し出し中とのことで、左右、各1台の電源で・・・

で、このSPを駆動するアンプは?・・・多分、ウエスタンのプレーヤーの右にあった黒い大きな2つの箱がそうなんでしょうが・・・画像撮るのを忘れました・・・多分、ウエスタンのアンプだったような・・・スミマセンm(_ _)m このパワーアンプは、同じくクラングフィルム製のKL401dと言うアンプだとのことでしたm(_ _)m

ってわけで、不調ながらに、無理を行って聞かせていただいた・・・っと、ここで時間切れm(_ _)m

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1095】110703 TK邸訪問(その5):驚きのオイロッパジュニアのサウンド・・・(^^; 

えっと・・・月末月初の輻輳状態のために、帰宅が遅くって・・・おさらいの進みが悪い上、今回聞かせていただいた機器について、全くと言って良いほど知識がないということもあって、記憶が乏しくて・・・どの機器が、どの系統の時に使われてたのかがさっぱり・・・(^^;

そんなわけで、昨日のお話しで、ウエスターンのプレーヤーをご紹介しましたが・・・あれは、まだ、この後の再生系で登場したということが判明し増した・・・(^^;

で、多分、この時の送り出しは、EMTだったと思われます・・・m(_ _)m

ま、それはともかく・・・この珍しい、励磁型のSP、オイロッパジュニアのお話に・・・

っと言うのも、送り出しがどうこうと言う事はどうでも良くなる、驚きの体験だったからです・・・

【オイロッパジュニアを】
1095-01オイロッパジュニアを.jpg

片チャンネルのアンプの調子が悪く、最近ならされていなかったとのことで、寝起きの音しかしないのでと、乗り気でないTKさんに、是非にとお願いしたわけですが・・・

その準備に少しかかって・・・やはり、片チャンネルからは、プチ、ジリジリ、ギャーと、時折ノイズが出ますが、一応、両チャンネルとも鳴ることが確認でき・・・

いよいよ、このオイロッパジュニアを聞かせていただいたわけで・・・

【ベートーベンの第九】
1095-02ベートーベンの第九.jpg

おかけいただいたのは・・・フルトヴェングラー:バイロイト第九第4楽章の前半を・・・

おお、おおお!・・・ガ~ン!!・・・やっぱり来ました!(@@;

レコードに針を下ろされた瞬間は、溝をトレースする音も盛大に、ゴ~ッと・・・冒頭、太鼓や管、弦の音からは、古い録音なりのナローなサウンドが・・・

ところが、すぐさま太鼓のパンッと飛んでくる音に、緊張と熱気の塊のような管と弦・・・深々と地面ごと救い上げて押し寄せてくるようなコントラバスの低い音色・・・

そのダイナミックなコントラストに、ノイズやレンジのことなど、一瞬にしてどこかへ・・・グングン、ドラマチックな演奏の波に飲み込まれ、溺れて行く・・・息継ぎをどこでして良いのかさえ分からなくなるほどに・・・

っと、演奏の隙間に聞こえた、会場の咳払い・・・鳥肌!!!

その咳払いの周辺の音の澄み方に、驚きの感覚!・・・ノイズ交じりの音の向こうに、澄んだ巨大なホールの空間が広がったような気がして・・・

と、その巨大なホールの空間・・・地の底を思わせる低く太い弦の音色が、お馴染みのメロディーに・・・相変わらず、目の前の世界では、プチパチとノイズが聞こえているんですが・・・オイロッパの向こうに見える巨大なホールの空間には・・・バイオリンが優しく澄んだ空間にたなびいていく・・・次第に金管も交えた壮大な演奏に・・・

っと、スリル満点のジェットコースターの頂上に止まったかと思った瞬間・・・男声の歌が正面から搾り出されるように飛び出してくる・・・なだらかなうねりから、コーラスが入って、再び静かに盛り上がり始め・・・女声が伴ってグングン高みへ・・・コーラスと共にずっと登り詰める・・・

プチパチのノイズだけの空間に戻って・・・思わず、口から出たのは・・・う~ん、素晴らしい!

アンプ不調のノイズや寝起きの音?・・・レンジが狭くナローな音・・・そんなの全く関係ない!・・・意識は、あっという間に、向こうの空間に入り込んだかのように、演奏を全身で感じ、受け止めようと集中し、手前の空間が消え去っていた・・・

ふと気がつくと手前の世界に戻りって・・・いやいや、凄い!いや~参りました!・・・って状態に

正に、現代オーディオとは、全く異なる次元の音世界・・・

素晴らしい演奏のソースがあって、大切な部分だけは確実に伝える力のあるシステムがあればこその、とびっきりの感覚を体験させていただきました!・・・

っと、次にかけられたのは・・・園マリで夢は夜開く・・・

どっひぇ~!(^^;・・・ギターの伴奏にベースが下支え・・・録音が新しいからか、中高域が先程とはガラッと雰囲気が違う・・・ああ、中高域の見通し?透明感?・・・ボーカルが、熱く目の前で歌いだした・・・ことばを大切に語るように歌う・・・詩の重みがずっしりと・・・

何とも実体感のある演奏・・・音の密度が桁違いに高い気がする・・・でも、何より、曲のイメージの伝わり方が違う気が・・・

耳から脳へ、なんて無粋なイメージでなくて・・・直接、胸が熱くなるような・・・

それこそ、胸ぐら掴まれ、これが分からんのか!って、凄まれているみたいな・・・(^^;

っと、お次は、再びクラシックで・・・ありゃ、残念、夜が開ける・・・今日はこれで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1096】110703 TK邸訪問(その6):オイロッパジュニアで次々と・・・(^^; 

突然、胸元をグッとつかまれたように、驚きつつも、身動きできなくなるような、迫ってくるサウンドを聞かせてくれたオイロッパジュニア・・・アンプの不調から、最近、聞かれていなかったので、寝起きの音だからと・・・いやあ、とてもそんな風には・・・いきなり気持ちを鷲掴み状態ですから(^^;

で、お次は、モノラル盤で、奥行きが良く出るんですと・・・

【こちらがモノラル用のアーム】
1096-01モノラル用アーム.jpg

バーンスタイン:ウエストサイドストーリーをかけていただいた・・・

ほー!今度は、随分レンジが広がった感じが・・・録音が新しいんでしょうか?・・・

クラリネットやドラムやホーンセクションが・・・指パッチンが綺麗に響く・・・それぞれの楽器が個々に自分のパートをキチンと聞かせ、とってもカッコいいサウンド・・・だったんですが、ちょっと高域がキツイので、そこそこで中断・・・

こっちをかけましょうと、シュタルケルのコダーイ無伴奏チェロソナタ第1楽章を・・・

【シュタルケルのコダーイ】
1096-02シュタルケル:コダーイ.jpg

チェロの中高域あたりが、ちょっと切ない感じに聞こえて・・・中低域の深い表現と交互に・・・それにしても何て滑らかで澄んだ響なんでしょう!

深い悲しみのシーンから心が入り乱れ葛藤するようなシーンへと・・・怒り?はたまたやるせない悲しみに?・・・という感じに、次から次へと思い浮かぶ情景が変わって行く・・・

しかし、その澄んだ深い響と悲しく切ない中域の綺麗な響、やるせない悲しみのように澄んだ中高域の響と・・・目まぐるしく変わるイメージを簡単に思い浮かべられるような熱く鬼気迫る演奏・・・

いやあ、良かったです!素晴らしく引き込まれる演奏ですね・・・

お次は、フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲を・・・

【フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲】
1096-03フルトヴェングラー:ワーグナータンホイザー序曲.jpg

豊かなホルンの調べから、静かにドラマチックな弦の盛り上がり・・・ホーンと太鼓が加わって壮大な雰囲気に・・・バイオリンが不安で悲しげな雰囲気に・・・また穏やかなホーンの調べ・・・バイオリンの明るい音色でシーンが変わり目くるめく世界に・・・やがて再び勇壮なシーンへ・・・って感じに

この曲も疎くて、どんな曲なのか良く分かりませんが、映画を見ているように、情景が次第に変わっていく感じで、ついつい引き込まれていきました・・・

次は、フルトヴェングラー指揮ミュンヒメニューイン(Vn)でベートーベンのバイオリンコンチェルト・・・

【メニューインのバイオリンコンチェルト】
1096-04メニューインのバイオリンコンチェルト.jpg

穏やかな弦の調べから繊細で綺麗な音色のバイオリンがクラリネットと交互に・・・バイオリンの繊細に澄んで滑らかに伸びる中高域が何とも心地良いく・・・何か、このどことなく儚いようなバイオリンの音色に、気持ちが吸い寄せられるような感じが・・・

う~ん、なんなんでしょう?・・・何を聴いても、直ぐに引き込まれてしまいますね・・・

っと、ここまででオイロッパジュニアでの演奏は終了・・・

で、再びお茶タイムに・・・同時に、TKさんは次の準備を・・・

【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】
1096-05ロンドンWEのSP.jpg

お次はこちらのスピーカー・・・ロンドンウェスターンのSP(2080A+2090A)だそうです・・・

さて、一体どんな演奏を聞かせてくれるのか?・・・

おっと、外が明るくなってきた・・・なので、今日はここで時間切れ・・・

毎度、こま切れですみませんm(_ _)m・・・なかなかおさらいが進まないもので・・・(^^;

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1097】110703 TK邸訪問(その7):ロンドンウエスターンでLPを・・・(^^; 

さて、TK邸での驚きの連続の体験・・・アクースタットの巨大なコンデンサーSPで、浴びるようなサウンドを・・・オイロッパジュニアで、瞬時に引き込まれる音楽をと・・・

既に、ここのところ、自分が出そうとしていた再生音とは、全く異なる次元の再生音楽を、たっぷり楽しませていただいたわけですが・・・

まだ、これで終わりではありません・・・(@@;

お茶タイム(とっても美味しいお抹茶をいただきました)の後で、お次は、もう一つの再生系・・・

【ロンドンウェスターンSP(2080A+2090A)】1096-05
1096-05ロンドンWEのSP.jpg

ロンドンウェスターンのSPでの再生です・・・

TKさんは、いずれ、このウーファーを後4本揃え、片チャンネル4発としてバッフルを組んで・・・との計画をお持ちだそうですが、今はその途中の段階で、床置きなのだとのこと・・・

で、片方のチャンネルの調子が良くないので、ちゃんと鳴るかどうかと仰りながら、オーディオリサーチのアンプ(アクースタット用より大分小振りな別のアンプ)を接続し、準備完了・・・

まずは試しにと、先程のメニューインのバイオリンコンチェルトを少しかけられた・・・

オイロッパジュニアの時とは、随分違った雰囲気で、低域はユニットが裸なので少ないものの、非常にフラットなレンジの広い印象・・・逆に、オイロッパジュニアには、独特の個性があったんだなと、改めて感じました・・・

と言うか、ロンドンウェスターンでも、かなり濃く厚い方だと思うんですが・・・オイロッパジュニアを聞いてしまうと・・・(^^;

印象の違いとしては、オイロッパジュニアに比べて、レンジが広く感じる分、ロンドンウェスターンでの音の方が線が細く薄い感じが・・・その原因の1つは、アンプ・・・片や、オイロッパジュニアを鳴らしたのは、劇場用のアンプだから・・・

それともう1つは、カートリッジが、オイロッパの時はモノラル用だったのが、今はステレオ用で鳴らしたと言う事も・・・やはり、エネルギー感が随分違って、さっぱりとしてしまった感じで・・・

とは言え、接触の不調も今は、辛うじて出ていないようなので、ロンドンウェスターンでの再生を続けましょうと言うことで・・・大さんのリクエストで、オスカーピーターソントリオのプリーズ・リクエストのB面1曲目をかけていただいた・・・

ほ~!・・・オイロッパジュニアに通じる中域の厚みや濃さはあるものの、その鳴り方は、σ(^^)私の知る普通のSPの鳴り方に近い気がする・・・これがソースによるものなのかSPの鳴り方の傾向によるものかは分からないけれど・・・

ただ、そうは言っても、厚みを持ちながら中域~中高域が全くストレスなくふわっと広がる、何とも不思議な、それでいてとっても心地良い鳴り方には、非常に好感を持った・・・どうもこの独特の12セルのホーンによるもののような気がするんだけど・・・どうなんでしょうか?(^^;

ウーハーはそのままで、クロスは600Hzくらいとのこと・・・

お次は、マイルスディヴィスのマイファニーバレンタインを・・・

ほっほ~!・・・ピアノの音色を聞くと、このホーンの感じが出ているような気がするんですが・・・バッフルなしのウーハー側の音かな?・・・ハハハよう分かりません(^^;

でも、ミュートトランペットの音は、正しく!って感じで・・・グイッと迫ってくる・・・これは、オイロッパのときとはまた違った印象で、凄く良いなあ!・・・あっ!ピアノのソロのところを聞くと、やっぱりこのホーンの感じのような気がする・・・このストレスなくふわっと鳴る感じ、良いなあ(^^;

そして、お次は・・・ホプキンソン・スミスで、デュフォーのリュート組曲?・・・

【ホプキンソン・スミスのリュート】
1097-01ホプキンソンスミスのリュート.jpg

う~ん、この音の密度濃さは、凄く生々しさを感じるなあ・・・この軽々と音が立ち上がるのは、このホーンドライバーと、このホーンならではなんでしょうかねえ・・・それに、凄く澄んだ音色で、空間の響も凄く綺麗に聞こえるんですね・・・

これにウーファーが4発になって、バッフルがつくと、どんなバランスになるんでしょうかね?(^^;

っと、それでは次はSPをかけましょうかと・・・遂にあれを!・・・

ハハハ、先に勘違いでフライング紹介した・・・

【ウエスターンのプレーヤー】
1097-02ウエスターンのプレーヤー.jpg

ウエスターンのプレーヤーが、遂に登場です・・・が、またまた今日は時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いよいよラストか?・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1098】110703 TK邸訪問(最終話):SPの電気再生とクレデンザ・・・(^^; 

さて、巨大コンデンサーSPのアクースタットからかぶりつき席で、浴びるように聞かせていただいたロリンズのぶっとく厚く、めっちゃ熱いサックス・・・

励磁型のヴィンテージSPのオイロッパジュニアで、瞬時に、気持ちを鷲掴みにされたように入り込んでしまったシュタルケルのむせび泣く様なチェロの深い響・・・

あまりに厚く濃く、ストレートに迫ってくる音楽のエネルギーに圧倒されたもんだから・・・

熱さも濃さも持ちながら、独特の暖かく柔らかくふわっと包み込むように、囁くマイルスのトランペットが、クールに?聞こえたロンドンウェスターン・・・

【ロンドンWEのSP】1096-05
1096-05ロンドンWEのSP.jpg

いよいよ今度は、同じウェスターンのプレーヤーで、SPを聞きましょうと・・・

【ウエスターンのプレーヤー】1097-02
1097-02ウエスターンのプレーヤー.jpg

SPの電気再生の1曲目は・・・カールエルプの君を愛す・・・

シャープチプチプチっという古いSP盤をかけた時のイメージの音から始まったんですが・・・

高域の無い詰まった音をイメージしていると・・・思いの外、中高域が伸びている・・・

更に、曲が始まると、突然信じられないほど、シャープチプチプチって音が消え、ピアノの伴奏と男声の響が聞こえ出す・・・ああ!やっぱり音の厚み、密度が凄く、声のエネルギーが、驚くほどドバッと迫ってくる・・・

オイロッパジュニアのようにほとばしるように音のエネルギーの塊が次々ぶつかってくるのとは違い・・・一応演奏している空間が少し感じられ、そこから歌が押し寄せてくる感じで・・・より実体をイメージしたところから、声が迫ってくる感じ・・・

