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 2008年07月 

【000】分からないままブログデビュー 

今日は月曜日なのに、なぜこんなことしてるかと言うと、ぎっくり腰で会社を休んだからなのです。

多くの人のブログを拝見してきたけど、まさか自分がやろうなんて思っても見なかったので、やり方が良く分かりません。

でも、ぎっくり腰で会社を休んで何もしないのはあまりにもったいないので、近頃、そろそろ始めてみようかなんて思い始めていたこともあって、「走りながら考える」のままに、思い切ってブログをはじめてみることにしました。(^^;

この後に続けるであろう内容は、表題の通り、趣味のオーディオ&ビジュアルで、感動を得るための悪戦苦闘の成り行きを、覚え書きとして書きとめて行こうと思っています。

更新タイミングは、、、、適当(^^   (当面はそれなりになるかな?)

【001】20080714のシステム紹介 

現状システムの紹介の前に、プロフィールの概要を補足。
 自宅は大阪ですが、現在、川崎に単身赴任中の中年会社員です。

これから紹介するのは、単身赴任先の住まいに増殖した実験室のシステムです。

P1010162.jpg


ご覧の通り、5.1チャンネルのサラウンドシステムです。
 CD/SACD/DVD/DVD-A/BD に対応(HiVision,HD-Audioまでフル対応)

入力系
 ユニバーサルプレーヤ :ESOTERIC UX-1(Pi Ver.UP版)
 クロックジェネレータ :ESOTERIC G-25U
 外部クロック :ルビジウム10MHz(ユニット+自作電源)

 BDレコーダ :SONY BDZ-X90
 CDチェンジャー :marantz CD4001(REQST NS441Dチューン)

アンプ
 プリ部 :Pioneer SC-LX90
 チャンデバ :BEHRINGER ULTRADRIVE PRO DCX2496(フロント3CH)
 パワー部 :Pioneer SC-LX90(10CH FR*2/FL*2/C*2 マルチ駆動 SR*2/SL*2バイアンプ )

SP
 FL/C/FR :自作逆ホーン2Way
          (ユニット W::DAYTON-AUDIO RS150S-8 TW:morel MDT-30S)
 SL/SR :ELAC BS203A 改 自作逆ホーン2Way(ユニット ELAC BS203A)
 SW :AUDIO PRO ACE-Bass2

表示
 液晶TV :SONY BRAVIA KDL-40W5000


現状は、こんなシステムで、日々色んなソースを視聴しています。
当面は、覚え書きとして、'0702の単身赴任開始から、ここに至るまでの変遷を中心に、怪しいGe3モード全開で書き留めていく予定です。

【002】単身赴任前のメインシステム 

07年初頭に急遽、首都圏転勤の内示があり、2月には単身赴任で川崎へ行くことになりました。

これまでほとんど転勤のない会社だったので、全く心づもりもなく、BDに備えるのと、WOWWOWのハイビジョン映像をそのまま見たくなり、52インチの液晶に入れ替えたばかりでした。

転勤に当り、名残惜しく、携帯で取った当時のリビングのメインシステムです。

単身赴任前のメインシステム

以下の構成をご覧いただければお分かりかと思いますが、当時お気に入りだった大阪のショップ「逸品館」さんの影響を色濃く受けたシステムです。
この画像では全く分かりませんが、REQSTのアクセサリーや、Ge3の怪しいアクセサリーが随所に設置してあります。(^^;
特に、追々紹介しますが、Audio ProのSPの中はかなり手が入っていて、真っ青です。(^^;

メインの構成(リビング)
 プレーヤ
  ユニバーサルプレーヤ :AIRBOW marantz DV9600/Spetial
  CDチェンジャー :AIRBOW marantz CC4300/Spetial
  DVHS :Panasonic NV-HD1
  サブプレーヤ :SONY PS3(60GHDD)


 アンプ
  メイン :AIRBOW marantz PS7400/Special(SR/LR/C/SBのみパワーアンプ使用)
  パワー :AIRBOW LUXMAN U80/Fine Tuned(F/R BTL接続(2CH)×4CH バイアンプ接続)

 SP
  FL/FR :Pioneer S-1EX
  C     :Audio Pro IMAGE11改
  SL/SR :Audio Pro IMAGE12
  SB    :Audio Pro IMAGE11改
  SW    :Audio Pro ACE-Bass2

 表示
  液晶TV :SHARPLC-52GX1W
  プロジェクタ:SONYVPL-VW10HT + シアターハウス100inch電動スクリーン

サブの構成(寝室)
  DVD :SUMSONG
  プリ :SUN VALLEY SV-14LB(真空管)
  パワー:Triode VP MINI88(真空管)
  SP :Audio Pro IMAGE11改
  液晶TV :Pnasonic TH-32LX20


ここから、単身赴任用システムとして、メインシステムから、CDチェンジャー、サブウーファ、サブシステムから、プリ、パワー、SPを持ち出し、新たに表示用に液晶TV Pnasonic TH-26LX60 を追加してスタートしました。


それはともかく、こうやってシステムの整理をしてみると悲しくなりますね。
お金が貯まらないままに、グレードアップしたくて、中途半端に購入するので、直ぐ不満になり、また次の購入に走る。その残骸が散見されるシステム状態が後悔の気持ちをあおります。
ここまでにいったいいくら投資してきたんだろう? ふーっ…(^^ゞ

あっと、画像を見ていたら、ラック上段の真ん中に青色のLEDが光っている。
これは、購入して3ヶ月ほどしか遊ばなかった インフラノイズのDAC-1です。
当時の私の駄耳では、AIRBOW marantz CC4300/Spetialとの違いが、ほとんど分からなかったんですよね。情けない。もったいない。

【003】単身赴任直後の実験室 

07年2月中旬に単身赴任で川崎へ移り、2DKの6畳1室を実験室としてスタートしました。

当時のシステムは。テレビを中心に2.1チャンネルシステムです。

単身赴任システム(最初期)
 CDチェンジャー :AIRBOW marantz CC4300/Spetial
 プリ :SUN VALLEY SV-14LB(真空管)
 パワー:Triode VP MINI88(真空管)
 SP :Audio Pro IMAGE11改 + オムニマウントSPスタンド
 SW :Audio Pro ACE-Bass2

転勤して2ヶ月程度経つと週末が暇で、寂しくなり、DVDも見るかと、早々にAIRBOW marantz CC4300/Spetialを処分し、使わないメインシステムのプレーヤーをPS3にして、AIRBOW marantz DV9600/Spetialを実験室に移動しました。

そうこうしている内に、やはりサラウンドのマルチチャンネルが恋しくなり、この頃から週末の恒例行事となりつつあった秋葉詣での最中に、見つけてしまいました。

 marantz SR9600

マランツのフラッグシップ機(定価420,000円)が中古で約1/3で買えてしまう。おまけにHDMI 1.1にも対応しているのでPCMのサラウンドマルチには対応している。自動音場補正も搭載している。
BD対HD DVDの戦いが繰り広げられ、HDオーディオ対応のAVセンターの新たな波が押し寄せてきていましたが、まだ早いと言い聞かせ、かみさんにおねだり電話。
幸いにも、夏ナスの残りが弱冠あったため、お許しが得られたので、他のお店でキャリアを1500円ほどで手に入れ、即お持ち帰り。(^^;

真空管のセパレートペアをどかしてDVD環境の下準備を大急ぎで構築しました。

SR9600入手

画像には、なんだか一杯怪しい物が写っていますね。
先程、かみさんにおねだり電話して衝動買いしたことが、あたかも初めてのように書いていますが、実は、全くそんなことは無く、既にかみさんはお怒りモード状態なんですが、その原因が、画像の怪しいアクセサリーなんです。

アンプの上に2つ、プレーヤーの上に1つ、SPスタンドの下に1つ、白い毛だらけの木のお皿の付いた黒い四角い板が見えますが、当時、実験対象だったGe3の「ストーンヒーラー」というアクセサリーです。
実際には、SPの上下に1組、アンプの上下に2組、プレーヤーの上下に1組、アンプの後に1個、合計11個が設置されています。
このときやっていたのが、この「ストーンヒーラー」で機器の上下をはさみ、更に、この「ストーンヒーラー」間を電線でつなぎ、「要石」と言う仮想アースに繋ぐ「ストヒバーガー」という使い方。
各機器をバーガーして電線で連結した上でアンプの後の「ストーンヒーラー」の上に乗せた「要石」に繋いであります。

こうすると、機器が様々な抑制から解き放たれ、その能力を存分に発揮するようになるそうです。Ge3の音に反応する人は、全てではなく、全体の2割程度とのことで、当時の私は、まだ駄耳が覚醒していなくて、その効果は、明るくスッキリした音になったなあ程度の感覚でした。
(反応できる人にとっては、このアクセサリーの手法は、激震級の変化をもたらすそうですが・・・・・)

その他、同じくアンプやプレーヤーの下、SPスタンドの下に白い毛の生えたボタンのような丸い円盤がくっついたこぶし大の茶色い物体が見えますが、これもGe3の「礎(いしずえ)」というアクセサリーです。
基本的には、インシュレータで、「固い物質の代表格であるセラミック(陶器)とゲル状物質とのハイブリッド構造のインシュレータで、物質と物質との境界面で起こる全反射を上手く利用して振動を遮断する」のだそうです。
また、「」はオオサンショウウオの形を模してあり、須弥山(しゅみせん)説とか言うのを元に、「ストーンヒーラー」を仮想地球にしてしまうらしいです。???

