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【1116】110724 Ray邸訪問(Wellfloat試聴):これが新生Ray邸サウンド・・・(^^; 

Rayさんが、最近行かれたオフ会で、その効果を目の当たりにされ、即行でご自宅のエクスクルーシブの下に導入されたフローティングボード(Wellfloat)の効果は、やはり尋常ではなかったようで・・・

その後のRey邸のサウンドを聞かれた、この日の参加者の皆さんからは、試聴用に届いたばかりのM88PP君では、Reyさんの手塩にかけられたマッキンで聞ける、正真正銘のRay邸サウンドではないと・・・

何とも、いきなりきつ~い洗礼が・・・(^^;

残念ながら、フローティングボード(Wellfloat)導入直後のRay邸サウンドを聞いていないσ(^^)私には、これでも既に十二分なサウンドだと、大満足だったのですが・・・

どうやら、直近のサウンドを聞かれた皆さんによると、音が薄く、痩せてるところがあるとのこと・・・解像度や定位感と引き換えに、実在感、エネルギー感が薄まった感じなんですかね?・・・まあ、何年も鳴らしたアンプと、繋いだばかりのアンプでは、ねえ・・・それを考えても、音楽性が余り無いんですよね・・・音楽聞いていても、つまらないんですよ・・・平坦で薄い感じの音がしていて、面白みが無いんですよね・・・

う~ん、皆さんのこのコメントには、思わず、自分のシステムのことのようにドキッと・・・高解像度で情報量も多いが・・・平坦でつまらない、音楽性が感じられないサウンド・・・ギクッ(@@;

さて、ここで、どうしましょうと・・・実験へ行きますか?と・・・・実験するには、M88PPの方が分かりやすいんじゃないですか?と・・・

すると、マッキンには、直ぐに変えられますか?と・・・どうやら、実験するにしても、マッキンの方が楽しく出来るんじゃないですか?って感じになりまして・・・マッキンに戻すことに・・・

【M88PP君は早々にリタイヤ】
1116-01M88PP君からマッキンに戻す.jpg

ってわけで、M88PP君には、早々にリタイヤしてしていただき、マッキン君に戻す作業を・・・っと、ちょうど接続換えを終えたRayさんが一服に離れられたところで・・・センターのアンプが発振「ギョエ~ン、ビャ~ン」って・・・ヤバイヤバイ!SPが飛ぶ・・・皆さん大慌てでボリューム下げたり、電源落としたり・・・どうやら、繋ぎ変えでセンターSP用のアンプのラインが浮いたのか?・・・ま、幸い何も被害はなかったようで・・・ホッと(^^;

で、M88PP君から、マッキンへの繋ぎ変えが終わって・・・再び、ロリンズのサキコロを再生・・・

ほ~!なるほど・・・サックスが、パッとかブォッってところにグッとエネルギーが乗って、おまけに音全体がマッシブな感じに・・・シンバルのカシャ~ンも、カッってところに強いアタック感が、シャ~ンってところにキラキラした艶が・・・ベースもブン!って、太鼓やパーカッションもパンッやドッってアタックがはっきりと・・・

ああ、演奏のメリハリがガッと一気にアップした感じで・・・こりゃ、つい乗っちゃいますね(^^;

っと言う事で、Rayさんは、ラインが浮いたセンター用のアンプの手直しに・・・その間、皆さんご自由にかけて聞いてくださいと・・・

で、かかったのは、クニゾーバンドのビッグバンドジャズ・・・MAレコーディングスのタッドガーフィンクルさんが、ホールでビッグバンドJazzをワンポイント録音したCDが・・・

はっは~・・・トランペットやホーンセクションの音もガツンと・・・ドラムもくっきり・・・ピアノもはっきり・・・ふ~ん、Ray邸ならではのノリの良いスイング感と、かなりなり分けすると言うか、楽器間の重なりがスッキリした感じ・・・この辺りは、フローティングボード(Wellfloat)の効果なんでしょうか・・・原寸大に近いバンドがフロントに広がる感じで・・・

う~ん、熱さやノリの良さは、Ray邸のマッキンならではなんですが、こう言うビッグバンドを鳴り分けさせるには、M88PPの方が得意なのかなあ・・・でも、このスイング感が出るかどうかは・・・難しいところですねえ・・・(^^;

で、お次は・・・ウンサンの新譜?・・・Once I Loved から She’s Not There・・・

あれ?こんなアレンジだったっけ?・・・こんなに色っぽい妖艶な感じだっけ?・・・

続いて2曲目、You Don’t Know What Love Is (Featuring Terumasa Hino)が・・・

なんと!・・・まるで違うCDみたい!・・・低域の厚み、ミュートトランペットの乾いた音色・・・この艶っぽい、思いいれたっぷりのボーカル・・・こんなにムーディーにねっとりした雰囲気は出ないなあ・・・うちじゃあ、カラットあっさり鳴っちゃいますから・・・へ~!凄い!

お次は、クラシック・・・ショパン?・・・スケルツォ、夜想曲集 レオンスカヤ(p) のSACD・・・

【レオンスカヤのショパン】
1116-02レオンスカヤのショパン.jpg

ほう、なんかウルウルした感じのピアノの音色・・・かなり古いのかな?・・・でも、綺麗な響きが聞こえますね・・・何でも、1901年製・・・100年前のスタインウェイだそうな・・・フラット傾向のバランスのシステムで鳴らすと、凄く高域ばかり目立つそうで・・・Ray邸では、丁度ゆったりとした聞きやすいバランスで聞けるとのこと・・・良いなあ、落ち着く音色ですよね・・・

【いよいよこれの登場】
1116-03いよいよフローティングボードの登場.jpg

それじゃあ、これの検証に行きましょうかと・・・っと、ここでお茶タイム・・・

ってわけで、つづきは明日・・・いつものごとく、余り期待せずに、お楽しみに!

デハ ^^)/~

コメント

McIn2102での音楽はエネルギー感、艶、熱さを感じ確かに聴きやすいのですが、音のエッジがややもするとぼやける傾向でした。
このWellFloat boardはうまくそのところをとってくれて、エッジがたってくる様に思っています。
音の濁りを無くしてくれるようです。

その意味でM88PPとの組み合わせては音楽がきつく聴こえたのかも知れません。
真空管の換装で大化けするかもしれませんが、真空管の数が多すぎて、これに30諭吉さんを覚悟しなければならないところがつらいですね。

Rayさん、コメントありがとうございますm(_ _)m
今回、SPの下にはフローティングボードが設置されていたので、残念ながら、直接その変化を体験することはありませんでしたが、ジャニーヌヤンセンが聞けるようになったと仰っていたことから、何となく中高域のピントの精度がよりピッタリ合ったんだろうなと感じました(^^;
M88PPのサウンドは、Rayさんならではのサウンドに比べ、硬いとか薄いとかの厳しいコメントがありましたが・・・ご存知の通り、拙宅の音など、それより遥かに細く薄く高くになっておりますので、今回、いわゆるピラミッドバランスの良さを改めて体験させていただいた気がして、非常に勉強になりました・・・m(_ _)m
輪郭でなく、厚みで立体感を感じれるサウンドに憧れます・・・(^^;

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