お次は・・・セゴビアのソルテーマ・・・

おお?今度のトレース音?は、かなり高い音でショワーって感じで、結構盛大・・・

っと、またまた、この音は聞こえてるものの、ギターの演奏が始まった途端、このショワーって音が、ガクンと音量が下がったかのように、ギターの演奏がクリアに聞こえ始めた・・・弦を指で弾く瞬間の音と弦が震える音もはっきりと・・・

続いては・・・ゴールドベルグ、クラウスのモーツアルトVnソナタK378から冒頭を・・・

ピアノの音色が艶っぽく暖かく響くなか・・・何とも生々しい実在感で、バイオリンが・・・目を瞑れば、なお更そこで演奏しているような感じが増す・・・今のソースや機材の音に比べれば、帯域もかなり狭く、シャープチプチとノイズも盛大に聞こえているんですが・・・演奏のエネルギー感と実体感は、信じられないほど高い・・・正に中域の密度とエネルギー感の違い・・・モノラルの威力?(^^;

それじゃオーケストラをと・・・ワルターウィーンフィルで田園第5楽章前半を・・・

ああ!・・・シャーの中なのに、ホールの響と言うか、空間に音が広がる感じまで・・・よく、オーディオ機器の試聴で、ベールを1枚はいだように・・・なんて表現がありますが・・・確かに、シャープチプチって音は、粗い織りのレースのカーテン越しに聞いているようではあるんですが・・・粗い目の向こうは、実際の演奏現場って感じで・・・ある種、生々しさや実体感を感じるんですよね・・・

っと、貴重なSP盤を電気再生で聞かせていただいてきたんですが・・・

いよいよ最後に・・・蓄音機でと・・・

【クレデンザで】
1098-01グレデンザで.jpg

一際、その存在感を示していた、家具のような蓄音機・・・クレデンザでの再生・・・

まずは・・・コルトー:ラヴェル水の戯れ・・・

へ~!電気再生の時は、あれだけ盛大にシャーって聞こえてたのに・・・微かにシャーって聞こえる程度で、ほとんど気にならない・・・

で、流れ始めた、優しく繊細なピアノの調べ・・・思いの外柔らかく、優しい感じ・・・でも、その分細かな音の表情が聞こえるような・・・

針が、真鍮の針だそうで、波状の特殊な構造の針だからなのだとか・・・

と、最後は・・・エリカモリーニのVn小品をと・・・

う~ん、何とも暖かく思いやりに満ちた、優しい演奏・・・ピアノを後に、バイオリンが情感たっぷりに、ある種の切なさも伴って・・・それにしても細かな音までよく出るんだなあ・・・

いやあ、素晴らしい!・・・パチパチパチ

コンデンサーSPから、不調で最近鳴らしていないので、ちゃんと鳴るかどうか・・・鳴っても寝起きの音しか出ませんよとのことでしたが・・・嬉しいことに、何とか鳴ってくれて、完調ではないにせよ、圧倒的に厚く濃く、トンでもない音楽のエネルギーを感じさせていただきました・・・

普段、聞いている音楽やそのサウンドも、それはそれなりに好きなんですが・・・今日聞かせていただいた音楽は、全く別次元のもの・・・ソースの持つエネルギーもあるのでしょうが、ヴィンテージ機器の驚くほど、音楽のエネルギーをストレートに伝える力・・・

帯域や特性とかスペックには全く関係なく・・・音楽のエネルギーと実体感、何より、中域の厚く濃く、完全に中身の詰まったサウンドで・・・演奏の熱気と思いをダイレクトに受け取る素晴らしさ・・・

スペックに現れない、音楽の大切な要素に気付かせていただきました・・・

TKさん、長時間に渡って貴重な体験をさせていただき、大変ありがとうございましたm(_ _)m

おちゃらけた音遊びからは、まだ卒業できそうにありませんが、お聞かせいただいた素晴らしい音のエッセンスを心に留め、あらたな観点も加えた、自分の音作りをして行きたいなと思います・・・

今後とも、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

ってわけで、こま切れ度が増し、少々長くなってしまったこのお話も、ここで一旦お終い・・・

明日からは・・・多分、またおちゃらけ音遊び?(^^;

ま、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1099】110709 ゲル浮揚実験の追試:思う所ありて変更?・・・(^^; 

さて、TK邸でアナログとヴィンテージ機器のとびっきり厚くて濃くて、たっぷり中身の詰まった実体感溢れるサウンド体験をして・・・拙宅システムのサウンドの方向性を改めて認識・・・

電源周りへのてこ入れ(200Vステップダウントランス)~インシュレーター(アルミ・ピュアチタン)~電源ケーブル太刀魚君シリーズ)~オーディオボード(御影石)による出音は、ソースの中の情報を知る、自分の持つ機器のパフォーマンスを知る・・・という意味で、迷わず最短距離で実現できたと思っています・・・

石のボードにチタンのインシュとハード系アクセサリーでリジッドな設置、おまけに、得体の知れない電源ケーブルでの音作り・・・

多くの経験をされたベテランの方なら・・・馬鹿が、あんな高価なアクセサリーで、システムを変に弄り倒して・・・あれでは、高域寄りでキンキンして聞けるはずがない・・・ましてや、音楽を聴くことなんてできるわけがない・・・って予想をされているんじゃないかと・・・(^^;

でも、結構、その予想とは全く違う音が出ていると思うんですが・・・

ま、こればかりは、実際に聞いていただくしかありませんし・・・だからと言って驚くような音か?と言うと、結構普通の音だと思っているんですが・・・それを知る方は、数人しか・・・

なので、このお話の実際のところは、かなりの眉唾ってことになるんですが・・・

自己評価的には、現状の拙宅サウンドは、今の機器、部屋なりに、結構ニュートラルな方向で、ごくごく普通の音で、かなり、そのパフォーマンスを搾り出せているんではないかと・・・

おそらく、この音をお聞きいただければ・・・ふ~ん、ちゃんと鳴ってるやん・・・ってことに(^^;

つまり、普通の音ってことなんです・・・

で、どちらかと言うと、かなり、極端なσ(^^)私としては、やはり、それなりに特徴が欲しいと思ってしまうわけでして・・・(^^;

ゆえに、ついついここまで持ってきた出し切り系サウンドとは、逆行するのを承知の上でも、変わったことをやってみたくなるわけで・・・

で、ここ最近の一番のお遊びアイテムが・・・「ゲル浮揚」ってわけでして・・・(^^;

ハハハ・・・話繋げるのに、何とも強引に、でも長々と回り道・・・(@@;

さて置き・・・置くんかい!

ここのところ、SPのみ5cm角5mm厚のゲルの2枚重ねを5箇所で聞いて来たわけで・・・

【1086】110625-26 ゲル浮揚実験Part4(テスト終了?:SPのゲル浮揚)・・・(^^; [2011/07/28]

Part4となってるとおり、延々やって来て・・・直近の実験結果が上の日記なわけですが・・・

今後、トライしようとしているクローズアップ系サウンドのヒントになるかと思う部分があって、喜んで聞いてたんですが・・・やっぱり、このままでは不自然・・・癖もある・・・

空中で、音の定位が明確になり、そこに音源がある感じが出て・・・低域に弾力感が出て(躍動感や楽しさアップ?)・・・ここまでは良いんですが・・・

ボーカルのサ行がきつくなったり、シンバルが一部分だけ響が強く、痛くなった・・・これって、ボードの癖が出ているからか?・・・それに、弾力感と引き換えに、立ち上がりのキレ、ガツンと来るエネルギー感が減退・・・

思いとしては、今の出し切り系サウンドを維持しつつ・・・厚さ濃さ実体感、エネルギー感のアップを図りたいわけで・・・

あれこれ考え、試すことにした実験内容は・・・

【現状の2枚重ね5箇所のゲル】
1099-012枚重ねを5箇所.jpg

ゲルの厚みと、ボードへの設置面積を変えてみようかと・・・っと、夜が明けた(^^;

ってわけで、またまた、短くて内容が薄いですが・・・今日はここまで(^^;

つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1100】110709 ゲル浮揚実験の追試:1枚敷き詰めとアナログでは?・・・(^^; 

やばい!既に夜が明けてしまっています・・・うたた寝の寝坊?(^^;・・・ゆえに今日は超特急・・・

ってわけで、早速、昨日のゲル浮揚のお話のつづきへ・・・

5cm角5mm厚のゲル2枚重ね5箇所・・・このゲルでSPを浮揚させると、手でSPを押した時、何とも気持ち良いフニュフニュ加減で、70kg近いSPが水平方向に揺れ?スライド?します・・・(^^;

サウンドは、楽器の音源の位置が、前後左右の関係が非常に分かりやすく、ポッと浮かぶ感じで、とても心地良い音の出方に感じるのですが・・・

高域の一部、女声ボーカルのサ行やシンバルの音に癖が出るような気がするのと、音の立ち上がりのガツンと来る感じやエネルギー感が減退する感じがして・・・

で、ゲルによるフニュフニュを減らし・・・ボード間の接触面を増やして・・・エネルギーのロスを少し少なく、御影の鳴きを減らそうと・・・

【2枚重ねを1枚に敷き詰め】
1100-012枚重ねを1枚に敷き詰め.jpg

こんな感じに・・・ゲルの総量は全く同じで・・・2枚重ねを1枚ずつに直して・・・SPのスパイク位置の直下と、それに囲まれる範囲を中心に・・・って、本当は、適当です(^^;

と言うわけで、ゲル10枚の敷き方を変更・・・ハンドジャッキを元に戻す・・・

【ボード位置調整具の実験】
1100-02ボードの位置合わせ.jpg

で、ここで、ハンドジャッキの機能追加実験・・・

ハンドジャッキで、機器を持ち上げ、下部のボードを抜き出し、その上の敷物を、フェルトやゲルに変えて、また元に戻すわけですが・・・

挟み物の厚みが違うのと、敷物を入替えてボードを戻す位置がずれるのとで・・・ハンドジャッキを元のところへ戻すと・・・どうしても上のボードと御影石がずれてしまうんです・・・

で、ハンドジャッキを下ろす時・・・御影石にハンドジャッキ降下時、下のボード位置を合わせながら、下のボードを後方へ一緒にスライドさせるように、実験的に木片を貼ってみました・・・

う~ん・・・この木片、両面テープ止めなので、機器が定位置に下りる前に、この木片の方が先に床についてしまうと、下のボードを調整するまでもなく、御影石からはがれてしまう・・・もっと考えないと駄目ですね・・・(^^;

ってわけで、ゲルの2枚重ね5箇所敷きから、1枚敷き10箇所敷きに変更して、その音は?・・・

ほぼ、狙い通り!・・・σ(^^)私の場合、プラシーボ全開ですので、話1/10でないと駄目ですが・・・音の滲み?響が、少し減った感じが・・・同時に、女声ボーカルのサ行やシンバルの癖も気になりません・・・

音源の位置が分かりやすい音の出方は、少しピンポイントには分かり難くなった気はしますが、その特徴は残っています・・・

で、ガツンと来るか?エネルギー感は?・・・ここは余り変わっていないか、ホンの少し改善したか・・・微妙な変わり具合・・・

ってわけで、実際は、また少し聞き込んでみることにしましょう・・・

で、先日のヴィンテージ体験の影響ってわけでもないのですが・・・

こんなのを引っ張り出して来ました・・・

【プレーヤーを引っ張り出して】
1100-03これも引っ張り出してきました.jpg

拙宅では、CDやSACDの方が断然良い感じで鳴るものですから・・・箱にしまわれ、押入れに入ってたのを引っ張り出して・・・

勿論、ゲルを敷いたら、良く鳴るんじゃないか?って試み・・・

だったんですが・・・残念!・・・ゲルの効果以前の問題・・・

元々鳴ってないものを見違えるように鳴らすことは出来ないみたい・・・当然?(^^;

やっぱり、アナログの壁は高い?・・・難しいですね!(^^;

ってわけで、今日はここまで・・・明日は・・・また、別方向のお遊びの話・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1101】110710 ALIX3D2&VoygeMPDのケース改造?・・・(^^; 

さてと・・・強烈なレコードサウンド体験から1週間が過ぎ・・・あまりにこざっぱりした拙宅システムのサウンドとの隔たりにもようやく耳が馴染んできて・・・

ぼちぼち、エッセンスの取り込み・・・なんてカッコ良いことをやってみたいのですが・・・そんな簡単なわけがあるはずもなく・・・

再び走った、音遊び実験・・・機器のゲル浮揚・・・出し切り系サウンドから、クローズアップ系サウンドのエッセンスも取り入れて・・・って、あさはかな魂胆は、ゲル浮揚で満たされるものではないことは分かっているんですが・・・

ゲル浮揚サウンドは、これはこれで、なかなか面白いところもあって・・・もう少し、色々試してみたいなと・・・とは言え、その良さ、面白さを、元の出し切り系サウンドのクオリティーを維持しつつ、上手く取り入れるには・・・少し時間をかけつつ、まだまだ、色々試してみないと、よく分からない・・・

ってわけで、昨日のお話しの通り、ゲル10枚1面敷きにて音楽鳴らしながら・・・

今日のお題は・・・ALIX3D2&VoygeMPDのケース改造・・・(^^;

ちょっと前に、XMOS(USB Audio 2.0 Reference Design)を入手し、USBクリーン給電器を作って繋ぎ、ついでにDSIXも繋げる構成を作ったんですが・・・

【1087】110630 XMOS(USB Audio 2.0 Reference Design)到着・・・(^^; [2011/07/29]
【1088】110702 USBクリーン給電器の製作・・・(^^; [2011/07/30]
【1089】110702 SPD/IFデジタルにアイソレーション(DSIX)追加(その1)・・・(^^; [2011/07/31]

どうにもこうにも・・・結局、そのアイテム(USBクリーン給電器やDSIX)の有り無しによる効果が、簡単に確認出来なくて・・・

何とか、瞬時に切替えて、その有無の効果が確認出来ないかなと・・・(^^;

ま、気分転換に工作の虫を遊ばせようと言う魂胆・・・

で、バラバラのアイテムを、1つのケースに押し込んで・・・あわよくば、スイッチで有り無しを切り替えるようにしてみようと・・・

【特価品ケースとスイッチ類】

1101-01ケースの特価品とスイッチ類.jpg
で、調達してきたのが、特価品のケースと切替用のトグルスイッチ・・・

まずは、上の画像左のように、パネルに穴あけを・・・って、ええっ!もう開けちゃった?(^^;

ハハハ・・・ドリルで穴あけ、リーマーで広げ、やすりでちょっと削って・・・30分ほどの工作・・・

で、問題は、ここから・・・

【XMOSとDSIXを内蔵化】
1101-02XMOSとDSIXを内蔵化.jpg

ケチって、特価品のアルミケースを調達してきたので・・・現物合わせで、押し込む羽目に・・・

普通だと、コネクタやネジ式の端子なんかを介して、各基板の間を繋ぐみたいなんですが・・・

ど素人の実験工作ですので・・・アクロバティックに立体配置と空中配線・・・(^^;

本当は、USBクリーン給電器も、もう1つ作って内蔵し、これも切替したかったんですが・・・残念ながら、ケースのサイズと切替の仕組みが上手く思いつかなくて・・・

【実験構成第1弾】
1101-03実験構成第1弾.jpg

と言うわけで、USBクリーン給電器は、前回製作したものを外部接続する形で、取り敢えずの実験構成として仮に完成・・・

ええっ?もう終わり?・・・ハハハ、プチ工作実験なので、この程度に・・・

で、早速、ALIX3D2&VoygeMPDに繋いで・・・

【無理矢理ALIX3D2の上に乗せて】
1101-04ALIX3D2の上に無理矢理.jpg

ってわけで、ALIX3D2&VoygeMPDの上に、親亀小亀状態で乗っけて・・・バッテリー駆動で試聴・・・

前回から、何か代わったか?・・・いえいえ、音は同じ・・・

それじゃあ、DSIXの有り無しは?・・・ほ~!微妙!(^^;