と言うことで、機器の下に設置した「ストーンヒーラー」の周囲に、インシュレータとして設置してあります。
駄耳おやじの私には、インシュレータとして雑身を取り、非常にスッキリした色付けのない音を提供してくれました。

【004】ELACを迎えました 

前月AVアンプ導入によってDVD再生(サラウンドマルチチャンネル)の下準備が整ったことで、気持ちはどんどん5.1チャンネル化に進み、秋葉詣でが続きました。
そして程なく07年8月末に以外にもネットで見つけました。

ELAC BS203A

専用スタンドつきで適当な価格。
実物を確認する余裕も無く、我慢しきれず、仮押さえ、即、家内に電話。
スピーカーが足りんからどうしてもいると、強引に了解を得る。
「しゃーないな、言っても聞かんのやろ?」「うん。」


ELAC導入

届いて直ぐにセッティングしたのがこの画像です。
転勤の荷物もまだ整理できてないですね。
CDがダンボール箱から取り出したままの状態です。
取り出しては聞くというのを繰り返していたように思います。

あれ?まだセンターSPも置いてないですね。
と言うことは、まだ4.1チャンネルですね。

音は、サイズの割りに意外と低音が力強く、中高音もJETユニット(ハイルドライバ?)のおかげか、非常に緻密で、繊細ながら、切れ味の鋭い強さも持ち合わせていました。
ツィータの優秀さは定評のあるところですが、このコストパフォーマンスは素晴らしいと感じました。
弱点は、中古ゆえ、片方のサイドパネルにぱっと見でわかる傷(へこみ)があることです。

あと、画像を見ると、リアSPの上にTAKET-BAT1が乗ってますね。
これは、大阪の自宅のリアSPに使っていたものですが、フロントにELACを導入したので、JETツイータに合わせるために、家内に送ってもらったのです。

【005】CDラックとリスニングチェアーのクッション変更・サイドテーブル、オットマン導入 

ようやく、部屋の整理に気が向いたようですね。

CDラックと椅子

画像で分かる通り、先ずはCDラックを導入しました。
ヨドバシカメラの特価品で3台入れましたが、空きが残り6~70枚と思われます。
単身赴任中持つかな?

それと、大阪で誰も使わなくなったオットマンを家内に送ってもらい、これに合わせてリスニングチェアーのクッションもアイボリーからネイビーブルーに変更しました。
オットマンはイズミヤ、椅子はニトリ製ですが、クッションはIKEAです。
IKEAに行ったついでに、サイドテーブルも調達してきました。
ばらばらですが、パッと見は同じシリーズの製品に見えるので、良しとしましょう。(^^;

でも、IKEAって面白いですね。
半日~一日遊べます。
まだ、関西には無いんですが、まもなく出来るとか。

【006】Ge3「SP用脈々」の導入 

AVアンプ導入後、このアンプが7チャンネルで、フロントをバイアンプに出来ることから、SPケーブルをバイアンプ対応に変えました。
ものは、画像に写っている洗濯ばさみで持ち上げられている青いケーブルです。

SP用脈々

 ZONOTONE 6NSP-4400S

このケーブルでバイアンプを組んでいました。

その前は、REQSTのZSPC-01をシングル接続(ジャンパーケーブルも同じケーブル)でしたが、ゾノトーンに変えてバイアンプにしたら、中低音の締りが明確になり、ピントが合ったような印象がありました。

その後、Ge3の新しいアクセサリーの「SP用脈々」が登場し、どうしても試してみたくなって、導入しちゃいました。「SP用脈々」は、SPに「要石」を取り付けるためのアクセサリーで、SPケーブルに乗って音楽を汚してしまう不要ノイズを除去するのだそうです。
携帯画像のため荒いですが、SPスタンドの右横に設置してあります。
ただ、「SP用脈々」は一個売りで、「要石」を2個使うと効きが強いとのことで、左右分を用意すると、かなりな費用となります。

当時の私は、まだGe3チューンの音変化に覚醒していなくて、投資額に見合うだけの変化ではなかったのですが、音場が広がり、音がスッキリ見通し良くなった感じの変化がありました。

この時は、きっとシングル接続だから自分の耳には余り変化が分からないんじゃないか?
バイアンプの高域用、低域用それぞれに装着したらどうなるのかな~??
やってみたいな~!と変化していきました。

【007】桐ラックの導入 

今回もシステム変更ではありません。

表題の通り、ラックの導入です。
Ge3では素材として桐が使われることが多いので、これをいいように解釈して桐のラックを導入しました。

桐ラック

ラックといってますが、イトウヨウカドウの焼桐の組み立て棚です。
 総額約8,000円。

安い!  
通常のオーディオ用ラックと比べると1桁違いますね。(^^; 
随分部屋がすっきりした印象になりました。

音ですか?
見た目、触ったときの感触(ぐらぐら)とは裏腹に、以外に変な響きのない自然な音でした。

いずれはヒノキのラックにしよう!

【008】Ge3推奨「倶楽部員3本足SPスタンド」の製作と導入 

「倶楽部員」
Ge3では、気配や実態感を構成するような細かな音の情報を「ウブゲ」と呼んでいて、この「ウブゲ」の表出を助けるアクセサリーを提供していますが、その性能を独自の指標で現しています。
その指標を「Ge3値」と呼び、この値が120を超える製品(最大値は128だそうです)が、その能力が高く、このような製品は、「120倶楽部員」や単に「倶楽部員」と呼ばれます。

「○○もどき」
Ge3では、製造コストや性能、製品化手順などに問題があって製品化に至らないもの、あるいは製品化されているが高価であるなど、広くその性能・機能が使われない製品の技術を簡略化して(当然正規の製品より性能はグレードダウンしますが、それでも上記の「倶楽部員」となり得るもの)、自作するためのノウハウや設計図として公開することがあります。これらの自作によるアクセサリーを「○○もどき」と呼びます。

ここで紹介する「倶楽部員3本足SPスタンド」は、元々Ge3から「櫓(やぐら)」という名前で販売されていた3本足のSPスタンドが、そのコストと材料の入手難から惜しまれながら販売終了したため、Ge3がその性能を「倶楽部員」として保証して製作ノウハウを公開された3本足のSPスタンドです。つまり、「櫓もどき」と言う訳です。

倶楽部員3本足SPスタンド

ご覧の通り、メインは9cm角の吉野杉の角材です。元の設計では、3本足全てがこの9cm角の吉野杉だったのですが、小型SPの場合は、幅が広くなりすぎるため、その約半分の厚みとしても問題ないとのことで、画像のようになりました。
重要なポイントは、3本足の杉の方向が、地面から生えていた方向(根だった方がが下)となることだそうです。
製作時は結構見分けが難しく、木目の幅を両端の切り口で測って、悩んだ末に決めました。
多分、あっていると思いますが・・・・・・・まっいい音になったので大丈夫でしょう!

あと、木材の接着には、通称Ge3ボンドを使っています。
Ge3ボンドとは、そのボンドの性能を上げるため、Ge3の製品である「プロジェクトQ(通称:青Q)」を木工ボンドに数滴と、麻紐を数ミリに切り刻んだものを少量混ぜたものです。

「倶楽部員3本足SPスタンド」に変更しての音の変化ですが、ピントが合った滲みのない音になり、音場感も一段と広がり、低音のスピード感がアップしました。全てが非常に自然な方向への変化で、特段大げさな変化ではありません。(実はこの性質が後々他のGe3チューンを進めていくとじわじわと効いてきます ⇒ いわゆる基本性能のアップです。)

【009】Ge3推奨、倶楽部員オーディオボード「大地もどき」の製作と導入 

ここで紹介する「倶楽部員オーディオボード」は、現在もGe3から「大地(だいち)」という名前で販売されているブッチ切り性能のオーディオボードの「もどき」です。
大地」は、地層を見立てたハイブリッドの層構造を持ち、名前の通り、機器を大地に置いたのと同じ振動モードを提供するそうです。これによって「再生装置が安定(安心)して音楽や映像の情報を再生できる」のだとか。

この「大地」の安定感を体験するため、御茶ノ水のオーディオユニオン5階のアクセサリー館では、「大地」への試乗ができます。床と、そこに置いた『大地』の上では、重力感と言うか、何かのエネルギーの流れが違う事が感じられます。これが『大地』の安心感だそうです。
実際、私も試乗したことがありますが、何か巨大な岩の上に立ったようなビクともしない安定感を感じました。
また、「大地」の凄さを示すエピソードとして、地面に直に打ったコンクリートの床にSPを設置していた方が、現在はそのコンクリートの床の上に「大地」を設置してSPを置いているというのがあります。

というものすごいオーディオボードなんですが、私のような金欠サラリーマンには、少々良いお値段がします。このため、SPやその他の機器も含めた複数枚の購入は、やはりはばかられます。
このような背景から、このブッチ切り性能のオーディオボードの素性を少しでも多くの人に分かってもらおうと、Ge3がやってくれました。「大地もどき」の製作方法を公開してくれたのです。

製作は非常に簡単で、20mm厚のシナ合板の上下を9mm厚のSS400の鉄板でサンドイッチしてシリコン系の接着剤で接着すると言うものです。塗装は、トタン用の塗料でオーケーとのことでした。

本物から大幅に性能ダウンしているそうですが、一応「倶楽部員」とのことですし、製品版1枚の費用で5枚程作成できるのは非常に魅力的です。
これは作らないわけには行かんでしょう!
ということで、ネットで21mm厚のシナ合板と9mm厚のSS400の鉄板をポチットな。
ホームセンターで業務用の大きなシリコン系接着剤(スーパーX)を買って来ました。

数日して注文した鉄板8枚が届いたのですが、これがめっちゃビックリ!!
何と、フォークリフト用の木枠に固定され、この枠ごと発送されて来たのです。
運送会社の兄ちゃんが、「あのー、フォークリフトはどこに・・・・・ないですね。」もちろん、ここは工場ではなく普通のマンションですから、そんなものあるはずがありません。
「あのー、降ろすの手伝ってくれませんか?」「えっ!」
40cm×45cmの9mm厚鉄板8枚の重量は、何と100キロオーバー!!
運べるわけがありません。
兄ちゃんとしばし見つめ合い、腕組。
結局、梱包をばらして運ぶことになりました。
バラせば1枚約13キロですから当然運べます。
マンション2階の部屋まで2人でエッチラオッチラ。
何とか部屋に運び込んだものの工作する気力はどこへやら?
おまけに、鉄板が錆びないようにするためか、油まみれ!