なしの方が立ち上がりはハッキリして余韻が伸びるような気が・・・ありでは、余韻の伸びは少し短くなるが、音がほぐれるというか、解像度と定位感がアップするような感じ?・・・

どっちやねん!・・・ハハハ、やっぱり、USBクリーン給電器も内蔵して、もう少し本腰入れて聞かないとよく分からないですね・・・

ってわけで、こちらは、またそのうち、工作第2弾をやってからと言うことに・・・

で、今日のお話は、ここまで・・・明日は・・・またまた違う方向へ・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1102】110716 3Dプロジェクター・・・ソニーの逆襲?(その1)・・・(^^; 

アップが遅れました・・・すみませんm(_ _)m

ピュア系お宅訪問のお話から、ネットワークオーディオのお話へ行ったかと思うと・・・こんどは、うって変わって、ビジュアル系のお話に・・・(^^;

先日・・・と言っても、1ヶ月前になりますが・・・

某所へ、最新3Dプロジェクターのシュートアウトに行って来ました\(^^)/

【某所駅前ビルから】
1102-01某所駅前ビルから.jpg

今回は、娘がクラブのイベントで留守だったので、珍しく、坊主とかみさんを連れて・・・

そうそう・・・以下のお話、映像系はオーディオよりハードルが低い(ほとんど何でも綺麗だと思ってしまう)σ(^^)私の認識ですので・・・印象が偏ってたり、嘘や勘違いが入っている可能性が非常に大きい・・・ですから、そのおつもりでご覧下さいね・・・(^^;

で、今回のシュートアウトの何が興味深いかと言うと・・・

現在、3D対応プロジェクターの勢力争いをしているのは、ソニー、ビクター、三菱の3社・・・

デバイスとしては、いずれも反射型液晶の部類で、ソニーのSXRDと、ビクターのD-ILAの2種類・・・

本来は、これに、米TI社のデバイスであるDLPと言う、画素サイズの超小型ミラーの角度を変えて光源からの映像を反射して投射するデバイスがありますが・・・

民生用の3D対応プロジェクターは、シャープがアメリカのショウで発表しているものの、この震災の影響で、まだ発売には至らないようで・・・ってのは、1ヶ月前の状況で・・・

つい先日、ようやく発売されました。絵はまだ見ていませんが、非常に明るく、なかなか良いみたいですね(^^;・・・ただ、ズーム幅がほとんどなく、レンズシフトがないそうで、設置性に悩ましい部分があるとのことで・・・

ちなみに、拙宅の現行プロジェクターは、OPTOMAのDLPの機ですので、このシャープのDLP機には、かなり期待をしていたのですが、この設置性の点は・・・惜しいですねえ(^^;

おっと、本題に戻って・・・

反射型液晶をデバイスに使う3社のプロジェクターの比較視聴会のお話ですが・・・

1番最初に製品を出したのはソニーで、昨年VPL-VW90ESと言うフラッグシップ機を投入・・・

少し遅れて、ビクターが、渾身の力作・・・DLA-Xシリーズ(X3,X7,X9)を順次投入・・・

更に数ヶ月遅れて、今年の春に、三菱が、これまで使っていたDLPデバイスを使わず、ソニーのSXRDをデバイスとして採用し、3管画質を標榜するLVP-HC9000Dを投入・・・

これで、一応ライバル勢揃いになったわけです・・・で、この頃の各社のσ(^^)私の印象は・・・

2Dは、画調、画質等、既に好みの選択肢を選べる状態で、充分な実力を持っていたんですが・・・

3Dの性能は、明らかにビクターが頭1つ抜け出ていたって感じていました・・・

3Dでは、左右の映像を交互に表示し、同時に3Dめがねによって右目と左目を切替えて視聴するんですが・・・このため、発光している時間が片目当りでは、2Dの半分になって暗くなる・・・

ちなみに、この左右の映像を交互に表示する方式がフレームシーケンシャル方式と言いまして、最近ブルーレイディスクで発売されている3D映画は、この方式・・・(これと紛らわしいのが、赤と青のフィルターめがねが付いてる古い3D映像・・・買う時ご注意を(^^;)

更に、これを3Dめがねで見るわけですが、このめがねが液晶シャッターで片目ずつ交互に閉じる仕組みで、この液晶シャッターが、開放時でも完全な透明ではない(極薄いサングラス程度)ため、その分でも更に光量が落ち、暗く見える・・・

ちなみに、この液晶シャッターを使った3Dめがねがアクティブシャッター式(国産のプラズマTVも液晶TVも3Dめがねはこの方式なんですが、LGの液晶TVは、このアクティブシャッターを使わず偏光フィルターのみの3Dめがねで、IMAXシアターも同じ様に偏光フィルターのみのめがねです)

ってわけで、現状、コンシューマー向けの3Dプロジェクターは、BDメディアが採用しているフレームシーケンシャル方式の映像を投影して、3D(アクティブシャッター式)めがねを使って視聴するわけで・・・どうしても暗くなるというのが1つの弱点なんですが・・・

実は、もう1つ大きな弱点が・・・

あれれ~・・・いつの間にか夜が開けたどころか、アップの時間を過ぎちゃった・・・

なので、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1103】110716 3Dプロジェクター・・・ソニーの逆襲?(その2)・・・\(^^)/ 

さてと・・・某所へ、最新3Dプロジェクターのシュートアウトに行ったときのお話って言っておきながら・・・これまでの、σ(^^)私の3Dプロジェクターに対する印象のお話になっちゃって・・・

おまけに、3Dは暗いという弱点だけで終わっちゃいましたが・・・

早速続きへ・・・

現状、σ(^^)私が3Dプロジェクターに求める、最も重要なポイント・・・

もう1つの弱点は、残像による画面のチラツキとそれによる疲労・・・

3Dでは、前回も説明した通り、右の画像と左の画像を切替えて表示(フレームシーケンシャル方式)、左右の目を3Dめがねで切替え(アクティブシャッター方式)て視聴するといいましたが・・・

この画面の切替途中の映像が、残像として交じり、逆の目で見えてしまうと、クロストークと言う現象が生じます・・・

ま、要は、反対側の目用の映像が残像として残るので、映像がチラチラするってことですね・・・

で、このクロストークによるチラツキが、3D視聴を、非常に疲れるものにしていると・・・

あっ、これが、一般的かどうかは知りません・・・σ(^^)私の場合は、これが一番疲れる原因だと言うことです・・・(^^;

でもって・・・これまで、2Dでは、各社とも(勿論3D先行のソニーも)、画面の描画は、線描画と呼ばれる方法だったらしく・・・この方式では、右用画面から、左用画面に書き換えるには、1行ずつ書き換えて行くのだそうで・・・

この書き換え途中の映像が、反対側の目に見えてしまうと、当然、クロストークになるわけです・・・

なので、この書き換え中に、ランプを消すことで見えなくしたりしていたそうな・・・

ところが、これまでの2Dでは、この間も映像を表示していたので・・・3D描画時のランプ消灯の分、暗くなる結果に・・・だから、先行のソニーのフラッグシップVPL-VW90ESは、暗かったと・・・

ところが、ここでビクターが、一発逆転・・・渾身のXシリーズで、この点を、一気に解決!・・・

なんと、画面表示をデジタル駆動して、1行ずつではなく、1画面を一気に面描画することで、このクロストークを激減させ、完全に他社に先行したわけです・・・

で、数ヶ月後発売の三菱は・・・ソニーのSXRDデバイスを使って・・・駆動部分もソニーから提供受けたのか?線描画のまま・・・と言うか、端から3Dはおまけで、2D画質重視の路線を取ったのか?・・・ソニーより、かなり明るくなったものの、ビクターには全然及ばなかった・・・

どちらかと言うと、三管ライクな発色で、マニアックな細かい調整機能が特徴だった・・・

ってわけで、σ(^^)私には、3D性能が最重要だしたので、この時までは、ビクターがダントツ!

ところが・・・今回、ソニーが、フラッグシップ機VPL-VW90ESの半額の弟機を出してきた・・・

で、デバイスは、兄貴のVPL-VW90ESと同じSXRDパネルを採用・・・

デバイスとしての性能は、ビクターのDILAより、画素間の隙間の少なさから、滑らかな映像が出しやすいソニーのSXRDの方が優秀なんじゃないかな?と思ってたんで・・・

これで、もし3D性能が高ければ言うこと無し!・・・となる筈なのですが・・・

果たして、どうだったんでしょうか?・・・

その結果は・・・もし、主催者側が、販売促進のために画質調整などのてこ入れをしていなければ・・・ソニーの新型廉価機種のVPL-HW30ESが、確実に3D性能が高いように感じました!(^^;

最も明るいと思っていたビクターより更に明るく・・・おまけにデジタル駆動、面描画のビクターより、クロストークが気にならない!

これは、完全に期待大ですね!\(^^)/

あっ、当然、発色や画質については、ビクターのX7や三菱の9000Dには及びません・・・

2D、3Dともに、色味については、かみさんと坊主も一致で、三菱が良かったですね・・・

でも、これは仕方ありません・・・この辺は、やはり、それなりに物量、手間がかかる基本性能の差ってことでしょう・・・

でも・・・σ(^^)私の場合、3D性能が最優先!・・・

ってわけで、現時点のσ(^^)私的なダントツは、ソニーのVPL-HW30ESってことに・・・(^^;

本当は、この機能を取り入れた兄貴のVPL-VW90ESの後継機が出れば・・・ハハハ、切り無いですね!

ま、楽しい状況になって来ました!

ちなみに、デモに使われていた、ディズニーの最新3Dアニメ・・・塔の上のラプンツェル・・・

これのランタンを飛ばすシーンがめっちゃ楽しい!・・・

手で触れられそうなくらい、目の前まで飛んで来るんです!・・・

製作側も、3Dの新しい表現の世界のノウハウを積み重ねているんですね!・・・

今後が、益々楽しみ!(^^;

ってわけで、このお話は、これでお終い・・・明日はまたお馬鹿なお遊びのつづきに・・・(^^;

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1104】110717-18 ゲル浮揚実験Part5:SP+プレーヤー編・・・(^^; 

さて、ホントしつこいですね~このタイトル「ゲル浮揚実験」ですが・・・そもそもは、ゴールデンウィークの拙宅オフ会でのお茶タイムの会話から・・・磁気浮揚系のサウンドに興味を持ったのが始まりなんですが・・・これから連想したのが、HB-1のゲル浮揚を聞かせていただいた拙宅オフ会・・・

そんな取っ掛かりのお話が・・・こちら

【1057】110528-29 機器のゲル浮揚実験Part1(その1)・・・(^^; [2011/06/29]
つづく1話

実験システム「乙」君で試した実績もあるんで、すぐさま簡単な実験をやったら、意外に面白い音が出ることが分かって・・・以降、プレーヤー~アンプへと次々機器のゲル浮揚実験を・・・

【1071】110604 機器のゲル浮揚実験Part2(その1)・・・(^^; [2011/07/13]
つづく1話

これで調子付いて、さらには電源周り~パワー~AVアンプへと・・・これでオールゲル浮揚・・・

【1073】110611 機器のゲル浮揚実験Part3(その1)電源周り・・・(^^; [2011/07/15]
つづく3話

ところが、トータルでは、前後左右に出音のポイントがはっきりとし、ポッと浮かぶような定位感と、中低域の弾力感が出るという・・・非常に興味深いサウンドになるものの・・・

ゲル浮揚作業が重労働で時間もかかるため、変更前の音を忘れてしまい、はっきりした効果がよく分からないという情けない状態・・・ゆえに、もっと簡単に、ゲル浮揚の有り無しの比較実験をすべく、ハンドジャッキを製作・・・

【1077】110618-19 ゲル浮揚実験用ハンドジャッキの製作(その1)・・・(^^; [2011/07/19]
つづく3話

で、このハンドジャッキを武器に、いよいよ機器のゲル浮揚有り無し実験を再開・・・で、全機器ゲル浮揚の状態から、オリジナルのフェルト敷きの戻してみたら・・・意外に効果がはっきりと・・・

【1082】110625-26 ゲル浮揚実験Part4(テスト準備:1)・・・(^^; [2011/07/24]
つづく4話

ハンドジャッキのお陰で、70kg近いSPでさえ、簡単に実験できるようになり・・・まずはSPのみの効果を確認したわけですが・・・そろそろ、メリットだけでなく、デメリットも見えてきた・・・なので、ゲルの使用量で、サウンドコントロールできるか追試を・・・

【1099】110709 ゲル浮揚実験の追試:思う所ありて変更?・・・(^^; [2011/08/10]
つづく1話

どうやら、出し切り系サウンドを、完全維持は出来ないものの、微妙なところでクローズアップ系の持ち味も活かせるのでは?と、期待しつつ・・・

っと、ここまで、2ヶ月くらい遊んできたわけで・・・まあ、しつこいと言われても仕方ない・・・

でも、ここまで来たし、もう少し遊んでみようかと・・・またまたお遊び・・・

ってわけで、今回は、ゲル10枚を1枚敷きに変更したSPの効果に加え、プレーヤーをゲル浮揚にしたらどうなるか?ってのをやってみた次第で・・・

まずは、ラックと御影石の隙間から、ハンドジャッキを差込・・・

【御影の左右にジャッキを入れて】
1104-01御影の左右にジャッキを入れて.jpg

機器の奥側に、連結棒を入れて、ナットで左右に広がらないように固定・・・

【ハンドジャッキでUX-1をジャッキアップ】・・・手ブレでm(_ _)m
1104-02ハンドジャッキでUX-1をジャッキアップ.jpg

フロントのレバーを手前におこして、ジャッキアップ・・・新機能の固定ネジ(レバーの下部の蝶ネジ)で、ジャッキ動作を固定・・・

【フェルトを取り出し】・・・これも手ブレでm(_ _)m
1104-03フェルトを取り出し.jpg

結構、狙いは上手く行って、この蝶ネジで、充分ハンドジャッキのリフト状態を固定できる!・・・

【小さなゲルを2枚重ね】・・・これまた手ブレでm(_ _)m
1104-04小さなゲルを2枚重ね.jpg

で、今回の実験・・・SPと比べると、軽量級の機器ゆえ、5mm厚、5cm角のゲルを1/4に切って・・・まずは、2枚重ねにして、5箇所に敷いて・・・

【ジャッキを降ろしてセット完了】
1104-05ジャッキを降ろしてセット完了.jpg

ジャッキを降ろして、セット完了・・・ナットを緩め、後部の連結棒を外して、ハンドジャッキを抜き取って・・・プレーヤー(UX-1)のゲル浮揚有り状態のセット完了・・・

ってわけで・・・早速インプレッション・・・(@@?

パッと聞きは、あまり顕著な変化はないのか?って思ったんですが・・・どうやら、違いは出てて・・・丁度、前回、気になって、SPのゲル浮揚を、2枚重ねから、1枚敷きに変えたわけですが・・・何だか、また2枚敷きに戻したようなサウンドに・・・

そう、音像の空間定位が明瞭になって、ポッと浮かぶ感じが増して、中低域の弾力感が増す感じ・・・要は、SPの時とどう傾向の効果が・・・ただ、SNも向上している感じながら、響や余韻の伸びが減ってるような感じも・・・

う~ん、これはやっぱり、同時じゃなくて、SPを元に戻して、プレーヤーだけで確かめないと駄目かな?・・・うん、この実験は、また改めてやることにしますね・・・(^^;

っと、ちょっと物足りない実験でしたが、今日はここで、時間切れ・・・

明日は・・・変わった演奏会のお話・・・

ってわけで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1105】110718 演奏家のいない演奏会(その1)・・・(^^; 

おっと、ヤバイ・・・生活のリズムを崩してしまった・・・うたた寝のつもりが、気がつけば朝まで爆睡しちゃって・・・ゆえに、今から、超特急で・・・毎度の中途半端でm(_ _)m

さて、改めまして、今日のお話は・・・1ヶ月前に行って来た題名のないおんが・・・ちゃいます・・・演奏家のいない演奏会!・・・

そもそもは、酒仙坊さんから、「演奏家のいない演奏会」in兵庫県立芸術文化センター・・・ってのがあって、これに行かれるとの情報を頂きまして・・・

多分、このSP、以前、どこかのショウで、見たことはあるんですが・・・その名前「波動スピーカー」ってのに惹かれつつも、避けていた?のか、その音は聞いたことがなかったんです・・・

おまけに、タイトルの通り、「演奏家のいない演奏会」でしょ、これは興味を引くじゃないですか!

そして更に、兵庫県立芸術文化センター・・・その画像を見て・・・こんなに響の綺麗そうなところで、特殊な構造とは言え、小口径フルレンジのSPで、演奏会?・・・

これは凄いチャレンジ・・・と言うか、それを公開でやられると言うことは、相当な自信がありそう!・・・これだけのホールで満足な音を鳴らせるとしたら、まさに、よく出来た楽器と同じ発音構造で、非常に上手な演奏家と同じような演奏が出来ないと、ホールに音が行き渡らないはず・・・

これは、是非とも行って、確かめてみたい!・・・そう思ったんです・・・

残念ながら、申し込んだ時点では、既に満員御礼・・・諦めずに、何とか参加させて欲しいとメールさせていただいたんですが・・・結果は変わらず・・・

で、次回は新大阪で行われるとのことで、こちらを申し込んで、行って来たと・・・(^^;

当のご紹介いただいた酒仙坊さんは、兵庫県立芸術文化センターに行ってみて、その結果によっては、この新大阪の演奏会も行ってみると仰っていて・・・結果、新大阪にも・・・

なので、期待は高まります(^^;・・・この日の様子がこちらに・・・

>> 「演奏家のいない演奏会」in兵庫県立芸術文化センターレポート
>> 「演奏家のいない演奏会」in兵庫芸文センター(パート2)

ま、このパート2の動画をお聞きになれば、σ(^^)私が日記を書く必要は無いんですが・・・

そこはそれ・・・ちょっとだけφ(..)メモを・・・

で、もう一つ、密かに期待していたのが・・・こちら・・・

>> 波動スピーカーと生ピアノの聴き比べ

前回の演奏会では、演奏家のいる演奏会だったとのことで・・・今回も参加されれば、生音で、ベーゼンドルファーの演奏を、間近で聞けるかも?・・・って、o(^^o)(o^^)oo(^^o)(o^^)oワクワク(^^;

そうなんです、この会場・・・ベーゼンドルファーのショールームなんです(^^;

で、当日、小雨降る中、新大阪の会場へ・・・ショールームには、オーバーホール中と見られるピアノも置いてあったり・・・非常に興味深くて・・・

で、演奏会の会場は、そのショールームの奥の部屋で・・・

【会場にはベーゼンドルファーが2台】
1105-01ベーゼンドルファーが2台.jpg

ベーゼンドルファーが2台置かれた、こんな感じのお部屋・・・

中央が、この演奏会の主催者、株式会社オブリガードの森氏・・・テーブルに乗っている、かわいい横向きの円筒状のものが、この演奏会の主役の波動SP・・・

森氏は、学生の時、オーケストラでヴァイオリンを弾かれていたそうで、バイオリンの音色でSPを探され、出会われたのが、このSPだったと・・・

森氏は、元々この波動SPの次元の違うサウンドに驚き、メーカーのエムズシステムさんに、このSPを買うために行かれたそうですが・・・そこでこのSPをつくられた社長のお話を聞いて・・・何と、関西地区に販売店でなかったこともあって、このSPを売る側になられたと・・・(@@;

えっ?いやちょっと!ちょっと!って展開ですが・・・

そんなこんなで、このSPの素晴らしさを知ってもらうため、試聴会(演奏会)をはじめられ、ようやく認識も高まり、この演奏会にも多くの方がこられるようになったとのこと・・・

ああ・・・今日はここで時間切れ・・・つづきは明日に・・・

ってわけで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1106】110718 演奏家のいない演奏会(その2)響のエネルギー?・・・(^^; 

さて、波動スピカーなんて、名前もあって、ずっと近付かなかったんですが・・・何の因果か、あれよあれよと演奏会に行くことに・・・

冒頭、主催の森氏の、このSPとの出会いのお話を聞いて、一体どんなサウンド?と、興味は募るばかり・・・と、話していてもと、いよいよ曲をかけ始められた・・・

あっと、前回、この会場でピアノ演奏をされたピアニスト長谷川美沙さんは、熱中症で急遽こられなくなったとのこと・・・う~ん、残念・・・

で、この日の演奏曲は、海の日と言う事で、海にまつわる曲を紹介されました・・・

駆動するのは、パイオニアのレシーバーとのこと・・・

何でも、このSPは、その名の示す通り、不思議な鳴り方をするようで、オーディオマニアが目くじら立てるような大げさなシステムは、全然必要ないとのこと・・・

【ティーパーティのような雰囲気】
1106-01ティーパーティーの雰囲気.jpg

で、最初にかけられたのは、バリのイメージの曲ということで、「セラマトゥ・ティダー」 ジャラン・ジャラン from BALIから・・・

虫の音で始まり、ガムランが・・・ほほ~、確かに不思議な鳴り方・・・

SPの位置とは関係なしに、音が点在する感じ・・・で、響が部屋中に満たされるような・・・

部屋の中で、音の呼吸が起こっていると言うのか・・・丁度、この音楽が、ファとシが無い音階でと、左のベーゼンドルファーで音階を弾かれたんですが・・・

なるほど・・・音の出方が似ていますね・・・

打音部分から音がでて、筐体に響いて部屋に広がり、部屋から反射が戻って、その音があらゆる方向に交差して、ブワッと音圧が高くなる・・・何か部屋の中の空気が鳴っているような感じ・・・

次にかかったのは、「リトル・マーメイド組曲」 エリック・カンゼル指揮 シンシナティ・ポップス・オケ・・・

う~ん・・・音の質と言う意味では、帯域は、想像通り、低域、高域共にだだ下がり・・・ま、小口径フルレンジを横から聞いている感じ・・・大太鼓の音、低弦の太い響、金管の高い方、シンバル、バイオリンの高弦の響は、一応聞こえるという感じ・・・

一方、中域、中低域は・・・女声ボーカルのクリアさと響は・・・凄い!綺麗に魅力的に浮かぶような・・・最初のピアノと同じ・・・部屋の中央辺りから部屋全体に響が伸びて、音圧が高まる感じ・・・

コーラスやバイオリンの高域、チェロの低域・・・何か曲のサポート的盛り上がりが必要なところは、キチンと音圧が上がる感じ・・・

つづいて、「海を見ていた午後」 松任谷由美・・・

やはり、部屋に広がる空間の音が非常に綺麗でよく響く・・・その中でボーカルは、SPの存在とは関係なく、部屋の中央辺りからエネルギーが部屋に広がっていると言う感じ・・・曲の印象が部屋に充満していくようなイメージ・・・と言うより、詩の気持ちが部屋に広がるような感じ・・・

次は、「水族館」 サンサーンス「動物の謝肉祭」より サイトウ・キネン・オーケストラ・・・

だんだん耳が慣れてきたのか?・・・高域、低域が下がっていることより、不思議なエネルギー感を伴う中域中心のかまぼこサウンドが、曲の印象をクローズアップする・・・

次は、「黄金の花」 夏川りみ・・・

ああ・・・もし、ギターの真ん中の穴のところで聞いたらこんな感じ?・・・弦の音と胴の響きの両方に全身を包まれるような・・・ボーカルの声のエネルギーと響に抱かれるような・・・優しさが伝わってくるような心地良さ・・・

つづいて、「Wave」 Hanjin・・・

中域の密度の感じが・・・いわゆるステレオのSPで出来るセンター定位とは違う・・・音がそこあるみたいな鳴り方じゃなく・・・発音体のエネルギーが部屋の中央辺りからブワッと部屋に広がる感じ・・・

次は、「ジョーズ」 ジョン・ウィリアムス・・・映画のテーマソングのところから・・・

金管の高い方も、何だか聞こえいているような感じがしてきた・・・直接の音というより響から感じると言う感じ?(^^;・・・で、お馴染みの低域の恐怖・・・おお!何かちゃんと恐い感じに低域を感じる・・・響きが低域のエネルギーを増幅して、部屋全体でブースとしてるような・・・

う~ん・・・何だか、音楽のエネルギーの大きさはキチンと感じる・・・と言うか、普通のステレオSPより強く、この曲のここはストーリーの要!みたいなエネルギー感の抑揚が凄く感じやすい・・・

っとっと・・・気付けば、夜明け・・・なので今日はここまで・・・

ってわけで・・・つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1107】110718 演奏家のいない演奏会(最終話)響の伝播?・・・(^^; 

さて、何ともいわくありげな名前・・・波動スピーカー・・・普通のスピーカーをステレオ配置・・・試聴位置を中心とする、三角形に配置して聞く感じとは、全く違う・・・

何とも不思議な鳴り方ですねえ・・・いわゆる音圧を感じる鳴り方?聞き方?じゃない・・・

音の基本的な印象は、モノラル的な雰囲気が中心・・・波動スピーカーを中心とする発音体・・・センターでの演奏ものは、中央から部屋全体に響を放出するような感じ・・・

それでもって、何か、呼吸球?のような・・・空間の空気を振動させる中心があって・・・そこから空間全体に空気の響?共鳴?が広がるような・・・単に中心部分からの直接放射される音だけじゃなくて・・・なんか空間で響のエネルギーが増幅され、包まれる感じになる・・・

同時に、その演奏の中心の音の密度を再認識させられる感じ・・・

まさに、ホールでソロ楽器の演奏を聴いたとき、ピアニシモの微細な音が、離れた席でもホールの響に乗って、克明に聞き取れる、あの感じを土台にしたような・・・何とも独特の鳴り方ですね・・・(^^;

ってわけで、こんな小さなフルレンジのSPで、あのお馴染みのジョーズの旋律に、ゾクゾクしてビビリそうになった・・・そんな不思議な演奏のつづきを・・・

今度は、海にまつわるピアノの曲・・・せっかく会場にピアノがあるので、この響き後からも借りようと・・・「沈める寺」 ドビュッシー ピアノ前奏曲集より・・・

ケルト民族の伝説で、ある時、霧の立ち込める海にザーッと大きな寺院が現れて、またそれが沈んでいく、その様子を描写している曲だそうで・・・

おお、やっぱり、単にスピーカーから音が出ているというのとは違うようですね・・・やはり、空間と共に響く感じですね・・・

ここからは、主催の森氏のお好みの曲と言う事で、アカペラコーラスグループ?・・・「月の光」 スウィングル・シンガーズ ドビュッシー組曲ベルガマスクより・・・

ああ、音の配置が不思議ですね・・・コーラスの声が、そこかしこに・・・思わぬところに音が浮かび上がる感じ・・・しかもその響に優しく包まれる・・・この心地よさは魅力的・・・

森氏のコメントが、その思いの強さを物語る・・・ここで、本当にこのグループが歌っているような感じがしますので、凄くリアルで、自然ですので、聞いていても疲れない・・・と。

つづいて、「小さな空」 TRY-TONE 武満徹・・・

発音のポイントを捉えようとしてもそれは難しい・・・でも、響も含めた音のエネルギーの発信源は、紛れもなく目の前のステージ・・・この雰囲気に素直に浸れれば、正に目の前で歌っているような感覚に入り込める・・・きっと、オーディオ的な分析をするような聞き方では、この空間の雰囲気には酔えないでしょうね・・・単に、演奏会を聞きに行って、目を瞑って素直に演奏を聴けば、正にその場がコンサートホールに・・・ようやく、その聞き方が分かってきたような感じ・・・(^^;

お次は、「しあわせ運べるように」 被災された仙台市立八軒中学校吹奏楽・合唱部の皆さん・・・

う~ん・・・中学生のピュアな気持ちがあふれ出て狂うような空間・・・彼、彼女たちのそれぞれの覚悟と思いとメッセージが響の空間となって広がる・・・この響に包まれると、その気持ち、思いが直接自分の心に流れ込んでくるようだ・・・なるほど、これが最も素晴らしい魅力なんだろうな・・・

で、最後は、「スマイル」 ジョシュ・グローバン・・・

ああ・・・なんて心地良い響きの空間・・・ボーカルの歌声が、歌のことばとこちらの気持ちを共鳴させるような・・・意識せずに気持ちが同調する感じ・・・

そして、アンコール曲は、「ユー・レイズ・ミー・アップ」 シークレット・ガーデン ヴォーカル

郷愁のバイオリンの音色と響の空間に包まれ・・・優しく語り掛ける男声、次第に切なく歌い上げる・・・バグパイプの響に一層気持ちが・・・君のお陰で力強く生きていけるんだと・・・女声とコーラスがその思いを一層力強いメッセージに・・・おおお!素晴らしい!

ってわけで、演奏会は、これにて終了・・・で、このあと、個別に質問やシステムの説明など・・・

っと、参加者から太鼓みたいとのコメントで、このSPは実は太鼓の原理に近いとのことで、太鼓のCDをかけられた・・・多分、邦楽合奏 「三国幻想曲」・・・

この和太鼓と鐘が素晴らしかった・・・大型SPでも出ない大太鼓の空気の振動を素晴らしく再現!

なるほど、太鼓の原理か・・・球面波と音の伝播・・・理屈は分かりませんが、何となくこの不思議な音の仕組みが納得できました・・・太鼓の音の伝播ね・・・(^^;

この他、スーザン・オズボーンの独唱で「ふるさと」も素晴らしかった!・・・

それから、参加者持参のCDを何曲かかけられ、試聴会は終了・・・

いやあ、貴重な体験でした・・・通常のSPとは、全く違うアプローチの鳴らせ方・・・

終盤の太鼓の曲と、太鼓の原理の言葉が、特に耳に残っている・・・

無理矢理、近い印象を引っ張ってくると・・・この鳴り方って・・・フルレンジの小型SPの調整をしていって、ここだ!って感じで部屋全体が鳴るようになるポイントがあるじゃないですか・・・

いわゆる球面波が綺麗にできた時、響が部屋全体に充満する感じ・・・あの状態が、このSPだと、いつでもどこでも・・・そんな感じに近いかな・・・

ただ、普通のSPとの違いは、定位の予測がつかない・・・思わぬところにポッと浮かぶ・・・(^^;

っと、大変貴重な体験をさせていただきました・・・森社長、素晴らしい演奏の数々をありがとうございましたm(_ _)m

それと、この演奏会をご紹介いただいた酒仙坊さん、貴重な情報をありがとうございましたm(_ _)m

この音の魅力については、ちと実験してみないと駄目ですね・・・実は、帰宅後直ぐにちょっと実験したんですが・・・その後もちょっと追試を・・・この辺りは、またいずれ(^^;

てわけで、この演奏家のいない演奏会のお話はここまで・・・

明日は、またビジュアル系?大ニュース?(^^;

ってわけで・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1108】110723 遂に3Dシアターに!?:その変遷を辿ると・・・(^^; 

えっと・・・そもそも3Dというものに興味を持ったのは・・・ずいぶん経ちますね・・・一昨年の2月にIMAXシアターでアバター3Dを見てから・・・新しい物好きのσ(^^)私は、もうo(^^o)(o^^)oo(^^o)(o^^)oワクワク状態・・・

その8月には・・・丁度、実家のTVの故障もあって、その代わりにと、玉突きをやりまして・・・結果、拙宅リビングが、遂に3Dレディに・・・

【813】100828 来た!3D-Ready\(^^)/ [2010/10/19]
【814】100828 好きなんです新もの!(^^;・・・遂に3D-Ready!\(^^)/ [2010/10/20]
【815】100903 いよいよ自宅3D体験・・・これほどに音も描写できれば・・・(^^; [2010/10/21]