 大地もどき製作

しばらく途方にくれていましたが、気を取り直し、13キロの鉄板を1枚ずつ浴室へ持っていって食器用洗剤で洗いました。

洗った8枚の鉄板を、ダイニングで乾かし、一気に別便で届いたシナ合板との接着工程へ突入です。

まずは土台の鉄板の上にシリコンボンドを適量たらし、気持ちの問題でしょうが、本来の製品との性能差を少しでも埋められればと思いシリコンボンドをGe3ボンドにすべく、青Qを数滴たらして塗り塗り!!
(実際の所、良いのか悪いのかわかりませんが、きっと理想的な地層を形成してくれるでしょう)

今度は、その上にシナ合板を乗っけて、位置を合わせ、すぐさままたシリコンボンドを適量たらして、青Qを混ぜて塗り塗り!!
次に、上部の鉄板を乗っけてシナ合板をサンドイッチして「大地もどき」が1枚出来上がり。

これを4枚分続けて・・・・・・・・初日は力尽きました。

翌日からは、塗装です。
ホームセンターで買ってきたトタン用のペンキ(これからは黒がブームになるはずと黒を選択)を、刷毛で塗り塗り。
片面塗って、1昼夜放置。
翌日の夜には、裏返して塗り塗り・・・・・なんですが、重い!!
13キロの鉄板でサンドイッチしたボードは、当然26キロ超!!
本物のGe3の「大地」は、製造時の作業的な理由から30cm×45cmと小ぶりになっているとの説明が身に染みて分かりました。

大地もどき設置 

さて、いよいよ設置です。
必死の重い、正に重いで、アンプの下、プレーヤーの下、SPの下に設置しまた。

なんとも、見るからにどっしりと安定感が漂います。

さて、でてきた音は??
Ge3の製品の多くで発生する現象ですが、設置して3日くらいは、低音が出張してしまうのです。
このため、結構腰高な音です。
でも、中高音は非常に鮮明でカチッとしていて、これ見よがしではなく、非常に自然な音。
なんとも安心できる音世界が広がりました。
数時間後からは、かなり低音も帰ってきて、次第に重心の低いどっしりした音に変って行きました。

いわゆるオーディオ的な快感が得られる変化ではないんですが、視覚的な安心感もあって、とても落ち着ける音になりました。
また、時々、ハッとする生々しさが出始めていました。

 

【010】Ge3「SP用脈々」増設によるバイアンプ対応 

まずは、次の画像を見てください。

SP用脈々バイアンプ(全体) 

我ながら、あきれる程の勢いで増設しておりますなあ。

Ge3のBBSでSPの駆動による音質の向上は、シングル駆動<バイワイヤ<バイ(マルチ)アンプと良くなっていくが、なかなかマルチアンプには行けない。まして、「SP用脈々」を使用すると2ウェイでも倍の費用が発生するので、非常に試しにくい。
というような話題が上がっており、これを受けて、試作品としてバイワイヤアダプタの人柱の募集をするかもしれないとアナウンスががなされていた。

以前のおぼえ書きにも書いたが、私はフロントバイアンプ対応のAVアンプを使用していたことから、フロントSPのバイアンプ駆動は体験済みであった。音全体の余裕や立ち上がりの素早さなど、私の駄耳でもその効果はなんとなく分かり、一時は満足していたが、「SP用脈々」の導入とともに、金銭的な制限から、シングルアンプ、シングル駆動に戻していた。

情報量の増加やシャープで立ち上がりの良い音になるのではと、期待を膨らませ、すぐさま上記の人柱の募集に応募したい旨を表明した。
ところが、希望者が余り集まらず、一向に人柱募集が始まらなかった。

そうこうしているうちに、ニコニコさんのブログや07/10/26のエンポケでの「Ge3な夕べ」で、バイワイヤ箱よりバイアンプ+SP用脈々の方が良いという話が出ており、堪え性のない私は、結局行ってしまったのだ。
単身赴任の寂しさを紛らわすため?にはオーディオの癒しがどうしても必要だと言ってかみさんをだまくらかし、冬ナス前借りで、追加投資してもらい、SP用脈々の増設に成功しました。

SP用脈々バイアンプ(接続部) 

「大地もどき」の上には倶楽部員3本足SPスタンドが乗っているわけだが、その前方の1本足の向こう側には、高音用の「SP用脈々」に繋がる「要石」が2個、手前には低音用の「SP用脈々」に繋がる「要石」が2個置いてある。いずれも、上に載っている白い毛皮は、Ge3の隠れた人気アイテム「ケブタ」である。
3本足SPスタンドの前後の足の間に2つある木箱が「SP用脈々」の本体で、同じく「ケブタ」が乗せてある。

 

【011】駄耳カミングアウト 

今更カミングアウトでもないのですが、既に何度も書いている通り、私は「超駄耳」です。

音楽を聴いても、その全体のイメージを中心に聞いているためか、機器の変更やアクセサリーによる音の変化がほとんど分かりません。聞きなれた音楽で、自分の受ける印象(自分が無意識に聞き入っている部分)が、大きく変った時に初めて変化したことを認識する程度で、多くの場合は、何が変ったのか分かりませんでした。
雑誌やネットで見る激変のレポートを見ながら、何で私には分からないんだろう?何とかこの激変の感激が味わえないかな?と思っていました。

そのような状態の中、単身赴任前(大阪にいた頃)、かろうじて私が気持ち良い音だなと感じていたのは、河口無線さんと逸品館さんの音でした。
河口無線さんの音は、私がいわゆるハイエンドの音と思っている音で、空気の密度が高く、甘く、ねっとり、ムッとくるような空気感を伴う音です。非常に心地よく聞き疲れしない音だなんですが、どこかしら実態感の薄い、何となく幻のような音、河口無線で聞く音はどのシステムも同じような音に聞こえ、それがどのようにして再生されていて、その音のどのような部分に好感を持っているのかも分かりませんでしたが、好きな音の一つでした。
もう一つの逸品館さんの音で、非常に緻密で整理された音でありながら、躍動感があり、実態感を感じるような生々しい方向の音だと感じていました。
ある意味両極端にある音だと思うのですが、どちらも心地よく、好きな音でした。

ひょんなことから復帰したオーディオ&ビジュアルですが、復帰当初は、まさかそんなにお金を使うなんて、これっぽっちも思っていませんでした。とは言え、お財布の都合、ショップへの入りやすさ、当初はビジュアル主体であったことから、主に逸品館さんにお世話になっていました。

でも、機器の入替やアクセサリーの追加、セッティングの変更などを繰り返しても、どうも感激するような変化に出会えなかったんですよね。そこで止めておけばよかったんですが、強情な性格ゆえか、更に上位の機器に入れ替えればひょっとしたら、このアクセサリーを使ってみたらひょっとしたらと、次々と散財し、スピードを緩めるどころか益々加速して全く無意味に泥沼へと・・・・・・その勢いは、今思うと恐ろしいくらい急激なものでした。
(若かりし頃は、車検を受けたことがない(その前に乗り換えていた)ほど車に入れ込んでいたのですが、いったい我が家の次の車になるはずだった高級乗用車はどこに行ってしまったんだろう・・・・・?)

このような流れの中、機器の入替より安価に変化が楽しめるのではないかと考えたことや、一部工作を伴うため、工作好きの私には楽しめると思ったこと、物理的な根拠に謎めいた所があり、機器の変更や一般的なアクセサリーで得られる変化以上の、ものすごい変化が期待でき、私の駄耳でもその変化がわかるのではないかと期待して、次第にGe3のアクセサリーに傾倒して行ったのです。
もう一個多く使ってみたらとか、もう一つの製品を使ってみたらとか、次の新製品を投入すればとか、駄耳の私にもその違いが確実に分かるのではないかという期待を抱き、次々とGe3化を進行させました。

私の本当の目的は、単に音楽や映画で「心底感動したい(作品の視聴でボロボロ泣いたり、思わず踊りだしたりしたい。)」という欲求を満したいだけだったのですが、残念ながら当時は、まだこの欲求は満たされることはありませんでした。

その行方はいったいどうなったのか??