っと、こんな感じに準備万端整い・・・後はソースの入手を待つのみって状況から・・・

【840】100926 これが3Dですか:自宅3D初体験・・・(^^; [2010/11/15]
【841】101007 3Dってホンマにええんか?:3D放送ってどうなの?・・・(^^; [2010/11/16]
【842】101007 意外とええんちゃうん?:3Dコンテンツ・タイタンの戦い他・・・(^^; [2010/11/17]

と、何とか拙宅でも3D体験をしまして・・・やっぱり、3Dってのは、視野角一杯で見ないと駄目だと実感・・・それに、少し慣れてきたとは言え、どうにも気になるクロストーク・・・3Dめがねの疲労の大きさが問題だと感じていた・・・

【871】101113 大阪ハイエンドオーディオショウ&オーディオセッションメモ(3)・・・(^^; [2010/12/16]

で、この時の最新機種ということで、ビクターのXシリーズを始めて視聴・・・続けて、ソニーのフラッグシップ機のデモも・・・

【873】101114 大阪ハイエンドオーディオショウ&オーディオセッションメモ(5)・・・(^^; [2010/12/18]

ここでは、3D映像のみの印象で判断するなら、圧倒的にビクターのXシリーズにアドバンテージを感じていました・・・とは言え、まだまだ決断するには至らない・・・

そんな中、遂に待望のこの映画を見て・・・あらたな衝撃・・・

【925】101218-19 待望のトロン・レガシー3Dを家族で体験\(^^)/ [2011/02/07]

これにはちょっと感激・・・サラウンドの音響と、3D映像が合体すると、3次元立体空間体験をしているような感じで・・・これは、これからが楽しみなソースになり得るんじゃないかと感じた・・・

と、これはもう、早々に拙宅も3Dシアターにしないと・・・なんて思いがドンドン大きく・・・で、まずは、そのための準備をと、スクリーンを貼り変え・・・

【956】110130 実験やりかけなのに、スクリーンが・・・(@@ [2011/03/10]
【957】110204 スクリーンの貼り変え・・・やってもうた!・・・か?・・・(^^; [2011/03/11]


ここで、ようやくもう一つの期待の機種・・・三菱の新型の試聴会が・・・

【959】110203 (再掲)3D対応プロジェクターLVP-HC9000D試聴会へ(前フリ)・・・(^^; [2011/03/23]
【960】110203 3D対応プロジェクターLVP-HC9000D試聴会へ(その1)・・・(^^; [2011/03/24]
【961】110203 3D対応プロジェクターLVP-HC9000D試聴会へ(その2)・・・(^^; [2011/03/25]
【962】110203 3D対応プロジェクターLVP-HC9000D試聴会へ(その3)・・・(^^; [2011/03/26]
【963】110203 3D対応プロジェクターLVP-HC9000D試聴会へ(その4)・・・(^^; [2011/03/27]
【964】110203 3D対応プロジェクターLVP-HC9000D試聴会へ(プチまとめ)・・・(^^; [2011/03/28]

どうやら、2D映像に対しては、かなりの実力機・・・しかし、3Dに関しては残念ながらビクターがアドバンテージを持っていると感じながらも、もう一度確認したいなと思いつつ・・・

ここで、貼り変え依頼していたスクリーンが帰ってきて・・・

【976】110218 帰って来た新型ビーズスクリーン!:ふり返り・・・(^^; [2011/04/09]
【977】110219 返ってきた新型ビーズスクリーン!:半分成功・半分失敗?・・・(^^; [2011/04/10]
【978】110220 返ってきた新型ビーズスクリーン!:この絵なら&Ge3チューン?・・・(^^; [2011/04/11]

ここまで来れば、後は3D対応プロジェクターをどうするか・・・この判断をするには、もう一度ビクターのXシリーズを見たいと思っていると・・・丁度、試聴会が・・

【979】110220 ビクターの新型PJ兄弟(X9,X7,X3)の比較試聴会へ(その0.5)・・・(^^; [2011/04/12]
【980】110220 ビクターの新型PJ兄弟(X9,X7,X3)の比較試聴会へ(その1)・・・(^^; [2011/04/13]
【981】110220 ビクターの新型PJ兄弟(X9,X7,X3)の比較試聴会へ(その2)・・・(^^; [2011/04/14]
【982】110220 ビクターの新型PJ兄弟(X9,X7,X3)の比較試聴会へ(その3)・・・(^^; [2011/04/15]
【983】110220 ビクターの新型PJ兄弟(X9,X7,X3)の比較試聴会へ(その4)・・・(^^; [2011/04/16]
【984】110220 ビクターの新型PJ兄弟(X9,X7,X3)の比較試聴会へ(最終章)・・・(^^; [2011/04/17]
【985】110220 ビクターの新型PJ兄弟(X9,X7,X3)の比較試聴会へ(おまけ)・・・(^^; [2011/04/18]

ってわけで、こりゃあ、ビクターが選択肢としては最優先だと感じたわけで、後は予算と合わせて、一体いつ、どの機種に?・・・って段階に気持ちは焦る・・・その証拠に、こんな突っ走りも・・・

【986】110223 アバター3Dを手に入れるため?お遊びBDPの導入・・・(@@ [2011/04/19]

これで、最大のお楽しみソースも手に入る・・・後は・・・あっ、AVアンプが3D未対応・・・

【999】110403 さよならSUSANO君・・・遂にSC-LX90とのお別れ・・・(^^; [2011/05/02]
【1000】110406 交代要員は名前の無い83君:SC-LX83へダウングレード・・・(^^; [2011/05/03]

ま、実際はピュア系との音質差の改善が目的だったんですが・・・アンプも3DReady!に・・・

ここまで来れば、後は、かみさんをどうやってくどくか?・・・ここが最大のヤマ場(^^;・・・丁度、先行ゆえに大きなハンディを背負ったままになっていたソニーから、新機種が登場し・・・幸運にも、この際新機種も交えて、同時比較が出来るこんなイベントが・・・

【1102】110716 3Dプロジェクター・・・ソニーの逆襲?(その1)・・・(^^; [2011/08/13]
【1103】110716 3Dプロジェクター・・・ソニーの逆襲?(その2)・・・\(^^)/ [2011/08/14]

ってわけで、かみさんを誘い出すことに成功し・・・その実力差を、実際に見てもらったと・・・

いよいよ機は熟した・・・この結末は明日・・・

ってわけで・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1109】110723 遂に3Dシアターに!:ソニーVPL-HW30ESがやって来た・・・\(^^)/ 

って、おいおい!・・・なんなんだ?昔話を延々引張り出して!って突っ込まれそうな展開になっちゃいましたが・・・ま、浮かれた気持ちを静めるために、ちょっと、自分自身でおさらいを・・・(^^;

と言うわけで・・・やってまいました~(^^;

結局、我慢できずに・・・かみさんを押し切り、遂に3Dシアター始動!・・・

と言うか・・・うちには(プロジェクター)あるし、まだ充分見られる!とのかみさんの言葉に、3社最新プロジェクターのシュートアウト会場で、実際の映像を見比べてもらいながら、選択肢を絞っていく作業を繰り返したんです・・・もう、選択の余地はないと・・・(^^;

比べてみると、ビクターのX3では物足りないでしょ?・・・そうね

X7だと悩ましくなるけど、手が届かないよね?・・・買わなきゃいいのよ、今ので充分

でも、3D見れないし・・・うちはTVで見れるでしょ!

うちのTVだと、ちらちらして疲れて見れないじゃん・・・3D見ないもん

塔の上のラプンツェルのデモで、目の前のランタンに手が触れられそうになるシーンで、ほら!すごいでしょ?・・・こんなのが、うちで見れるんだよ・・・それに、どうせ遅いか速いかの違いだし・・・前のローンももう直ぐ終わるし・・・

となると・・・X3では物足りなくて・・・X7は手が届かないでしょ?・・・三菱は、絵は良いんだけど、3Dのクロストークが・・・ってサイクルに戻って(^^;

ってわけで、やっぱりこいつが救世主なわけよ・・・ソニーの起死回生の1発!

だって、X3より、クロストークが気にならないのに5万以上安いんだよ!・・・

どう転んでも、選択肢はこれしかないじゃん!・・・(^^;

ってわけで・・・来ました・・・VPL-HW30ES・・・

【遂に来ました!】
1109-01遂に来ました!.jpg

使い方が固定したら、いずれ、見苦しい設置方法を変えて、頭上のの鉄パイプは撤去するつもりですが・・・今回は、実験視聴・・・とにかく早く見たいし・・・(^^;

ま、仮設置ということで、とにかく安く・・・って考えた結果

近くのホームセンターで、これだけ入手・・・

【仮設置ゆえローコストに】
1109-02今回は仮設置ゆえローコストに.jpg

そろえた材料は・・・30cmのL字アングル6本、30cmの寸切りボルト4本、ナット、ワッシャ、本体固定ネジM5ボルト3本と高さ調整用の蝶ナット3個・・・締めて1036円!

とにかく、一刻も早く見たい!・・・なので、簡単に設置するため、加工は一切なし!・・・

【とにかく簡単に】
1109-03とにかく簡単に設置.jpg

ダイニングの頭上・・・壁面の間に渡した2本の鉄パイプをL字アングルで挟んで・・・固定ネジをとめるL字アングルをぶら下げ・・・全部を寸切りボルトで連結しただけ・・・

よし!・・・これで、準備完了!

っと、ここまで何とも順調に進んできたんですが・・・っと、今日はここで時間切れ・・・

ってわけで・・・このつづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1110】110723 遂に3Dシアターに!:VPL-HW30ESの設置~視聴?・・・(@@ 

さて、何とか早く、3Dシアター対応にしたいと思い続けて来たわけですが・・・間もなくその想いが叶うと思うと・・・

そうそう!リアルタイムの方では、遂に出ましたね・・・シャープの3D対応のDLPプロジェクター・・・う~ん、早まったかな?・・・でも、今更どうしょうもないし・・・あっ、まだ絵は見てないんですが・・・1つ大きな問題が・・・どうやらズーム幅が狭くてレンズシフトが無いそうだ・・・

ってわけで、どの道、選択肢からは外すことになっていたんじゃないかな?・・・と、無理矢理納得させておきましょう・・・こりゃ絶対、絵を見に行っちゃ駄目だな(^^;

さて置き・・・待望の3Dプロジェクターの到着のお話に戻りましょう・・・

いやあ、もう、o(^^o)(o^^)oo(^^o)(o^^)oワクワクです!・・・速いとこ設置しちゃいましょ!

ってわけで、到着前に、超ローコスト簡単天吊り金具を調達して・・・

すぐさま取り付け準備をしていたら、お待ちかねのご本体・・・VPL-HW30ESが到着・・・\(^^)/

さてと・・・箱を開けて見ると・・・

【うん?こんなもの?】
1110-01うん?こんなもの?.jpg

うん?こんなもの?・・・

えっと・・・リモコンと、取説と、本体と、電源ケーブルと・・・あれ?

別便で来てるのは、3Dめがねだけ・・・

【あれ?たりないぞ!】
1110-02あれ?足りないぞ!.jpg

あれ?・・・エミッターともう1個の3Dめがねは?(@@!

ちょっとまって!・・・やばいぞ!3Dめがね1個あっても、これだと3D見れないじゃん!

あれ~?・・・エミッターは?・・・(@@

今回、ショップのキャンペーンで、エミッターと3Dめがねが付いて来るということだったので、3Dめがねだけはをもう1つ追加で頼んだんで、それだけ別便になるとの事だったのに・・・

これは困った・・・一刻も早くあのシーンが見たくて必死にかみさんを説得したのに・・・

慌ててショップに電話すると・・・メーカー発送が間に合わず・・・ええ!

3Dめがねは、別便で今日届くことになっているとの事!・・・おおお、良かった!

っと、一気に安心して電話を切ったんですが・・・

ん?・・・まてまて、3Dめがねが別便?・・・それはもう届いてるぞ!

どういうこっちゃねん?・・・エミッターが無ければ話にならんやん!・・・

再び、焦りと怒りモードに・・・っとなりかけたそのとき、ピンポン~って・・・

ドアを開けると・・・さっき本体を届けてくれた宅配便のおっちゃんが・・・

【間に合った・・・フゥ~!】
1110-03間に合った!.jpg

何と、2個だと思ってて、1個配達を忘れてたって・・・怒るで~!ほんまに(^^;

よかった~!間に合って(^^;・・・

おっと、ショップのお姉さん、ゴメンね!m(_ _)m・・・犯人は、宅急便のおっちゃんでした・・・

ってわけで・・・すぐさま、設置の続きを・・・って、ほんまに、超やっつけ仕事!・・・

プロジェクター本体を天地逆にして抱えて、ダイニングの椅子に立って・・・

片手でプロジェクターを支え・・・もう片方の手で、ぶら下がるL字アングルから、M5のボルトに蝶ネジをつけたものをを通して・・・

プロジェクター本体の底板のネジ穴に・・・このM5のボルトをねじ込む・・・

おお、日ごろの運動不足がたたって、プロジェクターを支えている手がプルプル・・・(^^;

取り合えず、1本がねじ込めた・・・これで、プルプルの手は、軽く支えるだけになった・・・

これを後、2本とめれば・・・

【小1時間で仮設置完了】
1110-04小1時間で準備完了.jpg

フゥ~・・・やった~!やっと留まった・・・(^^;

ま、約10kgなんで、初代のソニーのプロジェクターとかに比べると、随分軽くなって来たんですけどね・・・それ故、オプトマのDLPもぶら下げたまま、このVPL-HW30ESもぶら下げられるわけで・・・

ってわけで、小1時間で仮設置も完了・・・後は配線を・・・

おっと、今日はこれで時間切れ・・・残念ながら、つづきは、明日・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1111】110723 遂に3Dシアターに!:遂に視聴!&DLPと比べて・・・(^^; 

ありゃりゃ・・・またまた長々と引き摺ってスミマセン・・・m(_ _)m

えっ?・・・3話に分かれるほどの時間が経過しているのかって?・・・(^^;

実際は、箱を開けてから、仮設置まで4~50分・・・この後、昼ごはんを・・・(^^;

で、昼からは、何はともあれ配線を・・・

【何はともあれケーブル配線】
1111-01何はともあれケーブル配線.jpg

勿論、仮設置ですので、これまでのオプトマのDLPプロジェクターはそのまま・・・

画像の後に写ってるのが、ビーズスクリーン(回帰型)へ変更して気付いた失敗を誤魔化すために設置位置を30cm下げたオプトマのDLPプロジェクターのHD-82です・・・

で、とりあえず、オプトマへの電源ケーブルを、この視聴だけ、ソニーVPL-HW30ESに繋いで見ようとしたんですが・・・通常の丸タイププラグ形状だと、筐体に干渉して差し込めない・・・

じゃあ、せっかくなので、両方見比べられるようにと・・・このプラグを外して、先端を2口タップに変更して・・・お調子もんゆえ、HW30ESへの電源ケーブルには、BDP用の太刀魚君Type2を接続・・・

おまけに、オプトマへのHDMIの1本(WWのSSH5-2はそのままに、Silver Running SILVER SIGNATURE 旧バージョン)をHW30ESへ接続先を変更して・・・

で、プロジェクターの基本設定を・・・上下・左右反転など・・・

ってわけで、さあ!いよいよ、3D投影が可能になったので・・・

【遂に3Dアバターが!】 3Dなんで2重です(^^;
1111-02遂に3Dアバターが.jpg

遂に、あのアバター3Dが、拙宅シアターに映し出された!・・・\(^^)/

いやいや・・・何と明るいことか!・・・

チラツキも・・・うん?動きの速い映像は意外にチラチラ・・・ま、これはしょうがないか・・・

でも、液晶TV(BRAVIA)より、遥かに見易い!・・・これなら、そこそこ楽しめるぞ!