【012】怒涛のGe3チューン -序章- まえがき 

Ge3チューン、アイテムてんこ盛りの昨年(H19年)11月頃の実験室システムの全景です。
携帯画像のため分かりにくいかもしれませんが、既にこの時点で、相当「ゲゲゲ」が溢れています。

071119のシステム全体像

(なぜに駄耳なの?)
駄耳おやじを標榜する私にとっては、機器のアップグレード、ショップでの視聴、アクセサリーの追加前後、Ge3化チューンの前後で音の変化がほとんどわからず、その有り難味が全くない状況だったのですが、その原因としては、大きく2点が考えられます。
 1.本当に耳が悪く、聞こえない。
 2.変化を聞き取る能力がない。
当然1.であるはずはなく、2.が原因ですが、では、なぜ?あるいはどのように?能力がないのかを考えてみると、結局、何を、どこを聞けば良いかが分かっていないことが原因のように思います。

でも、音楽を聞いたり、映画を見たりして感動するためにこんな聞き分けが必要なのか?という葛藤がありますが、もう一つの切り口から見ると、やはりあった方が良いという判断になります。
と言うのは、基本的に私は、ギミックとしてのオーディオ&ビジュアル機器が好きなんです。気に入った機器を所有することにある種の喜びを抱きます。
加えて、工作という行為が好きです。このため、自作や改造などという行為が非常に楽しいのです。
であるなら、当然その効果、機器やアクセサリーの導入や改造などの結果、どのような効果が得られたのか知りたいと思うのは当然ですよね。でもそれが分からなかったんです。

それゆえ、理不尽な話ですが、これまでは、所有欲や工作という行為による達成感などを満たすため、効果が分からないままその行為を続けてきました。
簡単にその経過をメモしておきます。

(悶絶経緯)
 ⇒約30年前頃から
 ・メカが好きで、ステレオというものに非常に興味があった。
 ・学生で金がなく、親やバイトで総額20万程度の中級プレーヤー(Pioneer PL-50LII)、中級アンプ(DENON PMA-550)に自作SP(フルレンジ1発:FOSTEX FE103Σ)で満足していた。
 ・当時は、気に入った音楽が心地よく聞けていれば充分満足だった。
 ・ポピュラーやカントリー、女性ボーカルを中心に聞いていた。
 ・工作好きの欲求を満たすため、友人のSPのエンクロージャーやラックを作ったりしていた。
 ⇒約20年前頃に一時中断。(中断中に就職、転職、結婚、長男出生)
 ⇒約15年くらい前にひょっこり再開(時代はホームシアター、サラウンド対応アンプが出始めだった)
 ・出始めのAVアンプに5.1チャンネルSP(総額15万程度)を購入。
 ・最初はサラウンド自体が面白く、映画を楽しんでいた。(DVDのレンタルで週2~3本ペースだったと思う)
 ・直ぐに迫力不足を感じ、雑誌の新製品記事に胸躍らせ、怒涛のシステムアップグレードを繰り返す。(心引かれる手の届きそうな製品が入手できれば、一時的に満足していた)
 ⇒約10年前からJazzを聞くようになり、ピュアオーディオに興味が再熱した。
 ・雑誌の写真(主にステレオサウンド)で、見るだけでうっとりしてしまうハイエンド機器を夢見ながら、麻痺した金銭感覚で、システムのアップグレードや機器の追加、アクセサリー購入を繰り返す。

 ★ところが、そんなに金銭的に続くわけがなく、投資に対する満足感の少なさに疑問を持ち始める。

私が、オーディオ&ビジュアルを趣味としている目的は、およそ次のようなものです。
 1.音楽を聞いたり、映画を見て、刺激や感動を得たい。
   ①感動の序章である「鳥肌が立つ感じ」を体験したい。
   ②心が温かになったり、共鳴して泣いたりしたい。
   ③実生活で、不意に後で音がして振り返るような、ハッとする音をオーディオから出た音で体験したい。
 2.心引かれる機器を自分のものにしたい。
 3.工作好きなので、機器いじりが周期的にしたくなるため、自作や改造がしたい。

この目的のため投資を繰り返し、単純に言うと、その結果の良否を「鳥肌が立ったかどうか」で判断していた。
 ⇒機器を購入しても、アクセサリーを投入しても、どこがどう変ったかという「部分」には、あまり興味もなく、意識もしていなかった。

(悪戦苦闘)
生来の性格が邪魔をしたのか、効果が分からなければ止めれば良いのに、「雑誌やHPで評価の高いこの製品なら感動を得られるかもしれない」との期待の元に次々と機器の入替を繰り返しましたが、当然、満足が得られるはずもありません。
挙句の果てに、ひょっとすると良いソフトなら違うのかも?と思い込み、「この作品なら感動を得られるかもしれない」との思いの元に、購入やレンタルを繰り返しました。さすがに相当数のソースを視聴したため、心の隙間は一部充足されましたが、本当の満足(鳥肌が立つ感動)は得られませんでした。

(成れの果てに行き着いたのは)
このような欲求を、自分の分相応の投資で得られないかという思いの果てに、期待を寄せたのがGe3のアクセサリーでした。
自分に認知できる理屈ではないところが、一層の期待を抱かせ、ひょっとすると「予想以上の効果によって期待する感動が得られるのではないか」と考えたわけです。

★つまり、自分の感覚が鈍感であると認識し、この鈍感レベルを超える刺激があれば、私にもその変化が知覚できるのではないか?
 ひょっとするとGe3のアクセサリー群は、これを実現してくれるのではないかと考えたわけです。

・・・・次回からは、このGe3チューニングの経過を書き留めておこうと思います。

【013】怒涛のGe3チューン -第1章- SP編 

Ge3チューンの多くはSPチューンになります。
当時、新たに迎え入れたELAC BS203Aですが、早々にGe3チューンの餌食となっています。
相変わらず汚い携帯画像ですが、この時点で施工されているGe3チューンについてメモしておきます。

SP用脈々バイアンプ(全体)

ぱっと見は、ユニットやエンクロージャの縁に何か白い毛が貼ってあるだけですが、施工されているGe3チューンは、次の通りです。

 ツイータ
   青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
   茅蜩(ひぐらし) 1本をマグネットに接着
   丸(まる) + 繭(まゆ) 丸繭を茅蜩の後に装着
   ケブタ 5mm角チップをユニット周囲に4箇所貼付

 ウーファ
   フレーム補強 φ5mmアルミパイプをフレームにエポキシ接着剤で貼付
   青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
   茅蜩(ひぐらし) ×3本をマグネットに接着
   丸(まる) + 繭(まゆ) 丸繭を茅蜩の後に装着
   黒アゲハ 1/4を4枚 コーン紙裏から貼付
   ケブタ 5mm角チップをダンパーに4箇所貼付
       5mm角チップをを錦糸線に貼付
       5mm角チップをエッジに4箇所貼付
   ダンパーにホホバオイルを数滴、滴下

 エンクロージャ
   大黒アゲハ 内側左右側面に1/2を各1枚貼付
         内部配線(ツイータ用、ウーファ用)に1/3枚を巻きつけ
         ユニット周囲のパッキング 施工名:エンガワ
   吸音材撤去
   ケブタ 5mm角チップをフロントバッフルの4角と各辺に貼付(計8箇所)
   エンジェルファー SPケーブル接続端子部分にぶら下げ

何とも、盛りだくさんですね。
この当時までに基本とされていたチューニングは、一通り施工してあります。
では、内部について、少し画像を見ながら説明しておきましょう。

まずは、ツイータから。

JETツイータのGe3化

まず、目に付くのは、「プロジェクトQ(通称:青Q)」というGe3アクセサリーで真っ青に塗ってあります。機能については、リンク先をご覧いただければ良いかと思いますが、クライオ処理をしたような効果が得られるアイテムです。
次にマグネットの上に乗っている黒い棒状のものが、「茅蜩(ひぐらし)」で、SPのコーン紙の振動を打ち消す仮想ウェイトの働きをします。
更に、その上に載っている白い毛皮状のものが、「繭(まゆ)」というアイテムを開腹し、中に「丸(まる)」というアイテムを入れた、通称「丸繭」と呼ばれるアイテムです。繭のリンク先をご覧いただくと、なにやら怪しい解説がありますが、この2つのアイテムを組み合わせることによって、SPユニットの性能を最大限に引き出してくれるようになるらしいです。

続いて、ウーファ。

ウーファのGe3化

まず、ツイータと違うのは、フレームにアルミパイプが補強として貼付てあることでしょうか。Ge3では、構造的な補強にこのようなアルミパイプをエポキシ接着剤で貼付ることを勧めています。パイプの中に麻紐を入れておくと金属固有音が付かず、ベストだそうです。
その他、ツイータと比べると「茅蜩」が、マグネットの強さに合わせて、3本となっています。1本で3キロのウェイトに相当するとの事ですので、9キロの仮想ウェイトを取り付けているのと同等になります。

ウーファのGe3化2

画像が荒くて、よく分からないかもしれませんが、冒頭に記載の通り、コーン紙の裏から、その分割振動を取るために、「黒アゲハ」というアイテムを、1/2に切った物を放射状に4箇所貼付ています。
画像の右側にはみ出ている白い毛が、「ケブタ」を5mm角のチップに切り、ダンパーに4箇所貼付たものの1つです。
ダンパーからは相当のノイズが出ていて、これを取り除くのだそうで、ホホバオイルの滴下も、ダンパーのストレスを取り、ノイズを出さなくするためのようです。
画像の左のSP端子の下から出ている白い毛は、上記同様のケブタチップで、錦糸線に貼付たものです。こちらも、ダンパー同様にノイズを取り除きます。

エンクロジャーのGe3化

続いて、エンクロージャでは、ユニット穴の周囲にパッキング上に貼付てあるのが、「大黒アゲハ」で、このようにユニットとエンクロージャの間のパッキングとして貼付る施工方法は、「エンガワ」と呼ばれていました。
この部分の施工は、後々進化していきます。(^^;
それから、内部配線に同様の黒い厚みのあるものが巻きつけられていますが、これも「大黒アゲハ」を縦に1/3に切った物を巻きつけてあります。
それに、極めつけは、吸音材が全て取り除かれていることで、非常に明るく開放的な音になっていますが、これを実現するためには、上記のユニットのGe3チューニングを施工する必要があります。これらの総合的なチューニングによって定在波や箱鳴りとは無縁の上質な音が得られるようです。

リアSPのGe3化

リアSPも、見た目がフロンド同様ですが、当然内部もGe3チューンしてあります。
違いは、サイズが小さいため、丸繭を入れていないことと、「琴引」がツイータのドームとウーファのセンタードーム貼ってあること、エンガワの代わりにインカ巻きという古いパッキング方法がしてあることぐらいです。

 ツイータ
   青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
   茅蜩(ひぐらし) 1本をマグネットに接着
   ケブタ 5mm角チップをユニット周囲に4箇所貼付

 ウーファ
   フレーム補強 φ5mmアルミパイプをフレームにエポキシ接着剤で貼付
   青Q フレーム、マグネットに塗り塗り
   茅蜩(ひぐらし) ×2本をマグネットに接着
   黒アゲハ 1/4を4枚 コーン紙裏から貼付
   琴引 センタードームに十字状に貼付
   ケブタ 5mm角チップをダンパーに4箇所貼付
       5mm角チップをを錦糸線に貼付
       5mm角チップをエッジに4箇所貼付
   ダンパーにホホバオイルを数滴、滴下

 エンクロージャ
   黒アゲハ  内側左右側面に各1枚貼付
         内部配線(ツイータ用、ウーファ用)に1/3枚を巻きつけ
   吸音材撤去
   ケブタ 5mm角チップをフロントバッフルの4角に貼付(計4箇所)

 スーパーツイータ
   茅蜩(ひぐらし) 1本を本体後部に接着


次回は、いよいよGe3アイテムによるシステム全体のチューニング状況紹介に突入します。

【014】怒涛のGe3チューン -第2章- アクセサリー(撤去)編 

相変わらず、汚い携帯画像ですが、さてさて、この画像は何の画像だとおもいますか?

 取り外したGe3アクセサリー

実は、当時のシステムに施工してあった「もどき」も含むGe3アクセサリー群です。
Ge3のBBSで、自分の耳は「超駄耳」で、Ge3アクセサリーを使っても、その効果がわからないんだとカミングアウトしたところ、ニコニコさんから、「一度全部はずしてみて、聞き比べてみたらどうか」とアドバイスをもらったので、重い腰を上げ、外せるGe3アクセサリーを全て外してみました。

我ながら、呆れてしまいます。
めっちゃ凄い量ですね(^^;

携帯画像が見辛いお陰で、アイテムの怪しさも半減しているかもしれませんね。
画像に写っているGe3アイテムを正規品ともどきに分けて列挙すると次のようになります。

【Ge3製品】
 「」 画像説明:茶色いこぶし大の丸く写っているもので、オオサンショウ
            ウオの形をしています。
     用途  :インシュレータです。元々は、ひそかな人気のあった「菱餅
            (ひしもち)」というオーディオ用インシュレータと、「艮(とどめ
            )」という「ストーンヒーラー」専用のインシュレーターが合体し
            た製品です。セラミック(陶器)とゲル状物質とのハイブリッド
           構造で全反射を利用して振動を減衰、遮断するそうです。
 「要石」画像説明:紺色の芋虫からケーブルが1本出ているような形のもの
            です。
      用途    :仮想アースです。
 「脈々」画像説明:画像真ん中の一番手前のお皿(ストーンヒーラー)に乗せ
                た濃紺の芋虫(要石)からでているケーブルを1本にまと 
            めて繋がっているケーブル状のものです。
      用途    :仮想アースである「要石」の能力を5倍に上げるブースター
                です。接続部がピンプラグになっているので、機器の空き
            (RCA)端子に接続します。
 「SP用脈々」 画像説明:木箱からでているケーブルが2~3周巻いてあり、
                      白い毛皮が乗っているものです。
            用途     :仮想アース「要石」のSP取付け用アダプタ兼ブー
                 スター
 「」 画像説明:黒いボード上に乗っている「礎」の頭にくっついている丸い
              コイン型のものや、同じくボード上に3個が三角形に繋が
            れ、白い毛皮のテープで巻いてあるものです。 
     用途  :半径8cm以内の物質に良い影響を及ぼします?(強力なエ
            ネルギーフィールドをつるとか??)
 「ケブタ」 画像説明:紺の芋虫状の「要石」の上に乗っている5cm×10cm
              の白い毛皮です。
        用途    :原理不明の怪しいアイテム。オーディオ機器に貼ると、
                貼った 部品の性能、品位を向上させ、音調も明るくエネ
              ルギッシュなモノになるとか。
 「防守」 画像説明:画像真ん中の黒い四角いカード上のものです。
       用途     :電磁波や磁気ノイズの吸収パッド。機器のトランスの
                 上、液晶表示部の前などに 置き、ノイズを吸収させる
              パットです。
 「ストーンヒーラー」 画像説明:黒い四角い板の上に白い毛皮の付いた木 
                     の皿が乗っているものです。
                 用途     :元来、オーディオ用ではありません。
 (画像には入っていませんが、この他に「エンジェルファー」「繭(まゆ)」等
  のアイテムも取り除きました。)

【自作○○もどき】
 黒い四角いボード 画像説明:手前に2枚平置き、奥のスタンドに立てかけ
                    てある2枚
                  用途     :「7/22」に紹介した「大地もどき」のオーディオ
                    ボードです。
 木製3本足スタンド 画像説明:奥2台の木製3本足スタンドです。
                   用途    :「7/21」に紹介した「櫓(やぐら)もどき」のSP
                     スタンドです。


次のは、上記の怪しいアイテムを取っ払い、テレビは置いていませんが、すっきりしたシステムの画像です。
若干、お茶目にSPが髭を生やしていますが、ご愛嬌ということで。

ノーマルシステム 

このすっきりしたシステムで聞いてみた結果を、当時、次のようにメモしていました。

    ⇒音像がこじんまりしたような気がする。
    ⇒女性ボーカルがそっけなく冷たくなったような気がする。
    ⇒ピアノトリオのピアノの響きが少なく、小さくなったような気がする。
    ⇒ベースの音に芯が無くなったように元気がない気がする

全く聞くに堪えない音ではなく、BGM程度に流し聞くのには全然不足はありませんでした。
しかし、お気に入りのアーティストのCDを最後まで集中して聞けず、途中で飽きてしまいます。
そう、とってもつまらない音になり、演奏のエネルギー感や盛り上がりが感じられなくなりました。


次回は、再構築の経過とともに、少し説明予定。

【015】怒涛のGe3チューン -第2章- アクセサリー(再構築)編 

相変わらず、Ge3アイテムの話ばかりですが、昨年来システム変更の大半がGe3チューンであったため、まだしばらくは、その過程を追っておきたいと思います。(突然、機器の追加や変更もあったりしますので・・・・・)

ということで、前回、一旦撤去したGe3アイテムを、概ね再構築の作業順におぼえがき。
相変わらず、汚い携帯画像でごめんなさい。

桐ラック(1段目)

まずは、桐ラック1段目。
オーディオボード「大地もどき」をセッティング。
ボード中央に「ストーンヒーラー」を2枚セット。(ストヒバーガー下)
インシュレータ「」を「ストーンヒーラーー」をまたいでセット。ストーンヒーラーの毛が押しつぶされない方が良いとのことなので、高さを稼ぐためレクストに、「」の下に「RS-SQUARE」をはさんでいます。
画像上のラックの上の方に、「要石」をお団子のように積んだ「ストーンヒーラー」がありますが、仮想アース機能の専用ブースターになるとともに、「ストヒバーガー」のアースの集約点にもなっています。
お団子状「要石」の下段3個の内2個が、1本の「脈々」につながり、アンプに接続されます。
下段の残り1個が、もう1本の「脈々」につながり、ユニバーサルプレーヤーに接続されます。
上段の「要石」1個が、この「要石」が乗っている「ストーンヒーラー」につながっており、「ストヒバーガー」の集約点となります。

桐ラック(アンプ)

」の上にアンプ(SR-9600)を設置し、空いているコアキシャル入力端子(画像右上の黒いケーブル)に「要石」を2個ぶら下げた「脈々」を接続してあります。

先の画像の大地もどきも、上記のアンプも、四隅に鹿(花札の鹿)が貼ってありますが、これこそオカルト系の真髄、まあ、おまじないみたいなもんですが、電磁波に効果があるらしい???

 桐ラック(2段目)

いよいよ、桐ラック2段目。
1段目同様に、オーディオボード「大地もどき」をセッティング。
同じくインシュレータ「」をセットしていますが、アンプとプレーヤーをまとめて「ストヒバーガー」していますので、この段には、かさ上げもなく、「ストーンヒーラー」も置きません。

 桐ラック(プレーヤー)

続いて、「」の上にプレーヤーをセット。
ストヒバーガー」を構成するために、「ストーンヒーラー」をプレーヤー天板に裏返しにし、スペーサー(インシュレータ流用)で3点支持にします。
更に「ストヒバーガー」を完成させるため、1段目のストヒからのケーブルを各ストヒに接続。(ラックの後から2本、各ストヒに繋がっている白いケーブル)

桐ラック(全体再構築) 

桐ラックの天板を戻し、テレビを設置して完了です。


てなわけで(どんなわけや?)、次回はSP設置の再構築を説明予定。
 

【N001】08/07/25のGe3な夕べ参加レポート 

タイムマシン記事が続いているので、直近で消えていく記憶がもったいない。
と言うことで、ホットなレポート類を別にアップすることにしました。

まずは、先週末の秋葉原エンゼルポケットでの「Ge3な夕べ」参加レポートです。
ただし、Ge3のBBSには報告済みの内容で、こちらは少し薄めてあるので、濃い情報が欲しい方は、Ge3のBBSをご覧下さい。

夏休みということで、会社を朝から休み(むりやりです~!)所用を済ませ5時過ぎにエンポケに到着しました。

すると、きささん(Ge3代表の羽田さん)と高野さん(エンポケの店員さん)が、準備の真っ最中。
デモのソースの選別中のご様子でした。
「今日は、アナログデー」とのこと。

「今日はこれ」と見せられたのは、ちょっといびつ?な円柱状に加工した木片。
一面にフェルトが貼ってあります。??