なので、満を持して・・・こいつを投影・・・

【遂にトロン3Dが!】 こちっらも、3Dなんで2重です(^^;
1111-03遂にトロン3Dが!.jpg

いつかは、自宅でトロンを3Dで・・・という夢が叶った!・・・\(^^)/

後は、先日のデモで感激し、かみさんの了解を得るための原動力となった、塔の上のラプンツェルの目の前に浮かぶランタンを見たい!触れてみたい!・・・のですが・・・

アマゾンにやられました・・・予約販売の後回し?・・・またかよ!くそ~!(^^;

発売日の後に発注すれば、プレミアム特典が使えて、翌日配送の表示が出るではないですか!・・・

つまり、この前日には到着していたはず・・・

なのに、発売日前に予約したσ(^^)私のところへは、発売日に、メール便で発送しましたとのメールが!・・・なに~?・・・メール便ってことは、最悪、到着は、明後日・・・今見たいのに!

どういうこっちゃねん!・・・どうにも、しゃーないですね・・・トホホ(;_;

さて置き・・・少し冷静に絵を見てみると・・・

案外、フィルムの粒状性が目立つなと言う印象・・・

勿論、画質調整無しのデフォルトのシネマモードでの印象ですが・・・

明るく、抜けが良く・・・もしかしたら、粒状性が目立つのは、元の絵そのままなのかな?・・・

色味の濃さや滑らかさは、前のDLPの方が良いように見えるなあ・・・画素の隙間の格子は、ソニーの方が目立たないんですが・・・この辺は調整次第なのか?・・・後、DLPは、カメラをパニングした時、残像?ジャダ?が目立つような気がする・・・

色の微妙な変化は、ソニーの方が細かく描写してるかんじかな?・・・と言うか、こちらも未調整のシネマモードのDLPは、黒方向の微妙な階調が潰れて、べたっとした感じが強いか?・・・

う~ん・・・どちらにせよ、その実力を出してやる為には、一度、画質調整ってやつをキチンとやらないといけないみたいですね・・・てか、その前に、まずは、少し修行しないと駄目ですね!(^^;

ってわけで、プロジェクターのお話は、一旦、これでお終い・・・かな?

明日は、多分お出かけのお話の予定・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1112】110724 塔の上のラプンツェル3D・・・ランタンが3重に?・・・(^^; 

さて、昨日まで、拙宅も遂に3Dシアターになりましたというお話で、待ち焦がれたソニーの3DプロジェクターVPL-HW30ESの到着~設置~視聴と、ご紹介してきたわけですが・・・

その翌日は、・・・今年の1月新年オフ会以来、半年ぶりとなるRayさんのお宅へ伺いまして・・・これでもかってくらい、極上の低域フルコースをたっぷり堪能させていただきまして・・・

そのお話に入る予定だったんですが・・・おさらいが追い付かず・・・

で、急遽、その後・・・Rayさんちから帰宅してからのお話を先に・・・m(_ _)m

ってわけで、Rayさんちから帰宅して見ると・・・何と!

あれだけ腐していたアマゾンから、塔の上のラプンツェル3Dブルーレイが届いていた・・・(^^;

ま、もう1日早く着いてれば、グダグダ書かずに済んだんですが・・・残念

さて置き、大喜びで早速視聴を・・・

途中、塾へ行く娘と、3D酔いになりやすいかみさんは、裸眼で、2重に見える画面で、ストーリーを見ている傍ら、σ(^^)私と坊主は、3Dめがねで視聴・・・

SFやアクション系、動きの速いアニメなどでは、やはり、まだクロストークが気になるものの・・・

こういう動きの大人しいアニメなら、充分楽しめますね・・・

3Dで無いと駄目か?と聞かれると、絶対的な必要性が無いのも確かなんですが・・・

この、紙のランタンに火を入れて空に飛ばすシーン・・・その中で、2回、ランタンが、スクリーンから浮かび上がって、手前へ・・・手が届く直ぐ目の前を飛んでいくんですが・・・

どうしても、その位置に手を出して触れ(る仕草をし)てみたかった・・・(^^;

で、たっぷりやってみての感想・・・

空間に浮かぶ映像に手を伸ばせば、物体の手前に手が見えて、手を下ろすと、物体をすり抜けるはずが・・・これが、端から真っ暗なんで自分の手がほとんど見えない(^^;

ま、当然っちゃ当然なんですが・・・良く、映画で、ゴースト(幽霊)をすり抜けていくシーンってあるじゃないですか・・・あんなのをイメージしてたんですが・・・残念

でも、家族とワイワイ、ひとしきり遊べました\(^^)/

っと、冷静に見てた坊主が・・・ランタンがうっすら2重に見えると・・・

そう、良く見ると、目の前の空間に浮かぶランタンの左右それぞれに、ランタンの円柱の半分ずれた、ごく薄い映像が見える・・・

よくよく見ると、人物のシーン等でも、たまに、ゴースト(TVで高層ビルなどの電波障害で見えるような奴)みたいな部分が、時々見えてしまう・・・

これが、ソースによるものか、機器によるものかは分からないんですが・・・

どうにも気になる・・・

ま、出たばかりの技術なので仕方ないのでしょうかね・・・

やっぱり、まだまだ先の長いコンテンツ・・・踊らされちゃ駄目ってこと?

なんて思いつつ・・・キット屋さんの大橋店主の日記を見ていたら・・・飽きられた5.1ch・・・3Dは10年後にはイロモノ、キワモノだと言うことに気付くと、厳しいお言葉・・・

本旨は、闇雲に刺激を追い求めず、心の目と耳で鑑賞して、微妙なニュアンスや僅かな抑揚を見逃さず、本質的な感動を得ないと駄目よと仰っているわけで・・・益々耳の痛いお話・・・(^^;

でもねえ・・・止められないんですよ・・・視覚も含めた空間の疑似体験・・・

SF映画や、アニメであるじゃないですか・・・宇宙飛行船の半球状の部屋で、かつての美しかった地球の風景の中に佇む・・・なんてシーン・・・あんな感じが体験したい・・・

マトリックスやアバターのように記憶や神経系を操作する方向じゃなくって・・・

って、ドンドン変な方に行ってますね・・・

ま、そうだとしても・・・2ch、サラウンド、3D・・・特段の区別無く、それぞれどの辺りまで・・・どんなことが体験できるか・・・そんな興味は、これからも持ちつつ楽しんで行きたいなと・・・

だって、トロンの部屋のサイズを越える空間が足元も含めて、水平、垂直方向共に360度の世界って・・・凄いと思いません?・・・(^^;

σ(^^)私的には、そんなお楽しみをこれからも追い求めたいですね・・・

ってわけで、このお話は、ここまで・・・で、明日は、Rayさんちへ伺ったお話・・・

おさらい進むかな?・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1113】110724 Ray邸訪問(Wellfloat試聴):序章・・・(^^; 

さてさて、3Dプロジェクターの導入で、大はしゃぎの中、Rayさんのお宅にお邪魔してきました・・・

えっと・・・Rayさんには、3年前の単身赴任中から遊んでいただいておりまして・・・元々は、Phile Webのコミュニティーのサイトでオーディオの活動を積極的に公開されていた頃からのお付き合いで・・・

ここに集まっておられた、関西のオーディオファイルの方々が、懇親会をやりましょうと、集まられた時、丁度大阪の自宅に帰省していて・・・と言うか、大阪へ戻った時に一緒に遊んでいただける方々との出会いになればと、参加したわけで・・・

【105】PWC(ファイルウェブコミュニティ)関西支部オフ会記-1- [2008/11/07]
【106】PWC(ファイルウェブコミュニティ)関西支部オフ会記-2- [2008/11/08]

Rayさんには、その後もPhile Webのコミュニティーの中で、頻繁にフォローをいただき、めげそうになったときも、何かと暖かいコメントをいただいておりました・・・

で、一度は、是非ともお伺いしたいと、お願いしていたんですが・・・なかなかスケジュールが合わなくて・・・次にお会いできたのは、またまたPhile Webの関西での懇親会・・・

【284】090425 大阪帰省時の色々(2)(零戦&PWC関西オフ会) [2009/05/06]

で、ここでお会いした直後・・念願のRay邸に、始めてお伺いさせていただくことに・・・

【294】090503 Ray氏邸訪問(1)丸ごとながーい前振り! [2009/05/16]
以降8話続きます・・・

まあ、今思うと、いきなりの訪問で、簡易測定までやらせていただくなんて・・・(恥

でも、そこで体験させていただいた巨大なエアボリュームで気の遠くなるようなチューニングを繰り返されてきたRay邸のサウンドを体験し、大感動\(^^)/

その後、σ(^^)私の単身赴任が解けることになり、お別れ会を、あちらでお知り合いになったジャズボーカリストの山岡未樹さんのライブでやっていただいた際に、Rayさんご夫婦が状況されて、お会いしたのが、単身赴任中、最後のの出来事・・・

【430】090718 山岡未樹ライブ@虎丸座(2)何故かげげげ遊び [2009/09/30]
【431】090718 山岡未樹ライブ@虎丸座(3)ライブ・オフ会最高! [2009/10/01]

で、その後、大阪に戻って2ヵ月後・・・単身赴任中のオーディオでの一番の友人、ヒジヤンと、この年のシルバーウィークを利用して、滋賀~大阪~四国へと、オーディオお宅訪問行脚をした際・・・

【507】090920 関西四国行脚(22)Ray邸-4ヵ月半の変遷は?(^^; [2009/12/16]
以降5話続きます・・・

で、お伺いしたのが2度目の訪問・・・

その後、日記にはしなかったんですが、昨年の1月末にお伺いさせていただいたのが3度目の訪問となりますかね・・・

その後、10ヵ月ほど間が空いて・・・秋の大阪でのハイエンドオーディオショウで、ばったりお会いして・・・トントンと話が進み、遂に、拙宅にもお越しいただけまして・・・

【884】101128 そして何も聞こえなくなったさん&Rayさん来訪:お約束の序章・・・(^^; [2010/12/29]
以降8話・・・(ページの合間に渡っていますので、下の次のページへのリンクで移って下さい)

で、その後更に、今年のお正月に、Ray邸でのオーディオ新年会に伺ったのが4度目の訪問・・・

【945】110116 Ray邸:序章:ホントに沢山の体験、学びをさせて頂きました・・・(^^; [2011/02/27]
以降4話・・・(こちらもページを跨ぎます)

ってわけで、それからですから・・・7ヶ月後・・・

今回が、5度目の訪問と言うことになりますか・・・(^^;

で、今回は・・・ごく最近、今回のオフ会の参加者であるmoukutsuさんのお宅でお聞きになられたオーディオボードの効果から、早々にSPの下へ導入されたそうで・・・

今回、そのオーディオボードの開発をされたLanciastさんも参加され、プレーヤーにもこのオーディオボードを入れたらどうなるか?って言うのを聞いてみましょうと・・・

と言うことで、Rayさんが一発で気に入られた、このオーディオボードをSPの下に敷かれた状態で、どんなサウンドになったかな・・・って所からスタートするわけです・・・

が、今日はここで時間切れ・・・ダハハ、また長すぎる前フリです~(^^;

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1114】110724 Ray邸訪問(Wellfloat試聴):今回の目玉は?・・・(^^; 

Ray邸へは、何と、電車だと直通ルートがなく、トンでもなく回り道が要るんで、1時間40分ほどかかるんですよねえ・・・ところが、クルマだと約30km、高速を使ってドア・ツー・ドアで40分余り・・・実はまだやっているETC休日割引のお陰で500円くらいと、電車代と変わらない・・・

最初の頃は、一般道を使って伺ってたんですが、どうしても渋滞の多い市街地を通り抜けないといけなくて、1時間程かかっちゃうんで・・・最近は高速を常用(^^;

そっか、Rayさんちの近くには、何人もオーディオファイルがいらっしゃるので、ちょこっとって感じで行き来できるんだ・・・これはもっと遊んでもらいに行かないと・・・(^^;

っとさて置き・・・いつもお出かけの日には、ドタバタ大慌てなんですが、この日はゆっくり目に支度して出かけたんですが・・・少し早めに着いたのか?・・・到着すると、どうやら1番乗りのようで・・・っと、車を止めている間に、次々と、皆さん到着・・・

いやいやご無沙汰しています・・・あっ、はじめまして・・・っと、ごあいさつしながら、一同お部屋の中へ・・・

【久々のRay邸】
1114-01久々のRay邸.jpg

ああ、7ヶ月ぶり、5度目の訪問だからと言うわけではないんですが・・・何だかのんびりゆったりしちゃってて、全体写真撮るのを忘れてたり、どの写真も手ブレだらけ・・・スミマセンm(_ _)m

っで、今回の目玉は・・・まずは、その効果から即導入されたこちら・・・

【Wellfloatが敷かれたエクスクルーシブ】これも手ブレでm(_ _)m
1114-02今回の目玉WellFloat.jpg

果たしてどんなサウンドになったのでしょう?・・・

っと、その前に、今回は、このオフ会直前に届いた、試聴用のこちらを繋いだサウンドを・・・

【トライオードのモノアンプ】
1114-03トライオードのモノアンプ.jpg

Rayさんがご懇意にされているオーディオ工房さんからの試聴依頼があったようで・・・トライオードのTRV-M88PP・・・片チャンネル、KT88を8本というモノラル真空管アンプ・・・

この強力モノラルパワーアンプが届いて音出しを始められたばかりとのことで・・・今日は、こいつを繋いだサウンドからになるようです・・・

何でも片チャンネル35kgほどだとか・・・同じトライオードの845のモノパワーだと55kgもあるそうで、搬入には、メーカーから2人がかりで来られるんだとか・・・

音次第では、この席が入れ替わることもあるのかしら?・・・(^^;

っと、各々機器やお部屋を拝見しつつ・・・一部では、今日のもう一つの目玉・・・機器用のフローティングボード(Wellfloat)が持ち込まれ・・・

ふと見上げると・・・これこれ、気になっていたのは・・・

【三菱のプロジェクターLVP-HC9000D】あちゃ~これも手ブレm(_ _)m
1114-04三菱のPJ.jpg

で、こんな高い位置(リスポジの上、床から2.5m位)なので、σ(^^)私はてっきり、ショップの設置なんだろうと思っていたんですが・・・何と!Rayさん、ご自身が、梯子に登って運び上げ、設置されたんだそうで・・・いやいや、驚くばかり(@@;

そうなんです・・・拙宅が、3DReadyシアターのためにプロジェクター導入直後・・・直後も何も、こちらへ伺う前も、届いたばかりのプロジェクターを見ていたような状況ですから・・・こちらの方にも興味があるわけです・・・が、Ray邸はオーディオが主、そもそも暗室化をされることがなく、映像は、夜のみとの環境なので・・・今日は、その片鱗だけでもって感じでしょうか・・・

何でも、PJと一緒に導入されたDVDOのEDGEも、良いですよとRayさんからお薦めが・・・う~ん、うちはまだ、基本的な画質調整もやってないので・・・やっぱ、ちとやらないと・・・(^^;

と、その後、まずは、美味しいコーヒーをいただきながら、しばしオーディオ話に花を咲かせて・・・

途中から、BGMにBEST AUDIOPHILE VOICESが・・・Ray邸ならではのゆったり心地良く・・・

お話は、ジー・クレフ音響さんの社名のお話や、フローティング・オーディオ・ボードのWellfloatのお話に・・・

っと、お話ばかりでは・・・そろそろかけましょうかと・・・いよいよRay邸のサウンドを・・・

が・・・ここで、今日は時間切れ・・・つづきは明日・・・

ってわけで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1115】110724 Ray邸訪問(Wellfloat試聴):いきなりの洗礼・・・(^^; 

さてさて、今年の新年会から7ヶ月ぶりのRay邸のサウンド・・・その構成の目玉は、メインのスピーカーのエクスクルーシブに敷かれたフローティングボード(Wellfloat)と、モノラル真空管パワーアンプ(Tri TRV-M88PP)と言う構成・・・