楽器用のGe3アクセサリー開発で、偶然見つけた素材が、アナログに使えることが分かり、急遽試作品を作ってそのまま持ってきたとのことでした。

ということで、その物の有り無しを何枚かのレコードで視聴し、音の変化が分かりやすいレコードということで、ナベサダと日野の菅野録音物を使うことになりました。(CDは廃盤とか。いい音、録音なのに・・・・)

試聴結果はと言うと、「いやはや、やはりここまで違いますか!!」という程の変りようで、音圧とエネルギー感が、ボリュームを数段階アップしたように上がり、なおかつその明細度が高く、非常に自然にこちらに音が押し寄せてきます。
でてきた音にきささんも自信を持たれたようで、非常に満足気。この音なら当然ですよね(^^;

と、そうこうしているうちに開始時間となり、イベントスタート。

「今回はアナログデーで、本日紹介のメインイベンターは、レコードスタビライザーです。」

ポイントは、木片の底面に張られた素材の「ケブタフェルト」とのこと。
「ケブタフェルト」Ge3の影の定番アイテム「ケブタ」をフェルトに加工したものだそうです。

試聴は、ノーマル(スタビなし)から、金属系の小型でちょっと重目(銅?)の某オーディオメーカーの製品、樹脂系(8mm厚程の赤いコースター状で、振動を電気⇒熱にかえる?そんなようなちょっと前にはやった素材のやつ)、金属系(制震系金属削り出し)の他社製品3種類を交えて聞き比べ開始。

結果の余りの差に、私は驚きました。
他社製品は、そろぞれ目指す所があるようですが、硬くうるさかったり、どっかの帯域がなくなったように寂しかったり、バランスはいいがつまらなく聞こえたりと、もう一つ乗れる要素がありません。

それに対すると、今回のGe3試作品は、ぜんっぜん違います!!
あんな軽いものを乗せただけなのに、音圧がめっちゃ上がり、中高音の抑圧、鼻づまりに聞こえた音が一気に抜け、低音も音階が明瞭になり、立ち上がりが早くなりました。
「Ge3で出てくるCDの音に近づいてくる」ときささんがおっしゃっていましたが、正にその通り!
変な表現ですが、アナログの自然なやわらかさ、滑らかさのまま、うまくチューニング、セッティングされたCDで感じる音の抜け、立ち上がりの早さのようなものが感じられ、ある種、アナログのノスタルジックな部分がありません。

当日の参加者に聞いたら、アナログを使っている方は以外に少数(1割?)でしたが、その中のコアなアナログファンの方は、直ぐにも持ち帰りたいくらいの勢いで、感激しておられました。(これだけ明快に良くなったら、当然ですよね!)

量産試作は1ヶ月くらいかかるらしいですが、Ge3のBBSでリクエストすると早く登場するかも??


次の試聴メニューは、Ge3の新製品群(天音雷知)がアナログでも効果があるかの確認です。

まずは、フォノケーブルの出口(フォノイコのIN)に、「天音」を3本束ねて装着し、試聴。

\(^^)/めっっっちゃすごい!!
音、情報、エネルギー、演奏者の思い!一気に噴出です。

次は、「雷知」。
フォノイコの電源ケーブルのINに3本使い。
\(^^)/わっはっは、雑身が抜け、スッキリとし、低音の重心が下がり、一段とエネルギッシュに!
その後、プレーヤーの電源ケーブル(当然モーターのみ)に「雷知」3本追加。
すっごい!一気に、滑らかに!(よく、CDをうまくチューンすると、アナログのようになったと表現されますが、そんな変化)

やはり、「天音雷知」は、アナログでも効くことがはっきりしました。
アナログファンの方、必需品ですよ!!
全く違う音世界に昇天しますから!!

ということで、アナログをやっている方で、怪しいものに抵抗のない方は、是非試してみてはいかがでしょうか?
ただし、以前にも紹介したように、私自身もそうですが、全ての方がその変化を感じられるとは限らないので、変化がなくても私は責任持てません!
あしからずm(_ _)m


いじょうで~す。

【016】怒涛のGe3チューン -第2章- アクセサリー(SP再構築)編 

前回に引き続き、しつこく(引っ張りますなー)再構築編です。
今回は、予告どおりSP周りのセッティングです。
相変わらず、汚い携帯画像でごめんなさい。

SP再構築(ノーマル) 

まずは、ノーマル状態。
実際にノーマル使用していたときは、カーペットに剣山を逆さま(針を下)にして突き刺し、その上に逸品館にて購入した13mm厚人工大理石ボードを敷いて、その上にエラックの純正スタンドでセッティングしていました。
当然、エラックの純正スタンドの支柱には、ポリプロピレン顆粒?(直径5~8mmの透明粒子)を充填してあります。

SP再構築(大地もどき) 

続いて、前回も登場しました自作オーディオボードの「大地もどき」を設置します。
いや~っと、それにしても重いですね。日頃の運動不足を反省します。
大地もどき」の周囲4箇所に「」が置いてありますが、これもまあオカルト系必殺技の1つ。
大地もどき」に「」が影響を与え、能力を向上させてくれるらしいです。

SP再構築(櫓もどき) 

倶楽部員」の3本足スタンド「櫓もどき」を設置し、SPの「ストヒバーガー」の準備もしています。
集結点からのケーブルをスタンドに乗せた「ストーンヒーラー」(バーガーの下)に接続し、更にそこから上部の「ストーンヒーラー」に接続します。
このストヒの間にSPが挟まれることで、「ストヒバーガー」になります。

SP再構築(SP用脈々) 

画像は、「SP用脈々」の接続準備状態です。
バイアンプ駆動のため、低音用と高音用の2台を設置し、それぞれに「要石」を2個(計4個)接続して、その上に「ケブタ」を乗せてあります。

SP再構築(全体) 

SPを設置してGe3アイテムのセットが完了です。
この後、リスニングポイントからの距離を測り、レーザーセッター(逸品館の製品を真似て自作)で、振り角を合わせ、セッティング完了しました。

ちなみに、このセッティングは、大阪の逸品館さんのHPから取り入れた方法で、Ge3に傾倒する前から行っていました。結構簡単にSPの存在が消えます。

ところが、Ge3チューンすると、このようなセッティングがほとんどいらなくなります。
SPの送り出す音の強さ?浸透力?エネルギー?が強くなるため、ポン置きでよくなるのです。
でも、駄耳おやじは結局、やらないよりやった方がいいのとちゃう?と思ってやってしまうのだ!

次回は全体画像と再視聴結果の予定です。

【N002】08/07/26のStudioK’s音楽喫茶に行ってきました。 

昨日に引続き、通常記事とは別に、追加記事として速報レポートをアップしておきます。
(3日たったので速報ではないか?)

DJに種さんとShuksさんをむかえて新旧JAZZ喫茶ということで、StudioK’sへ行ってきました。

種さんとShuksさんともに、「六粋堂」というレーベルを立ち上げた6人のおやじたちを構成するうちのお2人です。

日曜日から実験に使うクロックケーブルの部品(コネクタや対決用のケーブル)を秋葉で調達して到着したのは2時ごろ。
スタジオに入ると、種さんとShuksさんがなにやらお客さんと思わしき方とお話しが盛り上がっている様子。
話しておられたお相手は、どうもSugarさん(私は直接は存じ上げないのですが)だったように思われます? 

ドリンクバーでコーヒーをいただいて、山本さんが持ってきてくれたシフォンケーキをほうばり始めて、程なくして、レコード演奏が始まりました。

ところで、このStudioK’sは、メインが写真スタジオなんですが、このスタジオを使って色んなイベントをされています。
私は、大阪にいた頃からStudioK’sのホームページ(オーディオのページ)は見ていたものの、まさか自分が行くとは思ってもいませんでした。しかし、それが思いもよらないきっかけから、物事が動き始めました。

5月の下旬だったかの日曜の夜、Ge3のBBSつながりで、何度かやり取りしたニコニコさんから突然電話があり、「今から行っていいか?」とのこと、「えっ?山口から??」何と、出張で東京に来ているので、帰る前に寄りたいとの事。

と言うことで、それまでOFF会というものを体験したことがない私の部屋に、急遽襲撃を受け、私のシステムを聞いてもらったのです。2時間足らずの短い時間でしたが、その時、色々お話して、StudioK’sの「音と戯れる会」に入ることを勧められたのです。
で、何はともあれ一度行ってみないとと思っていると、5月31日に音楽喫茶があるから行ってみてとニコニコさんから勧められて訪れたのが、StudioK’sとの最初の出会いでした。
その時の夜の部では、極めて不思議な出会いや、めっちゃ濃い人たちとの出会いなど、多くの刺激があったのですが、実は、その時、既に気持ちはノックアウト状態だったのです。

というのも、StudioK’sの音は、私には極めて快感だったのです。
音楽喫茶の最中、クラシックやポピュラーなどがかけられ、非常に幅広いジャンルの音楽に、素直に柔軟に対応できるとっても懐の深いシステムだなと思っていた矢先、主である山本さんが、私から一曲ということで、かけられたレコードの1曲!
それまでも5メートル×8メートル×2.6メートルの部屋の空気を目一杯使いきって、音楽のエネルギー感を伝えていましたが、そのときかかった1曲のドラムの音に完全にノックアウトされました。
突き抜ける音の早さ、エッジの立ち具合、余韻ともに、完全に身を委ねたくなるような快感に包まれました。
と言うことで、あれよあれよと言う間に「音と戯れる会」に入り、例会に2回参加してと、相変わらず駆け足で、2ヶ月足らずの間に4回お邪魔すると言う、極めて濃くて充実した時を過ごしていますが、今回の音楽喫茶は、その4回目の訪問になります。