その構成を拝見し、冒頭のコーヒータイムは、色んなお話で盛り上がり・・・このまま、尽きることないオーディオ話で盛り上がるわけには行かないと、いよいよサウンドを聞かせていただくことに・・・

で、Rayさんは、Mt.T2っちゃんが来てるから、まずは、これをかけないとと・・・

【エリックモングレイン】943-01
943-01やっと分かったエリックモングレイン.jpg

おお!・・・Erik MongrainのEquilibriumの1曲目・・・カリッカリのギターですね・・・

昨年のハイエンドオーディオショウのエヌモードのブースでかけられていたのを気に入って、後から訊ねまわってようやくこのCDだと分かって、手に入れたんですが・・・

同席の皆さんからのお話では、どうやら、元は、この曲、一昨年のショウで、オーディオ評論家の傳さんが、試聴デモで使って紹介されたものだそうで・・・

うわ~!全然違う!・・・ギターのボディーをパーカッションに使ったリズムの音が、ドッと出てきて、めっちゃぶっとく濃い~・・・音の密度が高く、中低域の厚みがうちとはまるっきり違う・・・

弦をはじく音が・・・うちで聞くようなカリッカリのイメージは全くなく、非常にドッシリと、弦を弾く動作で空気が動くのが分かるような低音中心の聞きやすい音・・・

うちでは、これだけの中低域は出てないですね・・・聴感上のエネルギーのバランスが、低域から高域へ、右肩下がりの、まさにピラミッドバランスなんでしょう・・・うちの音は、まるで、このRay邸サウンドの帯域バランスを、1KHzあたりを中心に、左右を反転したみたい・・・(@@;

次にかけられたのは・・・こちらもお馴染み、フェイキーのタイムレスから、ファンタジー・・・

おお!やはり、ギターの弦の動きに合わせて空気が動くと言うのか、それを感じさせる低域がしっかり聞こえている・・・スチール弦と言うより、ガット弦の音色に近い感じの聞きやすい音・・・

ボーカルの厚みも素晴らしい・・・音のエッジで存在を示す音の出し方ではなく、厚みの違いで立体感を出すような・・・声の高域は、こちらも子音のきつさを全く感じさせない滑らかな音・・・

何とも、ギターの胴から出る演奏時の空気の動きが凄い・・・低域・SWの効果が高いのかなあ(^^;

お次は、ジャニーヌヤンセンの四季を・・・

う~ん・・・バイオリンの存在感が違う・・・高域のキツサが無くて聞きやすい・・・別のCDみたい

Rayさんいわく、このボード(Wellfloat)を敷くまでは、キツクて聞けなかったそうな・・・

次は、バイオリン・・・おお、ジョシュアベルのチャイコフスキー:バイオリン協奏曲・・・

【ジョシュア・ベル】866-01
866-01これが凄かった.jpg

映画「オーケストラ!」で聞いて、大好きになった曲・・・これは、SACDマルチの再生かな・・・

う~ん・・・オーケストラの中低域の厚みと盛り上がりが凄い!

でも、ジャニーヌヤンセンのイメージよりエネルギーバランスは、少し高域にも・・・

それでもバイオリンのソロの音色が、やはりうちとは随分違う・・・中域中心で、高域のきつさを控えた正に実のあるようなサウンド・・・

そして、お次は・・・ソニーロリンズのサキソフォンコロッサス・・・

ああ!・・・これはもううちの音は思い出したくなくなるな(^^;・・・太鼓のパンッと皮が張って鳴ってる感じ・・・ぶっとく厚みのあるサックス・・・どひぇ!このシンバルの厚いこと!・・・ああ、やっぱり太鼓もベースも低い音で空気が動く感じがする・・・

WとSWの帯域の重なりが以前より減ってリアルっぽくなったのかな?・・・はっきりした感じ・・・

ただ・・・何となく、以前の艶や熱さの部分では大人しくなったような気も・・

で、Rayさんから・・・私からの伝言は以上ですと・・・(爆

すると、最近Ray邸に来られたことのある皆さんから・・・

トライオードで鳴らされたんですか?まだ、やはり音が硬いですねと・・・この硬い音では、こっちへとは踏み切れないでしょう?・・・前に聞いたあのロリンズの音じゃないもの・・・やっぱりこっちの方が・・・遥かに良いですよ・・・

おお、どうやら、フローティングボード設置後の、Ray邸の本来のメインアンプであるマッキンでのサウンドが、あまりに強烈で・・・今日のお楽しみ用の試聴機(まだエージング不足)のトライオードのモノアンプでは、Ray邸ならではのサウンドになっていないと言うことらしい・・・

おっと・・・M88PP君、いきなり厳しい洗礼を浴びてしまいました・・・

はてさて、この後どうなるのか?・・・っと、今日はここで時間切れ・・・つづきは明日・・・

ってわけで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1116】110724 Ray邸訪問(Wellfloat試聴):これが新生Ray邸サウンド・・・(^^; 

Rayさんが、最近行かれたオフ会で、その効果を目の当たりにされ、即行でご自宅のエクスクルーシブの下に導入されたフローティングボード(Wellfloat)の効果は、やはり尋常ではなかったようで・・・

その後のRey邸のサウンドを聞かれた、この日の参加者の皆さんからは、試聴用に届いたばかりのM88PP君では、Reyさんの手塩にかけられたマッキンで聞ける、正真正銘のRay邸サウンドではないと・・・

何とも、いきなりきつ~い洗礼が・・・(^^;

残念ながら、フローティングボード(Wellfloat)導入直後のRay邸サウンドを聞いていないσ(^^)私には、これでも既に十二分なサウンドだと、大満足だったのですが・・・

どうやら、直近のサウンドを聞かれた皆さんによると、音が薄く、痩せてるところがあるとのこと・・・解像度や定位感と引き換えに、実在感、エネルギー感が薄まった感じなんですかね?・・・まあ、何年も鳴らしたアンプと、繋いだばかりのアンプでは、ねえ・・・それを考えても、音楽性が余り無いんですよね・・・音楽聞いていても、つまらないんですよ・・・平坦で薄い感じの音がしていて、面白みが無いんですよね・・・

う~ん、皆さんのこのコメントには、思わず、自分のシステムのことのようにドキッと・・・高解像度で情報量も多いが・・・平坦でつまらない、音楽性が感じられないサウンド・・・ギクッ(@@;

さて、ここで、どうしましょうと・・・実験へ行きますか?と・・・・実験するには、M88PPの方が分かりやすいんじゃないですか?と・・・

すると、マッキンには、直ぐに変えられますか?と・・・どうやら、実験するにしても、マッキンの方が楽しく出来るんじゃないですか?って感じになりまして・・・マッキンに戻すことに・・・

【M88PP君は早々にリタイヤ】
1116-01M88PP君からマッキンに戻す.jpg

ってわけで、M88PP君には、早々にリタイヤしてしていただき、マッキン君に戻す作業を・・・っと、ちょうど接続換えを終えたRayさんが一服に離れられたところで・・・センターのアンプが発振「ギョエ~ン、ビャ~ン」って・・・ヤバイヤバイ!SPが飛ぶ・・・皆さん大慌てでボリューム下げたり、電源落としたり・・・どうやら、繋ぎ変えでセンターSP用のアンプのラインが浮いたのか?・・・ま、幸い何も被害はなかったようで・・・ホッと(^^;

で、M88PP君から、マッキンへの繋ぎ変えが終わって・・・再び、ロリンズのサキコロを再生・・・

ほ~!なるほど・・・サックスが、パッとかブォッってところにグッとエネルギーが乗って、おまけに音全体がマッシブな感じに・・・シンバルのカシャ~ンも、カッってところに強いアタック感が、シャ~ンってところにキラキラした艶が・・・ベースもブン!って、太鼓やパーカッションもパンッやドッってアタックがはっきりと・・・

ああ、演奏のメリハリがガッと一気にアップした感じで・・・こりゃ、つい乗っちゃいますね(^^;

っと言う事で、Rayさんは、ラインが浮いたセンター用のアンプの手直しに・・・その間、皆さんご自由にかけて聞いてくださいと・・・

で、かかったのは、クニゾーバンドのビッグバンドジャズ・・・MAレコーディングスのタッドガーフィンクルさんが、ホールでビッグバンドJazzをワンポイント録音したCDが・・・

はっは~・・・トランペットやホーンセクションの音もガツンと・・・ドラムもくっきり・・・ピアノもはっきり・・・ふ~ん、Ray邸ならではのノリの良いスイング感と、かなりなり分けすると言うか、楽器間の重なりがスッキリした感じ・・・この辺りは、フローティングボード(Wellfloat)の効果なんでしょうか・・・原寸大に近いバンドがフロントに広がる感じで・・・

う~ん、熱さやノリの良さは、Ray邸のマッキンならではなんですが、こう言うビッグバンドを鳴り分けさせるには、M88PPの方が得意なのかなあ・・・でも、このスイング感が出るかどうかは・・・難しいところですねえ・・・(^^;

で、お次は・・・ウンサンの新譜?・・・Once I Loved から She’s Not There・・・

あれ?こんなアレンジだったっけ?・・・こんなに色っぽい妖艶な感じだっけ?・・・

続いて2曲目、You Don’t Know What Love Is (Featuring Terumasa Hino)が・・・

なんと!・・・まるで違うCDみたい!・・・低域の厚み、ミュートトランペットの乾いた音色・・・この艶っぽい、思いいれたっぷりのボーカル・・・こんなにムーディーにねっとりした雰囲気は出ないなあ・・・うちじゃあ、カラットあっさり鳴っちゃいますから・・・へ~!凄い!

お次は、クラシック・・・ショパン?・・・スケルツォ、夜想曲集 レオンスカヤ(p) のSACD・・・

【レオンスカヤのショパン】
1116-02レオンスカヤのショパン.jpg

ほう、なんかウルウルした感じのピアノの音色・・・かなり古いのかな?・・・でも、綺麗な響きが聞こえますね・・・何でも、1901年製・・・100年前のスタインウェイだそうな・・・フラット傾向のバランスのシステムで鳴らすと、凄く高域ばかり目立つそうで・・・Ray邸では、丁度ゆったりとした聞きやすいバランスで聞けるとのこと・・・良いなあ、落ち着く音色ですよね・・・

【いよいよこれの登場】
1116-03いよいよフローティングボードの登場.jpg

それじゃあ、これの検証に行きましょうかと・・・っと、ここでお茶タイム・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1117】110724 Ray邸訪問(Wellfloat試聴):機器用Wellfloatその1・・・(^^; 

さてと、それではいよいよ、フローティングボード(Wellfloat)の試聴をと言うことで・・・とは言え、Ray邸では、既にSPの下にはフローティングボード(Wellfloat)が敷かれているので・・・今回の検証は、プレーヤーでと言うことになります・・・

で、まずは、オリジナル・・・と言いうことで・・・あれ?曲名忘れました(^^;・・・スイングジャズで、ホッジスが演奏してる・・・ま、これを聞きまして・・・(^^;
(Gerry Mulligan Meets Jonny Hodges:bunny)

っと、Wellfloatの開発をされたジークレフ音響の永田社長がお越しになっておられ、その調音の確認音源として、1枚のCDを持参された・・・

【ウェルフロートの確認音源?】
1117-01ウェルフロート確認音源.jpg

持参されたのは、バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻:ホルショフスキーで、この平均律のピアノのビートの出方で、その効果を検証されているんだとか・・・普通にSPを置くと、4割程原音以外の音が付くと言われていて、生のピアノなら3度(ドミソ:長3度と短3度)を鳴らすと、かなりビートが出ているのが分かるが、SPからの音では、あまりビートが感じられないとのことで・・・

っと、ここでRayさんが隣のベーゼンドルファーで、3度を鳴らされると・・・びや~んゎ~んゎ~んゎ~んっと、ビートが聞こえる・・・

で、平均律の場合は、3度でかなりビートが出るが、SPからの音では、あまり感じない・・・既に、Ray邸では、SPの下に、ウェルフロートを敷いているんで、かなり聞こえると思いますが・・・

で、このCDの2枚目・・・トラック17の第22番変ロ短調を再生・・・

なるほど、演奏の旋律の後に、んゎ~んゎ~んゎ~んと、うねりが聞こえます・・・

これに対して、最後のトラック、第24番ロ短調では、ビートが出ないんですと・・・

ふ~ん、確かに、この曲では、んゎ~んゎ~んゎ~んと言ううねりは聞こえないですね・・・

で、これで、このピアノが平均律で調律されていないと言うことが分かったんです・・・平均律だとビートが出ますから・・・調によって、ビートが出る出ないが起こるのは、固定調律なんです・・・で、このCDのタイトル・・・THE WELL-TEMPERED CLAVIERっと言うのは、何かを物語っているなと・・・ま、今は、話はこの辺にしときます(ちなみに、詳しくは、ジークレフ音響さんのWellfloatのHPを>>こちら)と・・・再び、第22番変ロ短調を再生・・・

ふ~ん、んゎ~んゎ~んゎ~んと言ううねりがよく分かります・・・(^^;

ということで、ウェルフロートを敷いて、この音が、どう変わるかと言うこと・・・

【ウェルフロートをP-0の下に設置】
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屈強な男たちの手により、トランスポートの下に、機器用のウェルフロートが設置されました・・・

で、再び・・・トラック17の第22番変ロ短調を再生・・・

ふ~ん、ま、既にSPの下にこのフローティングボードが敷かれているので、変化のポイントを言われていなければ、その差は分かり難かったかもしれませんが、ポイントを絞って聞くと、その違いがよく分かりました・・・確かに、んゎ~んゎ~んゎ~んと言う、響のうねりが、更に澄んだように、良く延びるようになりました・・・

で、もう一度・・・最後のトラックの第24番ロ短調を再生・・・

おお、余分な響?・・・響の滲みのような部分が、無くなって、スッキリした気がします・・・

っと、永田社長が、ビート意外に、低音部がハッキリするのに気が付きましたねと・・・

他の方からも、設置前には聞こえてなかった、奏者の息遣いが、良く聞こえるようになりましたとのコメントや・・・SNが上がったように感じるとのコメントが・・・

で、このCDが、上手くパスすれば、大体、他のCDも鳴ると思うんですが・・・とのことで・・・

じゃあ、先程のスイングジャズ(Gerry Mulligan Meets Jonny Hodges:bunny)をもう一度と・・・同じボリュームで再生されると・・・

ほ~、綺麗に整った感じ・・・出音の位置が、より明確になったような気も・・・ベースの音も良く分かるようになった気が・・・

と、他の方からは・・・物凄く音は違うけど、P-0のらしさ、ゴリッとした音の存在感が、綺麗に洗練された感じになったと・・・良いのか悪いのかは分からないが、凄く整った音になったと・・・ごり押し感が無くなったと・・・一方で、安心して聞けるようになったとの声も・・・綺麗に、帯域の上も下もす~っと伸びたけど・・・どちらが本当なのか?こちらが本当の音かもしれないが・・・良いも悪いも、ひずみと共に力感も無くなった感じがすると・・・

そう、P-0の音が、UX-1の音に近付いたような感じ・・・

っと、先のピアノをかけてとのリクエストに、ショパンを再生・・・

ほう、先程のウルウルした音の揺らめきが気にならなくなった・・・響が、綺麗に安定して、ゆったり伸びる感じになった気が・・・

集中感も、設置前より高まってる感じがするとのコメントも・・・

で、お次も、先程のジャニーヌヤンセンの四季を再生・・・

は~ん、随分滑らかで、艶っぽく、綺麗な響に・・・

っと、さっきはアンプが違いましたよねと(^^;・・・あちゃちゃ、そりゃ大失敗・・・(^^;

それじゃあ、一度、ウェルフロートを外しますか・・・

っと、ここで、今日は時間切れ・・・つづきは明日・・・

ってわけで、いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1118】110724 Ray邸訪問(Wellfloat試聴):機器用Wellfloatその2・・・(^^; 

さてと・・・困りましたね(^^;・・・リアルタイムの昨日、このWellfloatの本来の効果・・・SPに敷いたらどうなるか?ってののスペシャル版みたいな体験をしまして・・・

今回のお話が、その効果(SPの下に敷く)が発揮された上で、機器にも敷いてみたら・・・と言う、プラスアルファの効果についての部分に同席させていただいたってことが、よ~く分かりまして・・・(^^;

でも、SPの下に敷いてのお話は、まだずっと先になりますので・・・その点、ご承知おきを・・・

ってわけで、そのすんごい効果を発揮するWellfloatを、機器に敷いたらどうなるかって部分をRay邸で行われたお話のつづきを・・・

P-0sの下に敷いての試聴では、大きな変化があるものの、ジャズにおいては、ゴリッとした押し出し感と言うか、力感が、整ってしまうことを惜しむ声も・・・

で、クラシックでは?と言うことで、最初の方でかかったジャニーヌヤンセンの四季を再生されたんですが・・・その時は、アンプがM88PPだったと・・・ま、それを考慮しても、SPに敷いた時の変化を知る皆さんからすると、機器での変化は、SPの時ほど明確ではないようで・・・

それじゃあ、一度、ウェルフロートを外しますか・・・と言うことになり、ウェルフロートを外して、P-0をラックの上にそのまま設置して、再び試聴・・・

っと、今度は、木の響きが乗っているような感じがするとのコメントも・・・

なるほど、ラックに直置きで、棚板の音が乗っているのか?・・・ってわけで、Wellfloatを敷く前に戻すことに・・・で、元のセッティングに戻して、試聴・・・

う~ん、難しいところですね・・・、Wellfloatありのほうが、響きが綺麗でスッキリする感じはするんですが・・・その違いは、微妙?・・・(^^;

っと、Rayさんが、ここに敷いたらどうかな?と・・・

【CSEの電源の下に敷いたら?】・・・おっと、また手ブレでm(_ _)m
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で、CSEの電源の下にWellfloatを敷いて、再びジャニーヌヤンセンの四季を・・・

う~ん、SNが少し良くなったのか?繊細な印象が・・・でも、しいて言えばと言うレベル・・・

やはり、変化はプレーヤーの方が大きそうだと言うことに・・・

それと、どうやらクラシックメインの方々は、Wellfloatで、解像度が上がった感じになる点を評価されるようなコメントが多く・・・Jazzやポピュラーメインの方々は、例えそれがノイズだとしても、アタックの力感やメリハリがはっきりした方がと言うコメントが多いようだ・・・

っと、ここでWellfloatの効果を明確にするのには、少し重量があった方が良いとのご経験から、重石?として、重量級のオーディオボードが登場・・・

【重量級のボードでウェイト増】
1118-02重量級ボードでウエイト増.jpg

ってわけで、今度は、受領級のオーディオボードで、Wellfloat上の重量増を図っての試聴をと言うことで、まずはRay邸のオリジナルでエリックモングレインを試聴し、重量級ボードを敷いて再び・・・

う~ん・・・低域の量は増えたんですが・・・頭の角が取れて、全体に音がボテッとした感じに・・・

ジャニーヌヤンセンの四季では・・・おお、これは力強くて伸びも良い感じに・・・と思ったんですが・・・クラシックの方からは、響きが綺麗に伸びないと・・・

どうも、Wellfloatの効果が、ストレートに出ていないようだということで・・・フィニッテエレメントのインシュレーターを外そうと言うことに・・・

で、スパイクを外して、P-0sのオリジナルの足を重量級ボードに直接乗せて試聴・・・

うん?・・・ここの音は伸びやかになった感じがするものの・・・何だか、ガチャガチャっと混濁した感じになってしまった・・・

どうやら、今度は御影石でも敷いて見ますかと言うことになり、P-0sの底に敷いて試聴・・・

う~ん、クリアで硬くなって・・・石のイメージが・・・

これは、フィニッテエレメントのインシュレーターが相当効いていたんだということになり、御影の下にこのインシュを入れてみることに・・・

【御影をインシュで持ち上げる】
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で、御影をインシュで持ち上げて、四季を試聴・・・

おお、音が整理され、解像度も分解能も上がったようだ・・・どうも、御影の有無よりインシュの効果が高いようだということで・・・

【インシュのみを介してWellfloatの上に】
1118-04インシュのみを介してWelllfloatの上に.jpg

インシュのみでP-0sをWellfloatの上に支持して、再び試聴・・・

バイオリンの弓使いも聞こえるが、ちょっと聞き疲れする感じ・・・じゃ、エリックモングレンは?

う~ん、大分良いんだけど、今度は、少し低域にアクセントが・・・弦を弾く頭の音が寂しい・・・

じゃあ、元に戻してみましょうか?と言うことで・・・

【元のアコリバのボードに戻して】
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おお、やっぱり、アタックの角が聞こえる感じで、力感を感じると言うか、エネルギーバランスが良いような・・・でも、これがノイズかどうかはよく分からない・・・もう好みの世界じゃないの?・・・

ところで、このアコリバのボードの影響があるんじゃないの?ってことで、じゃあ、本来の使い方通りにエアーを入れて試聴・・・

う~ん、フロートすると最初のアタックが無くなってメリハリが弱くなる・・・ゴムっぽい感じも

どうやら、SPの下Wellfloatの効果は極めて大きかったものの、プレーヤーでは、オールOKというわけには行かないという結果に・・・

じゃあ、今度はアナログプレーヤーでやりましょうか?・・・っと、今日は、これで時間切れ・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1119】110724 Ray邸訪問(Wellfloat試聴):機器用Wellfloatの結果・・・(^^; 

う~ん、どうにも歯がゆいですね・・・SPの下に敷いて、嵌った時の驚きのサウンド(ま、元のサウンドがあっての効果ではあったのですが)の変化を体験したもんですから・・・

機器用に試したこの不甲斐ない状況をお話するのには、かなり抵抗を感じるのですが・・・いや、ほんまはこんなもんや無いですよ!と・・・(^^;

でも、ここはちょっと、抑えて、Ray邸での体験のままのお話に戻りましょう・・・

ってわけで、CDトランスポートP-0sへの機器用Wellfloatの適用は、変化・効果は確実にあるものの・・・シンバルの響、バイオリンの倍音、ピアノの余韻など・・・綺麗な響きはより綺麗に伸びるのと・・・SNがよくなり、微細な音、気配のようなものが、よく聞こえるようになるなど・・・

確実に変化を伴うんですが・・・SPの下に敷いた時の効果を体験した、クラシック派の方々からは、このボードの効果は、こんなものじゃないと・・・じゃあ、アナログなら?

と言うことになって・・・またまた、皆さんで・・・

【皆さんでボードを持ち上げ】         【御影石のボードごとWellfloatの上に】
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アナログプレーヤーの下に敷かれた御影石のボードごと持ち上げ・・・

その下にWellfloatを敷いて、先程、アナログで聞かせていただいた、ソニーロリンズのサキソフォンコロッサスを再生・・・

う~ん・・・物凄くソフトと言うか柔らかくなって・・・整いすぎる感じ・・・躍動感が無くなった・・・一体何が本当の音なんだ?・・・力感がなくなってしまった・・・シンバルのシャーンって伸びるところは綺麗になった・・・でも、カーンって言うアタックの力感が無くなって・・・CDの時もそう、倍音の伸びは凄く綺麗で良くなるんだが、最初のところが・・・力感がなくなる・・・などなど、次々コメントが出てくる・・・

既に、このWellfloatを導入・実験された方からは、CDPに使うとエッジが消える感じがするので、アンプに使うと、このエッジが消える感じ無しに、Wellfloatの効果が感じられるとのコメントも・・・

それなら、元々旋律がなだらかな曲ならどうなる?って感じで、バラード?のような緩いJazzを再生されました・・・

う~ん、効果が分かりません・・・っと、どうもおかしいと言うことになり・・・

【本体の底に直接Wellfloatを】またまた、ピンボケでスミマセンm(_ _)m
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設置方法を変えることに・・・で、プレーヤーの足も介さず、直接プレーヤーを支えるように、底部をWellfloatが直接支えるように設置・・・幅が入らないか?いや、ギリギリ入るんじゃない?と、あれこれコメントがあったが・・・何とか設置換え完了・・・

で、先程の緩いJazzを・・・うん、傾向は同じだが、音が明瞭になった・・・重心が下がって安定感がある・・・音のエッジがハッキリした・・・などのコメントが・・・

じゃあ、もう一度サキコロをと再生・・・

うん、かなりパッと音が出るようになった・・・シンバルの厚みやパーカッションのアタックが出るようになったが・・・低域がもっさりしたのか?・・・やはり力感が薄くなって・・・リードの振動まで整ってしまった感じに・・・Jazzは難しいなあ・・・洗練された音になっちゃうね・・・などなど

じゃあ、元に戻しましょうかと言うことで・・・

【再びオリジナルに】また、ピンボケでm(_ _)m
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再び、ラックの上に御影石を敷いて、皆で元に戻して、サキコロを再生・・・

ふ~ん、やはり、パッと音の出る瞬間が力強い感じに・・・シンバルのアタックがクッキリして、その厚みがある素材を感じさせる・・・うん、やっぱりご機嫌なサウンド・・・ボードを敷くとエネルギー感がなくなる・・・パンッと鳴るもののパのところが弱くなる・・・エモーショナルなところが整ってしまう・・・その部分がノイズだと言われると・・・などなど

本来、Wellfloatは、SP用として開発されたものなので、送出し系では、扱う信号が微細なので、カラーレーションが出るのではないかと・・・回転系のストレスが筐体に影響を与える、アンプ系では、筐体にアースが繋がっているので、その振動が、筐体のストレスになる・・・置くことで、そこがゼロアースになり、振動しているものが、ゼロに向って仕事することになるが、そこで、筐体のストレスが音として出るのではないかと・・・この音響アースを浮かせることで、そこで仕事しなくなるので、SPの場合は、音楽に顕著に出てくる・・・他には、部屋の躯体伝播が無くなるという利点がある・・・

SPに使うと、はじめのアタックが出ないという先入観があるが、本当は、音の最初のエネルギーは、筐体強度より強くて、歪んでしまっているのだとか・・・だから、SPを置くことで出る40%の歪みを取り除くために、Wellfloatが開発されたんだそうで・・・その効果は、SPのためのものだと・・・

元々、部屋を含めチューニングがされているお宅では、既にそのストレスを考慮した音作りになっていることが多く、その場合には、必ずしも良い方向に行くとは限らないとのこと・・・

う~ん、詳しくは良く分からなかったのですが・・・どうやら、本来の効果は、SPで充分に発揮されるような印象を受けました・・・ま、後日、その効果を目の当たりにするわけですが・・・(^^;

そう言えば、拙宅のゲルの実験でもそうだったんですが、SPに浮揚系のチューニングをすると、プレーヤー側への同様のチューニングは、変化が少なく、場合によっては、行き過ぎてバランスを崩す場合もあったんですが・・・何となく、同じ状況のような気も・・・これは、なお更SPでの効果を聞いてみないと駄目かなあっと言う気が・・・

というわけで、機器用のWellfloatの実験はここまで・・・で、今日はこれで時間切れ・・・

ってわけで、明日はいよいよサラウンドマルチの方へ・・・

いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

【1120】110724 Ray邸訪問(Wellfloat試聴):バーレスクをサウンドで堪能!・・・(^^; 

さて、機器用Wellfloatの効果についての実験を体験させていただきましたが・・・その後のSPへの導入による効果を体験した今となっては、つくづく、RayでのWellfloat導入前後を体験出来なかったことが残念に思われる・・・

確かに数ヶ月前には、お伺いしてそのサウンドを聞かせていただいたわけで、その音に比べれば、中高域のSNが上がり、低域方向にかけても音の滲みが減った気はするのだが・・・それは、あくまで数ヶ月の時を隔てた印象であって・・・ま、その範囲の変化だろうと言われれば、その通りなんですが・・・

それは、既に、ピラミッドバランスでの音の練りこみが終盤に差し掛かっていたからではないかという気もしている・・・それは、一昨日、この方向とは異なる強烈体験をしたからこそなのです・・・

っと言う思いもあるのですが・・・その効果の瞬間は逃したものの、その効果を既にまっとった新生Ray邸サウンドを、引き続お聞かせいただいたお話に・・・

さて、Rayさんはと言うと、冒頭のセンターチャネル用のアンプの不調による接続変えをされた後ゆえ、サラウンドの音のバランスを確認・調整へと・・・

っと、調整も終わり、いよいよ再生に・・・最初は、自宅では、この低域は出ないからと、持参されたSACDから・・・演奏は、フルオケで・・・φ(..)メモを忘れて・・・ただ、その音は、確かに、大型SP+SWのRay邸ならではの湧き上がるようなグランカッサの重低音を何度も伴いながら盛り上がっていく、素晴らしいものだったかと・・・

Rayさんいわく、以前はオーケストラが余り聞けなかったが、フローティングボードを入れて、聞けるようになったと・・・確かに、高域がきつい部分があったが、随分、スッキリとした印象に・・・それに、低域の締まりも良く、以前より明瞭に、下に伸びている印象・・・低域の被りは全く無い感じで・・・SWのクロスを変えたのかな?と思って、尋ねてみると・・・やはり、38hzから、32hzへと下げられたとのことであった・・・

で、お次は、映像付きで・・・ということで、ブルーレイで映画を・・・

【バーレスクを】
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ただ、Ray邸は、暗黒化のカーテンはないので、映像は夜のみということで・・・絵は、あまり見ないでねと・・・

でも、このバーレスク・・・自宅で視聴するには非常に絵も音も楽しめる、ストーリーの中のバーさながらに、アメリカのエンターテイメントの迫力・楽しさ満載のソフト・・・

で、Ray邸でのサウンドと来たら・・・ゴージャスな分厚いサウンドを、ど迫力の気持ちを嫌がおうにも盛り上げる太鼓のリズムで、グングン揺さぶる!・・・まるで、実物大のバーで、ホントにショーを楽しんでいるような・・・知らずに体がリズムを取ってしまう・・・

σ(^^)私の大好きなシェールの独唱シーンも、感情たっぷりに・・・ついつい、拳を握り締めて気持ちが入ってしまいます・・・いやあ、何度見ても泣きそうに・・・でも、これは、ストーリーを知らないと、ぐっと来ないでしょうね(^^;

で、順番が逆になっちゃいましたが、前半のクライマックス、アリ(クリステーナ・アギレラ)が、嫌がらせで、口ぱくのPAを切られて、アカペラで歌いだすシーン・・・

いやあ、凄い厚みと縛りだす声の迫力!・・・思わず、鳥肌が立ちそうに!・・・やはり、これだけの完成度のシステムで、実物大さながらに聞かせていただくと、気持ちがあっという間に映画の世界へ入り込んでしまいますね・・・

いやいや、映像より、サウンドで映画の世界に入り込むと言う貴重な体験をさせていただきました・・・さすがに、本物さながらの中低域~低域の密度で聞かせていただくと・・・素晴らしい!(^^;

その後、セリーヌディオンのラスベガスのライブを・・・

う~ん・・・このサウンドをこう言うバランスで聞くのは、初めての体験・・・拙宅とのエネルギーバランスの違いを感じます・・・なるほど、確かに、コンサートに行けば、中低域~低域のバランスは、これ位の厚みがありますよね・・・う~ん、やはり拙宅はマンションサウンドだなあ・・・寂しい(^^;

っと、ここで何故か、プロジェクターの3Dの方式の話や、デバイスの種類や投影方式の違いとか・・・いろいろお話をすることに・・・(^^;

っと、ここで、映像は終了して・・・サラウンドサウンドの方へ・・・

おっと、ちょっと短いのですが、夜が明けてしまったので、今日はここまで・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~