と、ながーい前置きでしたが、JAZZ喫茶に戻ります。
つい1週間前に、同じ場所でアクセサリーや機器の入替を行いながら、極めて敏感に音の違いを表現してくれる同じシステムを聞いていたのですが、今日は打って変ってStudioK’sのエアボリュームと整備された環境から、極めて心地よい音楽が流れてきます。
それにしても、オリジナル盤からでてくる音楽の迫力や躍動感というのは何と凄いのでしょうか?
当然、それを素直に表現できるStudioK’sの整備された環境もすごいのですが、機器の能力差では説明できないような、演奏のエネルギー感や演奏現場の熱気を、ダイレクトに感じる様な気がしました。

しかも、さすがに名DJの選曲、快感の嵐です!
シカゴJAZZの黒いところたっぷりのやつが多かったのですが、ベースのうねりやキレ、タメ、シンバルの響き、ブラシのシュワシュワの一方で艶々のピアノの音など、音自体の快感と演奏全体での快感のお陰で、もう体はゾワゾワしまくりでした。(^^;

おおよそ5時間、ぎっくり腰上がりの腰には、少々きつい姿勢でしたが、そんなことを気にする間もなく、あっという間でした。
おまけに、その後のカレーパーティも濃ゆーいオーディオ話などで盛り上がり、とっても楽しいひと時を過ごさせていただきました。
DJの種さんとShuksさん、イベントを企画された山本さん、充実した時間と場所をありがとうございました。
次回も期待して待っていますので、よろしくお願いします。

いじょうで~す。

【017】怒涛のGe3チューン -第2章- アクセサリー(再構築視聴)編 

前回、ようやくシステムラック、SPともに再構築が完了し、いよいよ本章最後の視聴編です。
相変わらず、汚い携帯画像ですが、再構築の全体像です。

17-Ge3アイテム復元システム.jpg

パッと見は、余りわからない?
いやいや、やっぱり変ですって!
あちこちに「毛」が生えてますし、陶器の山椒魚や芋虫(オーム?)も置いてありますもん。
Ge3は、見慣れてしまうと気にならないのですが、初見の人はやっぱり「引く」でしょうね。

で、結果的に音はどうなったのか?

結論から言うと、当時の私には「鳥肌が立つ」感動は得られませんでした。

確かに、聞こえる音の数(情報量)は増えていますし、ざわつきというか雑身が減って、すっきりしました。だからと言って、音楽全体の密度感?濃度感?が薄まった感じはありません。丁度、望遠レンズで被写体を捉え、ボケた状態からピタッとピントが合ったときのような、霧が晴れたような視界感が得られたのは確かです。

これだけのアイテムを使っても、この程度の変化しか感じられない。増してや「鳥肌」にはまだまだ。

この結果に少し不安になって確認してみました。
Ge3のアイテムによる変化は、全ての人が感じられるわけではないらしく、全体の2割?程度しか感じられないとのこと。
私の場合は、その変化の傾向が一応聞こえているので、感じられる側には含まれるようです。

一応、一安心なんですが、どうやらそれ以前に、Ge3アイテムでの変化だけでなく、オーディオの音自体の変化に対して、その聞き所が分かってないということが明白になってきました。

それと、人によって音や音の変化に反応するストライクゾーンみたいなものがあって、このゾーンが、Ge3によって得られる変化のゾーンとどれだけ重なるかにもよるようです。
(後々少し分かって来るんですが、私のセンサーは、Ge3の一部分とは重なっているものの、その他の部分(ここはまだ不明)にも、反応するようで、感動探しの旅は、まだまだ続くようです。)


と言うことで、期待はずれ?の結果でスミマセン。
でも、この後、しばらくしてから、ちょっとした展開が訪れますのでご期待を。

【N003】08/07/27の寺島レコード新譜発表試聴会に行ってきました。 

(お知らせ)偶然テンプレートが巡回している某所の方とかぶっていたので変更しました。

実は私、寺島靖国さん大好きなんです。遅咲きのオーヲタ。

5年前に知り合った友人、私の人生に超巨大なインパクトを与え、生き急ぎながら生き抜いて逝った友人の「生き様」に触れて以来、人の「生き様」に非常に関心が高くなりました。
若くして私にインパクトを与える「生き様」をしている方もいますが、やはり自然と対象は「おやじ」にならざるを得ません。そんな私の興味の対象として、寺島さんはとっても面白く、その「生き様」を感じることは、非常に楽しいことでです。

っと、若干重い話になりましたが、その興味深い寺島のおやじを知るために、積極的な行動は起こしていません。
何となく敷居が高いように感じてしまい、まだ「meg」には行ってないんです。
でも、昨年の12月16日にオーディオユニオン新宿店で行われた寺島レコード発足記念、及び新譜の発表試聴会には参加し、このおやじがもっと好きになってしまいました。

JAZZとオーディオが好きという気持ちがとってもストレートに伝わる軽快な会話、まあ、ケーブルへの執拗な拘りは、ある種偏屈なんでしょうが、下手なオーディオ評論家なんて足元にも及ばない明確な物言いは、とっても気持ちよく、イベント終了時には、極めて爽快な気持ちになったことを思い出します。

JAZZの業界でも、オーディオ業界でも異端児扱いされたり、否定される方も多いようですが、私は、私が知っている範囲でこのおやじの「生き様」がとっても好きです。

ということで、オーディオユニオン新宿店で、寺島レコードの第二弾新譜発表試聴会とあっては行かないわけにいきません。

しかも、足元にも及ばないなんて言ったオーディオ評論家の林正義さんとのトークイベントというではありませんか。
これは面白そう!絶対いこうと決心し、早々に予約を入れようと、1週間以上前にオーディオユニオン新宿店に電話しました。
ところが、「予約は要らないが、参加者が多いので、早めに来てください」との回答。
そんなもんなのかなと、ちょっぴりガッカリ。

今回の寺島レコード第二弾は、前回に引続き「松尾明トリオ」の「Besame Mucho」。 
今回も、8月にはレコードが出るそうです。

何はともあれ、一昨日、秋葉に行った際に入手し、当然予習をしていきました。
期待に違わず、今回ものっけから非常にかっこよく、アグレッシブで、熱い演奏が(寺島さんプロデュースなら当然?)濃く、ガンガン迫ってくる音で納められています。ベースのブリブリ感や痛いほどに弦を弾く音が生々しく、ブラシやシンバルも突き刺さります。

期待でo(^^o)(o^^)oo(^^o)(o^^)oワクワクしながら、約1時間前に到着し、試聴室に入り、席を確保。一番乗りです。\(^^)/

既に席に配付してある資料によると、今日のシステムは、次の通り。
 Esoteric P-03 D-03
 Mark Levinson No.326S
 Jeff Rowland Model302
 Wilson Audio System8
 German Physiks The Carbon 2

SPは、状況に応じて切り替える趣向のようです。
資料に目を通している間も、予習してきた曲が鳴っています。
??なんか、らしくない音だな~と思って、並べておいてある2つのSPのそばに行ってみると、鳴っていたのはGerman Physiksでした。ピアノソロやボーカルならまだ何とかなるのかもしれませんが、寺島さんのCDではちょっとなーっと思っていました。

そうこうするうちに、寺島さんと林さんがやってこられるやいなや「これはないでしょう!この音ではやってられませんよ」と、担当の方を呼びに行って、「何でこんな音なの?」と、「「こんな音」なんてまずいか、でもこの音では駄目だから何とかならない?」

ということで、イベント開始5分前になって、急遽、選手交代。
German Physiksは、台車に乗せられ退場。System8は試聴室の後ろに下げられてしまいました。
代わりに登場したのが(元から試聴室の脇にはあったのですが)、AVALON Isis ペア960万!
繋ぎ直して直ぐ音出し。
「う~ん。いいねー!!」寺島さんもご満足の様子。
「最初の音じゃあ、もう帰ろうかと思いましたよ。これだけ変るとやる気出ますね~。」

ということで、いよいよイベントスタート。
まずは、オーディオ評論家、林さんの紹介から。
えっ!!72歳?(聞き間違えたか?とてもそうは見えない。)実は、今日一番の驚きだったかも?!
※この年齢は、勢い、冗談、ノリでの話(ホンとの年齢は?不明)

そんなことはともかく、まずはノーマルを試聴。
??ノーマル?
そう、ノーマル。
この後、新譜発表試聴会はどこえやら、ケーブル試聴会となっていったのです。

1発目としては、最近寺島さんがお気に入りのエソテリックの電源ケーブル、35万?!
プリの電源ケーブルを変更して再生。
!!すごい!全く別のシステムか、別のCDを聞いているみたいに、低音の量が一気に増えて、ビシッと締まり、合わせて中高音も明瞭になってはずみはじめました。

「変りましたねー!こうでないといけないでしょう!」寺島さんご満悦。
「次はこの音をどうして行きましょうかね?」

ということで、次は寺島さんも林さんもお気に入りのTMDの紹介。社長がミュージシャン(何か複数の楽器ができる方だそうです)で、その確かな耳で音決めをされるのだとか。で、以前は少しは理論の説明もあったらしいのですが、最近はそんなものもなく、音を聴いて選んでくれ!みたいな乗りだとか。
ということで2発目は、TMDのラインケーブル。38万?!
回覧されましたが、片方のひょろひょろの線材(ビンテージ線だとか)には、何か板か棒のようなものが何箇所もくっつけてあって、もう一方の線材は更に細く、それぞれ絹のちょっと透けた(女性の襦袢みたい)ようなものが着せられています。
材料がそんなに多く残っていないため、ペア25組しか作れないのだとか。
DAC-プリ間を差替えて試聴。

「変りましたねー!」
ということで、林さんと寺島さんの漫談がスタート。(^^;
しかし、ケーブルでここまで音が変ると確かに、「ケーブル」は1つの「機器」だという説も充分納得できる変化でした。
続けて、林さんの番ということで、TMDをもう1箇所。
SPケーブルをTMDに変更して試聴。元はモニターPCの銀のケーブルでしたが、この変更は結構好みが分かれました。
モニターPCの方が広がりがあるとか、TMDの方が集約された音だとか、固まった音だとか、整理された音だとか、色んな意見が出ました。
寺島さん、林さんの掛け合いとともに、寺島さんからオーディオ評論家に何を求めるかなどの質問があり、参加者の意見も多く聞かれ、さながら公開オーディオ討論会の様相でした。

途中、林さんから低音処理のメーカーの方が紹介され、寺島レコード第一弾の松尾明「ALONE TOGETHER アローン・トゥゲザー」が、ノーマル、エコ処理(24時間)、エクセレント処理(48時間)の比較試聴が行われました。試聴後に参加者に手を上げてもらった結果では、8割程度の方が、エクセレント処理が良いと判断され、メーカーの方も、公開で貴重な意見が得られたと感激されていました。

どうも、寺島さんは、現在これを受けて、この処理を施したCDを発売するかどうかを検討されているようで、その場で、これだけの評価を得られるのだから、是非安くしてくれと、半ば強引にいくらまで値段が下げられるか聞いていました。(ちなみに通常、処理のみ依頼すると1枚2000円とのこと。)寺島さんは3500円くらいで発売できたら、みんな買うぞと迫ってました。(^^;

もうほんとに楽しい話が続いて、あっという間で、予定2時間のイベントが、気が付くと3時間にもなっていました。

最後に、寺島レコードから9月に発売される「FOR JAZZ AUDIO FANS ONLY」という、タイトルもまんまのコンピレーションアルバムから1曲がかけられ、楽しいイベントも終了しました。 
(結局新譜の試聴というより、ほとんどオーディオ比較試聴会でした。)

でも、こんなに面白いイベントは他にはないんですよね。
今後も、新譜発売に合わせてイベントすると言ってましたので、次の9月の新譜発売のイベントを楽しみに待とうと思います。

いじょうで~す。

【018】編入者と新人登場 

前回、中途半端な結果で尻切れトンボ状態ですが、ここでちょっと気を取り直して、おまけを。
相変わらず、汚い携帯画像ですが、何が変ったか分かりますか?

18-センターSP、ブルーレイ追加.jpg

パッと見は、余りわからない? 怪しいままだって?

それはそうなんですが、まずは編入者の紹介を。
桐ラックの最上段、テレビの前をご覧下さい。

そうです。センタースピーカーの登場です。
大阪で使っていた Audio Pro IMAGE11改 を家内に送ってもらいました。
見た目はノーマルですが、フロントバッフルに「ケブタ」チップが貼っていないだけで、中身は、リアSPと同じGe3チューンが施してあります。

もう一人新入生の紹介がいりますね。

そうです。ラック前に床置きしてある機器です。
HDMI 1.1に対応した marantz SR-9600 を導入した時から、早々に迎え入れたいと考え、タイミングを計っていましたが、結局、堪え性のない私は、待つことができず、新入生のはずなのに12月入学です。

名前は、SONY BDR-X90 ブルーレイレコーダです。


実は、このレコーダーを購入にあたっては、ちょっとした体験をしました。
次回は、この体験について書きとめる予定です。

【N004】Ge3新製品「天音」「雷知」お徳用パック逃して悔しいレポート! 

7月25日の「Ge3な夕べ」で、嬉しい重大発表がありました。
天音」「雷知」お徳用パックの発売によって、それ以前にたくさん買ったのに、何でもっと早く出してくれなかったんだ!と、お叱りが多発しているため、何か対応をしますとのこと。

Ge3のBBS発表では、

>で、せっかくのプラスエネルギーを損なわない方法でお返しを考えております。
>
>その条件です。
>その1 天音もしくは雷智を3パック以上使っている事
>その2 で、その状況写真 2枚以上
>その3 レポート(常識的な長さ以上)(笑)

と言うことで、こんな面白い話に乗らない手は無いでしょう!
早速、実験!実験!

と言うことで、「天音(あまね)」と「雷知(いかずち)」を全部外してみました!

①天音×9雷知×9.jpg


天音」9パックと「雷知」9パック、
って、なんですか?この数は?ほんまにアホですね~!!
数付けたら良いってもんとちゃうでしょう!

いやいや、ちょっとそれどころやないんですよ!

Ge3アイテムは、外してもしばらくは、その性能の余韻が残るから、しばらく時間を置こうと思って、風呂に入ってしばらく涼んでから、撤去後の試聴を始めたんですが・・・・・・・・。

いやあ、それでもまだいい音してるんよ、「天音」や「雷知」なんか無くったって、私のシステムはその他のGe3アイテムとか、Ge3チューンでみっちり鍛えてありますから・・・・・・・・・・って南蛇井この尾とは! もとい、なんじゃい!この音は?
つまらん!!音の出だしは良いんや、実体感が今にも出そうなさわりの所は満足できるんや、せやけどなんで後が続かんのや!
喜び勇んで浮き足立った所へ、いきなり足払いを食ったみたいに、着地しようと伸ばした足の先には、いつまでたっても地面の感覚がやってこんっと思ったら、背中から地面に叩きつけられ、思いっきり気が動転!そんな感じ。(どんな感じや?)

外してみて、その効果の大きさに改めて感心しました。
一度桃源郷を知った者には、こんなつまらん音は聞いていらへん!
という訳で、本当は、少しずつ戻していって、その効果をレポートしようと思ったのですが、既に、ここまで増やす段階では、増やす度に効果が確認できるかを確かめてここまでの数にしているため、もう一度実験するのは面倒なので、すっ飛ばして、一気に元に戻します。(^^;

先ずはフロントSP(左)
見慣れた方には久々のGe3逆ホーン内部ですね。
自立台が見えます。(消しゴム大の四角い木片です。マグネットを下からささえ、ユニットをほぼ中に浮かします。)

②フロント左×3.jpg

次はセンターSP
側板(センターSPなので底板)に「Qシート」が貼ってあるのが見えます。
後、センターは薄いツイータなので音道が全て発泡スチロールですが、フロント左右は、ツイータの背面スペースを稼ぐため、桐板で薄型化していますね。

③センター×3.jpg


続いてフロントSP(右)

④フロント右×3.jpg


そんでもってリアSP(左)
リアはチャンデバ使わず、エラックBS203Aのオリジナルネットワークを外出ししているので、そのSP端子直近のSPケーブル部分に「天音」×2本装着。

⑤リア左×2.jpg


SP次はリアSP(右)
左同様ですが、こちらはグリルを装着したままの画像です。
このグリルは、サランネット裏に「青Q」を塗って、その影響を防いであります。
そうしないとSPが「ケブタエッジ」で、サンタの口髭状態のため、Ge3じゃない人は、引いてしまいますからね。(^^;

⑥リア右×2.jpg


天音」の最後は信号出力機器のケーブル出口
ユニバーサルプレーヤからのコアキシャル、iLink、HDMI,BDからのHDMI、TVからのTOSの5系統に各1本添えてあります。AVアンプで、入力系統がほぼ一箇所に集中しているので、「天音」5本使用と同じかもしれませんね。

⑦アンプ入力×5.jpg

一方「雷知」はということで、先ずは分電盤。
メインブレーカと漏電遮断機の間に3本使い。
そうそう、多分これのおかげだと思うんですが、以前より炊き立てご飯の艶々度が上がったりだとか、コーヒーの味が丸くくちあたりが良くなったとかもありました。

⑧分電盤×3.jpg

続いて、メインのテーブルタップ
A&Vアンプ、チャンデバ、プレーヤー、サンプリングレートコンバータ、外部クロック用です。

⑨メイン用×3.jpg

最後はその他の機器用テーブルタップ
BD、CDチェンジャー、SW、TV、DSIX用です。

⑩画像他×3.jpg


ここまで一気に戻しての試聴結果は?
まず、エアコンと換気扇のファンの音、安物冷蔵庫のスイッチの音が少し小さくなった気がするようになり、「雷知」装着前より気にならなくなります。
って、そうじゃなくって音は?
音は、良くなります(^^;

全部外したときに一気に不満になった音の余韻や、空気感を高めるような細かな音が良く聞こえます。このため音の抜けが良くなったように感じ、広がり感も高くなり、とっても自然に心地よい音になります。それと同時に、ギターやベースの弦を弾いたり、引っ掻いたり、指がこすれる音のリアリティーが一気に高くなり、演奏によっては、ゾワゾワしそうな予感の状態が楽しめます。更に、曲全体のメリハリがはっきりして、熱気がより伝わるようになり、熱い演奏では、自然とノリノリになってしまいます。(^^;

それと、発音する瞬間の最初のリアリティーが高く、細かな音も良く聞こえる状態がボリュームを下げても続き、粘るため、深夜、近所迷惑にならずに音楽を楽しめます。

あと画像の方ですが、先日、夏休みに入って直ぐ、かみさんと子供たちが来たんですが、その時、子供たちが「絶対こっち(大阪の自宅に比べてこの実験室)のテレビの方が画面が綺麗やし、むっちゃ立体的やで!」と、かみさんに申しておりました。私も特段こだわっていたわけではないんですが、「テレサキモン」から「天音」、加えて「雷知」と変更していくに従い、子供たちと同じように感じていたので、これも間違いなく「天音」「雷知」コンビの威力だと思います。

ということで、ちょっとはしょりましたが、私のところで「天音」「雷知」コンビは、なくてはならないアイテムで、未だ使用個数の上限が見えてないという状況です。

では、レポートはこれまで。 (^^)/^^